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Ptengine活用事例集

  1. Ver.1.0 【 活用事例集】
  2. 2 目次 【Ptengine 5つの活用事例】 P3  (事例:1) 「(広告)効果測定で活用!」 P4 流入元(アドやサイト)別にヒートマップを出して、特にスクロール到達率やCVR、GAより正しい滞在時間に着目して、 パフォーマンスを分析・改善・検証に活用。  (事例:2) 「相性抜群LPOで活用!」 P11 (事例:1)の応用。CV有りでフィルタリングして、LPのどの部分にアテンション(注視)されていたのか検証。キーコンテンツの要素を、新 規訪問者に伝えるため(ページ上部への)配置転換や、遷移元クリエイティブに反映させるなどの工夫を。  (事例:3)「ヒートマップ活用の王道、UI/UX改善!」 P19 主にクリックヒートマップを活用して、ユーザーストレスの元、機能改善のヒント、注目点を探りだし、改善・検証に活用。  (事例:4)「コンバージョンにも工夫を!」 P27 (購入や登録)完了ページをCVのゴール設定するだけでなく、カスタムイベントのイベント設定を応用。紹介動画を見た、キャンペーンにエン トリーした、いいね!した、等のイベントをマイクロCVに設定して様々な仮説材料を探りだす。  (事例:5)「ABテスト風に活用!」 P33 PtengineはURLが別ならヒートマップも別々に生成。よってURLやパラメータを別に振ることで、簡易ABテストが可能! 本格導入なら、Optimizelyもぜひ併用してみてください。
  3. 33 【Ptengine 5つの活用事例】 ここからは、Ptengineを導入して、事業運営のパフォーマンス アップに成功した5社の事例を紹介します。 お客様の都合により、一部の画像やデータは実際のものとは異 なる画像等に差し替えてありますので、ご了承ください。
  4. 44 (事例:1) 「(広告)効果測定で 活用!」 流入元(アドやサイト)別にヒートマップを出して、特に スクロール到達率やCVR、GAより正しい滞在時間に着目 して、パフォーマンスを分析・改善・検証に活用。
  5. 5 (事例:1) 「(広告)効果測定で活用!」 J社のPtengine活用事例 広告流入のCVRが19ポイント上昇  J社(サーバーホスティング事業) マーケティング本部長次長 K 様  「Ptengine導入以前は、アクセス解析サービスは、A社の製品を使っていました。A社 の製品は、多機能な部分が良いのですが、別の言い方をすれば、高度な使い方に向い ているということであり、私達では、十分に使いこなせていない状態でした。G社の 有料版も良さそうなのですが、G社を経由するという部分で社内ポリシー的に使えま せんでした。そこで、広告効果を測定したいと思い、いろいろ探していたところ、た またま参加したセミナーでPtengineと出会いました」  「Ptengine導入後は、これまでずっとデータドリブンで運用できていなかった広告効 果測定に注力しました。その結果、広告流入ユーザーのCVR(コンバージョンレート) を19ポイント上昇させることに成功しました。」 写真はイメージです
  6. 6 (事例:1) 「(広告)効果測定で活用!」 J社のPtengine活用事例 広告流入のCVRが19ポイント上昇:やったこと1  「まずは、ページの下まで、しっかり見てくれるユーザーを連れてくる広告に 予算を重点配分しました。」  「Ptengineの『スクロール到達度分析』で、50%のユーザーが離脱したラインの位置 を比較しました。50%離脱ラインがページの下にあればある程、その広告で集客した ユーザーの興味関心と当社が提供できるソリューション(製品またはサービス)がマ ッチしていると言うことができます」
  7. 7 (事例:1) 「(広告)効果測定で活用!」 J社のPtengine活用事例 広告流入のCVRが19ポイント上昇:やったこと2  「クリックしてほしいところをクリックしてくれるユーザーを連れてくる広告に予算 を重点配分しました」  「Ptengineのクリックヒートマップ」と「ページ分析」で、流入元広告毎にクリックの状況 を比較しました。「クリックヒートマップ」は、パッと見て、よくクリックされている箇 所を直感的に把握することができます。それぞれのリンクやナビゲーションが何回クリッ クされたのかを確認したい時は、「ページ分析」を使って、クリックされた回数と、その ページ内でのクリック回数全体に占める、その箇所のクリック数の割合を知ることができ ます」
