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3月アドフラウド勉強会_パネルディスカッション2

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3月アドフラウド勉強会_パネルディスカッション2

  1. 1. パネルディスカッション2 海外広告プラットフォーム事業社のアドフラウド対策
  2. 2. 海外広告プラットフォーム事業社のアドフラウド対策 モデレーター スピーカー 萬野 有生 氏 天野 耕太 氏 Ikkjin Ahn 氏 中林 由恵 氏 DIRECTOR, JAPAN AND SOUTH KOREA CEO JAPAN COUNTRY MANAGER BUSINESS DEVELOPMENT COUNTRY MANAGER 箭内 実 氏 BUSINESS DEVELOPMENT 通訳 佐藤 瑛人 氏
  3. 3. アドフラウドをどのように対策していますか?
  4. 4. アドフラウドをどのように対策していますか? ・24時間体制でデータを基に判定を行う ・疑わしいものは、一部Click時に排除している ・異常値の検知 1日でもかなり多くの(CTR, CVR, 売り上げ推移など) ・3rd partyツールは現時点では採用していなく、自社ツールを採用 ・アドフラウド専門チームがいて独自に調査・判定を行っている ・Adjustの(CAAF)メンバーとなり、様々な連携を取っている
  5. 5. アドフラウドをどのように対策していますか? ・普通のことを普通に ・BOTによるアカウント登録を防止 ・異常値の検知(CTR, CVR, 売り上げ推移など) ・3rd partyツールは特に使っていない ・我々はアドネットワーク ・Face to Faceでメディアとやりとりをするのが最も重要
  6. 6. アドフラウドをどのように対策していますか? ・信頼できるパートナーからの配信面の買い付け ・RTBで各社から買い付けている段階で独自のフィルターを用いて確認 配信面単位、ユーザー(デバイスID)単位でチェックをしていて、15%程度はBid Requestの段階で排除 (買い付けに行かない、配信しない)している ・配信パートナー毎の数値を毎日本社の専任が監視 (CTR、CVR、インストール数、配信面の傾向etc) ・問い合わせがあった際には社内調査フローを確立し迅速な対応
  7. 7. アドフラウドをどのように対策していますか? ・独自のアドフラウド評価ソフトウェアを開発 → 広告主に提供し、膨大な知見を得て対策を強化 ・ファントムインストール対策 GoogleリファラAPIを参照する、またはオーガニックユーザーのSDKバージョンやアプリバー ジョンを比較参照することにより、SDKスプーフィングや計測ツールのアトリビューションバ グを検知
  8. 8. アドフラウドをどのように対策していますか? ・ジャンクインストール 各国の市場におけるデバイスの市場シェアのデータベースを構築し、シェアの少ないデバイス を割り出し、人工的なインストールを検知する。 また古いバージョンのOSによるインストールがないかもチェックする。 ・オーガニックインストール奪取 クリックスパミングやクリックインジェクションの兆候を検出し、インストールハイジャック を割り出す。またアトリビューションにおける極端に高いフィンガープリンティングについて も不正とする。
  9. 9. 海外と日本の違い
  10. 10. 海外と日本の違い ・日本クライアントは、独自指標が多い ・日本と韓国チームが近い運用だと思う ・白か黒かをはっきりさせたがる ・日本はASPサービスが間に入ることがあり、受け取れるデータ量が少ない
  11. 11. 海外と日本の違い ・日本はちょっと騒ぎすぎなのではないか? ・少し意識を変えれば大方のものは防げる ・アドフラウドはなくならないのが前提 ・0か100かで語れる問題ではない ・影響を考慮に入れた運用 ・とはいえ日本では個別に対応することもある
  12. 12. 海外と日本の違い ・海外では広告主の対策(独自の判定基準、3rdベンダーの導入など)も進んでいる ためそれに合わせて強化 ・個人的に韓国も担当しているが1年前に起こったフラウドが市場に変化を与えてる気が しているので、日本より先に起こった話として注視している ・どの会社がどうという事より「その他ネットワーク」にリスクが有るならFBなどの大 手に寄せるという判断をした・これからしそうな会社が非ゲームに多いのを懸念してい て、払拭していきたいと思っている
  13. 13. 海外と日本の違い ・中国・東南アジアでのアドフラウドへの対応 アドフラウドが表面化すると減額や払い戻しによって対応するが必ずしも望ましくない。 悪意のある企業からすれば、アドフラウドを行うことの技術的なコストはゼロに近い。 ・アメリカでのアドフラウドへの対応 アドフラウドが表面化すれば直ちにビジネスの関係が終了する。また広告主、代理店、 ベンダーがオープンに議論し、知見を共有している。 日本でももっとオープンに議論がなされることを期待。
  14. 14. 海外と日本の違い ・海外でのアドフラウドの訴訟問題 アメリカではフラウドが原因でUberとFetch(代理店)が互いに訴訟を起こしている。 韓国でも同様の訴訟があった。日本に同じことが起きてもおかしくない。 ・Androidの方がよりアドフラウドの温床になりやすい iOSの方が多い日本はこの点では悪くないが、iOSもフラウドがゼロというわけでは 全くない。
  15. 15. Q&A 質問大募集!できる限りお答えします!

