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〔日健医誌 26(4):204-211,2017J
原著-
医療処置を受ける幼児に使用するオノマ トペの
テキストマイニン グ分析
一小児看護学実習前後における看護学生のことばの変化一
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項目 実習前
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R220 石舘美弥子・山下麻実・いとうたけひこ(2017). 医療処置を受ける幼児に使用するオノマトペの分析:小児看護学実習前後における看護学生のことばの変化 日本健康医学会誌, 26 (4), 204-211.

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要旨
わが国の小児病棟では看護師が幼児に対して頻繁に用いることばにオノマトペがある。先行研究では,オノマトペの臨場感ある描写力が幼児にわかりやすく伝えるための重要な要素となること,オノマトペを中心とした文レベルの構造的特徴について報告している。看護師がこれらのオノマトペをどのように習得しているのかを明らかにするため,本研究では,実習を経験する看護学生が医療処置を受ける幼児にどのようなことばかけをするのか,小児看護学実習前後で違いがみられるのかについて調査した。看護学生154名を対象に,質問紙調査を行い,医療処置を受ける幼児へのことばかけを小児看護学実習前後で比較検討した。テキストマイニングソフトウエアを用いて特徴語分析を行った結果,小児看護学実習前は「まっすぐ」「出してほしい」「絆創膏」など成人語がみられたのに対し,小児看護学実習後は「ピーン」「チックン」「マキマキ」「ペッタン」などオノマトペが特徴的にみられた。実習後の方にオノマトペとの強い関係性が示されており,実習前後では言語的対応に差が認められた。看護学生は実習を通して,オノマトペを用いたことばを多用し,子どもに必要なことばかけを修得していることが示唆された。
●キーワード:テキストマイニング オノマトペ 看護学生 幼児 医療処置 小児看護学実習
Abstract
In Japan, nurses in pediatric wards often use onomatopoeias, which are words that preschoolers with immature language ability can understand intuitively, and thus take an important role in communication with children. In this study, explanations by 154 nurse students for preschoolers who were to take medical procedures were analyzed with a questionnaire, in comparison between before and after pediatric nursing training. Comparison by text mining analyses revealed that onomatopoetic words like “Piin”, “Chikkun”, “Makimaki”, “Pettan” were used after pediatric nursing training, while words for adult patients like “Massugu”, “Dashitehoshii”, “Bansoko” had been used often before pediatric nursing training. These differences were confirmed to be statistically significant, suggesting that the students could learn explanation skill required in pediatric wards thorough pediatric nursing training.

Keywords
text mining, onomatopoeias, nurse students, preschool children, medical procedures, pediatric nursing training

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R220 石舘美弥子・山下麻実・いとうたけひこ(2017). 医療処置を受ける幼児に使用するオノマトペの分析:小児看護学実習前後における看護学生のことばの変化 日本健康医学会誌, 26 (4), 204-211.

