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ポストMOOCと日本の大学経営

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CAUA FORUM2013 オープンエデュケーションの日本における可能性を考える

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ポストMOOCと日本の大学経営

  1. 1. CAUAシンポジウム2013 in 大阪 オープンエデュケーションと大学経営を考え る 2013.12.02 ポストMOOCと日本の大学経営 NPO法人CCC-TIES・帝塚山大学 堀 真寿美
  2. 2. 今日のお話 1. MOOCの動向 2. 日本の大学の見通し 3. CHiLOsプロジェクト 4. まとめ 2
  3. 3. 3 MOOCの動向
  4. 4. 4 2012年 The Year of the MOOC -The New York Times-
  5. 5. The MOOC革命  5 革命が始まった 2012年5月15日,The New York Times  サンノゼ州立大,Udacityに単位取得オンラインコース要 請 2012年6月,Cnet  ACE、Courseraを大学単位とすることを推奨する方向へ 2012年11月12日,The chronicle of higher education
  6. 6. MOOCの王様といわれたThrun “50年後,世界には10の高等教育機関だ けが残るだろう.” “そして我々Udacityは,その一つになる だろう.” Sebastian Thrun 6
  7. 7. 世界に10の高等教育機関しか なくなったら 世界の 様々な利権・文化・政治・社会・ 価値観が変わる 7
  8. 8. 8 2013年・夏 MOOCによる破滅の予兆
  9. 9. From CHEA 2013 Summer Workshop 破壊的イベント Higher Education 2013- 9
  10. 10. 10 2013年・冬 MOOCの変容
  11. 11. MOOCsは幻滅の谷へ 11 過剰期待 全てを破壊 Hype から覚めた幻滅の谷 http://followersoftheapocalyp.se/the-fota-edubeardstroke-parabola-2013/
  12. 12. Thrunの変節 UdacityはCorporate Training(企業研修)へ “我々は,他の人々も私自身も期待した ような教育ができていない.お粗末な 製品しかない…苦渋の決断をする.” Fast Company profile by Max Chafkin,2013/11/14 Sebastian Thrun 12
  13. 13. Udacity ‘Pivot’ に対して “Thrunの野蛮な宣戦布告と自己賛美ほど MOOCにとって迷惑なものはない” ELEARNSPACE “MOOCの失敗は、教室で学生を教えてい る我々にとってはショックでも何でもない” (歓迎する) Slate Magazine 13
  14. 14. edXは ”Small is beautiful”へ 14 SPOCs & SOOCs Small Private Online Courses & Selective Open Online Courses “現在のMOOCはオンラインで何ができる かを示した初期バージョンでしか無い.そ してこのMOOCは既に過去のものになりつ つある.” “私たちは, 既にポストMOOCの時代にいる. “ Robert Lue (EdX)
  15. 15. 大学にとってのMOOCとは 15 “大学が,現在のオンライン教育の発展を無視し, そしてMOOCを単なる講義ビデオだと考えている としたら,それは危険なことである” BBC’s Sean Coughlan Universities that ignore such developments, or think that Moocs can just be showreels for conventional courses, are putting themselves at risk
  16. 16. 余談:日経の不思議な記事  日経新聞Web刊 (2013/11/26) “自動運転車を発明したコンピューター科学者で もあるスラン氏は、少なくともしばらくはこの 事業からドロップアウトするという。”  しかし原文は “But Mr Thrun, who invented the self-driving car, said that another Udacity course that included human mentors had performed very well. “ なぜこんな違いが… 16
  17. 17. Thrunの意図  教育とは » 人的資本(労働力)の質向上 » 企業(雇用者)側がすべてを決めればよい  高等教育機関の現状 » やる気のない学生 » 伝統的な教員  高等教育機関に見切りをつけ、企業に注 力 » Udacityを始めたモチベーションは一貫して いる 17
  18. 18. 18 日本の大学の見通し
  19. 19. 日本のOpen Education  先進的な取り組み » SOI » TIES  イノベーションの死の谷に飲み込まれる » 閉鎖的な市場 » 資金難 19
  20. 20. GoogleトレンドによるMOOC 世界的に見ると日本では話題にもなっていない JMOOC発表? 20
