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Expansionフェーズのプロダクトマネジメント
2021.10.13
 
2
プロフィール

● 2014年 freee入社

● プロダクトマネージャー志望で入社した最初の社員
(たぶん)

● エンジニアとしてスタート→ PMチーム発足時から
PMを担当。freee会計のプロダクトオーナーに

● 現在はプロ...
 
3
PMF Growth Success Expansion
お話ししたいこと
熱狂的な顧客獲得を目
指すフェーズ
最速で顧客価値・顧客基盤
を伸ばすフェーズ
顧客のサクセスに徹底的
に向き合うフェーズ
より大きなミッションの実現を目
指し...
4
01 freeeとは
Section
 
Mission
スモールビジネスを、
世界の主役に。
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」 をミッションに掲げ、
「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」
の構築を目指してサービスの開発及び提供をしております。
...
あらゆる業務とデータがつながることで、自動化・可視化に加えてスマートで適切な経営アクションが可能に
統合型クラウドERP
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開業
個人事業主
創業
1人社長
拡大・成長期
上場準備期
スモールビジネスの規模やニーズに応じ最適な業務効率化を実現
開業から上場まであらゆるビジネスステージを支援
8
02 freeeが歩んだフェーズ
Section
9
PMF フェーズ
従業員数 ~ 50名(イメージ)
顧客セグメント 個人事業主
主要ビジネス指標 新規顧客の獲得スピード
PM
代表の佐々木を中心としてエンジニア自身で企画
・開発
開発 スピード重視。エンジニア毎に開発テーマを持つ
組織 ...
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Growth フェーズ
従業員数 50 ~150名(イメージ)
顧客セグメント 小規模法人、税理士さんに拡大
主要ビジネス指標
新規顧客の獲得
(サインアップ数・課金率)
PM PMチームが誕生(1~5名程度)
開発 個人開発からチーム開...
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上場(準備)企業対応や申告プロダクトの提供により品質の重要性がより高まる
徹底的に顧客のサクセスを目指してより深い顧客・業務理解が重要
Success フェーズ
従業員数 150~300名(イメージ)
顧客セグメント
上場(準備)会社、
...
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中長期的により大きなミッションの実現を目指すフェーズ
ミッション拡大に伴いプロダクト・組織も急拡大
Expansion フェーズ
従業員数 300名〜 (イメージ)
顧客セグメント あらゆる業種・ビジネスニーズに対応
主要ビジネス指標 ア...
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03
Expansionフェーズの
プロダクトマネジメント
Section
14
3. 組織の拡大
PMは10名 → 30名規模に
1. ミッションの拡大
バックオフィスの自動化・効率化だけでなく、
スモールビジネスが強く魅力的な世界を目指す
2. プロダクトの拡大
ミッション実現に向けて提供価値のスコープを拡大
多数...
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Expansionフェーズの壁
アーキテクチャ スピード 組織のスケーラビリ
ティ
● プロダクト・顧客の拡大に伴って
初期アーキテクチャではビジネス
要件の実現が困難
● コードベースの肥大化、開発生産
性の低下
● プロダクト・組織が...
アーキテクチャの壁を超えるために
17
個別最適から全体最適へのシフト
積み上げの
アーキテクチャの限界
プロダクトの個別進化
の限界
開発スピードの限界
プロダクト横断で
顧客と開発者価値の向上
を目指す基盤チームの新設
18
ミッション
● 社内外のプロダクト横断で業務を自動化・最適化する
● 基盤の活用によりプロダクト、ビジネスの成長スピードを加速する
● オープンなプラットフォームとしてあらゆる業務・ビジネスニーズに対応する
基盤チームのミッションとスコープ
19
基盤は都市設計のようなもの。何を実現するために何を上に立てるのか最終的なイメージが重要
個々のプロダクトよりもより広く長期的な目線が必要になる
個々のプロダクトと基盤のプロダクトマネージメントの違い
プロダクト 基盤
小さく出して
素早く...
20
設計・開発が長期化する
本当に理想なの?の無限ループで思考停
止
先行プロダクトを理想ととらえてしまう
基盤のプロダクトマネジメントの学び
価値ある単位で小さく早くリリース
基盤は長期の開発になりやすいが、顧客価値ベースにス
テップをわけ...
スピードの壁を超えるために
22
● PMは一つのプロダクト or 業務領域に一人。担当領域のビジョン策定から広く裁量をもつ
● プロダクトオーナー(PO)が全体の意思決定・体制に責任を持つ。PO同士が横のつながりを持つことでプロダクト横断の意思
決定も迅速に
● どこを...
組織のスケーラビリティの壁を超えるた
めに
24
● 拡大する領域の全てを高いレベルで理解して意思決定できるスーパーマンに依存してはスケールしない
● 個々の強みを最大限活かすチームづくり。弱みは後で克服できても突出した強みをつくることは困難
スーパーマンに依存しない多様性のあるチームづ...
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● フェーズにより開発・組織・プロダクトマネジメントのあり方は変わる。ミッションの拡大・それに伴うプロダクト・組織が拡大
するのがExpansionフェーズ(と定義)
● Expansionフェーズにはアーキテクチャ、スピード、組織拡大の...
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Expansionフェーズのプロダクトマネジメント