  8. 8 (事例:1) 「(広告)効果測定で活用!」 J社のPtengine活用事例 広告流入のCVRが19ポイント上昇:やったこと3  「読んでほしい箇所をじっくり読んでくれるユーザーを連れてくる広告に予算 を重点配分しました」  「たとえば、当社のホスティングサービスの特長について、ユーザーにここはぜひ読 んでほしい」という部分がアテンションを集めている広告は、ホットなリード(見込 み客)を連れてきてくれている可能性が高いと考えました」
  9. 9 (事例:1) 「(広告)効果測定で活用!」 J社のPtengine活用事例 広告流入のCVRが19ポイント上昇:やったこと4  「ヒートマップを見ながら、広告のクリエイティブを最適化していきました」  「低価格を訴求する同業他社のバナー広告は多数ありましたが、当社は、『超初心者 でもWordPressが簡単にインストールできる』という独自のサービスを強調した広告 の方がコンバージョンレートが高いことが分かりました」 流入流入 広告A 価格訴求 広告B 機能訴求 ファーストビューしか 見られていない サービスの概要が よく見られている 1か月888円から のホスティング 超初心者でもWordPressが簡単に インストール完了の ホスティング
  10. 10 (事例:1) 「(広告)効果測定で活用!」 J社のPtengine活用事例 広告流入のCVRが19ポイント上昇:やったこと5  「他のツールでは正確にできなかった、広告流入元別の平均滞在時間の比較を しました」  「Ptengineは『本当の平均滞在時間』を比較できます。1秒でサイトを離脱してしま うユーザーよりも、1分滞在してくれるユーザーを集客したいですから、Ptengineに よる広告別の平均滞在時間の比較を必ず行うようにしています」 閲覧開始時刻 閲覧ページ 各ページの滞在時間 10時35分 ページA 00:05:00(5分間) 10時40分 ページB 00:03:00(3分間) 10時43分 ページC ? Google Analyticsで計測する 平均滞在時間 Ptengineで計測する平均滞在時間 閲覧最後のページの滞在時間がわからない問題は、各 ページの滞在時間でも、訪問全体の滞在時間でも同様の 問題が生じます。 Google Analyticsは、この「滞在時間がわからないページ」 を、離脱の場合と直帰の場合に分けて、次のようなルールで 集計が行われています。 ▼離脱(2ページ以上閲覧された場合の最後の 閲覧ページ)は、集計から外す ▼直帰(1ページのみの訪問)は、滞在時間を0秒として、 集計に組み入れる 「離脱」「直帰」の場合も、正確な滞在時間を取得し ています=平均滞在時間をKPIとして使用することが できます。
  11. 1111 (事例:2) 「相性抜群LPOで活 用!」 (事例:1)の応用。CV有りでフィルタリングして、LPのどの部分にアテン ション(注視)されていたのか検証。キーコンテンツの要素を、新規訪問者に 伝えるため(ページ上部への)配置転換や、遷移元クリエイティブに反映させ るなどの工夫を。
  12. 12 (事例:2) 「相性抜群LPOで活用!」 O社のPtengine活用事例 LP改善でCVRが平均15ポイント上昇  O社(エステサロン事業) 広告宣伝部係長 B 様  「Ptengine導入以前も、LP(ランディングページ)毎のCVRは計測していました。し かし、『前回のキャンペーンで、LP:AよりLP:Bの方がCVRたが高かったので、今回の キャンペーンもLP:Aのテイスト踏襲しましょう』という形で仕事を進めていて、『ユ ーザー目線で見て、なぜLP:Aの方がCVRが高かったのか』という分析はできていませ んでした」  「Ptengine導入後は、“in-page web analytics”ができるようになりました。特定の1ペ ージ、すなわち、分析対象となるLPにおいて、ユーザーがどんな行動をしたかにフォ ーカスして分析できるようになったのです」 写真はイメージです
