2014年1月11日Office365勉強会「iPhone、iPadからのSharePoint(online)利用について

1. 第7回 Office365勉強会企業ユースにおけるiPadおよびiPhoneからの SharePoint （Online）利用について利用における問題点とその対応方法フェアユース株式会社 adachi@fairuse.jp http://www.fairuse.jp TEL:03-6868-3223 FAX:03-4579-0359 2014/1/11 1

2. フェアユース社が提供するSharePointアプリShareOffice AppStore無料版「ShareOfficeCE」  https://itunes.apple.com/jp/app/shareofficece/id6880444 68?mt=8 フェアユースは御客様の御要望に応じたカスタマイズを行うことが可能です。 2014/1/11 2

3. Agenda １．弊社紹介２．企業ユースにおけるiPadからの利用における問題点３．ShareOfficeの御紹介 2014/1/11 3

4. フェアユース株式会社紹介 SharePointのiPad、iPhoneネイティブアプリの開発・販売製品名：ShareOffice（各企業、個別用途にカスタマイズ可能）代表的な導入実績：KDDI株式会社、株式会社ミルボンその他業務：SharePoint、Lync アプリの開発スマートデバイスアプリの受託開発 SharePoint、Office 365の導入支援所在地：〒151-0053 渋谷区代々木 2-27-8 代表取締役：足立洋介 URL：http://www.fairuse.jp/shareoffice/ Twitter：adachiyosuke Facebook ： https://www.facebook.com/yosuke.adachi 2014/1/11 4

5. 第12回 Japan SharePoint Groupにて提議 iPhone、iPadのネイテイブアプリを利用して SharePointに接続するビジネス上の理由 ITリタラシーが低いユーザでも簡単に利用することが可能特定の業務フローを自動化することで、業務を効率化するデータを安全にキャッシュ化して電波の悪い出先でも利用出来る ⇨これまでに無い SharePointの利用用途を実現 ※第12回Japan SharePoint Groupの発表内容 http://www.slideshare.net/adachiyosuke/2013127japansharepointgroup12 5

6. 企業がiPad､iPhone導入で検討する点利用シーン運用コストセキユリティ 2014/1/11 6

7. 代表的な利用シーン営業担当が社外から営業資料を参照する。ペーパレスオフィスを実現する。承認決裁等のワークフローを実施する。帳票を作成し、SharePoint上に保存する。オフライン環境で利用する。 ⇨ 利用用途は特定の分野にて力を発揮、SharePointの利用用途範囲を押し広げる。 2014/1/11 7

8. 運用コスト iOS Developer Enterprise Program MDM アプリ開発費用アプリ保守費用 iOSバージョンアップ対応 ⇨ 利用用途は特定の分野にて力を発揮、SharePointの利用用途範囲を押し広げる。 2014/1/11 8

9. iPadでSharePointを閲覧する上でのセキュリティリスク iPadのブラウザおよび他社アプリでアクセスする場合に発生するリスクの一覧カテゴリ【サービス】デバイスセキュリティリスクの要因 iOSの不具合 iOSVersion UP ウィルスハードの不具合人為的リスクデータの個人クラウドへの送信データの個人アドレスへの送信悪意を持った社内ユーザが情報漏洩を行う。 iPadの紛失 BYOD(個人端末を業務で利用）複数の社内ユーザで一つの端末を利用アプリ IDとパスワードが漏洩外部ベンダーや関係会社が利用不正アプリネットワーク Wifiパケットキャプチャ SharePoint SharePointサイトへの不正アクセス端末数制限赤線枠内に対してがShareOfficeは各種デフォルト機能＋カスタマイズで対応可能 2014/1/11 9

10. セキュリティリスクの例①：悪意を持った社内ユーザが情報漏洩を行う。  下記のような他のアプリへのファイルの引き渡し機能は他のクラウドサービスへの大量のファイル移行が簡単に出来てしまいます。情報漏洩の原因になる可能性があります。 ShareOfficeでは、オフライン閲覧用データ自体も暗号化しております。 2014/1/11 10

