Home
Explore
Submit Search
Upload
Login
Signup
Advertisement
Check these out next
アジャイルとスクラムとは 原則、価値、プラクティス
Yasui Tsutomu
アジャイルコーチが現場で学んだプロダクトオーナーの実際と勘所 POの二番目に大事なことと
Yasui Tsutomu
アジャイルとスクラムとは 原則、価値、プラクティス
Yasui Tsutomu
Redmineをつかったスクラム開発のはじめの一歩
kiita312
Agile2010とは何だったのか
Dai FUJIHARA
スクラム開発について
Akio Terayama
爆速アジャイル革命 ヤフオク編 #agilejapan
Yahoo!デベロッパーネットワーク
1から学ぶスクラム
Keisuke Izumiya
1
of
35
Top clipped slide
凡庸なSEが、大規模SIerの集団でできること - DevLOVE甲子園 2013
Dec. 13, 2015
•
0 likes
52 likes
×
Be the first to like this
Show More
•
13,778 views
views
×
Total views
0
On Slideshare
0
From embeds
0
Number of embeds
0
Download Now
Download to read offline
Report
Leadership & Management
2013年の DevLOVE 甲子園で発表したスライドを発掘したのでアップロード。当時は某 SIer に所属。当時の上司、先輩、同僚、後輩に感謝しています。
Minoru Yokomichi
Follow
Advertisement
Advertisement
Advertisement
Recommended
パタン・ランゲージを用いてスクラムの本質をひもとく
Minoru Yokomichi
5.9K views
•
50 slides
開発チーム外でスクラムやってみた
Tomoyasu Ishii
6.5K views
•
33 slides
大企業でスクラムしたら筋肉だった
Yusuke Kawanabe
36.1K views
•
39 slides
スクラム再入門
Minoru Yokomichi
13.6K views
•
92 slides
あなたのチームの「いい人」は機能していますか?
Minoru Yokomichi
169.1K views
•
56 slides
【Sgt2016】Agile人材の評価とキャリアプラン
Ryota Inaba
11.7K views
•
47 slides
More Related Content
Slideshows for you
(20)
アジャイルとスクラムとは 原則、価値、プラクティス
Yasui Tsutomu
•
22.9K views
アジャイルコーチが現場で学んだプロダクトオーナーの実際と勘所 POの二番目に大事なことと
Yasui Tsutomu
•
14.9K views
アジャイルとスクラムとは 原則、価値、プラクティス
Yasui Tsutomu
•
4.4K views
Redmineをつかったスクラム開発のはじめの一歩
kiita312
•
24.1K views
Agile2010とは何だったのか
Dai FUJIHARA
•
6.3K views
スクラム開発について
Akio Terayama
•
15.8K views
爆速アジャイル革命 ヤフオク編 #agilejapan
Yahoo!デベロッパーネットワーク
•
6.7K views
1から学ぶスクラム
Keisuke Izumiya
•
6.7K views
とりあえず30分でひととおり分かった気にはなれるアジャイル入門
陽一 滝川
•
14.1K views
アジャイルレトロスペクティブズ
Yagi Natsuki
•
6.5K views
20120316 アジャイルジャパン東京サテライト
Toshikazu Inoue
•
1.9K views
アジャイルコーチから見たScaled Agile Method LeSS版
Takao Kimura
•
2.2K views
Agile Samurai Dojo Gathering
irasally omuko
•
1.8K views
認定スクラムマスター研修に行ってきました
Hajime Yanagawa
•
38.5K views
スクラムマスターはじめのいっぽ
Takeba Misa
•
13.5K views
Agile-development-course-advanced-1-2
Miho Nagase
•
34K views
アジャイルによくきく?モデリング
Iwao Harada
•
1.8K views
チームで開発を行う上の心構え
Hirotaka Osaki
•
1.1K views
2012.03.24 Agile Samurai Dojo Gathering 講演資料
Toshihiro Hirota
•
2.7K views
エンタープライズ、アーキテクチャ、アジャイルのこれから
Yusuke Suzuki
•
16.8K views
Similar to 凡庸なSEが、大規模SIerの集団でできること - DevLOVE甲子園 2013
(18)
自分のチームをどう作る?