freeeのPM組織の変遷をフェーズにわけてご紹介
その中でも現在のExpansionフェーズにおけるプロダクトマネジメントのポイント・魅力をお伝えします

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Expansionフェーズのプロダクトマネジメント

  1. 1.   Expansionフェーズのプロダクトマネジメント 2021.10.13
  2. 2.   2 プロフィール
 ● 2014年 freee入社
 ● プロダクトマネージャー志望で入社した最初の社員 (たぶん)
 ● エンジニアとしてスタート→ PMチーム発足時から PMを担当。freee会計のプロダクトオーナーに
 ● 現在はプロダクト横断領域の価値創出を目指すプロ ダクト基盤チームのプロダクトオーナー
 
 好きなこと
 ● バスケ
 ● サイクルサッカー
 轡田 哲郎
 Tetsuro Kutsuwada
 プロフィール画像の トリミング方法
  3. 3.   3 PMF Growth Success Expansion お話ししたいこと 熱狂的な顧客獲得を目 指すフェーズ 最速で顧客価値・顧客基盤 を伸ばすフェーズ 顧客のサクセスに徹底的 に向き合うフェーズ より大きなミッションの実現を目 指してプロダクト・組織を拡大 するフェーズ freeeのPM組織の変遷をフェーズにわけてご紹介 その中でも現在のExpansionフェーズにおけるプロダクトマネジメントのポイント・魅力をお伝えしたい ※ ここでのフェーズは轡田が便宜上独自で定義したもの。一般的な用語とは一切関係ありません
  4. 4. 4 01 freeeとは Section
  5. 5.   Mission スモールビジネスを、 世界の主役に。 freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」 をミッションに掲げ、 「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」 の構築を目指してサービスの開発及び提供をしております。 大胆に、スピード感をもってアイデアを具現化することができる スモールビジネスは、様々なイノベーションを生むと同時に、 大企業を刺激して世の中全体に新たなムーブメントを起こすことが できる存在だと考えております。
  6. 6. あらゆる業務とデータがつながることで、自動化・可視化に加えてスマートで適切な経営アクションが可能に 統合型クラウドERP
  7. 7. 7 開業 個人事業主 創業 1人社長 拡大・成長期 上場準備期 スモールビジネスの規模やニーズに応じ最適な業務効率化を実現 開業から上場まであらゆるビジネスステージを支援
  8. 8. 8 02 freeeが歩んだフェーズ Section
  9. 9. 9 PMF フェーズ 従業員数 ~ 50名(イメージ) 顧客セグメント 個人事業主 主要ビジネス指標 新規顧客の獲得スピード PM 代表の佐々木を中心としてエンジニア自身で企画 ・開発 開発 スピード重視。エンジニア毎に開発テーマを持つ 組織 - 個人事業主向けに自動化を価値として熱狂的な顧客獲得を目指したフェーズ 開発・成長のスピードを重視 freee会計
  10. 10. 10 Growth フェーズ 従業員数 50 ~150名(イメージ) 顧客セグメント 小規模法人、税理士さんに拡大 主要ビジネス指標 新規顧客の獲得 (サインアップ数・課金率) PM PMチームが誕生(1~5名程度) 開発 個人開発からチーム開発に徐々にシフト 組織 セールスチーム誕生 最速で顧客価値・顧客基盤の成長を目指したフェーズ 一貫したコンセプトに基づく開発、組織横断の協働が重要に freee人事労務 freee会計 freee開業 freee会社設立
  11. 11. 11 上場(準備)企業対応や申告プロダクトの提供により品質の重要性がより高まる 徹底的に顧客のサクセスを目指してより深い顧客・業務理解が重要 Success フェーズ 従業員数 150~300名(イメージ) 顧客セグメント 上場(準備)会社、 税理士さん向け申告業務に対応 主要ビジネス指標 継続利用率 PM 社内異動を中心にPMチーム拡大 (10名超) 開発 パフォーマンス、セキュリティ、安定稼働など非機能の 品質投資を強化 組織 カスタマーサクセス、ユーザーリサーチチーム誕生 freee人事労務 freee会計 freee開業 freee会社設立 freee申告
  12. 12. 12 中長期的により大きなミッションの実現を目指すフェーズ ミッション拡大に伴いプロダクト・組織も急拡大 Expansion フェーズ 従業員数 300名〜 (イメージ) 顧客セグメント あらゆる業種・ビジネスニーズに対応 主要ビジネス指標 アップセル / クロスセル率 PM 中途採用を中心にPM組織急拡大 (30名程度) 開発 中長期に向けたアーキテクチャ投資強化 組織 PMM(Product Marketing Manager)誕生 freee人事労務 freee会計 freee開業 freee会社設立 freee申告 freeeプロジェクト管理 freeeアプリストア freee資金調達 freeeカード
