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ZAC Inc.,
「人が人を評価する」ことは不可能か?
人事評価の話になると「人が人を正しく評価するなんてできない」と仰る方がいらっしゃいます。
確かに、人が人を 100%正しく評価することはできないかもしれません。「人事評価」は人材マネジメ...
ZAC Inc.,
解決策としては下記の 2 点を実行しました。
① 評価制度の仕組みから「評価制度の使い方」を認識できるようにする
② 評価者研修・被評価者研修を導入し、人事評価制度本来の目的とスタッフに浸透する。
まず①の評価制度の仕組み面...
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㉟「人が人を評価する」ことは不可能か?

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人事評価の目的は何でしょうか?評価することで効率化の名のもとに人件費削減をすることでしょうか?
ZACでは修正を重ねることで、評価者・被評価者が少しでも正しい評価に近づける、そのプロセスこそ目的と考えています。

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㉟「人が人を評価する」ことは不可能か?

  1. 1. ZAC Inc., 「人が人を評価する」ことは不可能か? 人事評価の話になると「人が人を正しく評価するなんてできない」と仰る方がいらっしゃいます。 確かに、人が人を 100%正しく評価することはできないかもしれません。「人事評価」は人材マネジメントの要(かな め)と言えますが、評価制度の公平公正な制度運用はとても難しいものです。 このような発言が出る背景として最も多い原因としては、評価者が「人がやることだから、主観が入って当たり前」 「正しい評価ができなければ意味がない」と思い込んでいるということです。おっしゃることはなんとなく理解でき ますが、ともすると、このような発言は、正しい人事評価を行おうとする責務と努力を放棄する発言と周囲の誤解を 招いてしまうかもしれません。 ■ 「人事評価」が「目的」になっていないか? 「正しく評価するなんてできない」という発言の背景には、「手段の目的化」ということがあるのではないでしょう か。ある目的を実現するために手段を選択したはずなのに、その手段を実行する(正しい評価をする)こと自体が目 的となってしまう・・・。人事評価は何のために行うのでしょうか? これを正しく認識していないと、人事評価を行うこと自体が目的となってしまいます。もし、評価者と被評価者が 人事評価制度本来の目的を理解していたら、「1 回の評価の 100%の正しさ」に拘るだけではなく、少しでも正しい評 価に近づけるように評価者も人事部門も修正をする、そのプロセスのほうが重要であるということに気が付くのでは ないでしょうか。 また、「自分が人を評価するように、他人もまた自分を評価する」ということわざがフランスにあります。評価者(管 理者)は、部下を評価するとともに、自分自身も評価されていることを知らねばなりません。 実際にこのことわざ通り、3 年前に病院の増改築が終わった、A 法人さまからは「あの上司には評価されたくない」 「平等に評価してくれてない」という声が噴出して評価制度が形骸化してしまいそうだというお悩みを伺いました。 一見、制度自体にのみ問題があるように思われるかもしれませんが、評価者・被評価者の方々に直接お話を伺って いると、実は、制度そのものだけではなく、人事評価制度本来の意図をスタッフに浸透させ切れていないということ が大きな要因になっている可能性が出てきました。 例えば、「普段あまり上司とは話していないのに、その人に評価されるのはなんとなく納得がいかない。私の何を見 ているのだろうかと感じる。」という被評価者の方がいらっしゃいました。評価制度そのものにも少なからず原因があ るかもしれませんが、それよりも、その評価制度を管理者の方が部下育成のツールとして使いこなせていない、また は、部下にそういった認識を与えられていないという問題が浮かび上がってきました。 また、一方評価者の方からはこのような声が聞こえてきました。「僕の評価で給与が下がったと恨まれたくない」「期 末は仕事が増えていくばかりで正直面倒だと思っている」。もし、評価制度を使って部下を育成しよう、そのためのツ ールとして評価制度を使おうという認識があれば、こういう感想にはならないはずです。 株式会社 ZAC News Letter Vol.35
  2. 2. ZAC Inc., 解決策としては下記の 2 点を実行しました。 ① 評価制度の仕組みから「評価制度の使い方」を認識できるようにする ② 評価者研修・被評価者研修を導入し、人事評価制度本来の目的とスタッフに浸透する。 まず①の評価制度の仕組み面からは「部下の評価」「部下の育成」を設け、他の業務に比べても高いウェイトで評価 するという仕組を組み込み、あえて独立した項目とすることで、管理職に職責として人事評価の重要性を意識させ、 その中に「評価制度を使って部下を育てる」という役割を加え、評価制度の目的の理解を促しました。 また②については弊社の評価者研修にて、評価制度の本来目的は経営計画実現に必要な人財を育てること、そして そのための「階段」として人事評価制度があることを伝えました。そのうえで、今までの評価制度に対する考え方と、 今その新しい視点を得てからの考え方の違いを明確にし、今後どのように活用していくと自分にとって、部下にとっ て、組織にとって有益なのかを考え、意見交換する場を設けました。 事務長さまから研修後のスタッフの感想として、 「今までは“面倒”としか思っていなかったけど、“どうせ同じ労力を使うなら、効果的に使ってみようよ”という先 生の言葉を聞いて、確かにそうだなと思った。今まではやらされ感でやっていたが、これからは苦手な部下の育成と いうことにもこの制度を使ってトライしていこうと思う。」 「今までは、どんなに頑張っても正当に評価されることはどうせ無理だろうと半ばあきらめていたけど、そもそも正 当な評価を求めるのではなく成長のために上司からフィードバックをもらう仕組みなのだと気づけた」 「組織のために尽力したことが、医療人としての自分の思いを体現することに繋がっていると実感できるようになっ たし、評価されるたびに感じられてやりがいを感じている」 という声が聞けたというお話を伺えました。お電話口ではありましたが、事務長さまのお顔がほころんでいるような 感じがしました。 人事評価制度は構築してからが本当のスタートです。今制度を運用されているものの、うまくいかないことがある とすれば、表面的な課題と解決策ではなく、この機会に「根本的な要因」を解き明かすことも必要なタイミングかも しれません。もし、特定が難しい、第三者の視点も聞いてみたいということがございましたら、ぜひ弊社までお声が けください。根本的な要因の特定のお手伝いをさせていただきます。 <株式会社 ZAC について> 2002 年設立。医療・介護業界の研修・コンサルティング事業において年間 250 回以上の研修と 92.7%以上の高いリピ ート率という業界屈指の実績を誇る。人事評価制度コンサルティングからエグゼクティブ向けコンサルティング、階 層別研修からテーマ別研修(接遇マナー研修、レジリエンス研修、コミュニケーション研修 etc)まで幅広く手掛ける。 心と身体の健康をサポートするメンタルヘルス EAP 機関でもあり、個人向けのスクール事業では、毎年数多くのカウ ンセラーやセラピスト、マナー講師を輩出している。 <各種研修・コンサルティング,等に関する,お問い合わせはこちらから> 株式会社 ZAC コンサルティング事業部 TEL 03-6821-5202 / FAX 03-6821-5203 http://f-zac.com

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