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図解 Blockchainの仕組み
Nisei Kimura
今回話すこと
・Blockchainがどのようにチェーンをつくるのか
・ブロックが同時に2つできる状況ってどういう状況?
・ブロックが同時に2つできた場合どう解決するのか
・捨てられた短いブロックチェーン上のデータはどうなるのか
今回話さないこと
・成りすまし問題、公開鍵認証周りのこと
・二重取引で利益を得ようとした場合のこと
・Blockchain の応用事例
・Blockchain は銀の弾丸じゃないということ
※ 気になる方は個別にご連絡ください
前提となるターゲット層
・Bitcoinが何かを知っている
・BitcoinがBlockchain技術をベースにしている事も知っている
・Blockchainについてあまりよくわかっていない
・Blockchainが以下の図のような感じなのは何...
なお、今回は説明を簡単にするために 話の中で Bitcoinの
「採掘」という言葉を使用しています。「採掘」という言葉自体は
どちらかというとBitcoin色が強い上に、Blockchainの場合 アルゴリズムの
適用対象がBitcoinに限ら...
Blockchainでは
「ブロック」という単位でデータを区切り
それを「チェーン」のように繋いでいく
リアルタイムに増えていくデータ内容は
一旦「未確認」という状態で詰まれていく
新しいブロックが発見され、
ブロックが正当なものであるという確認が
とれた段階で初めてデータも確定し、
新しく認められたブロックに入れられる
そしてまた「未確認」の新しいデータが
リアルタイムに積まれていき…以降その繰り返し
なお、Blockchain技術を採用している
Bitcoinの例でいうと
この「1, 2, 3…」のデータが個々の取引にあたる
Blockchainでは基本的に世界中の人の「採掘」によって
約10分に1個ブロックが増えるようになっている。
(採掘 = 総当たりで求める膨大な計算作業のこと)
実際にブロックが増える流れを
追ってみましょう
Blockchainでは採掘に携わる各ノードが
ブロックの歴史を保有していて
誰かが採掘に成功すると
あ、みっけ!
採掘の成功者がブロードキャストし
それを全体が確認する
見つかったよ!
・・
・・
これによりチェーンがどんどん
伸びていくという仕組み
では、こうなる時は何が起こっている?
近い時間で二人の採掘者が
採掘に成功した時 (稀にある模様)
あ、みっけ!
あ、みっけ!
双方がブロードキャストし
近くの人達はそれを確認する
見つかったよ!
見つかったよ!
二つのブロックが並行している状態
この時、Blockchainでは
どちらかの枝が長くなるまで両方を保持
一旦長い枝が決まると
みっけ!
短い方の枝は自動的に消える
見つかったよ!
・・
これにより最終的に
枝は一つになるという仕組み
消えた方に乗っかっていたブロックの中身
及び積まれる予定だったデータは
どうなるの・・・?
「未確認」のデータとして
正規の枝の方に新たに積まれるので
消えることはない
同じ内容で送り先だけが異なるデータが
存在する場合はどうなる?
この場合は、正規の枝の方にある
データが優先される
Bitcoinでは Blockchainのこの性質と
新たなブロック発見の難易度
(世界中の人が採掘して10分に1回しか見つからない)
を組み合わせて 第三者機関を媒介せず 二重取引の防止を実現
まとめ
・ブロックができるということ
→ 採掘者が採掘に成功し、全体にブロードキャスト。
・ブロックが並行して二つできる状態
→ 二人の採掘者が近い時間で採掘に成功。
どちらかのチェーンが長くなるまで両方保持し、
どちらかが長くなった時点でそちらを採用...
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図解 Blockchainの仕組み