  1. 1. 〔日健医誌 26(4):204-211,2017J 原著- 医療処置を受ける幼児に使用するオノマ トペの テキストマイニン グ分析 一小児看護学実習前後における看護学生のことばの変化一 石舘美弥子キ・ 山下麻実材 ・いとうたけひこキネ わが国の小児病棟では看護師が幼児に対して頻繁に用いることばにオノマトペがある。先行研究では, オノマトペの臨場感ある描写力が幼児にわかりやすく伝えるための重要な要素となること ,オノマトペ を中心とした文レベルの構造的特徴について報告している。看護師がこれらのオノマトペをどのように 習得しているのかを明らかにするため,本研究では,実習を経験する看護学生が医療処置を受ける幼児 にどのようなことばかけをするのか,小児看護学実習前後で違いがみられるのかについて調査した。看 護学生 154名を対象に,質問紙調査を行い,医療処置を受ける幼児へのことばかけを小児看護学実習前後 で比較検討した。テキストマイニングソフトウエアを用いて特徴語分析を行った結果,小児看護学実習 前は「まっすぐJi出してほしいJi紳創膏Jなど成人語がみられたのに対し小児看護学実習後は「ピー ンJiチックンJiマキマキJiベッタンJなどオノ マトペが特徴的にみられた。実習後の方にオノマ ト ペとの強い関係性が示されており,実習前後では言語的対応に差が認められた。看護学生は実習を通し て,オノマトペを用いたことばを多用し,子どもに必要なことばかけを修得していることが示唆された。 キーワード :テキストマイニング,オノマ トペ,看護学生,幼児,医療処置,小児看護学実習 1.緒 Eコ 近年小児医療において,子どもが納得して治療や処置 に臨めるようなかかわりとして,インフォームドアセン トが重要視されている。インフォームドアセントとは, 「小児患者の治療に際して,医師が保護者からのイン フォームドコンセントを得るだけでなく,当事者の子ど もに対しても治療に関する説明および同意取得を行うこ とJI)である。インフォームドアセントはインフォーム ドコンセントの類似概念であり,年齢の低い子どもで あっても,その理解力に応じ説明し了解を得る手続き である 2)。子どもの望む見通しがわかるように発達段階 に合わせた説明が必要である 。 しかし実際には, i時間 がないJi具体的な説明方法がわからない」といった理 由から,必要性を感じながらも実施に至らない小児病棟 の現状がみられる 3,4)。十分な説明がなされず,医療処 置を受けた子どもの心理的混乱は大きく,その影響はそ - 帝京大学医療技術学部看護学科 "横浜創英大学看護学部看護学科 山和光大学現代人間学部 (2017年 6月 2日受理) の後の治療経過にも及ぶことになる。中でも,病気を自 分への罰として捉える幼児期の子どもの心理的負担は大 きい5)。幼児が安心して医療処置を受けるためには,わ かりやすいことばで説明を受ける必要がある。 小児病棟では看護師が子どもに対して頻繁に用いるこ とばにオノマトペがある。オノマトペとは,日本語のな かにある,ゴーン(鐘),キーン(飛行機)のような擬 音語とクルクル(回転), ピカピカ(輝き)のような擬 態語を一括して言うものである 6)。日本語では,表現し にくい音,動作の様態,物事の状態などの微妙なニュア ンスもオノマトペを用いることによって鮮明かつ簡潔に 表現することができる。小児病棟においては,注射や採 血を「チックン J,吸入療法を「モクモク j と表現する などがその例として挙げられる。 オノマトペは,通常のことばでは表現しにくい微妙な イメージを簡潔に表現できることばである。特に,感覚 を数量的に評価したり,程度の副詞を用いて説明したり することが上手く行えない年少児を対象とする場合に有 効と言われている 8)。また,オノマ トベの リズミカ Jレな 響きが子どもに安心感をもた らすとされている 9)。著者 らの先行研究7,10)では,子ど もに関わる看護師が使用す
  2. 2. ることばにオノマトペが顕著に認められ,オノマトペの 臨場感ある描写力が幼児にわかりやすく伝えるための重 要な要素となる こと,オノマトペを中心とした文レベル の構造的特徴として「オノマトベ+する」動詞,繰り返 し表現のオノマトペ,オノマトペ語棄を係元に係り先を 一般動詞とする端的な表現が多いことを報告している。 医療処置を受ける幼児にかかわる看護師以外の大人に 看護学生がいる。看護学生は小児看護学実習(以下実習 とする)を通して子どもとかかわる看護師から学ぶ機会 を得る。臨地実習は「反応・変化をもっクライエント・ 患者を対象とした実技の演示と看護行為の実施,状況の 判断の仕方,様々な場面への対応の仕方などを具体的に 学修する Jll)経験学習の場である。教室での学び とは異 なる実践的な場面と言える。実習中の看護学生は,基本 的に担当看護師と共に行動し子どもの看護にあたること から,看護師のかかわりや言動に影響を受けやすいこと が考えられる 。 