Masakatsu Sugii
•
3.1K views
ごった煮じゃNight!vol.1
Satoshi Furuichi
•
408 views
JAWS-UG TOKAIDO 20140627
陽平 山口
•
1K views
周りを巻き込みながら歩んできた関西人スクラムマスターの自分戦略(DevLove2012_yohhatu)
Yoh Nakamura
•
2.7K views
さくらの色々な○○~自由・多様・寛容な働き方~ | さくらインターネットの裏側見せます!働き方編
さくらインターネット株式会社
•
2.4K views
DevLOVE甲子園「成功と失敗の狭間に横たわる2つのマネジメント」_yohhatu
Yoh Nakamura
•
4.2K views
「開発現場に伝えたい10のこと」それぞれの後日談_yohhatu
Yoh Nakamura
•
2.7K views
DevLOVE関西「勉強会勉強会」
Yoh Nakamura
•
9.3K views
3年前の僕へ
garden_tree
•
36.8K views
DevLove四国_LT_yohhatu
Yoh Nakamura
•
2.1K views
May the team be with you(episode2)
Koutarou Ishizaki
•
617 views
20180214 時空魔法で過去に戻れたら ~DevSecOpsがこんなに辛いなんて~
Typhon 666
•
702 views
Sql serverデータアクセスの基本動作。荒ぶった方法で確認してみよう
Masayuki Ozawa
•
2.2K views
SIerでのAI社内啓蒙の取り組み
Daisuke Okamoto
•
623 views
All about 開発本部infra部 TASKs
gree_tech
•
825 views
Experience Visionのはじめかた に見るDevLOVE勉強会のススメ
陽一 滝川
•
1.3K views
Database qpstudy-okuno
Mikiya Okuno
•
8.3K views
DevOps Conference #1
Hiroshi Morotomi
•
1.4K views
Advertisement
Recently uploaded
(9)
問い研ぎ
ssusere65aef1
•
14 views
Regional Scrum Gathering Tokyo 2023 Keiji Kikuchi Remote Mobbing
Keiji Kikuchi
•
28 views
講演NYで20年NPO運営の秘訣日野紀子.pptx
Avanade / NY de Volunteer
•
5 views
#澳洲阳光海岸大学毕业证哪里办理
bncse
•
3 views
無形資産に関するキーワード集
YutakaTanabe
•
21 views
西三一大学毕业证硕士
mautwa
•
3 views
継続カイゼン! トライ&エラーから学んだ コミュニケーションと環境づくり
TORUINOKO1
•
118 views
フルリモートワークの会社で利用しているツールのご紹介 JBUG宮城#0 LT
ssuser581372
•
49 views
《俄亥俄大学毕业证|学位证书校内仿真版本》
123shab123
•
2 views
凡庸なSEが、大規模SIerの集団でできること - DevLOVE甲子園 2013
2013/11/10 - DevLOVE甲子園
1回表 凡庸なSEが、 大規模SIerの集団でできること [チーム団] よこみち @ykmc09_dev
自己紹介 • 単独1万人ぐらいのSIerに所属(部:約100名、課:約30 名) • 「石橋を叩いても渡らない」といわれる会社 •
凡庸なシステムエンジニアです。 • 最近やったことはrootユーザで mv /* /hogehoge • 社内ではまったく言う機会の無い、名ばかり認定スクラム マスター • 2013/03/06 DevLOVE「We energize us - 明日の現場 を高揚させるアプローチを探す-」 に登壇(というかお悩み相談さ せてもらいました)。
今日 話すこと • 熱病にかかってしまった凡庸な若手SEが、SIer現場の 前進のためになにに取り組んできたか。 •
現場と向き合うにあたって、なにを心に留めるのか、 を語らせてもらいます。 • 前を向いている人たちと鼓舞しあい、切磋琢磨できる 機会になればと思います。
かつてのストーリー
感じるこう着 • なんとなく降ってくる仕事をこなす日々。 • 枯れたシステムを、顧客や上司から言われたとおり に保守。 •
なんかもっといい方法ありそうだけど、今んとこお 金にもなってるみたいだし、まいっかな。 • 「過剰な線引」 • 「過去への固執」 • 「起こりつつあるパラダイム・シフトへの低意識」 • 「変化することへの恐れ」 Photo by Tjflex2
大海をしる • 知り合いに誘われ、DevLOVE、デブサミなどへ • え?!ホッテントリの世界って実在すんの?!(← •
アジャイル開発!?CI!?DDD!?UX!?HCD!? DevOps!?なにそれ超かっこいい!!衰退業態 SIer!!(← • しかもなんかみんな目がキラキラしとる!(← • 現場に足らんのはこれやー!(← Photo by A.Davey
やっ(てしまっ)たこと。 • どやどや勉強会の開催 「世界の中心はこれや!どや!現場で使え!」 • どやどやメール一斉配信 「このホッテントリ読まん訳ないやろ!どや!知っと け!」 •
どやどや報告会の開催 「こんな勉強会行ってきたど!どや!荒ぶれ!」 Photo by www.guigo.eu
折れる心 • もちろん、リアクションなんてほとんどなし。 • まったくひびかない。 •
