Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

CSVの現状~CSV推進団体SVIリーダーズサミット2015のレポート~

1,250 views

Published on

2015年6月12日(金)開催
CSVマーケティングセミナー
~CSV(共有価値の創造)を通じて“目に見える成果”を出すために~
■主催:株式会社エンゲージメント・ファースト
(協力:株式会社メンバーズ)

■第1部
CSVの現状~CSV推進団体SVIリーダーズサミット2015のレポート~

2015年5月12日にNYで開催された、マイケル・ポーター氏が主幹のCSV推進団体SVI(Shared Value Initiative)のリーダーズサミット2015の最速レポートをお話いたします。

●SVIリーダーズサミット2015に見るネスレやP&Gなどのグローバル企業のCSV活動の今について
●SVI公認コンサル用資料より、マイケル・ポーター氏の提唱するCSVの定義、実践のフレームワークについて

【講師】
株式会社エンゲージメント・ファースト CSVコンサルタント/SVI公認コンサルタント 渡辺 弘

Published in: Business
  • Be the first to comment

CSVの現状~CSV推進団体SVIリーダーズサミット2015のレポート~

  1. 1. CSVの現状 Shared Value Initiative リーダーズサミット 2015レポート 2015/06/12 株式会社エンゲージメント・ファースト SVI公認コンサルタント 渡辺 弘
  2. 2. Agenda SVI リーダーシップサミットのご紹介 マイケルEポーター基調講演 概要 最新 海外CSV事例
  3. 3. Shared Value Initiativeとは Foundation Strategy Group (FSG, CSVコンサルのNPO, 設立者Mark Kramer, CSV提唱者) Michael E.Porter (Harvard Business School 教授, CSV提唱者) Shared Value Initiative (SVI,主催者) CSV概念 出資・支持 2012~ 2005~ Shared Value Leadership Summit 毎年開催 主催・運営 CSV概念のマイケル・ポーター教授、マーク・クラマー氏が主宰する 世界的なCSV推進を目的としたNPO
  4. 4. CGI → SVI 3 Clinton Global Initiative=SVIの前身
  5. 5. CSV → Harvard Business Schoolの科目に 5
  6. 6. Summit 2015 概 要 • 名称: Shared Value Leadership Summit 2015 • 主催: Shared Value Initiative by FSG • 基調講演: マイケル・E・ポーター教授 • 会場: ニューヨーク・コンラッドホテル • 期間: 2015年5月12日(火)~13日(水) • 参加者: 500+ • 参加国: 55カ国
  7. 7. 2015 テーマ CSV Why, What → How
  8. 8. Shared Value and Strategy (基調講演資料) Professor Michael E. Porter Harvard Business School Shared Value Leadership Summit New York, NY May 12th, 2015 The ideas drawn from “Creating Shared Value” (Harvard Business Review, Jan 2011) and “Competing by Saving Lives” (FSG, 2012). No part of this publication may be reproduced, stored in a retrieval system, or transmitted in any form or by any means—electronic, mechanical, photocopying, recording, or otherwise—without the permission of Michael E. Porter. For further materials, see the website of the Institute for Strategy and Competitiveness, www.isc.hbs.edu, and FSG website, www.fsg.org.
  9. 9. 社会におけるビジネスの役割が変遷 • 有意義な社会的大義への寄付 • ボランティア活動 フィランスロピー 慈善活動 価値共創 (CSV) 企業の社会的責任 (CSR) • 地域社会常識の順守 • 社会の一員(法人)としての良識 • 持続可能性の主導 • 事業モデルで社会的課題を解決 • 利益を得ながら • リスクと弊害の最小化 • 信用と名声の改善 いかにして 共創価値(SharedValue) を企業戦略に組み込むか
  10. 10. 戦略的思考 ベストを目指して 競争する ユニークな存在 を目指して競争する 最悪の過ちは、 ライバル企業と同じ土俵で争う戦略である。
  11. 11. 戦略とは何か? • 戦略は、願望とは異なるものである。  我が社の戦略は業界No.1になることである ×  我が社の戦略は成長することである × • 戦略は、個別のアクション以上のものである。  我が社の戦略は…と合併し、 ×  我が社の戦略は国際化を強化し… × • 戦略は、ミッション/バリューを超えた先にあるものである。  我が社の戦略は、高品質の製品ニーズに応えながら、 顧客と地域社会に奉仕することである。 戦略とは、企業が差別化のために行う一連の選択と その結果の競争優位のことである。
  12. 12. 戦略に社会課題を組み入れる • 新しい顧客ニーズ、新しい市場、新しいバリューチェーン、 外部制約要因に対する新しい対処法への扉を開く。 • ビジネスに対する新しい考え方を導き出す。 • 新しいバリュープロポジション、新しいポジショニング、 新しい競争優位への源泉となる。
  13. 13. 競争優位とバリューチェーン 支 援 活 動 メイン業務 顧客の 求める 価値 戦略はバリューチェーンプロセス上の選択とその組合せによる相乗効果に影響。
  14. 14. 社会的課題をミッションに取り入れることで ユニークな戦略が得られる。 戦略とは何を行うかの選択ではなく、 何を行わないかの選択である。
  15. 15. Case Study
  16. 16. ベンディゴ銀行(オーストラリア) 社会課題:地方の活性化  地域コミュニティの有力者をネットワーク化。 成果:  300地域に新規出店、新規獲得口座100万件。  2兆4900億円の事業に成長、FY13年率18%成長。  業界1位の貸出資産成長4.8%。銀行顧客満足度1位。  2011年、12年、2年連続バンクオブザイヤー受賞。 18
  17. 17. Discovery Health(南アフリカ) 社会課題: アフリカの疾病、死亡率低減。 1992年創業の南アフリカの生命保険会社、現在は金融コングロマリット。 「人々をより健康にする、生命を守る」というビジョンのもとに、ユニークな保険モデルを提供。 4大陸で600万人の保険契約者を抱えるグローバル企業に成長。
  18. 18. CVS Health (旧 CVS Caremark、米国) 社会課題:健康増進、医療費削減  アメリカでは喫煙が原因による死亡が年間48万人。  CSV経営推進により新ビジョンを策定。  2014年10月より年間6000億円、売上の2%を占めるタバコ販売から撤退。  店内クリニック事業を開始。  広告も含めたリブランディング。 20
  19. 19. ネスプレッソ(コロンビア) 社会課題:コーヒー農業の維持、貧困解決。  コロンビアでのセントラルミル。  コーヒー農家のネットワーク化。
  20. 20. アラウコ(チリ) 社会課題:  チリの高校卒業率は40%未満。失業率は12~17%。  零細自作農、森林業者は後継者難、資材、ノウハウ不足に悩む。 アラウコの施策:  水資源利用の効率化。  熟練工育成プログラムの立上げ。  モバイル診療所サービスの開始。  地域生活インフラ、公共サービスへの投資。  養蜂など森林事業とシナジーのある周辺地域事業の育成促進。  地域コミュニティの子供達への奨学金制度。  チリ国内で同様の活動に計2,100億円を投資。 22
  21. 21. 海外事例に共通するKSF 社会課題起点 本業、及び関連分野にリンク フォーカス 事業化、収益化 =事業ポジショニング、差別化 オペレーションの組織化、仕組化
  22. 22. CSV 企業の新たなグローバル競争戦略。

×