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教員と職員のこれから from now on faculty and administrative staff

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私立学校における教員と職員の在り方を振り返り,今後の教員と職員の在り方を考える

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教員と職員のこれから from now on faculty and administrative staff

  1. 1. Copyright © 2017 Seishi Ono All rights reserved. -教職協働時代での経営人材育成策- 教員と職員のこれから 武蔵学園理事 小野成志 2017年11月14日・21日 私学経営研究会11月定例セミナー
  2. 2. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. あらまし 日本の高度成長と大学 日本の失われた20年と大学 これからの大学 オンライン教育と大学の未来 教職協働の意味と意義
  3. 3. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 自己紹介 小野 成志 学校法人根津育英会武蔵学園 理事・評議員 おの せいし 学歴 • 筑波大学経営・政策科学研究科修士 職務経歴 • インターネット運用管理者を20年 • 大学のマネージメントを10年 主な実績 • 学園へのインターネット導入、 以降一貫して学園情報システムの拡充を担当 • 大学中期計画を主導(経営企画室) • 大学の国際化政策の推進(国際部)
  4. 4. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 武蔵学園 概要 学校法人 根津育英会武蔵学園 武蔵高校・中学 武蔵大学・大学院 経済学部 人文学部 社会学部 学生数:約1,000名 学生数:約4,200名 専任教職員数:約250名 所在 :東京都 練馬区 設立 :1921年9月 創設者 :根津 嘉一郎 理事長 :根津 公一 学園長 :有馬朗人 学長 :山㟢 哲哉 校長 :梶取 弘昌 沿革 : 1921 根津育英会設立 1922 旧制 七年制武蔵高校開校 1948 新制 武蔵高校開設 1949 新制 武蔵中学開設 新制 武蔵大学開設 1969 人文学部増設 大学院設置 1998 社会学部増設 2013 根津育英会武蔵学園に改称
  5. 5. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. CHiLO Book CHiLO Lecture CHiLO Community CHiLO NPO法人CCC-TIES概要 オンライン教育事業 CHiLO Book制作 CHiLOクラウド オンライン教育コンサルティング オープンエデュケーション事業 CHiLO Bookライブラリー http://chilos.jp オープンソース オープンエデュケーション OER制作 特定非営利活動法人サイバー・キャンパス・コンソーシアムTIES 〒631-0062 奈良市帝塚山7-1-1帝塚山大学 東生駒キャンパス 設立:2006年5月11日 理事長 柳澤 保徳 / 学校法人帝塚山学園 前学園長 副理事長 小野 成志 / 学校法人根津育英会武蔵学園 理事 附置研究所
  6. 6. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 未来の学び NPO CCC-TIESの附置研究所 附置研究所 発展途上国学習者に向けたブロックチェーン 上で動作する学習支援システムの構築の研 究(科研費 基盤研究B) 社会 Blockchain Course asset Contract Contract Course asset Contract Contract Contract Course asset Contract Contract Contract Contract CHiLO Book CHiLO コイン eポートフォリオ コンテンツ流通 コース開講 ブロックチェーンの教育への応用 抽出・体系化 報酬 体験 報酬 学び 知識の深化・気づき 知 技能開発技能伝承 「知」の共有と交換の場 新たなサービス 個人 企業・研究組織社会 ブロックチェーン 記録社会活動 特許出願(特願2017-125972) 「知」と「学び」のエコシステム
  7. 7. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. M・トロウのモデルを振り返る
  8. 8. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. マーティン・トロウのモデル 段階 進学率 適合性 米国 日本 エリート型 15%まで ◎ 〇 マス型 15%〜50% ◎ 〇 ユニバーサル型 50%以上 〇 ? 高等教育制度の大衆化
  9. 9. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. トロウのモデルでの大学経営 段階 エリート型 マス型 ユニバー サル型 社会と大学と の境界 閉じられた大 学 開かれた大学 大学と社会と の一体化 大学の管理者 アマチュアの 大学人の兼任 大学人が専任 化 プロフェッショ ナル 大学の内部運 営形態 長老教授によ る寡頭支配 教員と官僚に よる支配 学内コンセン サスの崩壊 外部の支配 マーティン・トロウ『高学歴社会の大学ーエリートからマスへ』(1976年)から作成
  10. 10. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 高度成長時代の企業と大学
  11. 11. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 日本の経済成長 経済企画庁平成12年度年次経済報告
  12. 12. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 1960年代〜1980年代:企業 高度成長 • 日本的人事システム • 終身雇用 • 新規一括採用 日本的経営
  13. 13. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 日本的経営 日本的経営 (3種の神器) • 終身雇用 • 年功序列 • 企業内組合 欧米の経営 • 短期的雇用 • 業績評価 • 職能別組合 James Abegglen “Japanese corporation”(1987)より作成
  14. 14. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 日本的経営を支えるもの 日本的経 営 3種の神器 新規一括採用
  15. 15. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 1960年代〜1980年代:大学 安定経営 • 18歳入学, 22歳卒業 • 顧客にはリ ピーターがい ないビジネス モデル 教員と職員 • 教員は上位, 職員は下位 • 教育の質は 求められない 職員の雇用条 件 • きちんと字が 書けること • 考えないこと