11. セキュリティリスクの例②：iPadの紛失  iPad自体にパスコードロックをかけていても、iExplorer 等を利用して簡単データを取り出すことが可能です。 ShareOfficeでは、オフライン閲覧用データ自体も暗号化しております。 2014/1/11 11

12. セキュリティリスクの例③：SharePointへの不正アクセス  SharePointをインターネット環境に開放するのは危険です。必ずプロキシーサーバー等を介して行う必要があります。フェアユースは下記のシステム構築の実績があります。 ⑥ ④ ① ② ⑤ ⑫ ③ ⑩ 2014/1/11 ⑧ ⑨ ⑪ リバースプロキシーサーバ ⑦ AD FS 2.0(STS) Active Directory ①クラウドサービスにアクセス ②認証トークンの発行のリクエスト ③コネクションラッパクラス（証明書を添付）しアクセス。 ④証明書認証 ⑤ADFSに認証依頼 ⑥ADにアクセス ⑦ID, PWを認証 ⑧トークン発行依頼 ⑨Proxy Server経由 ⑩iPhoneに認証データセット ⑪トークンを保持しながらリダイレクト ⑫必要なデータを取得 12

13. SharePointとセールスフォースへのシングルサインオンデスクトップアイコンから起動 SharePoint ShareOfficeアプリ 2014/1/11 設定画面 ADのIDとPWを入力メニュー画面 SalesForce モバイルサイト ※株式会社ミルボン様の掲載許可をいただいております。 13

14. システム構成図 ⑥ ⑦ ⑧ ⑤ ④ ① ② ⑪ ⑫ ③ ⑩ 2014/1/11 リバースプロキシーサーバ AD FS 2.0(STS) Active Directory ⑨ ①クラウドサービスにアクセス ②認証トークンの発行のリクエスト ③コネクションラッパクラス（証明書を添付）しアクセス。 ④証明書認証 ⑤ADFSに認証依頼 ⑥ADにアクセス ⑦ID, PWを認証 ⑧トークン発行依頼 ⑨Proxy Server経由 ⑩iPhoneに認証データセット ⑪トークンを保持しながらリダイレクト ⑫必要なデータを取得 ※株式会社ミルボン様の掲載許可をいただいております。 14

15. 弊社の次のステップ Lyncアプリを開発中 Windows7、8、iOS7に対応次回はLyncについて説明をさせてください。 ⇨目代さん枠ください。御願いします。 2014/1/11 15

16. 業務効率化の具体例 2014/1/11 16

17. ツールコンセプトご利用のメリット SharePointをベース iPadにて簡易入力社内への発信力の向上 Office 365 SharePoint Online、 SharePoint 2010, 2013をベースにした利用が可能。既にあらゆるビジネスシーンで利用されているiPadから簡単に入力を行えます。パソコンいらず、スキルいらず。鮮度の高い情報をダイレクトに現場担当者から社内に向けて発信することが出来ます。ご利用の流れ ①営業計画（作業計画）上司（業務指示者） ②現場営業業務（見積作成）現場では、必要な項目だけを入力。地図で作業場所も報告。 SharePointのカレンダービューで営業担当者（業務実施者）の活動内容を計画営業担当（業務実施者） PDCA ④報告確認（承認、分析） SharePointのワークフローが実行され、結果がメールで上司と営業担当者に送信。 2014/1/11 ③業務報告（結果報告）写真、位置情報も登録可能 17

18. かんたん手書きサイン型報告書/見積書作成上司（業務指示者）特定のフォルダに保存、集計見積書 ③自動的に承認依頼通知メール、承認作業完了報告書 ②アップロード作業報告をエクセルシート化しharePoint へアップロード iPad 作業完了報告書をエクセル形式で保存・作業担当者名（自動入力）・写真撮影・住所入力(GPSで半自動入力）・テキスト入力・筆跡を残す形でのペン入力 2014/1/11 営業担当（業務実施者）見積書・作業完了報告書作成業務依頼主作業後に筆跡入りのサイン作業現場 18