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Blockchainに関する概要です。

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図解 Blockchainの仕組み

  1. 1. 図解 Blockchainの仕組み Nisei Kimura
  2. 2. 今回話すこと ・Blockchainがどのようにチェーンをつくるのか ・ブロックが同時に2つできる状況ってどういう状況? ・ブロックが同時に2つできた場合どう解決するのか ・捨てられた短いブロックチェーン上のデータはどうなるのか
  3. 3. 今回話さないこと ・成りすまし問題、公開鍵認証周りのこと ・二重取引で利益を得ようとした場合のこと ・Blockchain の応用事例 ・Blockchain は銀の弾丸じゃないということ ※ 気になる方は個別にご連絡ください
  4. 4. 前提となるターゲット層 ・Bitcoinが何かを知っている ・BitcoinがBlockchain技術をベースにしている事も知っている ・Blockchainについてあまりよくわかっていない ・Blockchainが以下の図のような感じなのは何となく知っている 画像: A Blockchain Primer: https://danielmiessler.com/study/blockchain/
  5. 5. なお、今回は説明を簡単にするために 話の中で Bitcoinの 「採掘」という言葉を使用しています。「採掘」という言葉自体は どちらかというとBitcoin色が強い上に、Blockchainの場合 アルゴリズムの 適用対象がBitcoinに限らないため、「採掘」という言葉を使用する際にはご注意下さい。
  6. 6. Blockchainでは 「ブロック」という単位でデータを区切り それを「チェーン」のように繋いでいく
  7. 7. リアルタイムに増えていくデータ内容は 一旦「未確認」という状態で詰まれていく
  8. 8. 新しいブロックが発見され、 ブロックが正当なものであるという確認が とれた段階で初めてデータも確定し、 新しく認められたブロックに入れられる
  9. 9. そしてまた「未確認」の新しいデータが リアルタイムに積まれていき…以降その繰り返し
  10. 10. なお、Blockchain技術を採用している Bitcoinの例でいうと この「1, 2, 3…」のデータが個々の取引にあたる
  11. 11. Blockchainでは基本的に世界中の人の「採掘」によって 約10分に1個ブロックが増えるようになっている。 (採掘 = 総当たりで求める膨大な計算作業のこと)
  12. 12. 実際にブロックが増える流れを 追ってみましょう
  13. 13. Blockchainでは採掘に携わる各ノードが ブロックの歴史を保有していて
  14. 14. 誰かが採掘に成功すると あ、みっけ!
  15. 15. 採掘の成功者がブロードキャストし それを全体が確認する 見つかったよ! ・・ ・・
  16. 16. これによりチェーンがどんどん 伸びていくという仕組み
  17. 17. では、こうなる時は何が起こっている?
  18. 18. 近い時間で二人の採掘者が 採掘に成功した時 (稀にある模様) あ、みっけ! あ、みっけ!
  19. 19. 双方がブロードキャストし 近くの人達はそれを確認する 見つかったよ! 見つかったよ!
  20. 20. 二つのブロックが並行している状態
  21. 21. この時、Blockchainでは どちらかの枝が長くなるまで両方を保持
  22. 22. 一旦長い枝が決まると みっけ!
  23. 23. 短い方の枝は自動的に消える 見つかったよ! ・・
  24. 24. これにより最終的に 枝は一つになるという仕組み
  25. 25. 消えた方に乗っかっていたブロックの中身 及び積まれる予定だったデータは どうなるの・・・?
  26. 26. 「未確認」のデータとして 正規の枝の方に新たに積まれるので 消えることはない
  27. 27. 同じ内容で送り先だけが異なるデータが 存在する場合はどうなる?
  28. 28. この場合は、正規の枝の方にある データが優先される
  29. 29. Bitcoinでは Blockchainのこの性質と 新たなブロック発見の難易度 (世界中の人が採掘して10分に1回しか見つからない) を組み合わせて 第三者機関を媒介せず 二重取引の防止を実現
  30. 30. まとめ
  31. 31. ・ブロックができるということ → 採掘者が採掘に成功し、全体にブロードキャスト。 ・ブロックが並行して二つできる状態 → 二人の採掘者が近い時間で採掘に成功。 どちらかのチェーンが長くなるまで両方保持し、 どちらかが長くなった時点でそちらを採用。 ・消えたブロック上のデータはどうなる? → 「未確認データ」として既存ブロックに移動。 ・「採掘」はどちらかというとBitcoin寄りの言葉。 → 使用する際は注意
  32. 32. ありがとうございました

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