  16. 16. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 高等教育在学者数の推移 文部科学省「日本の成長と教育」(昭和37年度)
  17. 17. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 高等教育機関進学率の推移 ③過年度卒業者を含めた進学率(就学率)の推移(図5) (注) 1  高等教育機関進学率(就学率) (過年度卒を含む) = 大学・短期大学入学者,高等専門学校4年在学者及び専門学校入学者 18歳人口(3年前の中学校卒業者及び中等教育学校前期課程修了者) 51.5% 52.0% 5.1% 4.9% 22.4% 22.3% 0.9% 56.5% 56.8% 79.8% 80.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 昭60.3 2.3 7.3 12.3 17.3 22.3 27.3 18歳人口 大学(学部)進学率 (過年度卒含む) 短期大学進学率 (過年度卒含む) 専門学校進学率 (過年度卒含む) 高等専門学校4年 進学率(過年度卒含む) 大学・短大進学率 (過年度卒含む) 高等教育機関 進学率(過年度卒含む) H17 23.9% H6 13.2% H22 56.8% H26 80.0% (千人) 28.3 平成28年度学校基本調査調査結果
  18. 18. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 1960年代〜1980年代:考察 大学と企業 のもたれ合い 教育 鎖国 • 企業:低コストでの人材 確保 • 大学:安定した学生数の 確保 • フンボルト理念 • 良い研究者は良い教 育者である • 教育しない • 企業の採用人事は日本 の学制を前提 • 採用時には他国の人材 を排除
  19. 19. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 1960年代〜1980年代:まとめ 企業 • 高度成長 • 日本的経 営の成功 大学 • 企業とのも たれ合い • 教育も研 究も不要 • 倒産しない 教員と職員 • 職員は教 員の下僕
  20. 20. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 低成長時代の企業と大学
  21. 21. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 高度成長の終わり 年度3 までの平均経済成長率(名目:▲0.1%、実質:0.8%)を比較し てみれば、その差は歴然としている。 図表1 名目GDP及び同成長率 の推移 ( 注 )1980 年 度 の 成 長率 は 「平 成 10 年 度 国 民 経 済 計 算( 平 成 2 年 基 準・68SNA)」、 1980 年 度 か ら 1993 年 度 ま で( 成 長率 は 1981 年 度 か ら 1994 年 度 ま で )は「 平 成 21 年 度 国 民 経 済 計 算 ( 平 成 12 年 基 準 ・ 93SNA)」、 1994 年 度 ( 前 年 度 比 は 1995 年 度 ) 以 降 は 「 平 成 23 年 度 国 民 経 済 計 算 ( 平 成 17 年 基 準 ・ 93SNA)」 に よ る 。 ▲ 6 ▲ 4 ▲ 2 0 2 4 6 8 10 200 250 300 350 400 450 500 550 600 1980 85 90 95 2000 05 10 実額(左軸) 成長率(右軸) (兆円) (年度) (%) 参議院経済産業委員会調査室「日本経済の変遷と今後の成長確保策としての支柱」 名目GDPおよび同成長率の推移
  22. 22. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 1990年代〜現在:企業 成長から停滞 • リスク回避 • 価値を生み 出すリスク よりもコスト を削減 ガラパゴス化 • 独自の進化 • 海外進出は あっても海 外からの参 入はない 日本的人事 • 新規一括採 用の継続 • 海外からの 雇用は,別 の経路を設 定
  23. 23. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 1990年代〜現在:大学 非競争的環境 • 少数の倒産 • 50%近い大 学の定員割 れ 先の見えない コスト削減 • 研究成果の 凋落 • 多くの機会損 失 教員と職員 • アマチュア経 営者 • 教職協働?
  24. 24. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 1990年代〜現在:考察 文教政策 教員と職員 結果 • 競争環境が構築されない • 価値創造が行われる基盤が ない • コスト削減以外の手段が無 い • 教員の教育スキルは低い • 考えない職員が入替るには 30年を要する • この国にはなんでもある. だが,希望だけが無い(村上 龍)
  25. 25. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 1990年代〜現代:まとめ 企業 • 低成長 • 日本的経 営の行き 詰まり 大学 • 体質転換 に苦慮 • 横並びで 定員割れ・ 倒産阻止 教員と職員 • マネジメン トの過渡 期 • 誰にとっ ても幸せ ではない
  26. 26. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. オンライン教育のインパクト
  27. 27. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. Your e-Learning Tutor:Introduction to e-learning(2013) https://knowelearning.wordpress.com/tag/hype-cycle-of-e-learning/ 第一のブーム:e-learning
  28. 28. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. Li Yuan,MOOCs and Higher Education: What is next?(2013) http://blogs.cetis.org.uk/cetisli/2013/06/25/moocs-and-higher-education-what-is-next/ 第2のブーム:MOOC
  29. 29. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. MOOC Massive(大規模)  受講者数に制限を設けない  受講者の増加に堪えられるシステム Open(公開)  受講料無料  受講資格なし Online(オンライン)  全コースがインターネットを介して受講できる  Courses(講義)  学習目標がある一連の講義 Massive Open Online Courses
  30. 30. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. MOOCブームの火付け役Thrun “50年後,世界には10の高等教育機関だ けが残るだろう.” “そして我々は,その一つになるだろう.” Sebastian Thrun Copyright © 2017 CCC-TIES All rights reserved.
