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CSV取組紹介ー社会課題解決と競争優位の同時実現ー共有価値創造戦略とは何か(株式会社伊藤園 笹谷秀光氏)

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CSV取組紹介ー社会課題解決と競争優位の同時実現ー共有価値創造戦略とは何か(株式会社伊藤園 笹谷秀光氏)

株式会社メンバーズ
http://www.members.co.jp/seminar/

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CSV取組紹介ー社会課題解決と競争優位の同時実現ー共有価値創造戦略とは何か(株式会社伊藤園 笹谷秀光氏)

  1. 1. ©2015hsasaya 株式会社伊藤園 常務執行役員 CSR推進部長 笹谷 秀光 ー社会課題解決と競争優位の同時実現ー 共有価値創造戦略とは何か (本日のポイント) 1. 「 社会的責任」再考 2. 共有価値の創造とは 3. 社会課題解決と本業の競争戦略 4. 「発信型三方よし」による新経営戦略 5. 伊藤園の事例 (参考1)社会課題解決を競争力につなげるには (参考2)プラットフォーム参加者の心得 CSV取組紹介 2016年1月21日(木) 民間企業とNGO/NPOでShared Valueを考える/Shared Value セミナー・ワークショップ
  2. 2. ©2015hsasaya 世界が共感する 日本のよき伝統と 「クールジャパン」の発信 アウトバウンド インバウンド ① 富士山 ② 和食;日本人の伝統的食文化 ③ 和紙:日本の手漉和紙技術 1 地方創生+国際都市東京+五輪レガシー =日本創生 2013-2015 ICT 進歩 ④ 富岡製糸場と絹産業遺産群 ⑤ 明治日本の産業革命遺産 新グローバル時代0 ラグビーワールドカップ2019 東京五輪・パラリンピック2020
  3. 3. ©2015hsasaya 複合的課題への対応 教 育 労 働 産業界 行 政 メディア 金 融 連携・協働 活動の共通基盤 (プラットフォーム) 産官学金労言 2 2010年11月 定義なき時代「自分CSR」 ・CSRの定義が決まった ・国際標準ができた、 ・国内標準にもなった ・本業活用が明確化 ①本業を通じて ②本業に関連させて ③本業のスキル・アセットを活用 課題間の相互依存性を踏まえ、 全体的アプローチが必要 (注)国際標準「社会的責任に関する手引」 ISO26000より 1 「社会的責任」再考 コラム (注)政府の「地方創生推進基本方針」を参考 21世紀に入り、労働・人権・環境などの 課題がますます複雑化 社会・環境の持続可能性が目標 To Doリスト(7つの主題)
  4. 4. ©2015hsasaya マイケル・ポーター(ハーバード大学教授) 邦訳版:ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー(2011.6)等を参考に作成 企業は、本業の収益・競争優位と社会的価値の同時実現を目指す。 それには、3つの方法がある。 3 ①製品と市場の見直し ②バリューチェーンの見直し ③産業集積(クラスター)の形成 共有価値の創造 社会価値 経済価値 CSV(Creating Shared Value) 同時実現 共有価値の創造とは 2011.1 (コラム)CSVの訳語 Creating Shared Value 共有(共通)価値の創造 「関係者それぞれに価値 が生まれるという結果を 分かち合う」という意味 慈善活動的CSRー>戦略的CSR(本業で)2006.12 新たな競争戦略として提唱 世間 自分 相手 三方よし 日本の伝統との比較から考える とわかりやすい。ただし、補正 が必要。「発信型三方よし」へ。 発信 発信型三方よし 陰徳善事 CSVをどう理解していくか 2 学び (地域づくり) 学び (社員育成) 学び (パートナー シップ)
  5. 5. ©2015hsasaya 4 社会課題解決と本業の競争戦略 CSRの進化型 両刀使いの経営へ CSR(ISO26000) CSV(ポーター) 人権・労働・公正な事業慣行 など網羅的課題に対処 社会課題解決と高収益・ 競争優位の同時実現 世界標準・国内標準 ⇒国内外で浸透 米国発の戦略論 ⇒内外の経営者に話題 3 CSRからCSVへ? 活用局面・次元が異なるー>両方必要 競争戦略の進化型