  13. 13. 13 03 Expansionフェーズの プロダクトマネジメント Section
  14. 14. 14 3. 組織の拡大 PMは10名 → 30名規模に 1. ミッションの拡大 バックオフィスの自動化・効率化だけでなく、 スモールビジネスが強く魅力的な世界を目指す 2. プロダクトの拡大 ミッション実現に向けて提供価値のスコープを拡大 多数の新規プロダクトを展開 Expansionフェーズで起きた変化
  15. 15. 15 Expansionフェーズの壁 アーキテクチャ スピード 組織のスケーラビリ ティ ● プロダクト・顧客の拡大に伴って 初期アーキテクチャではビジネス 要件の実現が困難 ● コードベースの肥大化、開発生産 性の低下 ● プロダクト・組織が拡大する中でコ ミュニケーションコストや意思決定 フローが増加 ● 意思決定、開発スピードの低下 ● 組織の拡大が急務に ● スピード感をもっていかに強い組 織をスケールできるか
  16. 16. アーキテクチャの壁を超えるために
  17. 17. 17 個別最適から全体最適へのシフト 積み上げの アーキテクチャの限界 プロダクトの個別進化 の限界 開発スピードの限界 プロダクト横断で 顧客と開発者価値の向上 を目指す基盤チームの新設
  18. 18. 18 ミッション ● 社内外のプロダクト横断で業務を自動化・最適化する ● 基盤の活用によりプロダクト、ビジネスの成長スピードを加速する ● オープンなプラットフォームとしてあらゆる業務・ビジネスニーズに対応する 基盤チームのミッションとスコープ
  19. 19. 19 基盤は都市設計のようなもの。何を実現するために何を上に立てるのか最終的なイメージが重要 個々のプロダクトよりもより広く長期的な目線が必要になる 個々のプロダクトと基盤のプロダクトマネージメントの違い プロダクト 基盤 小さく出して 素早くアップデート 長期的な理想像 から設計 アプローチ ユーザー/ビジネスの 顕在課題の割合が高い 顕在課題 長期的な潜在課題 解決する課題 スコープ プロダクト単体 全プロダクト
  20. 20. 20 設計・開発が長期化する 本当に理想なの?の無限ループで思考停 止 先行プロダクトを理想ととらえてしまう 基盤のプロダクトマネジメントの学び 価値ある単位で小さく早くリリース 基盤は長期の開発になりやすいが、顧客価値ベースにス テップをわけてリリースしていく。確実に価値のあるものはス ピードにこだわる 変数を固定する 10年先はわからなくても3年後は?1年後ならわかるはず この領域まで広がったら、など変数を固定することで議論が前進 しやすい 顧客価値にフォーカス 今あるものと同じものが生まれて世の中変わるのか? なぜ先行プロダクトが存在するのに課題は解決されていないの か?顧客価値、ビジョン実現にフォーカスする
  21. 21. スピードの壁を超えるために
  22. 22. 22 ● PMは一つのプロダクト or 業務領域に一人。担当領域のビジョン策定から広く裁量をもつ ● プロダクトオーナー(PO)が全体の意思決定・体制に責任を持つ。PO同士が横のつながりを持つことでプロダクト横断の意思 決定も迅速に ● どこを目指すか(Objective)だけ全体で決めて、どうたどり着くか(ロードマップ)はPMに委ねる PMが裁量とスピードをもって意思決定できる体制
  23. 23. 組織のスケーラビリティの壁を超えるた めに
  24. 24. 24 ● 拡大する領域の全てを高いレベルで理解して意思決定できるスーパーマンに依存してはスケールしない ● 個々の強みを最大限活かすチームづくり。弱みは後で克服できても突出した強みをつくることは困難 スーパーマンに依存しない多様性のあるチームづくり
  25. 25. 25 ● フェーズにより開発・組織・プロダクトマネジメントのあり方は変わる。ミッションの拡大・それに伴うプロダクト・組織が拡大 するのがExpansionフェーズ(と定義) ● Expansionフェーズにはアーキテクチャ、スピード、組織拡大の壁がある。壁をこえるためのアプローチ ○ 基盤チームの新設によりプロダクト横断で価値提供を目指す ○ 裁量とスピードをもって意思決定できる体制づくり ○ スーパーマンに頼らない、多様性のあるチーム ● Expansionフェーズはこれからの成長に向けて最もチャレンジングなフェーズ。あらゆるフェーズを経験でき、様々なスキ ルを活かして社会的意義の大きなミッション実現を目指す まとめ

freeeのPM組織の変遷をフェーズにわけてご紹介 その中でも現在のExpansionフェーズにおけるプロダクトマネジメントのポイント・魅力をお伝えします

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