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Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 1
2017年2月18日 初版
株式会社いろはソフト
三浦 幸太郎
オープンソースの学会向け会員管理システムと
オープンソースビジネスの実践
共創知と応用知能情報学シンポジウム
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 2
1. 株式会社いろはソフト・代表者について ・・・3分
2. オープンソースの学会向け会員管理システム「OAMMS」 ・・・15分
1. プロジェクトの概要
2. プロダクトの概要
3. オープンソースソフトウェアのビジネスモデル
3. オープンソースのeラーニングシステム「iroha Board」 ・・・10分
1. 開発に至った背景
2. プロダクトの概要
3. ビジネスモデル
アジェンダ
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3
株式会社いろはソフト
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 44
株式会社いろはソフト
設立
2015年11月(創業: 2002年3月)
沿革
– 2015年株式会社いろはソフトを設立
– 2006年有限会社エデュケーション・アンド・テクノロジーを解散後、業務を引き
継ぎ、個人事業として「いろはソフト」を設立
– 2004年有限会社エデュケーション・アンド・テクノロジーを設立
– 2002年合資会社エデュケーション・アンド・テクノロジーを設立
所在地
東京都 武蔵野市 (最寄駅 : JR三鷹駅)
代表取締役
三浦 幸太郎
理念
ソフトウェアの力で「自ら学び、考え、歩むことのできる社会」を実現
https://irohasoft.jp/
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 55 5
代表者プロフィール
山形県 山形市出身 1978年生まれ
16歳の頃から独学でプログラミングを始め、
1998年にSE-DBMSという自己学習用のカード型データベース用のソフトウェアを開
発、一般にも公開する。
2000年、デジタル・ナレッジ社に入社。オーサリングツールやLMSの開発に携わる。
2002年、有限会社エデュケーションアンドテクノロジーを設立。主に携帯電話向けの
eラーニングソフトウェアを独自開発。eLearning Worldに出展。
2003年、日本初のeラーニング専門大学のシステム開発プロジェクトに参加。
2006年、有限会社エデュケーションアンドテクノロジーを解散し、いろはソフトを設立。
アメリカ、フランスなど海外で活動を行う。
2010年、帰国後、iroha Note や iroha Quiz など個人向けに学習に役立つソフトウェ
アを開発、提供。
2014年、産業技術大学院大学に入学
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを中心に、20カ国以上、4年近い海外滞在経験あり
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 6
6あ
事業内容
◆ 学校・企業様向け教育用ソフトウェアの設計、開発
各種e ラーニングシステム、学務管理システム、電子書籍/ 教材制作ツール、ソーシャル
リーディングシステム、動画コメントシステム、スマートフォン/ タブレット用アプリなど様々な
ソフトウェアの開発を行っております。大手の学習塾、企業内研修向けを100を超えるソフト
ウェアの開発実績があります。
◆ 教育用ソフトウェアの技術調査、コンサルティング
新規にソフトウェアを開発する上で直面する様々な技術的な障害や課題に対する調査、実現
性の検証、調査報告書の作成、コンサルティングなどを行っております。
◆ 教育用独自ソフトウェアの企画、設計、開発、販売
個人向け、法人向けに独自ソフトウェアの企画、設計、開発、販売を行っております。主力の
iroha Note は既に50万人以上にダウンロードされ、学習やアイデア整理などに利用されてい
ます。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 77
掲載実績 (国内の雑誌)
週刊アスキー Mac People 美的
アスキードットPC 日経PCビギナーズ Mr.PC
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 88
掲載実績 (海外のサイト)
日本で生まれたユニークなノート作成ソフトウェアとして、アメリカ、ドイツ、チェコ、ロシア、ブラジ
ル、アルジェリア、韓国など、世界中のIT系ニュースサイトで大きく紹介されました
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 9
オープンソースの学会向け
会員管理システム
「OAMMS」
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 10
プロジェクトの背景と目的
現状、学会や国際会議の運営業務は多岐にわたり、それらの業務を支援する
システムにも様々なものがあるが、商用でプロプライエタリのものが多く、オー
プンソースソフトウェアとして提供されている例が極めて少ない。
そこで2016年4月から2017年2月の間、学会や国際会議の運営に必要かつ基
本的な会員管理システムを、オープンソースソフトウェアとして開発、実証実験
を行い、さらにはオープンソースソフトウェアのビジネス上のメリット、デメリット
