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チケットの利用による経験を活かした開発の可能性

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RxTStudy~Redmineとタスクマネジメントに関する勉強会 / 第65回 SEA関西プロセス分科会&RxTStudy #15 「チケット管理システムによるプロセス支援と今後の課題」 発表資料

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チケットの利用による経験を活かした開発の可能性

  1. 1. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 株式会社 SRA 阪井 誠 チケットの利用による 経験を活かした開発の可能性 - 量からニーズ、総合プロデュースへ -
  2. 2. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 自己紹介 1 レビュー監訳 阪井誠:さかば、@sakaba37、 ㈱SRA、博士(工学) • ソフトウェアプロセス、チケット駆動開発(TiDD)、 アジャイル開発に興味を持つ「プロセスプログラマー」 • 仕事とコミュニティに刺激を受ける:RxTstudy、SEA関西
  3. 3. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 現在のプロセスの扱い方は 問題デス! 2
  4. 4. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved プロセスの定義と効果 • プロセスとは選択的なタスクの集合 • モデリングすることで知識を 伝達、理解、改善、管理、 支援、自動化できる 3 素材(制約)ごとの工夫 (辛さのリスクに対し) マイルドにするには牛乳 バリエーションの手順
  5. 5. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ソフトウェア開発を振り返ると ユーザ向けのデモが必要な場合を考えてみる • 標準プロセスによる改善 • プロセスは管理の基盤、プロジェクトの責務を標準化 • どのように対応するか、開発計画はリーダー任せ • タイムボックス管理 • ロールモデルや繰り返し期間、プラクティスを示す • バックログ(要求)にどのように入れるか、タイムボックス中に どのように実現するかは現場任せ • 望まれる開発 • 個人に閉じない経験(段取り、調整)の利用を支援 • 実際の制約やリスクを考慮して、対応の難しかった業務を 過去の事例を参考に段階的に開発する => パターンランゲージとプロジェクトランゲージの アプローチが利用できそう 4 分担と定期的な味見 重量やカットの 測定とエビデンス 工夫とバリエーション 事例の組み合わせ カレーに例えると
  6. 6. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 目次 • 背景 • 現状のプロセスの扱いが問題デス! • プロセスの定義と効果 • ソフトウェア開発を振り返ると • パターンランゲージとプロジェクトランゲージ • パターンランゲージ • ワーキングマスタープラン • プロジェクトランゲージの制約 • ランゲージの作り方 • ソフトウェア開発にあてはめると • ワーキングマスタープランふたたび • チケットはパタンの素になるか • チケットの分類結果 • まとめ 5
  7. 7. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved パタンランゲージとプロジェクトランゲージ(1/2) 6 ワンパターン パタンランゲージ プロジェクトランゲージ ねらい 独立した住まい 自分たちの住まい 過ごしやすい街 プロセス 一括開発 段階的 調整+段階 方向性 大量生産で需要を満 たす 多様なニーズを満たす 制約をふまえた心地よさ、 総合プロデュース 技術要素 共通化 モジュール化 コミュニケーション、現物 重視する点 汎用性 独立性 具体性 ※国土地理院の空中写真
  8. 8. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved パタンランゲージとプロジェクトランゲージ(2/2) • パタンランゲージとは • 問題(フォース)を解決する • 心地よいもの • 組み合わせて多様性を実現する • プロジェクトランゲージ • 具体的な要求の段階的な組み合わせ • 制約をふまえてパタンランゲージを書き換える • センター(概念)を考える • 現物主義(実寸の竹竿を置いてみる) 7
  9. 9. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved パタンランゲージ • パタンランゲージは、利用者の中から発見される • パタンの属性 • パタン名 • 解釈とキーワード • 問題点とキーワード • ジャンプ(超越) • 前提条件 • プロジェクトランゲージは、パタンランゲージと外 世界(環境)との結びつきの中で生まれてくる * 本橋, 中埜,羽生田,懸田,江渡: パタンランゲージからプロジェクトランゲージへ共創のプロ セス, AsianPLoP 2015(4th Asian Conference on Pattern Languages of Programs). 8
  10. 10. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ワーキングマスタープラン • パタンランゲージを組み合わせてプロジェクト ランゲージを構成していく 9 パタン プロジェクト 街びらき 便利な街 仕事も快適 発展する街 幹線道路 ○ 道路沿いの 住宅・店舗 ○ ○ 一般住宅 ○ ○ 鉄道上住宅 ○ スーパー ○ 児童公園 ○ 隣接商店 ― 鉄道 ○ 実行主体 A社 B社 C社 D社 注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです
  11. 11. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved プロジェクトランゲージの制約 10 公園は必須 住民が増えるまで作れない けいはんな線開通まで家を建てられない 道路沿いから分譲したい ※国土地理院の空中写真 幹線道路は必須
  12. 12. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ランゲージの作り方 • パタンランゲージ • 利用者の巻き込み • パタンの素(言葉)発見 • 分類 • パタン化 • プロジェクトランゲージ • プロジェクトランゲージ作成 • ルールとシーケンス作り • 設計と見積 • 施工/実行 • 診断と修復プロセス • http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/asianplop/proceedings2011/ asianplop2011_submission_25.pdf 11 => チケットを利用できないか?
