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ソーシャルメディアを用いた
景観現象の分析
〜大名庭園における試み〜
大阪工業大学大学院 大野陽一
大阪工業大学
吉川 眞
大阪工業大学
田中一成
Laboratory of Spatial Design
Osaka Institute of ...
はじめに
スマートデバイス・ソーシャルメディアの普及

個人の行動が時空間情報として蓄積

地理空間情報活用推進計画(2012年)

私的な時空間情報の活用
Laboratory of Spatial Design
Osaka Institut...
研究目的
大名庭園 : 時間変化にともなう景観変化を意図して設計
視点位置・季節によって
見られる景観が異なる

現地を訪れた人々の写真撮影情報を取得
実際に人々が体験した景観現象を把握

Laboratory of Spatial Desig...
研究方法
大名庭園を対象に分析を展開
データベース構築

景観分析
視点場分析

Web APIを用いた
私的な写真情報の取得

鑑賞ルート分析

画角・撮影方向の可視化

Laboratory of Spatial Design
Osaka ...
ソーシャルメディア
写真・スライド
共有サービス
Flickr
Picasa
など

SlideShare
フォト蔵

写真コミュニティサイト
個人が撮影した写真をWeb上で
整理・分類・展示・共有が可能
TwitterやFacebookなど他...
Flickr
撮影位置情報・撮影時刻情報付き
写真画像の公開・管理などが可能

Web APIを用いて写真情報の収集
が容易に可能
http://www.flickr.com

任意の地域・時刻に撮影された写真情報を取得可能

Web APIを...
Web APIの利用

httpリクエストを送信

撮影期間・緯度経度
を指定
Laboratory of Spatial Design
Osaka Institute of Technology

返り値

該当する写真情報を返答

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写真情報
取得可能情報一例
属性

概要

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画像番号

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投稿したユーザー名

latitude

緯度

longitude

経度

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写真情報の収集地
日本三名園
金沢の兼六園、岡山の後楽園、水戸の偕楽園を指す
それぞれが江戸時代に作庭されたわが国を代表する
池泉回遊式の大名庭園

栗林公園
一歩一景といわれる変化に富んだ景観が特徴
Laboratory of Spatial...
写真情報取得位置
収集期間:2006年1月1日~2012年12月31日

写真撮影位置

栗林公園/387枚

写真撮影位置

写真撮影位置

兼六園/2124枚

後楽園/666枚

情報量にばらつきがある

兼六園を中心に分析を展開
Lab...
良視点場の把握
ある地点で多くの写真が撮影されている
ある地点で複数の人物が撮影している

好風景が鑑賞できる視点場
庭園内の景観を継起的に楽しむ中で
印象的なポイント
ホットスポット分析より良視点場の抽出
Laboratory of Spat...
良視点場の特定
犯罪分析などに用いられるホットスポット分析を適応

ゲティスのG統計量を用いて算出

算出値が高いほどオブジェクト(撮影位置ポイント)が集積している
算出式

x : 属性値

w : 空間ウェイト

Laboratory of...
ホットスポット分析

兼六園

徽軫灯籠周辺

1月(397枚/12人)

2月(232枚/8人)

4月(221枚/19人)

5月(188枚/12人)

6月(97枚/8人)

7月(81枚/9人)

1.65-1.96 Std. Dev....
ホットスポット分析

兼六園

徽軫灯籠周辺

8月(134枚/20人)

10月(538枚/14人)

11月(146枚/12人)

5月(188枚/12人)

6月(97枚/8人)

7月(81枚/9人)

1.65-1.96 Std. D...
ホットスポット分析

後楽園

3月(60枚/5人)

7月(119枚/4人)

8月(54枚/6人)

9月(59枚/6人)

11月(143枚/8人)

12月(60枚/4人)

唯心山
1.65-1.96 Std. Dev.
1.96-2...
ホットスポット分析

栗林公園

1.65-1.96 Std. Dev.
1.96-2.58 Std. Dev.
>2.58 Std. Dev.

3月(38枚/5人)

4月(50枚/6人)

5月(140枚/4人)

全データ(387枚/3...
鑑賞ルートの把握
庭園内での良視点場を把握

実際にはどのように移動して
その場で撮影しているのか

個人の鑑賞行動を把握
Laboratory of Spatial Design
Osaka Institute of Technology

...
鑑賞ルート分析
写真撮影地点ごとの撮影時刻情報に着目
2010/06/12 14:28:00
オーナー情報
撮影位置情報
撮影時刻情報

2010/06/12 14:31:00

タグ情報

2010/06/12 14:29:00
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鑑賞ルート分析結果(1)
撮影時刻情報をもとに
個人の鑑賞ルートを追跡

