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[今日のチューリング賞]フェルナンド・J・コルバト(1990年受賞)

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「今日のチューリング賞」はチューリング賞受賞者を簡単に紹介するシリーズです。
今回は、アメリカの計算機科学者であり、CTSS、Multicsの開発を通じてタイムシェアリングOS登場の先駆的役割を果たしたフェルナンド・J・コルバトを紹介します。

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[今日のチューリング賞]フェルナンド・J・コルバト(1990年受賞)

  1. 1. 今日のチューリング賞 17.フェルナンド・J・コルバト(1990年受賞)
  2. 2. コンピュータ・サイエンス分野において、 大きな功績を挙げた人物に対して送られる賞。 1966年開始。 受賞者は一年に一人のみ。 2019年2月現在、52名(組)。 よって、チューリング賞受賞者を知れば
 コンピュータの歴史が大体わかる。 チューリング賞とは
  3. 3. フェルナンド・J・コルバト 今日紹介するチューリング賞受賞者 1926- アメリカの計算機科学者 MIT所属 1992年チューリング賞受賞
  4. 4. 重要なOS 1860 20001980 1956GM-NAA I/O 1985Windows1.0 1989NEXTSTEP1964OS/360 1969Multics 1970Unix 1995Windows95 1991Linux
  5. 5. 重要なOSに大きな役割を果たした人々 1???モック 1955ゲイツ 1961テバニアン1931ブルックス 1926コルバト 1943トンプソン 1960中島聡 1969トーバルズ ※青枠はチューリング賞受賞者
  6. 6. CTSS、Multicsの開発を通じて
 タイムシェアリングOS登場の
 先駆的役割を果たした。 コルバトの主な功績
  7. 7. コルバト以前のOS 1956: OSの誕生 
 GMのモックらがIBM704用に 「GM-NAA I/O」を開発。 各社が独自OSを開発し始める。 1964: 商用OSの登場 IBMのブルックスを中心とする
 チームが、System/360と
 OS/360を開発。 市場を席巻する。 モック ブルックス
  8. 8. コルバトの来歴とマッカーシーの提案 1956: コルバトがMITで博士号を取得     MIT計算センターの実質的リーダーに。 1958: マッカーシーがMITの
    研究員に着任 タイムシェアリングの可能性を提案。 マッカーシー コルバト
  9. 9. 世界初のタイムシェアリングOS「CTSS」 マッカーシーの提案が呼び水となり、 コルバト、プザンら研究チームが
 発足。1961年に完成した。 主な世界初の機能: • タイムシェアリング • デーモン • シェルスクリプト • パスワード • 電子メール プザン IBM7094で動いた。
  10. 10. Project MACの発足 リックライダーの「銀河間ネットワーク構想」を
 もとに、 「コンピュータ資源を電気や水道のように提供する」 というビジョンを持って1963年発足した研究チーム。 タイムシェアリングOS研究も重要な論題に。 メンバー: ファノ ミンスキーコルバト リックライダー
  11. 11. Multics: Project MACにおいて1969年に
 リリースされたCTSSの後継。 先駆的機能: • 単一レベル記憶 • マルチプロセッサ • セキュリティ ベル研究所との共同研究
 だったが、ベル研は途中離脱。 彼らはUNIXを開発した。 ファノ コルバト トンプソン リッチー
  12. 12. まとめ
  13. 13. CTSS、Multicsの開発を通じ、
 タイムシェアリングを
 はじめとして、現代のOSの
 繋がる数々の機能を実現した。 フェルナンド・コルバトのまとめ

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