そこで,実習を経験する看護学生が医療処置を受ける 幼児にオノマトペを用いたことばかけをするのか,実習 後に,そのことばかけに違いがみられるのかを検討する こととした。医療場面で、の幼児への説明に必要なオノマ トベのことばかけの存在が明らかになれば,オノマ トペ を用いた説明モデルの作成に向けて具体的な示唆を得る ことになる。 本研究の目的は,著者 らの先行研究7,10) に引き続き, 看護師の説明に含まれるオノマトベが,看護学生におい ても認められるのか,テキストマイニングの手法を用い 205 て量的に明らかにすることである。 11. 方 法 1. 研究対象 全国の看護師養成機関から,看護系大学 8校,専門専 修学校 (2年課程)3校,看護専修学校 (3年課程)3校, 短期大学 7校を抽出し,調査の趣旨および内容を示した 文書を各教育機関の施設長宛てに郵送し調査協力の承 諾が得られた関東地方と中部地方に在る 10校に在学し ている看護学生を対象とした(総数 530名)。 2. 調査期間 2013年 11月から 2014年 7月までであった。 3 調査方法 看護師養成機関の施設長に調査の趣旨,方法,倫理的 配慮を記録した文書により,該当する看護学生に配布を 依頼した。看護学生 には同様に文書により依頼を行い, 自記式調査用紙と個別郵送用封筒を同封した。 4. 調査内容 調査用紙は医療処置を受ける幼児に対することばかけ に関する質問項目であり,実習前後で各 l回ずつ記入を 求めた。図 1のとおり,視覚刺激である 7種の医療場面 (パイタ Jレサイン測定,採血,点滴,吸入療法,口鼻腔 吸引,腰椎穿刺,骨髄穿刺)を受ける幼児を描いたイラ ストの子どもに対して,各々の医療処置を説明するよう 自由記述で回答を求めた。 5. 分析方法 記述データをテキストマイニング法 (TextMining 図 1 質問紙に設定した視覚刺激例(左上より吸入療法-口鼻腔吸引・腰椎穿刺・ 骨髄穿刺) 注・イラストは石舘波子氏より提供を受けた
  3. 3. 206 StudioV巴r4.2 数理システム)を使用して,全体分析, 実習前後分析の 2段階で、分析を行った。テキス トマイニ ングとは,文字(テキス ト)という質的データを量的方 法で分析する手法であり, r蓄積された膨大なテキスト データをなんらかの単位(文字,単語,フレーズ)に分 解し,これらの関係を定量的に分析すること jl2)である。 また,分析過程において TextMiningの機能である原 文参照を使用し,単語から原文である記述データを参照 し内容を確認した。 (1) 事前分析 全体分析では,テキス トデータを以下の手順で分析し た。 ① 分かち書き(形態素解析):テキストを文節単位 の意味の通る単語に分割する 13)。 ② グルーピング 対象者のすべての記述データから 小児医療オノマ トペを抽出した。 本研究で使用するオノマトベは,著者らの先行研究7) に従い, r小児医療現場において,対幼児に使用している ことばであり ,擬音語・擬態語に加え,擬音語 ・擬態語 に類似した形を持つ表現である 『痛いH大事』を反復形 に整えた‘イタイイタイ, ,ダイジダイジ'な どの一般語棄 のオノマトペ化も含むことばをオノマトペ」と定義した。 抽出方法は,著者らの先行研究7,10)と同様, 日本語オ ノマ トペ辞典14)を参考に行った。抽出にあたり,小児看 護学,心理学研究の専門家と協議し信頼性妥当性の確 保に努めた。さらに,抽出結果が用語の定義に即してい ることをオノマトペ研究の専門家よりスーパーパイズを 受けた。抽出されたすべてのオノマトベをグループにま とめて属性として保存した。 (2) 実習前後分析 全体分析をもとに実習前後の看護学生のことばを比較 するため,単語頻度分析,特徴語分析を実施した。 ① 単 語 頻 度 分 析 。テキストに出現する単語の出現回 数をカウントし,実習前後で比較した。単語頻度 分析の設定は,品調を名詞,動詞,形容詞,副詞 に 限 定 し 上 位 20件を抽出した。 ② 特 徴 語 分 析 :各医療場面に特徴的に出現する小児 医療オノマ トベを抽出した。特徴語分析設定は, 品詞を名詞,動調,形容詞,副調に限定し行単位 での抽出を行い,抽出基準となる指標値は,各セ ルの期待値が 5以下であることから Yates補正 x2 値を選択した。 6. 倫理的配慮 神奈川大学における人を対象とする研究に関する倫理 審査委員会の承認(承認番号 2013-3-2)を得た。倫理的 配慮の内容には,個人情報の保護,参加の自由と中断の 保証,質問への対応方法 研究成果の公表方法を 明記し た。収集したデータは個人を識別する情報を取り除き, 新たに番号を付けて匿名化 した。 III. 結 果 l 研究対象者の概要 質問紙の返送は 160名(回収率 30.2%)であり,そのう ち,質問項目に欠損値のある対象を除外した 154名(有 効回答率 96.3%) を分析対象と した。