50枚以上写真を撮影している
人物を対象とする

兼六園で10名の該当者
Laboratory of Spatial Design
Osaka Institute of ...
鑑賞ルート分析結果(2)
近い範囲で撮影を繰り返す

単純な視点移動だけでなく
撮り直しや位置決めのための
探索を確認

Laboratory of Spatial Design
Osaka Institute of Technology

G...
撮影対象の判読
庭園を鑑賞するなかで特徴的な場所を把握

写真画像の判読により撮影対象を把握

画像から画角と撮影方向を表現

Laboratory of Spatial Design
Osaka Institute of Technology...
エリアの選定

徽軫灯籠周辺

夕顔亭周辺

視点場分析・鑑賞ルート分析の
重ね合わせから特徴的なエリアを抽出

雁行橋周辺
栄螺山周辺
根上松周辺

1.65-1.96 Std. Dev.
1.96-2.58 Std. Dev.

撮影された...
写真画像の収集
徽軫灯籠
周辺
夕顔亭
周辺

栄螺山
周辺

七福神
山周辺

狭域な対象地で撮影された
写真画像を収集
明治紀念之
標周辺

地物を手がかりに画角を把握

Laboratory of Spatial Design
Osaka...
画角と撮影方向の表示(1)
撮影対象を判読
景観とは考えない写真 ➡
(花、魚、看板など)

視点場に表現

広い眺めを撮影している写真 ➡

地物を手がかりに
画角範囲を青色で表現

一つの地物を眺めている写真 ➡

地物を手がかりに
画角範...
画角と撮影方向の表示(2)
同一視点場から
徽軫灯籠周辺
夕顔亭周辺

雁行橋周辺
栄螺山周辺
根上松周辺

撮影方向を変えずに対象の
組み合わせを変えて撮影が
行われている地点
(徽軫灯籠周辺など)
多方向へ目移りすることが
考えられる地点
...
分析結果の整理
Flickr APIを用いて撮影位置と写真画像を抽出

長所:個人の鑑賞行動や良視点場の抽出が可能
短所:撮影対象の把握には写真画像を読み解く必要がある
より効率よく撮影に関する指標を把握する必要がある

EXIF情報の活用
L...
EXIF情報データベース
EXIF情報
写真画像に埋め込まれた撮影時の条件に関するメタデータ
例)焦点距離、撮影方向、緯度経度情報、F値など

どのような眺めを撮影したかGIS上で
表現することが可能
Laboratory of Spatial...
EXIF情報の利用
撮影画像ごとに撮影時の焦点距離が記録されている

焦点距離は撮影素子サイズに依存する

それぞれを35mmフィルム換算することで統一的に把握
Laboratory of Spatial Design
Osaka Instit...
撮影に用いられた焦点距離の把握
徽軫灯籠周辺

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15~28
28~40
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60~110
110~380

徽軫灯籠周辺:
撮影に用いられる画角の
範囲が広いエリア
梅林周辺:
撮影に用いられる画角の
範囲が狭いエリア

梅林...
焦点距離と撮影方向の表示

焦点距離・撮影方向を表示

定量的に撮影状況を把握
データ数:108

Laboratory of Spatial Design
Osaka Institute of Technology

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比較
写真情報データベース
メリット:比較的容易に良視点場の把握が可能

デメリット:どのような眺めを撮影したか把握するには1つ1つ画像を
確認する必要がある

EXIF情報データベース
メリット:比較的容易に撮影状況の把握が可能
EXIF情報...
おわりに
-結果と課題-
写真情報をGIS上に読み込み、分析することで
庭園内の景観的特徴を把握した
視点と対象の関係(何がどこでみられているか)を
より詳細に把握する必要がある
-今後の展開-
都市空間を対象とした広域なシークエンスの
把握を...
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ソーシャルメディアを用いた景観現象の分析〜大名庭園における試み〜

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GISA学術研究発表Web大会

表題:
ソーシャルメディアを用いた景観現象の分析〜大名庭園における試み〜

著者名(共著者含む):
大野陽一、吉川眞、田中一成

所属:
大阪工業大学大学院 工学研究科都市デザイン工学専攻

連絡先:
E-mail: ono@civil.oit.ac.jp

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ソーシャルメディアを用いた景観現象の分析〜大名庭園における試み〜