  13. 13 (事例:2) 「相性抜群LPOで活用!」 O社のPtengine活用事例 LP改善でCVRが平均15ポイント上昇:やったこと1  「コンバージョンしたユーザーに「何が響いたのか」を調べました」  「Ptengineのヒートマップは、ワンクリックでさまざまなセグメント(例:新規訪問 と再訪問)を掛けることができます。LPは、CVを目的として設計される場合がほとん どですから、「CVした」というフィルターを掛けて、「CVしたユーザーに何が響いた のか」を確認することは、ランディングページのどの部分をもっと強化すればよいの かという考察につながります。たとえば、CVした人は、説明動画をよく見ていた、と いったことが分かります」 コンバージョンした人 のクリックヒートマッ プ コンバージョンしな かった人のクリック ヒートマップ コンバージョンした人は動画を よく見ている O社がヒートマップを分析して分かった、 CVしているユーザーが良く見ているコンテンツの 一例 • よくあるご質問(FAQ) • アフターサービス体制など(施術後、きちんと アフターサービスが受けられるかが気になると 考えられる) • サービス説明の動画コンテンツ • 会社概要(信頼感などを確認したいためと考え られる)
  14. 14 (事例:2) 「相性抜群LPOで活用!」 O社のPtengine活用事例 LP改善でCVRが平均15ポイント上昇:やったこと2  「コンバージョンしたユーザーに『スクロール到達率の崖』を調べました」  「Ptengineのヒートマップツールだから分析できるLP上のユーザー行動データがあり ます。その一つが、ユーザーはどこまでスクロールしたかというスクロール到達率の データです。たとえば下記の図では、スクロール到達度が98%から15%に劇的に下が っている箇所が見られます。これは、8割以上のユーザーがここでスクロールをやめ て離脱してしまったことを示しており、この部分に、UI上の大きな問題がある可能性 が高いことが分かります。私たちはこれを『スクロール到達率の崖』と名付け、LPか ら『崖』を取り去るためのLP改善に取り組みました」 スクロール到達率 15% スクロール到達率 98%
  15. 15 (事例:2) 「相性抜群LPOで活用!」 O社のPtengine活用事例 LP改善でCVRが平均15ポイント上昇:やったこと3  「LPの要素別に知見の蓄積を始めた」  「『 LP:AよりLP:Bの方がCVRが高かった』という議論を重ねても、LP最適化の知見を 効率的に蓄積できないことに私たちは気が付きました。そこで、LPを要素に分解して 、要素別に評価するという手法を取り入れることにしました」 どういう問題を解決して くれるのか 何ができるのか 何が得意なのか =訴求ポイント 具体的な事例/実績 /ユーザーの声 アクションを促す お墨付き(第三者のデータ、 専門家の意見など) クリッ ク ヒート マップ アテン ション ヒート マップ LP内の要素分解例
  16. 16 (事例:2) 「相性抜群LPOで活用!」 O社のPtengine活用事例 LP改善でCVRが平均15ポイント上昇:やったこと3  「LPの要素別に知見の蓄積を始めた」  「LP内の要素分解により、要素別の知見が蓄積できるようになりました。当社が蓄積 してきた知見の一部は下記の通りです。これらの知見に従ってLPを制作することで、 CVRを平均15ポイントアップさせることができました。」  要素1. どういう問題を解決してくれるのか  「どういう問題を解決してくれるのか」ファーストビューで視界に入らないと、ユーザー側 で順を追って理解することがむずかしくなる。=ストーリーが追いにくくなる  見込み客にとってのお馴染みの問題(例:社内の部門間のコミュニケーションは難しい)は、 独自の切り口を見せないと読み飛ばされる傾向にあり、アテンションが得られない。  文字数が多い図は、アテンションが得られない。  要素2. 何ができるのか  説得力ある説明ができていないと、抽象的な表現だけでは、アテンションが得られない。長 文にならないように気を付けながらも、説明にはある程度のボリューム感が必要。  抽象的な表現を大きなフォントで見せても、アテンションは得られない。