  21. 21. Open Educationの波は日本に来るか  言語の壁 » 高等教育を母語でできる数少ない国 » 急速に乗り越えられつつある  政府、高等教育機関 » 既得権益、族議員 » 文部科学省の「役割」 » 過保護、ガラパゴス  TPP対旧弊な制度という構図 » 教育はTPPの対象では無い » 自由化要求は様々な形でやってくる 21
  22. 22. 22 失われた楽園
  23. 23. 企業へのインパクト:採用人事  目的 » 低コストで優秀な人材を調達したい  従来の採用方法 » 新規採用(通年採用はコストがかかる) » 有名大学の学生を選別  企業にとってのMOOC » バッジにより学生の能力を識別 » 低コストでの通年採用が可能に 23
  24. 24. 高等教育機関へのインパクト  大学教育 » 一般講義はMOOC(OE)で十分 » 実習(および反転授業)だけが残る?  研究 » 日本の大学である必要があるのか » 世界上位ランキングの大学だけが意味を持つ 24
  25. 25. 50年後の高等教育機関 in Japan 伝統的な研究大学  該当無し (中国・米国へ) 教育系大学  コンテンツ提供機関 » 放送大学  学位発行機関 » 大学評価・学位授与機構  インフラ維持機関 » NII?  実習・反転授業 » Virtual化で消滅 25
  26. 26. 26  良い点 » 日本におけるMOOCの普及 » 海外からの黒船への備え  心配な点 » 同床異夢 » 護送船団方式の限界 » Hypeと言われているMOOCのイメージとの 結びつき
  27. 27. 27 CHiLOsプロジェクトの狙い
  28. 28. MOOCの弱みを研究       プラットフォームのスケーラビリティ 高コストなユーザー認証 学習完遂率 大規模な学習者に対する学習指導法 既得権者の抵抗 ビジネスモデル
  29. 29. CHiLOSの強み  日本の数少ないOEとしての独自のノウハウ » 学生同士が教育をする » 学生達は独自のカリキュラムを作る  大規模オンラインコースを最初から意識 29
  30. 30. CHiLOsの目指すもの  高等教育機関の目的 • 就職、スキルアップ、問題解決、地域貢献、教養・・・ • 社会のため? 国のため? 組織のため? 地域のため? 家族のため?  CHiLOsの目的 » 自分自身のために学ぶ » 人生を豊かに生きるために学ぶ » すなわち”Non scholae sed vitae” (本来の大学の目指していたもの) VLE on LSOCs The Virtual Learning Environment on Large Scale Online Courses
  31. 31. Four CHiLOs Creative Higher Education Learning Objects 1min 1min 1min 1min CHiLO Lectures ナノレクチャによる講義 CHiLO LMS LMS Books 電子書籍を使ったLMS LMS CHiLO Badges 学認の統合認証によるバッジ発行 CHiLO Community コノサー制度によるPeer-to-peer learning 31
  32. 32. CHiLO Lectures Course 1stWeek 2ndWeek ... Topic Topic ... Key Key Key Key -word -word -word -word 1min 1min 1min 1min Packaging one-minute nano lectures as e-books One Volume 32
  33. 33. CHiLO Books and CHiLO Badges 33 CHiLO Books LMS using e-Book LMS LMS LMS Quiz Quiz Quiz Assignment Assignment Assignment AIF Issue of Certificate with AIF AIF : Academic Identity Federations (GakuNin in Japan) CHiLO badges
  34. 34. CHiLO Communities Users can be a connoisseur as well as a learner Learning connoisseur Learning connoisseur Learning connoisseur Learning connoisseur Learning connoisseur Information from the connoisseurs is automatically incorporated Personalization 34
  35. 35. CHiLOsによる学習環境 コンテンツ制作 教師 学習者 (コノサー) 学習者 (Lurker) 学習指導 Personalize 大学評価 大学 学位授与機構 学習成果の評価 トラストフレームワーク LSOCs インフラ維持
  36. 36. 36 まとめ
  37. 37. Coursera、2000万ドルの追加投資 37 Corporate Training 市場への期待 “低い学習完遂率に対し、様々な議論が飛び交い、そし てスランでさえ、彼自身のコースに対して不満を持って いる。しかし、この市場は非常に急速に成長する態勢を 整えている。” Forbes 2013/11/30 高等教育は、企業のため?
  38. 38. 日本の最後の希望 CHiLOs 38
  39. 39. 新しいサイト http://chilos.jp

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