  1. 1. ソーシャルメディアを用いた 景観現象の分析 〜大名庭園における試み〜 大阪工業大学大学院 大野陽一 大阪工業大学 吉川 眞 大阪工業大学 田中一成 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)
  2. 2. はじめに スマートデバイス・ソーシャルメディアの普及 個人の行動が時空間情報として蓄積 地理空間情報活用推進計画(2012年) 私的な時空間情報の活用 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)1/31
  3. 3. 研究目的 大名庭園 : 時間変化にともなう景観変化を意図して設計 視点位置・季節によって 見られる景観が異なる 現地を訪れた人々の写真撮影情報を取得 実際に人々が体験した景観現象を把握 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)2/31
  4. 4. 研究方法 大名庭園を対象に分析を展開 データベース構築 景観分析 視点場分析 Web APIを用いた 私的な写真情報の取得 鑑賞ルート分析 画角・撮影方向の可視化 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)3/31
  5. 5. ソーシャルメディア 写真・スライド 共有サービス Flickr Picasa など SlideShare フォト蔵 写真コミュニティサイト 個人が撮影した写真をWeb上で 整理・分類・展示・共有が可能 TwitterやFacebookなど他のSNS との連携が可能 参考:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/08/26/8591 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)4/31
  6. 6. Flickr 撮影位置情報・撮影時刻情報付き 写真画像の公開・管理などが可能 Web APIを用いて写真情報の収集 が容易に可能 http://www.flickr.com 任意の地域・時刻に撮影された写真情報を取得可能 Web APIを用いてデータベースを作成 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)5/31
  7. 7. Web APIの利用 httpリクエストを送信 撮影期間・緯度経度 を指定 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology 返り値 該当する写真情報を返答 GISA 学術研究発表Web大会(2013)6/31
  8. 8. 写真情報 取得可能情報一例 属性 概要 photo id 画像番号 title 画像名 owner 投稿したユーザーのID ownername 投稿したユーザー名 latitude 緯度 longitude 経度 datetaken 撮影日時 dateuplode 投稿日時 tags タグ情報 url_o 誰が、いつ、どこで、何を撮影したか 把握することが可能 カメラを通した景観現象を把握 オリジナル画像のURL Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)7/31
  9. 9. 写真情報の収集地 日本三名園 金沢の兼六園、岡山の後楽園、水戸の偕楽園を指す それぞれが江戸時代に作庭されたわが国を代表する 池泉回遊式の大名庭園 栗林公園 一歩一景といわれる変化に富んだ景観が特徴 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)8/31
  10. 10. 写真情報取得位置 収集期間:2006年1月1日~2012年12月31日 写真撮影位置 栗林公園/387枚 写真撮影位置 写真撮影位置 兼六園/2124枚 後楽園/666枚 情報量にばらつきがある 兼六園を中心に分析を展開 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology 写真撮影位置 偕楽園/273枚 GISA 学術研究発表Web大会(2013)9/31
  11. 11. 良視点場の把握 ある地点で多くの写真が撮影されている ある地点で複数の人物が撮影している 好風景が鑑賞できる視点場 庭園内の景観を継起的に楽しむ中で 印象的なポイント ホットスポット分析より良視点場の抽出 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)10/31
  12. 12. 良視点場の特定 犯罪分析などに用いられるホットスポット分析を適応 ゲティスのG統計量を用いて算出 算出値が高いほどオブジェクト(撮影位置ポイント)が集積している 算出式 x : 属性値 w : 空間ウェイト Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)11/31
  13. 13. ホットスポット分析 兼六園 徽軫灯籠周辺 1月(397枚/12人) 2月(232枚/8人) 4月(221枚/19人) 5月(188枚/12人) 6月(97枚/8人) 7月(81枚/9人) 1.65-1.96 Std. Dev. 1.96-2.58 Std. Dev. >2.58 Std. Dev. 全データ(2124枚/142人) Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)12/31
  14. 14. ホットスポット分析 兼六園 徽軫灯籠周辺 8月(134枚/20人) 10月(538枚/14人) 11月(146枚/12人) 5月(188枚/12人) 6月(97枚/8人) 7月(81枚/9人) 1.65-1.96 Std. Dev. 1.96-2.58 Std. Dev. >2.58 Std. Dev. 全データ(2124枚/142人) 徽軫灯籠周辺が安定した人気 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)13/31
  15. 15. ホットスポット分析 後楽園 3月(60枚/5人) 7月(119枚/4人) 8月(54枚/6人) 9月(59枚/6人) 11月(143枚/8人) 12月(60枚/4人) 唯心山 1.65-1.96 Std. Dev. 1.96-2.58 Std. Dev. >2.58 Std. Dev. 全データ(666枚/41人) 季節ごとに好まれる視点場が変化している Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)14/31