Editor's Notes

  • ・24時間体制でデータを基に判定を行う
    ・疑わしいものは、一部Click時に排除している
    ・異常値の検知 1日でもかなり多くの(CTR, CVR, 売り上げ推移など)
    ・3rd partyツールは現時点では採用していなく、自社ツールを採用
    ・フラウド専門チームがいて独自に調査・判定を行っている
    ・Adjustの(CAAF)メンバーとなり、様々な連携を取っている















                                                  
  • ・普通のことを普通に
    ・BOTによるアカウント登録を防止
    ・異常値の検知(CTR, CVR, 売り上げ推移など)
    ・3rd partyツールは特に使っていない
    ・我々はアドネットワーク
    ・出来る限りFace to Faceで媒体とやりとりをするのが一番大事















                                                  
  • ・前提として、Liftoffは100% DSP。配信はアプリ面のみ、案件もアプリのみ。案件は非ゲームが多い。
    ・直接媒体を持っていないので、この買い付けの部分である程度のクオリティ担保に力を入れている。
    ・Googleさんやmopubさん、アドジェネさんなどSSPやAdExchange、他にもAppLovinさんやUnityさんなど信頼おけるパートナーから配信面を買い付けている。アフィリエイト的な(CPI系の)ネットワークとの連携はない。おそらくパートナー数は少ない方。
    ・RTBで各社から買い付ける段階で独自のフィルターを用いている。配信面単位、ユーザー(デバイスID)単位でチェックをしていて、15%程度はBid Requestの段階で排除(買い付けに行かない、配信しない)している。
    ・これに加えて、配信パートナー毎の数値を毎日本社の専任が監視している。(CTR、CVR、インストール数、配信面の傾向 etc)
    ・プラス、広告主からの問い合わせがあった際の社内調査フローも確立してすばやく対応する。
  • ・アドフラウドは世界のすべての国のすべてのマーケットで重大な問題になっており、あらゆる立場の関係者が協力して対策をとる必要がある
    ・先日のMWCでもサードパーティのアドフラウド対策技術企業を何社かみかけた。
    こういった技術がでてくることは大歓迎

    ・アメリカではアドフラウドが原因でUberとFetch(代理店)が互いに訴訟を起こしている。韓国でも同様の訴訟があった。日本に同じことが起きてもおかしくない
    ・アドフラウドはVCが広告テクノロジー企業に対して懐疑的になっている原因でもある
    ・Molocoは独自のフラウド評価ソフトウェアを開発して広告主に提供しており、そこから膨大な知見を得ている。これを対策に活かしている
  • ・アドフラウドは世界のすべての国のすべてのマーケットで重大な問題になっており、あらゆる立場の関係者が協力して対策をとる必要がある
    ・先日のMWCでもサードパーティのアドフラウド対策技術企業を何社かみかけた。
    こういった技術がでてくることは大歓迎

    ・アメリカではアドフラウドが原因でUberとFetch(代理店)が互いに訴訟を起こしている。韓国でも同様の訴訟があった。日本に同じことが起きてもおかしくない
    ・アドフラウドはVCが広告テクノロジー企業に対して懐疑的になっている原因でもある
    ・Molocoは独自のフラウド評価ソフトウェアを開発して広告主に提供しており、そこから膨大な知見を得ている。これを対策に活かしている
  • ・日本クライアントは、独自指標が多い
    ・日本と韓国チームが近い運用だと思う
    ・白か黒かをはっきりさせたがる
    ・日本はASPサービスが間に入ることがあり、受け取れるデータ量が少ない
  • ・日本はちょっと騒ぎすぎなのではないか?
    ・少し意識を変えれば大方のものは防げる
    ・アドフラウドはなくならないのが前提
    ・0か100かで語れる問題ではない
    ・影響を考慮に入れた運用
    ・とはいえ日本では個別に対応することもある
  • ・日本では自分たちで発生したフラウド問題で悩まされた事はまだない。ただ、他社との兼ね合いなのか何かが起こっているだろうという(クリックボットとか)ケースはあって、どう捉えるか、構えていくかは悩ましい。

    ・海外では広告主の対策(独自の判定基準、3rdベンダーの導入)なども進んでいいるので、それに合わせて強化している状態。

    ・個人的に韓国も担当しているが1年前に起こったフラウドが市場に変化を与えてる気がしているので、日本より先に起こった話として注視している。(できればMolocoさんに聞いてみたいです。
    ・どの会社がどうという事より、「その他ネットワーク」にリスクが有るならFBなどの大手に寄せるという判断をした・これからしそうな会社が非ゲームに多いのを懸念していて、払拭していきたいと思っている。 
                                              
  • -中国や東南アジアでは、アドフラウドが表面化すると減額や払い戻しによって対応するが(減額に応じればビジネスを継続する)、これは必ずしも望ましくない。悪意のある企業からすれば、アドフラウドを行うことの技術的なコストはゼロに近い
    -アメリカではアドフラウドが表面化すれば直ちにビジネスの関係が終了する
    -アメリカは広告主、代理店、ベンダーがオープンに議論し、知見を共有している。日本でももっとオープンに議論がなされることを期待している
    -Androidの方がよりアドフラウドの温床になりやすく、iOSの方が多い日本はこの点では悪くないが、iOSもフラウドがゼロというわけでは全くない
  • -中国や東南アジアでは、アドフラウドが表面化すると減額や払い戻しによって対応するが(減額に応じればビジネスを継続する)、これは必ずしも望ましくない。悪意のある企業からすれば、アドフラウドを行うことの技術的なコストはゼロに近い
    -アメリカではアドフラウドが表面化すれば直ちにビジネスの関係が終了する
    -アメリカは広告主、代理店、ベンダーがオープンに議論し、知見を共有している。日本でももっとオープンに議論がなされることを期待している
    -Androidの方がよりアドフラウドの温床になりやすく、iOSの方が多い日本はこの点では悪くないが、iOSもフラウドがゼロというわけでは全くない

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