  6. 6. ©2015hsasaya 協 発信型三方よし 協働のプラッ トフォーム 共有価値の創造 学びと発信力 「発信型三方よし」による新経営戦略 陰徳善事 創 力 「三方よし」を「協・創・力」の3要素で補強する 「陰徳善事」を補正する 三方よし 5©2015hsasaya ポイント: 共感(いいね!) 理解(なるほど!) 継続(またね!) のストーリーを いかに作るか いいね!なるほど!またね! 4 協創力=連携・協働で 新たな価値を生み出す力
  7. 7. ©2015hsasaya ポイント1 •社会課題と自社の置かれた環境分析 ・バリューチェーン全体の見直し •自社に関係する社会課題、関係者の洗い出しと連携・協働の可能性 ポイント2 •社会課題と自社の本業とのマッチング(「○○ならではの」) •自社の製品・サービスが市場でビジネスになるかの検証 •重点領域の確定と核となる戦略への落とし込み ポイント3 •中長期ビジョンと活動目標、KPIの設定 •推進体制(リーダーシップと全部署)・社内浸透 •事業化とPDCA ・発信(統合報告など) 社会課題解決を競争力につなげるには 6 「共有価値創造」のポイント ねらい (参考1) コーポレートブランドの確立 新たなビジネスチャンス 「モチベーション向上と社内連携 「発信」で企業評判向上 関係者連携の広がり イノベーション 実践的「学び」
  8. 8. ©2015hsasaya プラットフォーム参加者の心得 ①主体的に参画する 理念を共有し、課題解決のために主体的・積極的に参画する。 ②互尊互敬の気持ち 全ての参加者は対等・平等であるという意識で互いに敬意を持って接する。 ③柔軟な対応 自らの属する組織や分野の利益に固執せずに、より良い社会や未来の実現のために発言・判断・行動 し、必要に応じ、所属する組織や業界に持ち帰り修正を促すことも念頭に置く。 ④協働による価値創造 既存の仕組みや手法の限界を率直に認め、多様な主体の協働によって創造される新たな価値を見出す。 ⑤開かれたコミュニティという感覚 成果をより良いものにするため、新しい参加者を歓迎し、多様な価値観を認めるオープンな雰囲気が必 要である。 ⑥効果的なプレゼンと発信 参加者に自分の考えを伝え、参加者に気付きを与えるような効果的なプレゼン・発信を行うことができる。 ①-⑤は『地域円卓会議』のススメ(編集:社会的責任に関する円卓会議、「持続可能な地域づく り」プロジェクトチーム有志2012年3月)を参考に作成。⑥は筆者加筆。 (参考2) 7
  9. 9. ©2015hsasaya Mail:h-sasaya@itoen.co.jp(プロフィール) 日本経営倫理学会理事、グローバルビジネス学会理 事、特定非営利活動法人サステナビリティ日本フォー ラム理事、通訳案内士資格保有(仏語・英語) 東京大学法学部卒業。1977年農林省(現農林水産) 入省。人事院研修で1981-1983年フランス留学、外務 省出向(1987-1990年在米国日本大使館一等書記 官)。農林水産省にて、中山間地域活性化対策、食品 流通対策、国際経済交渉等を担当。2005年環境省大 臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、 2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。 同年伊藤園入社、知的財産部長、経営企画部長等 を経て2010年-2014年取締役。2014年7月25日より現 職。CSR・環境を担当。 著書「CSR新時代の競争戦略-ISO26000活用術」 (日本評論社・2013年12月刊) 「協創力が稼ぐ時代―ビジネス思考の日本創生・地 方創生」(ウイズワークス社・2015 年10月刊) 分担執筆・田中宏司・水尾順一編著「三方よしに学 ぶ人の好かれる会社」(サンライズ出版・2015年3月刊) 8 笹谷 秀光(ささや ひでみつ) Hidemitsu Sasaya 株式会社伊藤園 常務執行役員 CSR推進部長

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