19. 上司が見積指示情報を入力見積指示情報をカレンダービューで入力します。上司は見積書の作成をSharePointのカレンダービューから部下に指示することが可能です。 2014/1/11 19

20. 部下が営業先でiPadアプリ上で見積書を入力上司がカレンダーに入力した見積書の指示内容を一覧化 2014/1/11 iOSアプリ上で見積書を作成 SharePoint上に送信 20

21. SharePoint上に見積書が自動アップロード SharePoint上に下記のフォーマットの見積書が自動アップロードされます。 SharePoint上に登録されると、自動的にSharePointのワークフローが実行されます。 2014/1/11 21

22. 上司が作業指示情報を入力作業指示情報をカレンダービューで入力します。上司は作業と作業報告書の作成をSharePointのカレンダービューから部下に指示することが可能です。 2014/1/11 22

23. 部下がiPadで作業報告書を作成① iOSアプリ上で見積書を作成 GPSと地図を利用して表示 2014/1/11 作業前、作業後の写真を登録自筆の筆跡入りのサインを残すことが可能です。 23

24. 部下がiPadで作業報告書を作成② SharePoint上に下記のフォーマットの見積書が自動アップロードされます。 SharePoint上に登録されると、自動的にSharePointのワークフローが実行されます。 2014/1/11 24

25. AppStore無料版  AppStore無料版の特徴  見積書Point  弊社ShareOfficeの広告が表示される。  カスタマイズ対応は一切不可。  無料かつユーザに弊社のソリューションの評価をいただくためのアプリ  https://itunes.apple.com/jp/app/jian-ji-shupoint/id765344247?mt=8  マニュアル  http://www.fairuse.jp/download/EstimationManual.pdf  作業報告書point  https://itunes.apple.com/jp/app/zuo-ye-bao-gao-shupoint/id765336893?mt=8  マニュアル  http://www.fairuse.jp/download/ReportManual.pdf 2014/1/11 Confidential 25

26. ShareOfficeの主要実績 2014/1/11 26

27. ShareOffice主要実績の概要役員向け承認決裁ワークフロー SharePoint上に独自に構築した承認決裁ワークフローを、iPhone、iPad上にて操作可能に。自分が決裁しなければならない案件が起案された時に iPhone、iPadの待ち受け画面に通知が表示される。役員のタイムリーな承認決裁を実現する。 SharePointとSalesForceへのシングルサインオン一つのアプリから、SharePointとSalesForceの両方へログイン。地方で長距離移動が多い営業マンがiPhone上で必要な社内情報を参照することを可能にした。 PDF編集をShareOfficeにて可能に社内共通ファイル形式がPDF。PDFをShareOffice上で編集することを可能に。また、一台のiPadにて複数のユーザが利用することを想定し、各ユーザごとのログインパスコードロックを実現する。 2014/1/11 27

28. 役員向け承認決裁ワークフロー SharePoint上に独自に構築した承認決裁ワークフローを、iPhone、iPad上にて操作可能に。自分が決裁しなければならない案件が起案された時に iPhone、iPadの待ち受け画面に通知が表示される。役員のタイムリーな承認決裁を実現する。  業務的な課題  役員含め、全社員がPC上で承認決済、ワークフローを行ってきた。  役員は非常に多忙であるが、適宜決済を行わないと、生産設備が止まりかねない事態になり、多額の損害を出すことになる。  自分が決済しなければならない承認事項が発生した場合は、リアルタイムで知らなければならない。  技術的な課題  UIはInfoPathで構築され、入力と制御がされていたが、iPadのSafariで利用すると、画面が崩れ、入力し間違えそうになる。  PCで利用する場合はパフォーマンスが悪く、ネットワークの状況ではセッションタイムアウトになることが多い。 2014/1/11 28