  16. 16. ホットスポット分析 栗林公園 1.65-1.96 Std. Dev. 1.96-2.58 Std. Dev. >2.58 Std. Dev. 3月(38枚/5人) 4月(50枚/6人) 5月(140枚/4人) 全データ(387枚/36人) 池周辺に視点場が集中 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology 8月(74枚/5人) GISA 学術研究発表Web大会(2013)15/31
  17. 17. 鑑賞ルートの把握 庭園内での良視点場を把握 実際にはどのように移動して その場で撮影しているのか 個人の鑑賞行動を把握 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)16/31
  18. 18. 鑑賞ルート分析 写真撮影地点ごとの撮影時刻情報に着目 2010/06/12 14:28:00 オーナー情報 撮影位置情報 撮影時刻情報 2010/06/12 14:31:00 タグ情報 2010/06/12 14:29:00 2010/06/12 14:32:00 写真撮影枚数50枚以上を対象に個人の鑑賞ルートを把握 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)17/31
  19. 19. 鑑賞ルート分析結果(1) 撮影時刻情報をもとに 個人の鑑賞ルートを追跡 50枚以上写真を撮影している 人物を対象とする 兼六園で10名の該当者 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)18/31
  20. 20. 鑑賞ルート分析結果(2) 近い範囲で撮影を繰り返す 単純な視点移動だけでなく 撮り直しや位置決めのための 探索を確認 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)19/31
  21. 21. 撮影対象の判読 庭園を鑑賞するなかで特徴的な場所を把握 写真画像の判読により撮影対象を把握 画像から画角と撮影方向を表現 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)20/31
  22. 22. エリアの選定 徽軫灯籠周辺 夕顔亭周辺 視点場分析・鑑賞ルート分析の 重ね合わせから特徴的なエリアを抽出 雁行橋周辺 栄螺山周辺 根上松周辺 1.65-1.96 Std. Dev. 1.96-2.58 Std. Dev. 撮影された地物を目印に 画角と撮影方向を表示 >2.58 Std. Dev. 鑑賞ルート Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)21/31
  23. 23. 写真画像の収集 徽軫灯籠 周辺 夕顔亭 周辺 栄螺山 周辺 七福神 山周辺 狭域な対象地で撮影された 写真画像を収集 明治紀念之 標周辺 地物を手がかりに画角を把握 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)22/31
  24. 24. 画角と撮影方向の表示(1) 撮影対象を判読 景観とは考えない写真 ➡ (花、魚、看板など) 視点場に表現 広い眺めを撮影している写真 ➡ 地物を手がかりに 画角範囲を青色で表現 一つの地物を眺めている写真 ➡ 地物を手がかりに 画角範囲を赤色で表現 撮影頻度は透明度で表現 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)23/31
  25. 25. 画角と撮影方向の表示(2) 同一視点場から 徽軫灯籠周辺 夕顔亭周辺 雁行橋周辺 栄螺山周辺 根上松周辺 撮影方向を変えずに対象の 組み合わせを変えて撮影が 行われている地点 (徽軫灯籠周辺など) 多方向へ目移りすることが 考えられる地点 (夕顔亭周辺など) が存在し、それぞれを表示した Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)24/31
  26. 26. 分析結果の整理 Flickr APIを用いて撮影位置と写真画像を抽出 長所:個人の鑑賞行動や良視点場の抽出が可能 短所:撮影対象の把握には写真画像を読み解く必要がある より効率よく撮影に関する指標を把握する必要がある EXIF情報の活用 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)25/31
  27. 27. EXIF情報データベース EXIF情報 写真画像に埋め込まれた撮影時の条件に関するメタデータ 例)焦点距離、撮影方向、緯度経度情報、F値など どのような眺めを撮影したかGIS上で 表現することが可能 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)26/31
  28. 28. EXIF情報の利用 撮影画像ごとに撮影時の焦点距離が記録されている 焦点距離は撮影素子サイズに依存する それぞれを35mmフィルム換算することで統一的に把握 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)27/31
  29. 29. 撮影に用いられた焦点距離の把握 徽軫灯籠周辺 0~15 15~28 28~40 40~60 60~110 110~380 徽軫灯籠周辺: 撮影に用いられる画角の 範囲が広いエリア 梅林周辺: 撮影に用いられる画角の 範囲が狭いエリア 梅林周辺 データ数:908 撮影方向の把握が必要 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)28/31
  30. 30. 焦点距離と撮影方向の表示 焦点距離・撮影方向を表示 定量的に撮影状況を把握 データ数:108 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)29/31
  31. 31. 比較 写真情報データベース メリット:比較的容易に良視点場の把握が可能 デメリット:どのような眺めを撮影したか把握するには1つ1つ画像を 確認する必要がある EXIF情報データベース メリット:比較的容易に撮影状況の把握が可能 EXIF情報は画像自体に埋め込まれているためデータベー スの拡充が可能 デメリット:データベース構築に比較的時間がかかるため視点場の 把握のみが目的の場合には不向き Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)30/31
  32. 32. おわりに -結果と課題- 写真情報をGIS上に読み込み、分析することで 庭園内の景観的特徴を把握した 視点と対象の関係(何がどこでみられているか)を より詳細に把握する必要がある -今後の展開- 都市空間を対象とした広域なシークエンスの 把握を行う予定 Laboratory of Spatial Design Osaka Institute of Technology GISA 学術研究発表Web大会(2013)31/31

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