ガクセイ基地 EVENT CAMP主催 朝日新聞出版 書籍統括（AERA前編集長） 尾木和晴ご講演 次世代を担う若者へ 〜情報とどう向き合うか〜

1. ガクセイ基地 スペシャルイベント
〜次世代を担う若者へ〜
情報とどう向き合うか
朝日新聞出版書籍統括
尾木和晴
1

2. 講師プロフィール：尾木和晴氏
• 朝日新聞出版『書籍統括』
• 1959 年福岡県出身 5 ２歳
• 1986 年 朝日新聞入社
• 『週刊朝日』編集部、『 AERA 』編集部、
• ３年間のロンドン駐在
• 2007 年より１２年１月までＡＥＲＡ編集長
• 書籍統括（単行本、新書、文庫の発行責任者
）
2

3. AERA 編集部について
・現在 約 40 名 約半数は女性
・ 6 人の副編集長 3 名は女性
尾木編集長
副編集長 副編集長 副編集長 副編集長 副編集長 副編集長
編集者 編集者 編集者 編集者 編集者 編集者
5－6名 5－6名 5－6名 5－6名 5－6名 5－6名
3

4. AERA 記事の企画構成について
• 週刊誌の賞味期限
• ３日間が期限。
• AERA 記事は「喜・怒・哀・楽」＋ α
情報源を 必ず入れるようにしている
• ⇒ 喜怒哀楽はヒトがこころを動かされる事
• 週刊誌の３大欲望 カネ・女・スキャン
ダル
• 掲載しない
4
•

5. ネタはどうやって入るか？
① 事件の当事者、代理人
② 役所のリーク
③ 企業の広報、役員
④ 公開情報
5

6. 取材の方法
• 直接、当事者にあたる（夜討ち朝駆け）
• １００日勤行
• 電話で取材
• 手紙を書く（編集者が得意）
• 仮説と検証
• メモのとりかた
6

7. 「見出し」がすべて
• 予想を裏切る
• 一瞬で理解できる
• ひらがなを使い、漢字をなるべく避ける
• 取材の前に考える
• 基本的な疑問に答える
• 「ひっかけ」は避ける
• 基本は愛情 駄洒落もいい
7

8. 仕事は締め切りが命
• 原稿は最初の２０行が大事
• もう少し時間があってもデキは同じ
• 「次は頑張る」はプロの言葉ではない
• 設計図をつくること
• 締め切りが守れないと意味なし
8