29. 役員向け承認決裁ワークフロー：技術内容 SharePoint Server PCからのアクセス InfoPath SharePoint Web Services 外部DB SharePointサイトにブラウザーからアクセス。会議室、外出先からの承認決済を行いたいとの社内ニーズがあった。 ShareOffice 入力・変更作業はInfoPathで行う。入力された内容は外部DBにて保存される。 iPad用SharePoint Web Services 各デバイスへの通知依頼 Provider ShareOfficeからアクセスフェアユースがiPhone、iPad専用SharePoint Webサービスを構築し、ワークフローの制御を行う。 User Profile APNSを利用した通知表示 ※緑文字：フェアユース社の開発 2014/1/11 Device Profile Proxy Server APNS 29

30. SharePointとSalesForceへのシングルサインオン一つのアプリから、SharePointとSalesForceの両方へログイン。地方で長距離移動が多い営業マンがiPhone上で必要な社内情報を参照することを可能にした。  業務的な課題 SharePoint上の製品情報、社内情報にアクセスして、業務に必要な情報を参照したい。 SalesForceを利用して各顧客情報を閲覧したい。  技術的な課題 ADFSを利用して、IDとPWを保存してシングルサインオンしたい。 2014/1/11 30

31. SharePointとセールスフォースへのシングルサインオンデスクトップアイコンから起動 SharePoint ShareOfficeアプリ 2014/1/11 メニュー画面設定画面 ADのIDとPWを入力 SalesForce モバイルサイト 31

32. システム構成図 ⑥ ⑦ ⑧ ⑤ ④ ① ② ⑪ ⑫ ③ ⑩ 2014/1/11 リバースプロキシーサーバ AD FS 2.0(STS) Active Directory ⑨ ①クラウドサービスにアクセス ②認証トークンの発行のリクエスト ③コネクションラッパクラス（証明書を添付）しアクセス。 ④証明書認証 ⑤ADFSに認証依頼 ⑥ADにアクセス ⑦ID, PWを認証 ⑧トークン発行依頼 ⑨Proxy Server経由 ⑩iPhoneに認証データセット ⑪トークンを保持しながらリダイレクト ⑫必要なデータを取得 32

33. PDF編集をShareOfficeにて可能に社内共通ファイル形式がPDF。PDFをShareOffice上で編集することを可能に。また、一台のiPadにて複数のユーザが利用することを想定し、各ユーザごとのログインパスコードロックを実現する。  業務的な課題  当顧客企業は全社的にiPadの利用を進めている。理由としては、全社的にペーパレスオフィスを実現したい。  技術的な課題  オフライン利用  ファイルをキャッシュ化し、電波情報の悪いところでも参照出来るようにしたい。  キャッシュされたファイルは、時限装置（一定期間）で自動的に削除されるようにしてほしい。  PDF編集  社内の共通ファイル形式がPDFなので、PDFで編集、閲覧が出来るようにしたい。  共有とセキュリティ  各ユーザごとに情報漏洩防止をを担保しながら一台のiPadを課内の複数の人間で使いまわしたい。  情報漏洩防止を担保しながら、特定のSharePoint上のドキュメントライブラリにアップロードしたり、他のユーザにファイルを添付して送信することで迅速な共有を行いたい。  ユーザビリティ  それぞれのユーザが複数のSharePointサイトを利用しており、それぞれのサイトを自動入力化させたい。 2014/1/11 33

34. 代表的なSharePointアプリ Microsoft社 Office Mobile for Office 365 subscribers (iPhone) 日本では公開は未定 2014/1/11 Infragistics社 SharePlus (iPhone、iPad) 日本に支社あり。 Aircreek社 Filamente (iPhone、iPad) ワシントン州シアトルにある会社 ⇨ 日本国内ではいずれもカスタマイズ対応が出来ない。 34

35. フェアユース社がAppStoreで提供するShareOfficeCE ShareOffice Consumer Edition iPad版 2014/1/11 iPhone版 ⇨ フェアユースは御客様の用途に応じたカスタマイズが可能 35

36. 2014/1/11 36