の検証を行った。
プロジェクトのテーマ
オープンソースの学会向け会員管理システムの開発、
及び有用性の検証
開発したプロダクトをモデルとした
オープンソースソフトウェアのビジネスモデルの検証
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 11
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
活動の全体の流れ
市場動向調査報告書の作成
テーマ選定
プロジェクト計画書の作成
技術動向調査報告書の作成
プロトタイプ第1版完成
日本e-Learning大賞へ応募
OAMMS 正式版の完成
実証実験先の決定
プロトタイプ第2版完成
プロトタイプ第3版完成
中間発表 成果発表
OAMMS公式サイト開設
機密保持契約を締結
インタビュー・デモ動画作成
実証実験先へのインタビュー
パネル・発表資料作成
デモサイトの開設
ACIS学会の会長へインタビュー
OSSのビジネスモデルの調査報告書の作成
日本e-Learning大賞授賞式
中小規模の学会への広報活動
技術動向調査
要件定義
設計・プロトタイピング
OSSのビジネス
モデルの調査
開発・単体テスト
実証実験の準備
実証実験
プロダクトのビジネス
モデルの検証
PBL成果発表会の準備
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 12
学会の会員管理システム
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 13
学会における会員情報の管理
Webアプリケーション型の会員
管理システムを導入している場
合が多い。
大規模な学会
小規模な学会 会員管理システムを有していな
い場合が多い。
大規模な学会運営を支援する有償のパッケージソフトウェアや、小規
模な学会向けのASPサービスなどが多く存在するが、オープンソース
で提供されている会員管理システムは存在しない。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 14
オープンソースによるメリット
フルスクラッチ 有償パッケージ ASP オープンソース
導入コスト ✕ △ ◎ ○
カスタマイズ ◎ ○ ✕ ◎
パッケージソフトウェアの場合、非常に高価な場合が多く、小規模な学会では導入できない。
また安価に利用できるASPサービスなどが多く存在するが、カスタマイズができない為、学
会の独自色が出しにくい。
オープンソースソフトウェアは一定の知識があれば、既に契約しているレンタルサーバなど
に手軽に導入可能で、また独自のデザインを変更したり、機能を追加するなどのカスタマイ
ズが可能である。
また個人情報を他社にあずけなくていいというメリットもある。
オープンソースの導入コストが○となっているのは、ソフト
ウェアは無料でも一定の知識、作業が必要で、そういっ
たコストを勘案すると必ずしも安価ではない為である。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 15
プロダクトの概要
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 16
プロダクト「OAMMS」の特徴
レスポンシブデザインを採用
インストーラで簡単セットアップ
小規模な学会運営に最適
オープンソース 入会申込
お知らせ閲覧
マイページ
(会員情報の編集)
イベント申込
OAMMS
入会申込管理
会員管理
グループ管理
お知らせ管理
イベント管理
イベント申込管理
OAMMS : オープンソースの学会向けの会員管理システム
Open Association Member Management System
会員
職員
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 17
運用フロー : 入会
会員
職員
入会申込画面
入会申込内容の確認
承認
入会完了メール
入会申込
既存の学会の
ウェブサイト
会員番号
パスワード
マイページ
入金の確認
銀行口座明細
クレジット決済明細
申込完了メール
会費支払
方法の案内
会費の支払い
入会申込通知メール
会員管理画面
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 18
運用フロー : イベント申込
会員
職員
イベント一覧画面
マイページログイン
イベント申込状況確認画面
イベント内容
詳細画面
イベントの登録
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 19
デモ動画
OAMMS の紹介
https://www.youtube.com/watch?v=YzvY20syT0Y
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 20
プロダクトの構成図
サーバ環境
OS Linux
Webサーバ Apache 2.x
データベースサーバ MySQL 5.x
言語 PHP5.3以上
フレームワーク CakePHP 2.x
会員管理システム
(Webアプリケーション形式)
PC スマートフォン
Webブラウザ Web
ブラウザ
クライアント環境
OS Windows, Mac, iOS, Android
Webブラウザ Chrome
Firefox
Safari
Internet Explorer 10以上
GitHub公式サイト
ダウンロード
及びインストール
http://oamms.irohasoft.com/
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 21