俺はこんなにがんばってるのに! これだからSIerはさ・・・。(← Photo by vincent.chen
思い出されることば、かけられることば • ふとかつて出会った言葉が頭をよぎる 「伝わらないのは、伝える側のせい」 • 同志の後輩の言葉 「アプローチはいくらでも工夫できると思うんです。」 Photo
by Moyan_Brenn
ほんとうの思い • はてさて自分の、現場に対する真の思いはなんだった んだろう? • 「新鮮な興味のはけ口なの?」「上から目線で見下ろ したいの?」 •
いいやちがう。「絶え間なく皆で前進する現場にいた い」という思い。 • 「今いる現場は、自分の求めている場所じゃない?」 「私は理想の現場のためになにをやったの?」 • できることをもっと見つけたい。 2013/3/6 DevLOVE We energized us. 。 Photo by Moyan_Brenn
決めたこと
理想の現場を探し求める前に、 今いる場所を理想の現場にする Photo by MDphotography
取り組んだ(でいる)こと
1. 学ぶことを当然とする風潮をつくる。 (「学んで進む」ことの恐れをなくし、当たり前に) Photo by
bibliothekarin
学ぶことを当然とする風潮をつくる (「学んで進む」ことのおそれをなくし、当たり前に) • 若手向け勉強会の立ち上げ • 本当に「いま知りたいこと」をやるべくアンケートを集め、そ れをもとに開催。 •
まずはこちらから一方的に発表する場。参加も自由。現場です ぐに活用できなくったっていい。(ハードルを極力低くし、学 ぶことの大切さ、楽しさを知ってもらい、習慣化することを目 的とした) • 2回目で、8割の参加者が題材書籍を自主購入。 • 水面化で開始し、少しずつステマする。噂を聞きつけて参加す る中堅社員。部の公式な活動としないか、という打診など。 • いまでは若手がみずから進んで独習し、それを発表する場になっ た。ざっくばらんな飲み会勉強会へも発展中。
学ぶことを当然とする風潮をつくる (「学んで進む」ことのおそれをなくし、当たり前に) • マネージャ向けアジャイル開発勉強会の立ち上げ • 「多様な可能性を知る」「新しいことを取り入れる」を取 り戻してほしい。 •
アジャイル開発を導入することを目的とはせず、まずは価 値を理解してみること、今でもすぐ取り込めるエッセンスを 探すことを目的とした。 • こちらも私が事前準備、資料作成をすべて行い、手ぶらで きてもらう。 • 議論も白熱し、2回目以降は、皆興味を持っていろいろ調べ てきてくれる。 • 課内ではKPTが浸透。PRJでインセプションデッキを作っ てみるマネージャも登場した。
学ぶことを当然とする風潮をつくる (「学んで進む」ことのおそれをなくし、当たり前に) • PRJ内読書会の立ち上げ • 朝会の後、毎日15分だけ時間をもらう。(忙しくても、 一日15分ならリフレッシュがてらと思ってもらう。) •
興味が最大化しやすいように、PRJの工程に沿った本 を選ぶ。今は製造工程なので「リーダブルコード」。 • これも私がひとりで準備をするところから。 • 最初は面食らったようだが、昔いたPRJの話をしてく れたり、毎日楽しみにしてくれている。 • 技術紹介会の開催(現状の地続きにある技術紹介、デ モ。(JavaEE7、WebSocket、HTML5、 Bootstrap))
2. チーム意識を高める。 (手を差し伸べあうチームへ) Photo by
Ranaet
チーム意識を高める (手を差し伸べあうチームへ) • 課の月例会議改革 • 30人がただなんとなく連絡事項だけで時間を過ごし ている会議を、課の一体感、方向感をはぐくむ活動 にしたい。 •
「チーム力を高めることを目的に、内容の刷新を皆 で検討しませんか」と提案。実際の活動内容案はメ ンバー同士のディスカッションから生まれた。 • 改めて自己紹介LT、自由テーマプレゼン、組織課 題のディスカッションなどなど。 • 今は後輩に会議主導役を引き継ぎ。連鎖が確実につ ながっている。
3. 若者の主役感を育てる。 (未知のパワーを信じて) Photo by
FurLined
若者の主役感を育てる。 (未知のパワーを信じて) • かつての私も同じく、大組織の中ではどうしても主体性へのお それがでる。それを払拭し主役感を芽生えさせたい。 • まずは、気負わずざっくばらんに思っていることを話してみる 場を。 •
部の若手20人全員から、内に秘めたる思い(不安や悩み)を ヒアリング、ダイアログ。(「考えがまとまってなくてOK」 「ふ∼ん、へ∼でもOK」「結論はださなくてOK」) • 悩みは千差万別あれど、「現場をもっとよくしたい。でも踏み 出せない」という共通の思いと悩みを確認。現場の改善を競う イベント「若手カイゼンGP」を開催。(イベント化する=「やっ てもいい」という枠組みを提供。) • 部課長などから、それぞれが高く評価されたことで若手の成功 体験に。
取り組んだ(でいる)結果 • 「勉強会/読書会」への なんぞそれ感
は確実になくな り、有用性を見出してくれている。 学ぶことの定着化 も。 (「スクラムの本、ひとりで読んだことはあったけど、こうしてみなで話しあうとい かに 読めていなかった かに気づいた。」「次回私が調べてきて主催します!」) • 若者を含めたみなのベクトルがすこしずつ同じ方向を向 き始め、チームへの貢献を考えてはじめている。 (「これってチーム力につながるか?」「こんなことしてみようと思いますがみなさ んどう思います?」「こんなに良い課になってきているのに、異動が無念・・・」) • この火を燃やし続けること、そしてこの火を真の現場の 前進のエネルギーにする必要がある。まだまだ道はは じまったばかり。 もっとビジネスにつなげるには?価値につなげるには?