  17. 17 (事例:2) 「相性抜群LPOで活用!」 O社のPtengine活用事例 LP改善でCVRが平均15ポイント上昇:やったこと3  要素3. 何が得意なのか=訴求ポイント  訴求ポイントが複数項目ある場合、まとまりよくコンパクトに収めないと、アテンションが得られ ない。  「難しそうだ」という印象を与えると、アテンションが得られない。  馴染みのない専門用語、カタカタ用語が多用されていると、アテンションが得られない。  馴染みのないワードは、最初に丁寧に説明したとしても、2カ所目以降も短い補足説明が必要。ユー ザーが最初の説明を読んでいないかもしれないし、読んでも忘れているかもしれない。  誰もがよく知っているワード、フレーズを強調して見せても、「それは知っている」ということで、 アテンションが得られない場合が多い。  要素4. 具体的な事例/実績/ユーザーの声  ユーザーの声:  デモグラフィックな属性(出来れば企業名、業種、所属部署・役職、など)が記載されていないと、ユーザー は興味・関心がわかず、アテンションが得られない。(BtoCの場合は、居住地域、年齢、性別、職業など)  イラストだとアテンションが得にくい傾向にある。写真の方が有効。写真は解像度が高い方が有効。  印刷物のように文字がびっしり詰まっていると、アテンションが得られない。  ビフォー/アフターの事例説明を載せる際に、数値データがないと、アテンションが得にくい。  気になる箇所(例:改善を施した場所など、具体的なイメージがわく部分)の写真が小さかったり、 写真の解像度が低かったりすると、アテンションが得られない。0%OFF、など)。
  18. 18 (事例:2) 「相性抜群LPOで活用!」 O社のPtengine活用事例 LP改善でCVRが平均15ポイント上昇:やったこと3  要素5. お墨付き(第三者のデータ、専門家の意見など)  文字が多い文章や図表、グラフになりがちだが、文字が多いと、せっかく掲載してもアテン ションが得られない。文字数を少なくして、コンパクトに、簡潔にまとめる必要がある。  要素6. アクションを促す  単に「サンプル」「資料請求」といったボタンよりも、入手できるサンプルや資料のサムネ イル写真が入っていた方が、ユーザーのアテンションが得られ、クリックもされやすい。  サムネイル写真に加えて、どんなサンプル、資料なのか(例:「5件の先進導入事例を写真入 りで掲載」)などのフレーズがあると、さらにクリック率が高くなる。  数値的なお得感はシンプルに表現しないと伝わりにくい(【悪い例】:6000円のところ、今 なら4980円⇒お得感がパッと伝わりにくい。【良い例】:初回1000円!、50%OFF、など)。
  19. 1919 (事例:3)「ヒートマップ活用 の王道、UI/UX改善!」 主にクリックヒートマップを活用して、ユーザーストレ スの元、機能改善のヒント、注目点を探りだし、改善・ 検証に活用。
  20. 20 (事例:3)「ヒートマップ活用の王道、 UI/UX改善!」 D社のPtengine活用事例 UI/UX改善で主要ページの直帰率が平均10ポイント改善  D社(ECサイト) Web編成部リーダー M 様、アナリスト O 様  「もともとG社のWeb分析ツールを使っていたのですが、特定のページ内でユーザー がどのように行動しているかは、ずっと把握できないでいました。Ptengineはテスト 導入の段階からコンサルタントの人に、『だだヒートマップを眺めて、何か見つかる のを待っているのでは勿体ない。方法論を決めてアクティブに使いましょう』と言わ れていたので、まずは、教えてもらった方法論に従って、主要ページのUI/UXの改善 に取り組みました。  その結果、トップページをはじめとする主要ページの直帰率を平均10ポイント改善す ることができました。現在は、改善に手を付けていないページについても、優先度を 決めて、改善を進めています。 写真はイメージです
  21. 21 (事例:3)「ヒートマップ活用の王道、 UI/UX改善!」 D社のPtengine活用事例 UI/UX改善で主要ページ直帰率が平均10ポイント改善:やったこと1  「『CVRを左右するページ内の5大要素について、主要ページのUI/UX改善に取 り組みむ』ことをチーム内で意思統一しました。」  「新しいWeb分析ツールを導入すると、利用できるデータが増えます。しかし、ただ 思い付くままにデータを見て行ったのでは、たまたま重大なボトルネックが見つかる といった場合を除いて、目に見える形でサイト改善の成果を出すことはできません。 そこで、Ptengine導入時に聞いた『CVRを左右する5大要素』(下記の5点)に改善の 焦点を絞ることについて、チーム内で意思統一を行いました」  レイアウト  ナビゲーションとコントロール(注)  コピー  アイキャッチ画像(または動画)  CTA(Call to Action)(ユーザーがアクションを起こすためのボタンやリンク) (注)この場合の「コントロール」とは、「セグメンテッドコントロール」のことを指してお り、検索結果のソート項目を変更したり、表示内容を別の切り口で表示させたりする機能のこ とです。たとえば、商品検索結果の場合は「人気順に並べ替える」「新着順に並べ替える」な どの機能のことを指します。