実証実験
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 22
実証実験先
学 会 名 日 本 水 泳 ・ 水 中 運 動 学 会
学 会 の 概 要 水 泳 ・ 水 中 運 動 に 関 わ る 科 学 的
情 報 を 収 集 し 、 広 く 国 民 に 伝 達
す る こ と を 目 的 と し た 学会
会 員 数 約 4 0 0 名
実 証 実 験 期 間 2 0 1 6 年 1 2 月 1 日 ~ 1 2 月 3 1 日
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 23
実証実験の流れ
事前準備
実証実験
検証
• 機密保持契約を締結
• 会員情報を受領
• 実証実験環境の構築
• 実証実験
• トラブルシューティング
• インタビュー
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 24
インタビュー動画
実証実験先へのインタビュー動画
実証実験先 :
日本水泳・水中運動学会
インタビューイ :
筑波大学 人間総合科学系 体育科学専攻
高木 英樹 教授
インタビュアー :
産業技術大学院大学 松尾PBL
三浦
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 25
オープンソース・ソフトウェアの
ビジネスモデル
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 26
オープンソース・ソフトウェアのメリット/デメリット
オープンソース プロプラエタリ
メリット  多くの場合、無料で利用することが
できる。
 自由に改変、配布ができる。
 進化のスピードが早い。
 企業がサポートしているという安
心感がある。
 マニュアル等が充実している。
デメリット  誰も責任を持つことがないためリス
クが伴う。
 技術力が足りないと、かえって高く
つく場合がある。
 ベンダーロックインしやすい。
 価格が高価な場合が多い。
 カスタマイズができない。
オープンソース・ソフトウェアは多くの場合、無料で利用でき、自由にカスタマ
イズができるという大きなメリットがあるが、利用には一定の技術力が必要で、
トラブル等でかえって高くつくというケースがある。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 27
オープンソース・ソフトウェアのビジネスモデル
オープンソース・ソフトウェアのビジネスモデルにはいくつか類型があります。
a. 有償サポート提供型モデル
オープンソース・ソフトウェアのサポートを有償にて行うビジネスモデル。
Red Hutなどが採用。
最初の目標
b. 仲介型モデル
オープンソース・ソフトウェアの開発元は市場に対して大きな影響力を持ち、コミュニ
ケーションのハブとなる。そのポジションを利用し、SIを行う開発会社の紹介や、サー
バ会社を仲介を行い、広告料や手数料を徴収。
EC-Cubeなどが採用。
c. 有償製品誘導型モデル
オープンソース・ソフトウェアを無償で配布し、顧客を囲い込み、自社の有償製品の
購入へと誘導。
Microsoft などが採用。 例 : Visual Studio Code
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 28
オープンソース・ソフトウェアのビジネスモデル
d. プラットフォーム型モデル
オープンソース・ソフトウェア自体は利益にならなくても、オープンソースの圧倒的な伝播
力を利用し、市場に普及させ、プラットフォームの作り手としての地位を獲得する。プラッ
トフォームの作り手は市場に大きな影響力を持ち、また様々な決定権があり、ビジネス
を有利に進めることが可能となる。
代表例として Google の Android が挙げられる。
最終目標
Android 採用が急速に進み、事実上標準となる
各社が独自にOSを開発
Google の影響力が大きくなり、ビジネスも拡大
Android 誕生
ガラパゴス化
世界シェア : 85%
(2014年時点)
広告/アプリ市場を支配
2008年
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 29
OAMMS をモデルとした
ビジネスモデル
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 30
OAMMS のターゲット
ITリテラシー
低
高
A
フルスクラッチでシステ
ムの開発ができるレベ
ルの人々。
B
WordpressやEC-Cube
などオープンソースソフ
トウェアの扱える人々
C
Amazonや楽天などネッ
トサービスを日常的に利
用している人々。
D
インターネットやパソコ
ンをあまり使ったことが
ない人々。
効率面からフルスクラッチで開発するよ
りもオープンソースを活用して開発する
という選択が考えられる。
オープンソースソフトウェアへの理解が
あり、Wordpress 感覚で試してもらえ
る可能性が高い。
サポート無しでの導入が難しいハード
ルが高く。ASPサービスが有力候補。
サポート無しでの導入が難しい。システ
ムベンダーへの丸投げが有力候補。
OAMMS の導入にはサーバやオープンソースソフトウェアについての最小限の
知識や理解が求められる。そのため以下の層をプロダクトのターゲットとした。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 31
OAMMS のポジショニング
ITリテラシー 高
低
小規模
(予算少ない)
大規模
(潤沢)
手作業
フルスクラッチ/
