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【土曜会#2】リーマンショック以降のアートの戦場:カワムラ

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2016年3月12日になかのZERO講義室3にて行われた現代美術勉強会「土曜会#2」にて、カワムラが発表した内容です。

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【土曜会#2】リーマンショック以降のアートの戦場:カワムラ

  1. 1. リーマンショック以降の アートの戦場 2016/03/12 土曜会#2 カワムラ
  2. 2. 前回「リーマンショック以降の村上隆」のおさらい プレゼンした内容 • リーマンショック以降の村上隆の戦略について検証。 • 新しく出て来ているポストポストモダンアートについて。 プレゼン出来なかった内容 • リーマンショック以降アートの戦場がどう変化するのか。
  3. 3. リーマンショック以前の戦場とは どんなものだったのか? • 高度資本主義、作品を高い値段で売るゲーム。 • アートでお金持ちになることがコンセプトのジェフ・クーンズ。 • コレクターとの共犯関係で売れたダミアン・ハースト。
  4. 4. ではリーマンショック以降どう変化しているのか? • プロジェクトベースとマーケットベースがの力関係が同じぐらいになる。 • アーティストが主体となってアートのシステムに介入する。DIY
  5. 5. マーケットベースとは? • プロダクトととしての作品を売ることで収入源すること。つまり物を売っているアー ティスト。 プロジェクトベースとは? • インスタレーションなど売り辛いもの、パフォーマンス、レクチャー、ワークショッ プなど展覧会参加費や助成金などが収入源。つまりことを得るアーティスト。
  6. 6. マーケットベースはリーマンショック以降どう変化し ているのか? • リーマンショックによるアートバブル崩壊の反省として確実に高く売れる作品が高 騰し、それ以外は全体として下がっている。 • 2015年にピカソの作品が215億円で最高額を更新。
  7. 7. リーマンショック以降のプロジェクトベースは どうなっているのか? • リーマンショックによるアートバブル崩壊の反省として、アート作品を安定的に管 理すること意識が高まり、美術館(具体的にはテートなど)の重要性が上がった。 • ソーシャリー エンゲージド アートのような具体的に社会に関わりながらアーティ ストとして活動することの道筋が出来てきた。 • アッセンブルのターナー賞受賞
  8. 8. アッセンブルとは? アッセンブルは、2010年に設立されたロンドンを拠点に活 動している建築設計事務所で、 一般の人々を巻き込み、ワー クショップ的な手法を取り入れながら、建築を作り上げて いる。リバプールでおこなった地域再生プロジェクトが受 賞対象になった。
  9. 9. アーティストがアートのシステムに直接関わる。 • リーマンショックによるアートバブル崩壊の反省として、アーティスト達がとった 行動はマーケットの変化による弊害から自己防衛するために自分たちでシステムの 中に介入することだった。 • アーティストが運営するコマーシャルギャラリー。アーティストがギャラリストを 務めるギャラリー。 • アーティストが自主出版を始める。
  10. 10. アート以外の場所での同型の流れ「ブルックリン」 「ポートランド」 • アメリカ人の意識が、大きく変わり始めた。 抜群においしくなったコーヒー、「買うな」 とうたう企業広告、地元生産を貫くブランド、 再燃するレコード熱……サブプライム金融危 機を受け、新たなる「ヒップスター」たちが 衣食住の各所で変革の波となり、大企業主導 の社会の中で独立した場所を広げている。私 たちは無力ではない。ニューヨークに住みア メリカ文化を追い続けてきたライターが、現 地で進化する「生き方の革命」をレポートす る。
  11. 11. 日本にどこまで当てはめられるか • 日本にアートマーケットがまず無い。 • 近年のオルタナティブスペースの台頭は同時代的な流れだと考えられる。 • アーティストとして何を選択し、どう行動するべきか試されている。
  12. 12. 参考書籍 • 美術手帖2015年9月号 村上隆企画「ニューヨークアートシーン最前線」 • ヒップな生活革命 佐久間裕美子著 • ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門 パブロ・エルゲラ著

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