教育機関別では, 短期大学が最も多く 77名 (50.0%)であり,専修学校 (2 年課程) 57名 (37.0%),看護系大学 20名 (13.0%)で あった。 2. オノマトベの傾向 1) 全体分析結果 (1) 基本統計量 看護学生 154名の記述データの基本情報は,総文数 5,509文,平均文長は 18.8文字であった。内容語の延べ 単語数は 15,901語で,単語種別数(使用された単語の種 類)は 990語であった。タイプ ・トークン比は 0.062で あった。タイプ ・トー クン比とは,述べ単語数に対する 単語種別数の比率を求めたものである 15)。つまり単語種 別数が多いとタイプ ・トークン比が高値となり使われた 単語の数が多く,話が豊かということになる。 (2) 品詞出現回数 品詞出現回数は,名調が 7,841,動調 4.412,副調 1,850, 形容詞 1,082で名詞が最も多かった。 2) 実習前後分析結果 (1) 実習前後の単語頻度分析 表 1は,実習前後の学生の記述データの基本統計量を 示す。総文数は,実習前 2,934文,実習後 2,575文,平均 文長は,実習前 7.6文字,実習後 7.l文字といずれも実 習後に減少した。タイプ・トークン比は,実習前 0.087, 実習後 0.l00であり,実習後のほうに高値となった。 (2) 実習前後の原文例 表 2に示す通り,実習前後でみた 7種の医療場面別の 表 1 実習前後のことばかけの比較 項 目 実習前 実習後 総文数 2,934 2,575 平均行長 (文字数) 20.8 16.9 平均文長(文字数) 7.6 7.l 延べ単語数 8,975 6,926 単語種別数 785 692 タイプ ・ト ークン比 0.087 0.l00
  4. 4. 却7 項目 実習前 表 2 実習前後における 7種の医療場面の原文例の比較 実習後 パイタルサイン 測定 大きく息を吸ってー,吐いて一 身体がどのくらい元気か,測りまーす 息が苦しくないか,確かめる機械だよー ちょっとの間,ジッとしててね モシモシするね 足にマキマキするよー お指,貸してねー シュパシュパするねー 身体の中に悪いものが入っていないか調べるよ 背中にチックンするよー ちょっと,我慢してね えらいねー,上手だねー腰椎穿刺 採血 点滴 痛いけど,我慢してねー ダンゴムシさんみたいに丸くなってね お膝を抱えてまあるく,小さくなってね すぐ終わるから,ジッとしててね おてて.出してね 腕をまっすぐ.腕を少しi締めるね 手を拭いていくよー 針を刺しますねー 緋創膏,貼るね! 大事な点滴さんだから,ベッドで寝ててね 元気になるお薬を身体に入れてくよ 動くと,イタイイタイだからジッとしててね えぴさんみたいにクルッとしょっか おてて, ピーンしてね マキマキするよー キレイキレイするね チックンするよー 紳創膏,ペッタンする! 点滴が体に巻きっかないように気をつけてね この薬がなくなるまで,待っててね お薬が入っていっているから,良い子に寝てられるかな 大切なものだから,触らないでね ちょっと鼻にチューブ入れるよ 口鼻腔吸引 すぐ終わるから頑張ってね お鼻に詰まっているものを取るよ 白い煙を吸ってね 苦しいのを取るよ l ジュルジユJレするねー お鼻,スースーするよ モクモクするね 吸入療法 お咳が苦しかったりするのを治してくれるお薬 シューッてお薬が出てくるよ 痛くないよ 上手にスーハーできるかな? シュワシュワするよ息が苦しくならないように空気を入れるよ お尻のお骨に悪いものいないか.調べるね お身体をきれいにするよー うつぶせになってね 骨髄穿刺 お腹が下になるように寝ょうね 下線はオノマトペを示す. 原文例を比較した。下線のことばがオノマトペである。 パイタルサイン測定では,聴診器を用いた心拍,心音, 呼吸音聴取の際に使用する表現として,実習前「大きく 息を吸ってー,吐いてー」から,実習後「モシモシする ね」が例として挙げられた。同様に,血液中の酸素飽和 度が測定されるパルスオキシメータのプローブ、を装着す ることばかけでは,実習前「身体がどのくらい元気か, 測りまーすJから,実習後「足にマキマキするねー」とな り,血圧測定では,マンシェットを巻き,送気球を用い て空気を入れる動作を説明する「シュパシュパするね」 が表現された。採血場面では,腕を出してもらう時,実 習前「おてて,出してね」から,実習後「おてて,ピーン してね」が使用された例があった。また,腰椎穿刺,骨髄 穿刺,採血では,針の刺入の説明時に用いられることば として,実習前「身体の中に悪いものが入っていないか 調べるよ JIお尻のお骨に悪いものいないか,調べるね」 お尻にチックンするよ 怖いと思うけど,ジッとしててね 我慢できるかな お腹を下にしてネンネしてね 「針を刺しますねー」に対して,実習後「背中にチック ンするよーJIお尻にチックンするよーJIチックンする よー」があり,共通する語嚢「チックン」が認められた。 口鼻腔吸引の際の説明は 実習前「すぐ終わるから頑 張ってね」から,実習後「ジ、ユ Jレジュ JレするねーJが特 徴的に表現された。吸入療法では,吸入液が噴霧される 様態を表す「白い煙を吸ってねJから,実習後「モクモ クするね」が挙げられた。一方,点滴場面は, I大事な 点滴さんだから,ベッドで寝ててねJI点滴が体に巻き っかないように気をつけてねjなど,実習前後ともオノ マトペ表現ではなく,成人語を中心とした表現が認めら れた。 (3) 実習前後の特徴語分析 実習前後でみた 7種の医療場面別の特徴語分析におい て統計的に有意差が認められたオノマトペを網掛けで表 したものを表 3に示す (ρ<0.05)。採血を受ける幼児へ
