1.
公共交通機関再生の主体としての「岡山市交通局」新設に関する陳情書
2019 年 10 月 27 日
岡山市議会議長 浦上 雅彦 様
陳情者
住所 岡山市北区○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○
氏名 菅野 敦也 ㊞
［ 要 旨 ］
１．昨春の民間事業者のストライキにより公共交通は麻痺し、地域は困惑する
など機能不全に陥って久しい岡山市の公共交通機関の再生には、地方自治体み
ずから改革主体になる必要があり、「岡山市交通局」の至急の新設を願います。
２．岡山市交通局のファーストミッションは、人口 72 万人超の政令指定都市に
相応しい公共交通機関のグランドデザインを将来視点に基づき描くことであり、
窮状を打破し、改革する「おかやま市 MaaS プロジェクト」の推進を願います。
３．岡山市交通局の新設、主導による、公共交通機関の再生を切望いたします。
［ 理 由 ］
１．人口 72 万人超の県都の公共交通機関は岡山県の健全な成長を支える大動脈
で、さらなる発展に臨む岡山市の役割の一つは、国内はもとよりグローバルレ
ベルで普及する「MaaS」の率先垂範にあり、岡山市交通局の新設は必要不可欠。
２．MaaS 採用にあたり日本一短小で非効率、かつ歩行者や自転車に大変危険な
路面電車の廃線と、ストを以って街を混乱に陥れた事業者への懲戒を含め、犇
めく民間企業の合従連衡を主導するための、岡山市交通局の新設は必要不可欠。
３．なぜ今「おかやま市 MaaS プロジェクト」を理解し推進し、BRT 導入による
パーク＆バスライドの実現と、それに臨み、路面電車の創造的廃線が急がれる
のか。サイレントマジョリティである賢い岡山市民と建設的に対話し合意形成
を図りつつ、Society5.0 に向き合い SDGs11.2 にも準拠する、持続可能な公共交
通機関の創生を堅実に遂行するための、岡山市交通局の新設は必要不可欠です。