  31. 31. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. Ed Tech投資額の推移
  32. 32. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. オンライン教育は対面教育に優るか I. Elaine Allen and Je Seaman,”Grade Level: Tracking Online Education in the United States”,2015
  33. 33. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. eラーニングTIESの経験 対面授業:140名 eラーニング:60名 科 目: 欧州経済論(2005年) 受講生:200名 先生 〇※△ □×◎ m(_ _)m (^_^)/ ※♪♪ 集中! 受講生は対面講義 or eラーニングを選択 先生はいない Copyright © 2017 CCC-TIES All rights reserved.
  34. 34. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. Grade Low High eラーニング 受講者 eラーニングの効果 成績優秀者はeラーニング受講者に集中 学生に従来の講義以上の学びを提供 Copyright © 2017 CCC-TIES All rights reserved.
  35. 35. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. Udacityの経験 “…scores for a group of about 200 Stanford students who took a particular course, along with some 23,000 who completed it on Udacity, and found that the top 412 were all online students, with the best Stanford student coming in at No. 413.” ・・・スタンフォード生200人が講義を受講しながらオンライン コースも受講したが,成績トップ412位までが,オンラインコー スだけを受講した学外受講者で,スタンフォード生は413位に とどまった・・・ Sebastian Thrun
  36. 36. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. Ed Techベンチャーの興隆 企業評価額10億ドル以上の非上場会社
  37. 37. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved.
  38. 38. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. シンギュラリティ レイ・カーツワイル 2045年にコンピューターの処理能力が全人類の知性を超える 予測困難な 時代 シンギュラリティ
  39. 39. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 次の時代へ
  40. 40. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 超高齢化社会
  41. 41. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 失われた20年から衰退先進国へ 超高齢化社 会先進国 変化できな い社会 衰退先進国 • 産業の衰退 • 研究の衰退 • 教育の衰退
  42. 42. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 生産力の変化 文部科学省 平成20年度版 科学技術白書 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa200801/08060518/005.htm ゴールドマン・サックスによる主な国のGDPの将来推計(2003年発表) 現在
  43. 43. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 2017年〜:あるべき姿 企業 • 日本的経営と の決別 大学 • 企業との相互 依存の終わり • 健全な競争環 境基盤 • 定員割れから 大学の整理へ • 研究環境への 重点的な投資 教員と職員 • プロフェショナ ル経営 • 高い研究成果 • 高等教育
  44. 44. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 事務の三種の神器 AO キャ リア IR Process Basedではなく,Outcome Basedで評価
  45. 45. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. なにをなすべきか? • 時間を要する 企業:日本的雇用システムの撤廃 • 非常に困難 政策:高等教育機関の公正な競争環境構築 • いくつかの私立大学での試み 大学:職員の終身雇用制度の廃止 • 教員と職員の本来の在り方 私立大学:プロフェッショナル大学経営
  46. 46. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. これからの職員 専門職 •博士の学位 •教員から職 員へ グローバル •英語は必須 •多様性への 理解
  47. 47. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 2017年〜:教員と職員の姿 教員と職員 • プロフェッショナルによる 大学経営 • 終身雇用制度からの脱 却 • 教員の教育スキルの質 保証 学生のための大学を作る • 教職員のための良い労 働環境 • 教員のための研究環 境 • AO,IR,キャリアの充 実 • 教職員の適切な処遇 • 日本的雇用制度との 決別 • 適切な評価
  48. 48. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 学部の没落 The Fall of the Faculty (2011) by Benjamin Ginsberg 教員が 力を失っ ている 教育よ りも経 営重視 事務コ ストが 学費を 圧迫 事務は 学術へ の脅威
  49. 49. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 予測困難な時代の創造力 未来を予測する最善の方法は、自らそれを創 り出すことである アラン・ケイ Alan C. Kay,1972, A Personal Computer for Children of All Ages
  50. 50. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 武蔵学園の取り組み
  51. 51. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 8.5年制大学構想 建学の精神 • 建学の三理想 • 旧制7年制高校 • パブリックスクー ルをベンチマーク 8.5年制 • 米国大学院等へ の進学 • 早期卒業 • 米国リベラル アーツカレッジを ベンチマーク
  52. 52. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved. 求められる職員 国際化 • 英語 • 多様性 専門家 • AOに関する制度 設計 • 海外を含めた キャリア形成指導 • 世界の教育制度 に精通
  53. 53. Copyright © 2017 Seishi Ono all rights reserved.

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