  5. 5. 208 * * 8 7 7 3 7 8 4 4 5 5 6 一6 9 2 4 6 3 3 3 3 3 一4 7 8 0 9 1 5 6 3 3 一6 6 7 8 8 9 4 0 1 1 - 5 6 2 2 2 2 5 2 2 2 71 6 4 3 3 3 5 5 5 5 - 7 6 3 3 8 3 3 3 3 0 覇 5 d ﹄ 1 9 9 1 8 2 1 1 1 1 7 一3 7 8 4 3 9 9 9 9 9 一7 4 4 1 5 1 6 0 2 2 一5 5 0 8 8 4 9 1 0 0 一3 1 8 8 8 8 2 5 5 5 一7 3 9 5 5 5 2 2 2 2 一3 1 5 引 園 ぷ 6 2 2 9 β 5 2 2 4 4. 。一 9 5 0 0 4 6 6. 6 6 . 6一1 2 1 1 9 9 9 8 7 7 一0 0 9 7 7 6 0 7 6 6 一9 7 6 6 6 6 8 4 4 4 一2 7 5 4 4 4 2 2 2 2 一0 5 5 5 3 3 3 3 3 沢 E ご 一口 8 8 6 6 5 4 4 4 4 4 一 7 4 4 4 3 2 2 2 2 2 一什 8 8 8 5 5 4 3 3 3 一5 5 4 3 3 3 3 2 2 2 一3 3 3 3 3 3 2 2 2 2 一ロ 4 3 2 2 2 1 1 1 1 一m 8 3 3 3 2 2 2 2 ム ド - - E E - - 眉 * d m 6 6 5 ね 4 5 5 3 3 些 伺 7 5 3 伺 2 2 2 2 2 一万 臼 却 日 7 お 4 お 3 2 4 4 6 3 3 8 m 7 4 4 5 刊 3 3 3 3 叩 2 2 2 一円 6 5 2 2 2 1 1 1 1 江 田3 3 5 2 2 2 2 3 杭 χ正補。、 u eみ LaYす一一小 をぺ'ト ι マノオ土 * * 本 * * * * * * * * 一* * * * 実習前後における 7種の医療場面の特徴語分析の比較 呈霊盆 i至シモシ 足 貸す+ない JIJる+ない 烹主マキ 早い つける+してほしい 体調IlIIl えらい 立さ~~ュパ 主主ー チックン 吾榎 えらい 坐-(-(.タイ えぴさん なる 杢主:t- 強い 行〈 圭企圭盈 テックン ペッタン 主主Zま おてて 上手 杢k丘主!-'-( 拭く+してほしい ~ --ン 扇福dん 盤盈ゑ 気をつける+してほしい 待つ+してほしい 触る 蹴る 八つ 静か 点滴 頑張る チューブ 豆1?5liる+ない 苦しい ジュルジュル 主主 主二二」 取る+できる 終わる 動 かす 預張る 1図 書量慢 + ? 盟ゑ土主い モクモク 痛い+ない 上手 シュワシュワ 深い 大事 あげる+してほしい いる+ない お母さん 主主一 埜立2~ 尻 してようね 怖 い 我慢 ネンネ 顔 嫌 ばいきんさん * * * * ネ キ * * * * * * * ψ 争 率 * * * ネ * 一 * 本 * * 本 * * 2 品 訪 問 山 部 出 印 刷 一 川 辺 部 川 明 叩 間 一 出 お お 沼 山 山 一 m m 抑 制 問 山 山 川 誠 一 山 川 問 問 問 m m m 叩 川 市 部 訪 問 山 判 明 叩 一 治 郡 山 山 川 市 町布 一 * * * J 一 百 日 什 ロ ロ 刊 6 6 9 什 5 -6 9 3 3 3 判 幻 5 5 5 一日 M H 4 4 4 日 9 U お一 B m 5 9 9 口 6 3 3 3 一日 5 7 刊 3 3 3 什 9 5 一却 4 6 6 2 3 3 7 H 2 8 7 7 6 3 3 3 2 2 2 表 3 一宣車 身 体 息 大きい 吸う 機械 人差し指 酸素 当てる 吐く 芝ッと+してほしい 盈ゑー 調べる 身体 ダンゴムシ 好き 膝 背 中 痛い ジッと ポーズ * * p b l ν l v い し し 、 し し し ほ ほ ん ま ほ ほ る て て ー 引 い も て て き い し し い 引 占な し る し ぐ - し で な + 一 ブ + ジ 悪 レ ツ が + せ せ + 膏 す る 一 + + と る + る 一 一 る る る 序 ち + 三 い る る る ぷ ら 肘 糊 わ一 軒 子 持 -U齢 糊 一 川 高 林邸 内 一腕 泌 菜 机一 M M石 綿 味 M M円 程息 耕 一⋮ 奥 一 肘 咳 h 一 乱 口一 服 釘 浦 煙 お 島 尻 一訴 LP 山?? 引 や 採血 口鼻腔吸引 吸入療法 骨髄穿車IJ 項目 パイタルサイン ;RIJ定 腰椎穿刺 点滴