  22. 22  前ページの「CVRを左右するページ内の5 大要素」を踏まえて、Ptengineのヒート マップでそれぞれの要素がユーザーにど のように見られているか、どのように利 用されているかを確認しました。  社内ミーティングの際には、ヒートマッ プをプロジェクターで投影して、チーム 全員でヒートマップを見ながら議論を進 めました。Ptengine導入以前は、誰か担 当者がミーティングの前に、Power Pointで資料を作っていましたが、 Ptengineはユーザーのリアルタイムの行 動を簡単な操作で見ることができるので 、事前資料は協議内容を箇条書きでテキ ストベースでまとめておくスタイルに変 えました。 コピー クリック ヒートマップ アテンション ヒートマップ アイキャッチ CTA ナビゲーション CTA ナビゲーション
  23. 23 (事例:3)「ヒートマップ活用の王道、 UI/UX改善!」 D社のPtengine活用事例 UI/UX改善で主要ページ直帰率が平均10ポイント改善:やったこと1  「CVRを左右するページ内の5大要素について、TOPページのUI/UX改善に取り組 みました」  「 『CVRを左右する5大要素』のそれぞれについて、下記の点を意識しながら、改善 を行いました」  レイアウト  ユーザーにしてほしいことを、単純明快は分かりやすさを優先して表現する。  ナビゲーションとコントロール  ユーザーにとっての「気を散らす要素」「ふらっと出て行ってしまう出口」を徹底的に取り除く。  コピー  アイキャッチ画像(または動画)  CTA  「コピー」「アイキャッチ画像」「CTA」はいずれも、ワード(フレーズ)とデザインに関わる部分 で、何がユーザーにとっていいのかは、ユーザーに訊くのが一番です。したがって、これら3点につい ては、Ptengineのヒートマップと連携できるA/Bテストツール「Optimizely」を利用して実験を行っ た上で、デザインやフレーズ決めました。 ( 「Optimizely」 については、「事例5」で取り上げま す。)
  24. 24 (事例:3)「ヒートマップ活用の王道、 UI/UX改善!」 D社のPtengine活用事例 UI/UX改善で主要ページ直帰率が平均10ポイント改善:やったこと2  「商品一覧ページについては、『グ リッド』と『垂直型』、どちらのレ イアウトが、ユーザー目線で見てよ り良いUIなのか、ヒートマップで検 証しました」  右のヒートマップは、「グリッド」 のヒートマップです。「垂直型」の ヒートマップと比較したところ、ユ ーザーにクリックされる割合、じっ くり見られる時間ともに、「垂直型 」の方が優れていることが分かりま した。 クリック ヒートマップ アテンション ヒートマップ グリッド 垂直型
  25. 25 (事例:3)「ヒートマップ活用の王道、 UI/UX改善!」 D社のPtengine活用事例 UI/UX改善で主要ページ直帰率が平均10ポイント改善:やったこと3  「『商品詳細ページ』はアテンション ヒートマップで『長すぎる』ことを確 認し、改善しました」  右のヒートマップは、ある洋服アパレ ルアイテムの商品詳細ページで、1ペー ジを5等分割して表示したものです。改 善前の状態を見ると、5等分した1つ目 の画面の終わり付近で、既にスクロー ル到達率が31%。すなわち、約7割のユ ーザーが離脱していることが分かりま した。これでは、残り5分の4画面の制 作、管理メンテナンスに掛けているコ ストが、売り上げに貢献しているとは 言いがたい状態です。  そこで、詳細情報やもっとたくさんの 画像を見たい場合は、ボタンをタップ すると、同一画面でコンテンツが展開 する方式を採用し、画面を短くしまし た。これにより、直帰率、離脱率共に 、10ポイント以上改善しました。 スクロール 到達率31%
