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アジャイルの現在過去未来。そしてアジャイルを進化させる「ムダ取り」とは。

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Agile Japan 2019 長崎サテライトの招待講演資料です。

本資料は、NaITEが和田氏に許可をいただき公開させていただいております。

Published in: Technology
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アジャイルの現在過去未来。そしてアジャイルを進化させる「ムダ取り」とは。

  1. 1. 第一部 アジャイルの現在/過去/未来 第二部 アジャイルを進化させる「ムダ取り」 アジャイルジャパン実行委員 和田憲明 7/27 16:40 ~ 18:10長崎サテライト2019 招待講演 ※公開用として説明文を追加するなど大幅に修正しています。
  2. 2. • 学生時代、アセンブラでゲームを作る • 富士通株式会社に入社 • ツール開発、業務システム開発に携わる • C++, Visual Basic, Java • 2003年にアジャイルを知り、試してみる • 社内でアジャイル実践者コミュニティを作る • 業界のコミュニティや国の活動(IPA)にも参加している • アジャイル(アジャイルジャパン) • ソフトウェアテスト(JaSST) • プロセス改善(JASPIC) 自己紹介(和田憲明)
  3. 3. 今年のアジャイルジャパンは多くの方々にご参加いただき(参 加者+登壇者+ボランティア=890名)、とても盛り上がりまし た。そして初参加者が全体の7割で、アジャイルに関して時代 が大きく動いていることを感じました。 アジャイルジャパンはポリシーとして「多様性の尊重」「ビギ ナー歓迎」「建設的な意見交換」を掲げており、これからアジ ャイルに取り組もうとしている方々にとって、参加しやすいイ ベントと感じてもらえたのではないかと思います。 公式サイト
  4. 4. アジャイルジャパンは「日本のアジャイルを日本全体で共有し 実践しよう」というコンセプトで始まりました。日本の様々な コミュニティや企業がつながり、お互いの知恵を共有し、そし て実践に活かし、新しい知恵をまた共有する、というサイクル を大切にします。本日参加した方々も実践して共有しましょう。 Agile Japanに 参加する Agile Japanに 参加する 自分の現場に 持ち帰る 自分の現場に 持ち帰る 地方・企業内 サテライト開催 地方・企業内 サテライト開催 共 有 す る 共 有 す る 実 践 す る 実 践 す る SNSや公式サイトで情報の蓄積と拡散SNSや公式サイトで情報の蓄積と拡散
  5. 5. アジャイルの現在 アジャイルの「現在」を、アジャイルジャパンの 宣伝紙「アジャイル新聞」のテーマと照らし合わ せて、見ていきましょう。 ※当日は会場でアジャイル新聞を配布しました。
  6. 6. 第1号:「アジャイルと品質」(2018年3月) アジャイルは品質が悪いという誤解が、企業シ ステムへのアジャイル適用を阻害していると考 え、開発部門と品質部門がこれまでよりも密に 協力してプロダクトを作り上げる事例を紹介し た。また、技術プラクティスの大切さをエッセ イで書いていただいた。 第2号:「プロジェクトマネジメント」(5月) プロジェクトマネージャは不要という誤解が、 管理側と開発側で不毛な対立を招いていると考 え、海外ではアジャイルが主流になっており、 プロジェクトマネージャの役割が変化して広範 囲でのマネジメントが必要になると紹介した。
  7. 7. 第3号:「アジャイルジャパンの楽しみ方」 イベント当日(7月)に配布した特別号。アジャ イルとアジャイルジャパンの10年を振り返った。 第4号:「アジャイル再入門」(2019年3月) アジャイルがビジネスツールとして認識され始 め、大手企業での実践が急速に増えてきた。し かし、やり方だけをマネしようとするため、大 切な「考え方」が置き去りになっている。 → アジャイルには目的(Why Agile?)が必要で、 目的に適したやり方を都度現場で生み出さない といけない。よって、背景にある考え方を知る ことが大切だと紹介している。また、日本の 様々な領域でアジャイルが検討されていること の一例として、弁護士の方に「アジャイルと法 律」に関するエッセイを書いていただいた。