商用パッケージ
カスタマイズ
ASP
OAMMSをベースとした
SI/新規開発OAMMS
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 32
OAMMS の有償サービス
レンタルサーバ会社と提携し
、サーバとアプリケーションの
ホスティングを行います。
初期セットアップサービス
カスタマイズサービス
保守・サポートサービス
有償機能の提供
ホスティングサービス
会費管理、メルマガ送信機能、アナ
リティクス機能、学会誌管理機能な
どオプション機能を有償にて販売し
ます。
OAMMS を構築、運営するに
あたって様々なアドバイスや
、サポート、トラブルシューテ
ィングを行います。
OAMMSへの機能・デザインの追加
や変更、他のシステムとの連携など
のカスタマイズを行います。
OAMMSのインストールや初期設定
、利用方法の説明、初期サポートな
どをパッケージにしたサービスです。
スポット 月額制
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 33
オープンソース化によって得られるもの
社内の技術力の向上
ブランド力の向上
優秀な人材の獲得
市場への影響力の拡大
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 34
オープンソースのeラーニングシステム
「iroha Board」
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3535 35
iroha Boardとは?
iroha Board とはオープンソースのeラーニングシステム(LMS)です。
シンプルでフラットな構造が特徴で、小規模なeラーニングシステムの
構築に向いており、商用/非商用問わず自由にカスタマイズして利用
頂けます。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3636
開発の背景
現在、高価な商用のLMSは数多く存在するが、オープンソース
のLMSはほとんど存在しない。数少ないオープンソースのLMS
の中で、最も有名なものとしては Moodle があげられるが、非常
に複雑でハードルが高く、小規模なeラーニングに向いていない。
eラーニングの導入コストが高く、
自由度が少ない
小規模なeラーニングに適した
オープンソースのLMSが存在しない
eラーニング市場が拡大しない
そこで小規模なeラーニングに適したオープンソースのLMS
の開発を行った。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3737 37
iroha Board の位置づけ
商用パッケージ/ASP
オープンソース
大規模
Moodle
B社
パッケージ
A社
ASP
iroha Board
ASPの場合、カスタマイズできない。
また毎月費用が発生する。
C社
ASP
B社
ASP
A社
パッケージ
C社
パッケージ
Blackboar
d
価格は数十万~数千万円が主流。カスタマイズ
する場合、数億円以上になることも。
非常に機能が多いが、設定や画面仕様が複雑
でハードルが高い。
シンプルでフラット。手軽にeラーニングサービス
が立ち上げられる。自由にカスタマイズも可能。
小規模
※空白地帯
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3838
システムのイメージ
iroha Board の利用者には、学習者と、管理者(先生)の2種類があり、学
習者はコースの受講、学習履歴の確認などを行い、管理者の方では利用
者管理、受講登録、学習コンテンツ/テストの作成、コース管理、学習履
歴の管理などを行う。
学習者
iroha Board
管理者(先生)
利用者管理
グループ管理
お知らせ管理
コース管理
学習コンテンツ作成
テスト作成
学習履歴の管理
コースの受講
学習履歴の閲覧
お知らせの閲覧
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3939
学習フロー
学習画面
コース選択画面
目次/学習履歴画面
ログイン画面
学習者
テスト実施画面
配布資料
テスト結果画
面
学習したいコースを選択
学習コンテンツを選択
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4040
先生側の運用フロー
先生
学習者
受講者の追加
及び受講登録
コースの作成
配布資料の登録
テストの作成
学習履歴の確認
ログイン画面
学習
コース目次の作成
学習コンテンツの作成
リッチテキストエディタを内蔵ドラッグアンドドロップで
並べ替えが可能
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4141 41
レスポンシブデザイン
iroha Board はレスポンシブデザインを採用しています。
その為、タブレット、スマートフォンでも画面表示が最適化され、違和感
なく学習できます。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 42
42
42
iroha Board の動作環境
サーバ環境
OS Linux, Windows
Webサーバ Apache 2.x
データベースサーバ MySQL 5.x
言語 PHP5.3以上
フレームワーク CakePHP 2.7
クライアント環境
OS Windows, Mac, iOS, Android
Webブラウザ Chrome
Firefox
Safari
Internet Explorer 10以上