  26. 26 (事例:3)「ヒートマップ活用の王道、 UI/UX改善!」 D社のPtengine活用事例 UI/UX改善で主要ページ直帰率が平均10ポイント改善:やったこと4  「スマホサイト:右手で持って親指でタップしやすいようにした」  「スマホサイトの商品一覧ページについては、長方形を縦に並べたタイル式を採用し ていましたが、Ptengineのクリックヒートマップで、「右手で持って、親指でタップ しやすい位置がタップされていることが多いと分かりました。そこで、親指でタップ しやすい右側に商品詳細に遷移するボタンを追加したところ、商品一覧から、商品詳 細への遷移率がアップしました。今まで通り、ボタン以外のところをタップしても遷 移するのですが、ボタンを設置した方が、遷移率が高くなることが分かりました」 【スマホ用サイトの商品一覧画面 - クリックヒートマップ】 タイル式のリンクになっており、タイ ル内のどこをタップしてもリンク先に 飛ぶのですが、右手で持って親指で タップしやすい場所がタップされてい ます。
  27. 2727 (事例:4)「コンバージョンに も工夫を!」 (購入や登録)完了ページをCVのゴール設定するだけでなく、カスタムイベン トのイベント設定を応用。紹介動画を見た、キャンペーンにエントリーした、 いいね!した、等のイベントをマイクロCVに設定して様々な仮説材料を探り だす。
  28. 28 (事例:4)「コンバージョンにも工夫を!」 M社のPtengine活用事例 マイクロコンバージョンの設定により、 「3日以内改善」実行でCVRも10%アップ  M社(転職支援事業) Webマーケティング統括部主任 Y 様  「当社では、Webマーケティングチームで「コンバージョン」について議論する際に、3つ に分けて議論しています。『最終コンバージョン』『ステップコンバージョン』『マイク ロコンバージョン』です。」  「『最終コンバージョン』とは当社のWebサイトのゴールを計測する際のものです。当社の サイトにおいて『最終コンバージョン』を達成するために、幾つか達成すべきポイントが 存在します。これを『ステップコンバージョン』と呼んでいます。ECサイトが分かりやす いと思いますが、商品詳細を見て、買い物かごに追加して、購入プロセスに入り、個人情 報等を入力して、 『最終コンバージョン』に至ります。これらのステップを通過しない限 り、『最終コンバージョン』には至りません。これらがきちんと定義できていることで、 サイトのどの部分に課題があるのかを見つけやすくなります」 写真はイメージです
  29. 29 (事例:4)「コンバージョンにも工夫を!」 M社のPtengine活用事例 マイクロコンバージョンの設定により、 「3日以内改善」実行でCVRも10%アップ  M社(転職支援事業) Webマーケティング統括部主任 Y 様  「『マイクロコンバージョン』は他の2つとは少し違います。サイトには『最終コンバージョン 』の他に、その時は達成しなくても、達成すると『最終コンバージョン』やLTV(ライフタイムバ リュー)的なものが上がる箇所があります。KBR( Key Business Requirement の略。「重要なビ ジネス要件」 )を定義した時に、直接サイトのゴールに結びつくものと、少し間接的なものと2種 類に分けられることがほとんどです。直接ゴールに結びつくものは『最終コンバージョン』 、少 し間接的なものは『マイクロコンバージョン』にカテゴリをすると分かりやすくなります。  「例えば、最終的には転職希望者の会員登録数と転職の応募数を増やすのが目的である当社サイ トの場合、『メールマガジン』登録、『新着情報お知らせメール』登録は、会員登録数、転職の 応募数は増えないものの、リマーケティングのアプローチができるようになるということだけで も、これらの登録数を増やすことは重要な施策の1つと言えます。こういったものを『最終コン バージョン』とは区別して『マイクロコンバージョン』と定義することで、分析の判断がしやす くなります」
  30. 30 (事例:4)「コンバージョンにも工夫を!」 M社のPtengine活用事例 マイクロコンバージョンの設定により、 「3日以内改善」実行でCVRも10%アップ やったこと1  「『マイクロコンバージョン』の範囲を拡張。‘実のある仮説’ が次々と出てく るようになった」  「Ptengineを導入したことで、カスタムイベントの機能を使って、ユーザーのちょっ とした行動を、HTMLソースに手を加えずに計測できるようになりました。たとえば 、下記のような項目です。これらの項目が『最終コンバージョン』CVRにどれくらい 関連性があるか、仮説を立てて、調べることができるようになりました。紹介動画を 見た  キャンペーンのエントリーボタンをクリックした(エントリーを完了しなくても、関心を持 ったかどうかを計測)  スペシャルコンテンツへ移動するボタンをクリック  各ページに設置された、FacebookのLikeボタンをクリック  同じくTwitterのボタンをクリック など