私がこころに据えていること
1. いまを受容する Photo by
Chris Erwin
1. いまを受容する • どこの現場でも(思いの多寡の違いはあれど)それまで築き上 げてきたものがあり、それらすべてを否定してしまう 理由はない。 •
従来のSIerには苦難となるパラダイム・シフトが起 きる、起きているのは事実。 • いま進んでいないことが恥ではなく、いまから進も うとしないことが恥である。 • これまでが恥の人生だっていい。これからやればい い。
2.『いま+1℃』を考える Photo by zaimoku_woodpile
2.『いま+1℃』を考える • 無理に一気に革命を起こそうとしない。保守的になりがちな 業界組織で、条件反射の壁はどうしてもある。 • 現場、相手の温度を冷静に読み取り、寄り添う。正論/理想論 /持論をかざしすぎたり、無理強い、突っ走りはしない(「熱 い=うざい、迷惑」という等式を植え付けてはいけない。) •
相手の話を聞く。琴線を探す。(100の現場、相手がいれば、 次なる一手も100ある) • いまの現場、いまの構成技術、いまの相手の+1℃はなに か?それを実現する手段がなにかを考える。 • ターゲットにする範囲もすこしずつでよい。最初は"隣の席の あなたを"。 • 温度の上昇幅は自ずと漸次増加する。
3. 覚悟をきめて踏み出す Photo by
rabbot
3. 覚悟をきめて踏み出す • 結果的に「報われなかった」と思ってしまうシーンも 多い。献身性を持ち、評価されない覚悟も持つ。 •
ひとのためと同時に自分のため。connecting the dots. • 小さな成果、副次的な効果をみつける。小さな幸せ を大切にする。 • だめだったらたまにはおもいっきり愚痴る。(できれば 関係ない人に) • それまで以上に本業の仕事をちゃんとやる。(当た り前だけど。付け入られる隙だけは与えない。)
4. 夢破れてしまわぬよう、 仲間を見つける Photo by
vagabondblogger
4. 夢破れてしまわぬよう、仲間を見つける • やっぱり一人はこころが折れやすい。鼓舞し合い、 時には傷をなめ合える仲間は必要。(先の事例、仲間をみつ けてからやったものも多いです) •
まずは組織内に仲間を探してみる。可燃性のありそ うな人や、思いに共通性のありそうな人をターゲッ ティングし、熱い思いを吐露してみる。 • 最高のパターンは、仲間に加えて「パトロン」。(所属長など、パトロンと なりうる方とよく話をし、熱い思いを理解してもらう。その方の理想と、自 分の理想の共通点を見出す。) • 仲間が見つからなければコミュニティ(DevLOVE!)を 活用。
おわりに
凡庸なSEが、大規模SIerの集団でできること • 自分の真の思いを確かめ、いまを受け入れ、考え、一 歩を踏み出す。たったそれだけ。 • すごくリーダーシップが必要なわけでも、すごく技術 力が必要なわけでもない。 •
きっかけがあれば燃える人は、想像以上に多い。その きっかけになるだけ。(「自燃型」5∼10%、「可燃型」80∼90%、 「不燃型」1∼2%、「消火型」1∼2%、「点火型」5%) • 今日ここで鼓舞しあい、さらなる一歩を。
同時多発 Energize しませんか?
ありがとうございました [チーム団] よこみち @ykmc09_dev
Advertisement