  8. 8. アジャイルは拡大するが・・・ 全体傾向として、これからアジャイルは拡大 することは間違いないのですが、現場レベル ではスムーズにはいかないと思ってください。 木の年輪は外に向けて白と黒が交互に表れる ように、拡大するにつれて、あなたの身の回 りの状況はプラスとマイナスが交互に波のよ うに表れることでしょう。でも、波の状態は 一定期間が経つと必ず変化します。周囲のア ジャイルに対する誤解を説きながら、あきら めずに少しずつ普及を進めていきましょう。
  9. 9. 過去をふりかえる 2004年から始めた私の活動の前半は「オブジェクト倶 楽部」というイベントに、極めて大きな影響を受けて います。私と同じく、このイベントを通して、現在ア ジャイルに関係する多くの人達が、アジャイルにとっ て大切なことの多くを得たのではないかと思います。
  10. 10. オブジェクト倶楽部の衝撃 そして、これまで見たことがない体験型セッションの数々、そ して参加者による熱気ほとばしる情報発信力に大きな衝撃を受 けました。半年毎に開催される当イベントに何回か参加するう ちに、他の人達のように、自分もこの場で情報を発信したいと 強く思うようになりました。 「2004年夏 オブジェクト倶楽部納涼 イベント」の招待状を、主催者の平 鍋健児さんからいただき、初めて参 加しました。
  11. 11. 誰でも気軽に情報発信できる場 長崎サテライトの当日も、ボールジャグリングを披露しました。 そして、当時一緒にジャグリングを練習したNaiTEの池田さんに も披露していただきました。池田さん、久しぶりのジャグリン グにも関わらず、引き受けてくれてありがとうございました。 2004年夏に始めたジャグリン グの楽しさを伝えたいと思い、 当時一緒にジャグリングを練 習してくれたアジャイル仲間 を募って、2005年にライトニ ングトークスで発表しました。
  12. 12. オブジェクト倶楽部の魅力 「イベント」をクリックしてください。資料の多くは今も公開されています。 講演、ライトニングトークス、ワールドカフェ、多彩な ワークショップ、ライブ。どれもが魅力的で、全て自社 に持ち帰って実施しました。多くの仲間と出会い、そし て、新しいことに挑戦し続けるマインドを学びました。 公式サイト
  13. 13. アジャイルの未来 いよいよアジャイルの時代が来ます。国もアジャイル に関する様々な施策を始めました。開発に携わるみなさんは、 社外のコミュニティも活用して様々な技術を身に付けて準備し ましょう。そして、アジャイルを進化させるために、トヨタ生 産方式の考え方(特にムダ取り)を学ぶことをお勧めします。
  14. 14. ニッポンと「アジャイル」 経済産業省からDXレポート(2025年の崖)が公開され ました。そこでは「アジャイルの実践による事業部門人 材のIT人材化」が必要と記載されています。IPAか らも、アジャイルの実践では、アジャイルの原点を知る ことが大切であると示されています。 公式サイト 公式サイト
  15. 15. アジャイルへの準備 アジャイルでは、プロダクトに関する様々なことに チームとして対応するため、開発者にはプログラミング言語の 知識だけでなく、要求開発~設計~実装~テストという幅広い 領域に対する知識が求められます。社外の様々なコミュニティ を活用して、積極的に技術力を高めましょう。 公式サイト 社外コミュニティの一例では、 「ソフトウェアテストシンポジ ウム(JaSST)」は全国九ヶ所 で毎年開催されており、テスト に関する技術を高めたい人達が 多く集まっています。
  16. 16. トヨタ生産方式を学ぼう アジャイルの世界では、トヨタ生産方式の考え方が参考 にされています。上記を体系化したリーンや、工場のかんばん 方式を参考にしたKanbanという方法論も登場しています。 海外のアジャイル研究者は、工場見学やトヨタ産業技術記念館 を訪問すると聞きます。ぜひみなさんも訪れてみてください。 ・トヨタ工場見学の概要・申込み(WEBから申し込めます) 団体だけでなく1名でも申し込めます。ぜひ一度見学を! ・トヨタ産業技術記念館(名古屋駅から名鉄で1駅です) 織機館と自動車館があり、お勧めは断然、織機館です!
  17. 17. ムリ・ムラ・ムダを取る 最後に「工場での改善(ムリ・ムラ・ムダ)」を説明 しました。途中、アンドンを用いた改善について参加者の方々 にグループで考えていただきました。顧客の価値を生まない全 ての作業を「ムダ」と捉える考え方は、アジャイルを進化させ るためのヒントになります。今こそ、1978年に発行された 「トヨタ生産方式 ~脱規模の経営をめざして~」(大野耐一著、 ダイヤモンド社)の第二章まで(~133頁)を多くの方々に熟読 していただきたいと思います。ムダの話は100~104頁です。 ・第一章 ニーズからの出発 ・第二章 トヨタ生産方式の展開 ダイヤモンド社のサイトへ おわり

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