  31. 31 (事例:4)「コンバージョンにも工夫を!」 M社のPtengine活用事例 マイクロコンバージョンの設定により、 「3日以内改善」実行でCVRも10%アップ やったこと1  「システム部門の作業負荷を軽減」  「当社ではもともとA社のWeb分析ツールを使っており、Ptengine導入後もまだ、指 標の継続計測という観点から使っています。A社のツールは、先述の、『ユーザーの ちょっとした行動』を新たに計測したい場合、計測設定をシステム部門に依頼しなく てはなりません。社内ルールで、3営業日以内に設定してもらえることになっていま すので、たとえば新しい動画を公開して、どれくらい再生ボタンを押されたか計測し たい場合、動画を公開してから、計測が開始できるまで、タイムラグが生じていまし た。しかしPtengineのカスタムイベント設定は、画面を呼び出して、計測したいアク ションのボタンを選択するだけです。今では、『マイクロコンバージョン』の設定は 、システム部門ではなく、WebチームのUI担当者が行っています」 動画再生をした ユーザーを計測したい 場合、設定画面で 動画のあるページを 呼び出し、再生ボタンを クリックすればイベント 計測の設定を行うことが できます。
  32. 32 (事例:4)「コンバージョンにも工夫を!」 M社のPtengine活用事例 マイクロコンバージョンの設定により、 「3日以内改善」実行でCVRも10%アップ やったこと2  「『何をしてもらえばCVするのか』仮説がすぐに検証できる」  Ptengineで設定したイベントは、CVとして設定できます。「動画を見た」「キャンペーン ボタンをクリックした」「Twitterのボタンをクリックした」をそれぞれCVに設定して、『 最終コンバージョン』の一つ、転職希望者の会員登録との関連性を調べると、下記の図の ようなことが分かりました。ここから、動画は『最終コンバージョン』に貢献するので、 ある程度予算を取って制作しても無駄にはならないという仮説を作ることができました。 その後、動画をブラッシュアップすると、動画を見ることと会員登録との関連性は更には っきりしましたので、仮説が正しかったことが証明できたのです。このように、ユーザー のちょっとした行動をカスタムイベントで計測し、CVに設定して仮説を立て、検証するま でのスピード感が、Ptengineならではと言えると思います」 動画視聴かつ 会員登録した キャンペーンボ タンクリックか つ会員登録した Twitterボタン クリックかつ会 員登録した 会員登録のCVと最も 関連性が高いのは、 動画視聴のCV(マイ クロコンバージョ ン)だった
  33. 3333 (事例:5)「ABテスト風に活 用!」 PtengineはURLが別ならヒートマップも別々に生成。よってURL やパラメータを別に振ることで、簡易ABテストが可能! 本格導入なら、Optimizelyもぜひ併用してみてください。
  34. 34 (事例:5)「ABテスト風に活用!」 Q社のPtengine活用事例 A/Bテストで小さな改善をスピーディに 部分改善の成果が続々と  D社(女性向けポータルサイト運営) Web運営チームリーダー S 様  「当社では、これまで、サイトリニューアルは1年に1度と決まっていて、リニューア ル以外は、ほとんどサイト改善を行ってきませんでした。しかし昨年の後半から、『 ユーザー目線でのUI改善をスピーディーに』というのが私たちのチームのミッション の一つになりました。『できるところからA/Bテストで変えていく』という業務を日 常的に行うようになったのです。 写真はイメージです
