Advertisement
Advertisement

More Related Content

Advertisement

Similar to 「何のためにするのか」大正大学講義資料(20)

Advertisement

「何のためにするのか」大正大学講義資料

  1. 何のためにするのか 公益財団法人 東日本大震災復興支援財団 専務理事 ソフトバンク 社長室 荒井 優 大正大学「地域連携・貢献論」 ゲスト講師(2015年4月28日)
  2. 自己紹介 • テニス(中学生) • 受験(高校生) • YOSAKOIソーラン、阪神大震災 (大学生) • リクルート(以降、社会人) • 留学 • YOSAKOIソーラン再び • ソフトバンク • 東日本大震災
  3. いま、やっていること 地域 • 東北復興の御手伝い(東日本大震災復興支援財団 専務理事) • 地域プロデュース(さとふる株式会社 取締役、SBプレイヤーズ 取締役) • 芸術祭の御手伝い(越後妻有 大地の芸術祭 オフィシャルサポーター) 教育 • 子供と本(東京子ども図書館 評議員) • 双葉郡の教育支援(福島県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会 委員) • 南相馬の教育方針策定(南相馬教育振興基本計画策定委員会 有識者) • 新しい教育の在り方実践(地方創生OECDイノベーションスクール ボードメンバー) • 保護者(娘の学校の保護者) その他 • ソフトバンク全体(ソフトバンク社長室)
  4. 失敗から見えてきたこと 10代・・・何をするか 20~30代・・・誰とするか 40代・・・何のためにするか 子供たちに「未来には希望 があるよ」と伝えられる世の 中を作りたい、と結構本気で 考えています。
  5. いま、興味あることの一つ 写真 超初心者ですが、今この瞬間を 撮れること、残せることの意味が とても大切な気がしています。 「写真はその人の見えているよう に撮れる」そうです。
  6. 原発事故と放射線 放射線は、いくつの値なら大丈夫 なのか。考えたことはありますか? ガンマカメラによって、「見える化」 は実現。 しかし、最終的な処分場所はいま だに決まっていない。 原子力発電所の未来とは何なの か?
  7. 奥尻町の教訓 1993年 北海道南西沖地震 1998年 完全復興を宣言 2013年 震災20年後
  8. 「奥尻、復興の教訓 地震・津波から20年で 追悼式 」 朝日新聞 2013/7/13 ■過疎化、財政行き詰まり 町には約764億円の復旧・復興事業費が投じられ、約190億円の義援 金も集まった。住宅再建に最高1250万円、商店は最高4500万円という被 災者支援で、移転先の高台は1戸あたり約240平方メートルを基本に整 備され、一軒家が並ぶ住宅街が生まれた。約2300人が津波から避難で きるという「望海橋」も、約27億円をかけて2000年に完成した。 防災施設や住宅の建設を急いだのは、人口流出を食い止めるためだ。 町災害復興対策室で復興計画づくりに携わった元町職員の織戸清さん (70)は「あの時は町が潰れるかどうかの瀬戸際だった。何十年か先まで 見越す余裕はなかった」。
  9. 「奥尻、復興の教訓 地震・津波から20年で 追悼式 」 朝日新聞 2013/7/13 ■避難路看板、壊れたまま 奥尻島には津波に備え、高台への避難路入り口42カ所に太陽光システ ムの避難路表示看板が立つ。地震の4年後に義援金で置かれた。夜にな ると点灯するはずが、町によると、全部壊れている。「塩害や雷の影響」と 説明する。すべて修理するには5千万円ほどかかるが、財源がない。 島南端の青苗地区には地震の翌年、鉄筋コンクリート2階建ての「新生 ホール・青苗」が、募金など約2億2千万円で建てられた。町は避難所に指 定していたが、「内壁は湿気でボロボロ。補修どころか解体しないと」。 地震による崖崩れで旅館の泊まり客ら約30人が亡くなった奥尻港フェリー ターミナル前。町が復興シンボルとして義援金2千万円をかけて、山の斜面 に設けた大壁画は09年に撤去された。風でパネルが外れやすく、修繕に数 百万円がかかるためと町は説明する。
  10. 「奥尻、復興の教訓 地震・津波から20年で 追悼式 」 朝日新聞 2013/7/13 町幹部には「産業や若者の育成など将来のために義援金の一部を基 金にして残そう」との意見もあった。しかし、「義援金は被災者へ」とい う声が強かったうえ、時の町長も建設事業の拡大に積極的だった。 (中略) しかし、漁業資源は思うように回復せず、高齢化や後継者難もあっ て漁業者は減り、漁獲高は地震前の5~7割の水準で低迷。観光客も 03年度の5万7千人がピークで、不況が響いて昨年度は3万2千人 台だった。公共事業削減で島に来る作業員も減った。地震前に約47 00人いた町民は3千人を切った。高台の住宅街は空き家が目立つ。
  11. 東日本大震災復興支援財団 子供たちのへの支援(未来へ の投資)を行う 機会を提供し続ける
  12. すべては子供たちのために 浪江町の子供アンケート 自由記述欄を「まとめなかっ た」職員のすごさ 子供たちを復興の真ん中に置 く
  13. 福島県立ふたば未来学園高等学校 子供たちはどう考えているの か?を常に問い続けた。 子供未来会議の存在 自分たちで考え行動する若者 の育成
  14. 復興とは・・・ 中越地震(2004年) 新潟県山古志村の アルパカ牧場の存在
  15. 宗教の役割①・・・應通寺 金田和尚 「ガンジー金田」 「カフェ・デ・モンク」(お坊さん の喫茶店)という移動式傾聴カ フェを開設
  16. 宗教の役割②・・・山浦玄嗣(はるつぐ)医師 大船渡のお医者さんであり ケセン語訳の「新約聖書」 圧倒的な言葉の力 「洋の東西を問わず、宗教家は同じことを 言っている」金田和尚
  17. 宗教の役割③・・・菩提院 霜村副住職 対話する場づくりの名人 地域コミュニティの真ん中にある 本来宗教とはこういうものなのではないか、 と思わせてくれた方。
  18. 「幸せ」とは 「データの見えざる手」矢野和夫著 「あなたは幸せですか?」を1~7で 答える。 それからわかったこと 「幸せ」とは 50%は遺伝 10%は環境要因(金、健康、など) 40%は「行動を自らおこすこと」 (結果ではない)
  19. 「幸せ」とは 「自ら動く」こと この答えは、東北で感じたあら ゆることに通じている
  20. 人間とは何のなのか 知らない土地に行くとき は、歴史を知ろうと思う 最近は、山・川・海 山と海をつなぐ川 そこに人間は住んできた 自己増殖を止められない がん細胞と人間の違いと な何なのか。
  21. 人間とは何のために存在するのか その問いを続けてほしい 五感、六感を大切に
  22. ありがとうございました
Advertisement