  6. 6. のことばでは,実習前は「出す+してほしいJI幹創膏j 「まっすぐ」といった成人語がみられたのに対し,実習 後は. IチックンJIベッタンJIマキマキJIキレイキレ イ」などオノマトペが含まれる幼児語がみられ,有意差 が認められた。点滴を受ける幼児へのことばでは,実習 前「寝る+してほしいJI身体JI寝る+できるJ.実習後 「気をつける+してほしいJI待つ+してほしいJI触る」 といった成人語がみられ,特徴的な変化は認められな かった。腰椎穿刺を受ける幼児へのことばでは,実習前 は「調べる JI身体J.実習後は. IチックンJIイタイイタ イ」などがみられ,有意差が認められた。骨髄穿刺を受 ける幼児へのことばでは,実習前は「寝るJ.実習後は, 「チックンJI尻jなどがみられ,有意差が認められた。 パイタルサイン測定を受ける幼児へのことばでは,実習 前は「身体JI息JI大きいJI吸う Jなど,実習後は「モシ モシJI足JI貸す+ないJI測る+ないJIマキマキJIシユ パシュノりなどがみられ,有意差が認められた。吸入療 法を受ける幼児へのことばでは,実習前は「吸う+して ほしいJ.実習後は「モクモク JIシュワシュワ」がみら れ,有意差が認められた。口鼻腔吸引を受ける幼児への ことばでは,実習前は「チュープJI頑張る+してほし いJ.実習後のことばの上位に「ジ、ユ Jレジュ jレJIスー スー」のオノマトペが抽出された。 IV. 考 察 1. 実習前後の看護学生のことばの変化 単語頻度分析をみると,実習後は実習前に比し,平均 文長が短く述べ単語数および単語種別数が減少してお り,実習後,より端的に表現するようになったことがわ かった。一方で,タイプ・トークン比は実習前 0.087か ら実習後 0.100に上昇しており 記述内容は豊かに変化 している。つまり,説明する表現は端的に変化したが, 説明内容は減少していないことになる。原文例の比較を みると,実習前は,なぜ医療処置が必要なのか,その理 由を先に述べていることが多い。しかし実習後は,医療 処置の実施方法や手順について淡々と説明していること がわかる。 この理由として,子どもの発達年齢に必要なかかわり への変化が考えられる。成人に比べて子どもの集中力は 短い。限られた時間の中で子どもにわかりやすく伝える 重要な要素として,簡潔明瞭なことばかけが求められ る。子どもへの事前の説明で、重要なことは,嘘をつかず 正しい情報を伝えること,言葉の微妙な意味合いを考慮 し簡潔に伝えること,五感情報を伝えること,と述べら れている 16)。これから子どもが体験する検査や処置の感 209 覚的情報である,冷たいのか,痛いのか,などを端的に 伝えることばとして,オノマトペが使用されていると言 える。実習前は成人語のことばかけが多くみられたが, 実習後は成人語に代わりオノマトペを用いた端的な説明 に変化している。幼児へのことばかけでは,成人語より もオノマトペを使用したほうが子どもの記憶に残ると報 告されている的。看護学生は実習を経験することで,子 どもに対して効果的なことばかけを使用するようになっ たと考えられる。実習を通して,看護学生は子どもが理 解できることばかけを修得することが示唆された。 さらに,特徴語分析でも同様に,実習前後において特 徴的な変化が認められた。点滴以外の 6種の医療処置場 面で実習後のほうにオノマトペとの強い関係性が示され ており,実習前後における言語的対応に差がみられた。 点滴場面のことばに特徴的なオノマトペがみられなかっ た理由として,実習場面での経験の少なさが考えられ る。一般に,標準的な点滴処置は入院前の外来で行われ る。そのため入院病棟で実習する看護学生はすでに点滴 が留置されている患児を受け持つことになる。本結果 は,実習中点滴を留置する子どもへのかかわりを体験す る機会が少ないことによるのではないかと推察される。 看護学生にとって臨地実習は実践知を学ぶ臨床現場で ある。指導者である看護師によって直接的に教えられる ばかりではない。看護師が子どもに話しかけていること ばを直接聞き習得する機会となる。そこには学習者自身 の観察や実践を通した過程がある。 Lave&Wengerl8) は,学習を「実践共同体への参加であり,その共同体の 成員としてアイデンテイティを形成すること」と位置づ ける状況的学習理論を提唱している。実習は,看護学生 が入院児,医師,看護師らの実践共同体に参加すること で学ぴが成立する。実習における看護学生の学ぴは,こ のような共同体との社会的なかかわりに参加し,その共 同体に存在する様々なものとの相互作用のなかで生じ る。看護学生は,実習での実践を通して,子どもに必要 なことばかけであるオノマトペ表現を獲得していること が示唆された。 2. 看護学生のことばに含まれるオノマトペの特徴 実習後にみられた看護学生のことばには,先行研究。 で抽出された看護師と同様の特徴的なオノマトペが含ま れることが明らかとなった。採血では「チックンJIピー ンJ.腰椎穿刺・腰椎穿刺では「チックンJ.パイタルサ イン測定では「モシモシJIマキマキJIシュパシュノ"J. 吸入療法では「モクモク JIシュワシュワJ.口鼻腔吸引 では「ジ、ユルジユル」は,いずれも先行研究7)で抽出さ れた看護師の対幼児発話にみられたオノマトペと一致し