  35. 35 (事例:5)「ABテスト風に活用!」 Q社のPtengine活用事例 A/Bテストで小さな改善をスピーディに 部分改善の成果が続々と やったこと  「ビジュアルを変えて実験。結 果を並べてみる」  「PtengineはURLが別なら、ヒー トマップを並べて比較できると ころが便利です。通常A/Bテスト というと、『 CVRはどっちが良 かったか? 』に議論が終始しが ちですが、私たちは、「直感的 に理解しやすくて、分かりやす いサイト」を目指しているので 、実験を行ったページのユーザ ー行動を細かく知りたいのです 。そういう分析が直感的にでき るところが、Ptengineの良い点 だと思います。 メインビジュアル A キャッチコピー A メインビジュアル B キャッチコピー A CVR 1.8% CVR 2.5% バリエーション A バリエーション B
  36. 36 (事例:5)「ABテスト風に活用!」 Q社のPtengine活用事例 A/Bテストで小さな改善をスピーディに 部分改善の成果が続々と やったこと  「Ptengineの使ったA/Bテストで成果を出した2つの例」  「Ptengineの使ったA/Bテストで成果を出した2つの例をご紹介します。一つ目は、 当社のサイトのECコーナーでの成果です。製品一覧ページでシンプルなテストを行い ました。ファーストビューにイメージ画像を入れた場合、入れない場合で、どちらの CVRが高くなるかというテストです。もちろん、CVR以外に、ユーザーが商品一覧を 見てくれているかどうかを、ヒートマップを使って分析しました。結果は意外にも、 商品一覧は、イメージ画像を削除して、いきなり、商品一覧から始めた方がよい、と いうものでした。」 36 ロゴなどのヘッダー部 ロゴなどのヘッダー部 イメージ画像 タイトル文字 商品 商品 商品 商品 商品 商品 商品 商品 商品 商品 バリエーション A バリエーション B
  37. 37 (事例:5)「ABテスト風に活用!」 Q社のPtengine活用事例 A/Bテストで小さな改善をスピーディに 部分改善の成果が続々と やったこと  「Ptengineの使ったA/Bテストで成果を出した2つの例」  「Ptengineの使ったA/Bテストで成果を出したもう一つの例は、記事の右サイドに置 く広告の見せ方です。結論としては、背景色を付けない、あっさりしたデザインで、 記事ページに馴染んでいる広告の方がよくクリックされることが分かりました。背景 色を付けて目立たせたりすると、逆にスルーされるようです。広告が記事の体裁に近 ければ近いほどCTRは高くなりましたが、ユーザーを騙すわけにはいきませんので、 広告であることがはっきり分かるように注意しました」 37 ロゴなどのヘッダー部 ロゴなどのヘッダー部 バリエーション A バリエーション B 記事 広 告 記事 広 告
  38. 38 (事例:5)「ABテスト風に活用!」 Q社のPtengine活用事例 A/Bテストで小さな改善をスピーディに 部分改善の成果が続々と  「A/Bテストには、専用ツール以外にPtengineが欠かせません」  「現在当社では、A/Bテストツール『Optimizely』の導入を検討中です。ですが、A/B テストツールを導入したら、Ptengineのヒートマップを使わなくなるとは考えていま せん。A/Bテストツールはユーザーの「行動」を測定するツール。Ptengineのヒート マップは、ユーザーの「行動」と「行動心理」の分析データを得るツールだと考えて います」 CVR 1.2 % CVR 1.8 % CVR 2.5 % CVR 1.7 % パターンA パターンB パターンC パターンD A/Bテストツール ヒートマップツール ユーザーの 行動 ユーザーの 行動+行動心理
  39. 39 (事例:5)「ABテスト風に活用!」 Q社のPtengine活用事例 A/Bテストで小さな改善をスピーディに 部分改善の成果が続々と  「A/Bテストには、専用ツール以外にPtengineが欠かせません」  「ヒートマップツールは、『行動データ』だけでなく『行動心理データ』も提供しま すが、それでもなお、「ユーザーに聞いてみないと分からないこと」は残ります。そ れに対して、答えを出してくれるのが、A/Bテストツールだと考えています。A/Bテス トツールとヒートマップツールは、ユーザーの行動心理を知るという点において、相 互補完関係にあると考えています」 A/Bテストツール ヒートマップツール 「行動」が分かったら、「行動心理」を分析する 「ユーザーに聞いてみたいこと」をテストする
  40. 40
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