  13. 13. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ソフトウェア開発にあてはめると 12 ワンパターン パタンランゲージ プロジェクトランゲージ ソフトウェア 標準化による改善 タイムボックス管理 望まれる開発 プロセス ウォーターフォール アジャイル DDD+ユーザーストー リーマッピング 方向性 大量生産で需要を満 たす 変化するニーズを満た す 制約をふまえた心地よさ、 総合プロデュース 技術要素 共通化 モジュール化 コミュニケーション、現物 重視する点 汎用性 独立性 具体性 ※国土地理院の空中写真
  14. 14. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ワーキングマスタープランふたたび 13 パタン プロジェクト イメージ共有 デモに向けて 主要機能 魅力機能 基本画面 ○ 基本データ モデル ○ 主要画面 ○ 主要モック ○ 基本API ○ デモ ○ フィードバック ○ 主要API ○ 魅力画面 ○ 魅力API ○ レビュー主体 PO ユーザ PO・監査 PO 注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです
  15. 15. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ワーキングマスタープランふたたび 14 パタン プロジェクト イメージ共有 デモに向けて 主要機能 魅力機能 基本画面 ○ 基本データ モデル ○ 主要画面 ○ 主要モック ○ 基本API ○ デモ ○ フィードバック ○ 主要API ○ 魅力画面 ○ 魅力API ○ レビュー主体 PO ユーザ PO・監査 PO 注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです パタンの素(言葉)が収集できれば 実現できそう
  16. 16. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 15 チケットはパタンの素になるか チケットを分類してみた • 文教パッケージのカスタマイズ(最大8人x1年) • 補完型チケット駆動開発で支援 o 計画にない作業を備忘録としてチケット化 o バグだけではなく、ソースを触るときや、 WBSにない作業をするときは、チケットを登録
  17. 17. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved チケットの分類結果 16 客先業務 固有 仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更 データ 25 連携システムからの運用データ移行など 準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業 汎用的な 内容 基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え テスト 12 構築した環境依存のテストなど 管理 3 リリース前の確認作業など追加の管理作 業 障害 3 障害に関連する分析作業 • チケットには様々な情報があった
  18. 18. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved チケットの分類結果 17 客先業務 固有 仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更 データ 25 連携システムからの運用データ移行など 準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業 汎用的な 内容 基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え テスト 12 構築した環境依存のテストなど 管理 3 リリース前の確認作業など追加の管理作 業 障害 3 障害に関連する分析作業 • チケットにはプロジェクトに特徴的な言葉があっ た • 同一顧客の他システム構築時や リプレス時に参考になる • 個別のパタンランゲージやプロジェク トランゲージの参考になる
  19. 19. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved チケットの分類結果 18 客先業務 固有 仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更 データ 25 連携システムからの運用データ移行など 準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業 汎用的な 内容 基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え テスト 12 構築した環境依存のテストなど 管理 3 リリース前の確認作業など追加の管理作 業 障害 3 障害に関連する分析作業 • チケットはプロジェクトの特性をあらわしていた • 同一システムの導入やトラブル発生 時に参考になる • 標準的なパタンランゲージになる
  20. 20. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved まとめ (1/2) • 現在のプロセスの問題を解決する方法として 経験を生かして開発をする方法を提案した • パタンランゲージとプロジェクトランゲージの仕組 みをソフトウェア開発に応用する • DDDのユビキタス言語とユーザーストーリーマッ ピングをあわせたようなもの • 具体的な要求を組み合わせて実現する • 制約を考慮して段階的に実現する • ユーザと共に検討し、実現する 19
  21. 21. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved まとめ (2/2) • 補完型チケット駆動開発で蓄積されたチケットを 7種類に分類した • 業務固有の経験と汎用的な経験があった • チケットはパタンの素(言葉)になる可能性がある • 障害だけでなく伝達すべき経験としてチケットを 利用できる • 今後は具体的な経験を元にプロジェクトを 支援する方法を構築したい 20
  22. 22. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved おわり

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