  7. 7. 210 た結果が得られた。針を刺入する際に用いられる「チッ クン」は,瞬時性と音の共鳴を重ね合わせ,的確であり ながら優しさを内包した絶妙のオノマ トペである 10)。パ イタルサイン測定の例では, iモシモシ」を表現するだけ で,子どもは聴診器で心音を聴取される ことがわかり, 胸を広げて準備を始める。「マキマキJiシュパシュパ」 は血圧測定の説明で多用される表現である。腕に巻いた マンシエツトの緩やかに膨らむ情景と結びつく。口鼻腔 吸引の「ジ、ユルジ司ユ lレjはカテーテルから分泌物が引け る音を的確に表わしている。臨場感のある描写力を持つ オノマトペは,認知発達途上の幼児に対して,強く感覚 イメ ージを喚起する表現である。医療処置の説明では, 子どもの恐怖を最小限に,しかし「痛いJi苦しいJi熱 いJi冷たい」 といった情報をできるかぎり正確に伝え ることが求められる。今回,使用されたオノマトペは これらの要求に的確に応えられるものである 。さらに 有意差のみられたオノマ トペについて,著者らの先行研 究による傾向分析7)に準じ分類すると, [動作〕に関する オノマトベ(‘マキマキ'‘モシモシ'‘モクモク'‘ピーン') が 4語と最も多く, [聴覚〕の 3語(‘シュパシュパ'‘ジ、ユ ルジ、ユ Jレ"シュワシュワ'),[触覚〕の l語(‘チックン') が続いた。看護師の発話で抽出された有意なオノマトベ の中で最も多かった音韻形態は反復形であり 10) バラエ テイ豊かで子音と母音が組み合され,繰り返し音節の持 つ リズミカルな音韻が特徴的である。繰り返すことによ る継続性とリズム感が幼児に受け入れやすいとされてお り19) 幼児との円滑なコミュニケーションをはかるうえ で有効活用できる表現と言える。本結果も先行研究の結 果10)を支持する。今回,看護学生のことばかけに,看護 師のことばかけと同じように特徴的なオノマト ペが認め られることがわかった。看護学生も看護師と同様,難解 な医療用語をオノマトペに置き換えることで,語棄の少 ない幼児でも理解しやすくなる 7)と考えて使用している と推察される。 V. 結 三ι E岡 今回,医療処置をうける幼児へのことばかけに実習を 経験した看護学生が看護師と同様のオノマトペが出現す ることが明らかとなった。幼児へのことばかけにオノマ トペを取り入れる学習過程の一端が示されたことで¥幼 児への説明モデル開発に向けて具体的な示唆を得られ た。今後オノマトペの説明モデルが開発されれば,病院 での処置場面に限らず,初学者である看護学生の教育的 指導として,幼児とのコミュニケーション能力向上に繋 がる活用が期待できる。 本研究の対象者は,関東地方と中部地方の教育機関で あり,先行研究7.10)の東海地方とは,居住地域および被 験者が異なることから,得られたオノマ トペは,ある限 られた地域で流通することばではなく,地域を超えた共 通語として存在する 可能性を示 している。今後の課題と して,全国的にオノマ トペがみられるものなのか,対象 を看護師や看護学生以外の子どもにかかわる医療従事者 に広げた全国調査を行いオノマトペの実態を把握するこ とが必要である。 謝辞 ・今回の調査にご協力いただいた看護学生の皆様に 心より感謝申し上げる 。図 1は石舘波子氏より提供を受 けた。なお,本研究は神奈川大学に提出した博士論文の 一部に加筆修正したものである。また,本研究の一部は 第 31回国際心理学会 (ICP2016)にて発表した。本研究 はJSPS科研費 24660030の助成 を受けたものである。 文 献 1) 松村 E召大辞林第三版,三省堂, 2006 2) 白石裕子,吉野尚一 子どもの検査とインフォーム ドコンセント,インフォームドアセント 小児看護, 3:274-280.2016 3) 上村浩太,丸山浩校,林裕子.看護師のフ。レバレー ション実践認識と関連する要因 プレバレーシヨン 普及に向けて-日本看護学会論文集 小児看護, 16:348-349.2006 4) 山口孝子,堀田法子,下方浩史 主成分分析による 幼児へのプレバレーシヨンの影響要因に関する研 究小児看護学会誌;18(2):1-8. 2009 5) Piajet].ピアジ、エに学ぶ認知発達の科学(中垣啓, 訳)北大路書房, 2007 6) 小野正弘オノマトペがあるから日本語が楽しい 擬 音語 ・擬態語の豊かな世界,平凡社, 2009 7) 石舘美弥子,谷田部かなか,山下麻実,他.