Advertisement
Advertisement

More Related Content

Advertisement

Recently uploaded(20)

[第6回]データ分析ランチセッション - Camphrでモダンな自然言語処理

  1. Leverages Marketing Department データ分析ランチセッション#6 Camphrでモダンな自然言語処理 2020/02/19 渋谷スクランブルスクエア25F レバレジーズ株式会社 データ戦略室室長 阪上晃幸 1
  2. Leverages Marketing Department ● データ戦略室で隔週で行っている、書籍をベースにした勉強会の補講の位置付け。情報 の鮮度を意識した勉強会。 ● 扱うトピックは発表者が任意で決める。 ● 発表者以外は弁当を持参する。発表者は発表後に食事する。 ● 発表時間は10~15分。質疑応答が10~15分。 ランチセッションとは 2
  3. Leverages Marketing Department 自己紹介 3 ● 阪上晃幸(@Mr_Sakaue) ● データアナリスト 兼 室長 ● 経歴 2012/2:レバレジーズでインターン 2012/3:一橋大学大学院経済学研究科 修士課程修了 2012/4〜:レバレジーズ入社 ● 趣味 料理、ブログ記事の作成 『かものはしの分析ブログ』で検索! 表参道のbillsからスクスク が見える
  4. Leverages Marketing Department 今回はCamphrを紹介しますよ! 4
  5. Leverages Marketing Department ● PKSHA Technology Inc.が開発したNLPライブラリ パークシャ ● CamphrはspaCyのプラグイン ○ spaCyとは ■ 自然言語処理を行うためのオープンソースソフトウェア・ライブラリで Pythonなどで書かれている。 ■ 速い、易い、うまいの三拍子 ● 速い:Cythonで書かれており、処理が速い。state-of-the-art(SOTA)な処理速度。 ● 易い:シンプルなAPIで実装しやすい。 ● (連携が)うまい:TensorFlow, PyTorch, scikit-learn, Gensimなどのエコシステムを利用できる。 ■ 49以上の言語に対応 ● Transformers(転移学習)やUdify(75もの言語に対応した自然言語処理のモデル)な どの最先端の手法や、KNP(日本語構文・格・照応解析システム)などを扱うことができ る。 Camphrとは 5
  6. Leverages Marketing Department ● 係り受け解析(新旧) ● ファインチューニング(今回はデモなし) ● 埋め込みベクトル ● テキスト分類 Camphrでできること 6
  7. Leverages Marketing Department 1. ColabをGPUモードで開く 2. !pip install camphr を実行 3. !pip install https://github.com/PKSHATechnology-Research/camphr_models/releases/dow nload/0.5/ja_mecab_udify-0.5.tar.gz を実行しモデルをダウンロード 4. Colabだとモデルは以下のパスとなる。尚、最後のディレクトリはファイル名。 /usr/local/lib/python3.6/dist-packages/ja_mecab_udify/ja_mecab_udify-0.5.0 5. !pip install mecab-python3 --only-binary :all: を実行しMeCabを使えるようにする。 Camphrを触ってみる 7
  8. Leverages Marketing Department 係り受け(日本語) 8
  9. Leverages Marketing Department 係り受け(英語) 9 一つのモデルで日 本語も英語も対応 している。
  10. Leverages Marketing Department 係り受け(フランス語) 10 一つのモデルで日 本語も英語もフラ ンス語も対応して いる。
  11. Leverages Marketing Department ● 学習済みのモデルを使って、入力したテキストの埋め込みベクトルを取得 Transformer(転移学習) 11 768次元の埋め込みベクトル
  12. Leverages Marketing Department ● 埋め込みベクトル(768次元)同士でCOS類似度の計算 ○ 文書単位での類似度とトークン単位での類似度を計算 Transformer(転移学習) 12
  13. Leverages Marketing Department ● json形式でテキストとラベルをもたせたデータに対して文書分類が可能 ○ jsonでトレインデータとラベルデータを用意する。(今回は20件ほど) ● コマンドライン(CLI)で実行可能 ● Colabで実行可能。 文書分類 このような形式のデータをインプット テキスト ラベル ラベルデータ 13
  14. Leverages Marketing Department ● Colab上で、CLIでの文書分類の学習の実行 文書分類 14
  15. Leverages Marketing Department ● 訓練が終わったモデルを読み込んでラベルの予測を行う。 文書分類 ポジティブに分類されて欲しいが、訓練デー タが20件ほどしかないので厳しいのかもしれ ない。 15
  16. Leverages Marketing Department ● 様々な学習済みモデルを簡単に扱えるのは良い。 ● SpaCy自体にも興味を持てた。 ● 複数言語を一つのモデルで扱えるUDifyはすごいと思った。 ● 文書分類に関してもっと大きなデータセットを用意したり、日本語での文書分類を試して みたい。 所感 16
  17. Leverages Marketing Department [1] Camphr - spaCy plugin for Transformers, Udify, Elmo, etc. : GitHub [2] Camphr: spaCy plugin for Transformers, Udify, KNP : Qiita [3] spaCy [4] 日本語構文・格・照応解析システム KNP [5] yasuokaの日記: 多言語係り受け解析ツールとしてのCamphr-Udify [6] Displacy from spacy in google colab [7] UDify [8] Tutorial: Text Classification in Python Using spaCy [9] Fine tuning Transformers [10] Training spaCy’s Statistical Models 参考情報 17
  18. Leverages Marketing Department ご静聴ありがとうございました! 18
Advertisement