医療場 面において幼児に関わる看護師が用いるオノマトペ の検討,小児保健研究;73(3):453-461. 2014 8) 苧坂直行感性の ことばを研究する 擬音語・擬態 語に読む心のありか,新日霊社, 1999 9) 古市久子 絵本がもっリズム性がこどもに与える教 育的意味東邦学誌;41 (1):109-125.2012 10) 石舘美弥子,山下麻実,いとうたけひこ.小児医療 場面において看護師が幼児とのコミュニケーシヨン に用いるオノマトペの特徴.小児保健研究;74(6) 914-921. 2015 11) 田島桂子.看護実践能力育成に向けた教育の基礎(初 版)東京医学書院 2002 12) 金明哲.テキストデータの統計科学入門,東京 岩波書店, 2009 13) 服部兼敏.テキストマイニングで広がる看護の世界, ナカニシヤ出版, 2010 14) 小野正弘擬音語・擬態語 4500一日本語オノマトペ 辞典,小学館, 2011
  8. 8. 211 15) 佐藤郁哉質的データ分析法一原理・方法・実践, 東京:新曜社, 2008 images?JapanesePscychologicalResearch,33(1), 11-17.1991 16) 伊藤麻衣.チャイ Jレド・ライフ・スペシャリストの 立場からみたプレバレーション,チャイ Jレドヘルス; 17(2):20-23. 2014 17) InoueT.Encordingactivitiesbypreschoolchildren 出 lderorientingversuslearninginstructions:Are onomatopoeiasassociatedwithmoreconcrete 18) LaveJ,WengerE.Situatedlearning;Legitimate peripheral仰rticipation.状況に埋め込まれた学習一正 統的周辺参加.(佐伯酔,訳)産業図書, 2013 19) 三好行雄.乳幼児言語研究-3歳児における発声語 の文法的特質②ー,武蔵野短期大学紀要;20:193- 20l. 2006 Abstract TextMiningAnalysisofOnomatopoeiasUsedbyNurseStudents BeforeandAfterPediatricNursingTrainingToward PreschoolPatientsUndergoingMedicalProcedures (AcceptedJune2,2017) MiyakoISHIDATE*,AsamiYAMAS田 TA肺, Takehiko1TO肺 * InJapan,nursesinpediatricwardsoftenuseonomatopoeias,which訂 ewordsthat preschoolerswithimmaturelanguageabilitycanunderstandintuitively,andthustakean importantroleincommunicationwi也 children. In出sstudy,explanationsby154nurse studentsforpreschoolerswhoweretotakemedicalprocedureswereanalyzedwitha questionnaire,incomparisonbetweenbeforeandafterpediatricnursingtraining. Comparisonbytextmininganalysesrevealedthatonomatopoeticwordslike"Piin", "Chikkun",“Makimaki","Pe抗an"wereusedafterpediatricnursingtraining,whilewordsfor adultpat討ient也slike nursingtraining.Thesedifferenceswereconfirmedtobestatisticallysigr岨C釦t.sugges出 g 出atthestudentscouldlearnexplanationskillrequiredinpediatricwardsthoroughpediatric nursmgtraining. Keywords:textmining,onomatopoeias,nursestudents,preschoolchildren,medicalprocedures, pediatricnursingtraining ‘FacultyofMedicalTechnology,DepartmentofNursing,TeikyoUniversity •• Fac叫tyofNursing,YokohamaSoeiUniversity 間 DepartmentofPsychologyandEducation,WakoUniversity

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