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4343 43
iroha Board ソースの入手方法
Iroha Board のソースは全てGitHub上で公開されており、誰でも自由
にダウンロードして、カスタマイズすることができます。
https://github.com/irohasoft/irohaboard
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4444 44
インストール方法
iroha Board にはインストーラが付属しております。
ソースファイルをアップロード後、ブラウザで http://(your-domain-
name)/install を開くことでインストール可能です。
※事前に空のデータベースを作成する必要があります。
*********
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 45
iroha Board のビジネスモデル
レンタルサーバ会社と提携し
、サーバとアプリケーションの
ホスティングを行います。
初期セットアップサービス
カスタマイズサービス
保守・サポートサービス
ホスティングサービス
OAMMS を構築、運営するに
あたって様々なアドバイスや
、サポート、トラブルシューテ
ィングを行います。
OAMMSへの機能・デザインの追加
や変更、他のシステムとの連携など
のカスタマイズを行います。
OAMMSのインストールや初期設定
、利用方法の説明、初期サポートな
どをパッケージにしたサービスです。
スポット 月額制
商用ライセンスの販売
GPLライセンスに準拠したくない場合
に購入して頂きます。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 46
オープンソースの目指すもの
オープンソースソフトウェア
A社
〇〇システム XXシステム △△システム
B社
〇〇システム XXシステム △△システム
C社
〇〇システム XXシステム △△システム
A社
〇〇システム XXシステム △△システム
A社
〇〇システム XXシステム △△システム
A社
〇〇システム XXシステム △△システム
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 47
まとめ
• オープンソースソフトエアは様々な周辺ビジネスの展開
が可能である。
• オープンソースソフトウェアを提供することは、直接的な
売上以外にも、社内の技術力の向上やブランド力向上、
優秀な人材獲得、市場への影響路よく拡大など様々な
メリットがある。
• このオープンソースソフトウェアのビジネスモデルは
様々な分野、業界で応用が可能。
• オープンソースソフトウェアが普及すれば、リソースの
最適化が進み、産業競争力の強化にもつながっていく
可能性がある。
Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4848 48
F i n

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オープンソースの学会向け会員管理システムとオープンソースビジネスの実践

  • 1. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 1 2017年2月18日 初版 株式会社いろはソフト 三浦 幸太郎 オープンソースの学会向け会員管理システムと オープンソースビジネスの実践 共創知と応用知能情報学シンポジウム
  • 2. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 2 1. 株式会社いろはソフト・代表者について ・・・3分 2. オープンソースの学会向け会員管理システム「OAMMS」 ・・・15分 1. プロジェクトの概要 2. プロダクトの概要 3. オープンソースソフトウェアのビジネスモデル 3. オープンソースのeラーニングシステム「iroha Board」 ・・・10分 1. 開発に至った背景 2. プロダクトの概要 3. ビジネスモデル アジェンダ
  • 3. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3 株式会社いろはソフト
  • 4. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 44 株式会社いろはソフト 設立 2015年11月(創業: 2002年3月) 沿革 – 2015年株式会社いろはソフトを設立 – 2006年有限会社エデュケーション・アンド・テクノロジーを解散後、業務を引き 継ぎ、個人事業として「いろはソフト」を設立 – 2004年有限会社エデュケーション・アンド・テクノロジーを設立 – 2002年合資会社エデュケーション・アンド・テクノロジーを設立 所在地 東京都 武蔵野市 (最寄駅 : JR三鷹駅) 代表取締役 三浦 幸太郎 理念 ソフトウェアの力で「自ら学び、考え、歩むことのできる社会」を実現 https://irohasoft.jp/
  • 5. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 55 5 代表者プロフィール 山形県 山形市出身 1978年生まれ 16歳の頃から独学でプログラミングを始め、 1998年にSE-DBMSという自己学習用のカード型データベース用のソフトウェアを開 発、一般にも公開する。 2000年、デジタル・ナレッジ社に入社。オーサリングツールやLMSの開発に携わる。 2002年、有限会社エデュケーションアンドテクノロジーを設立。主に携帯電話向けの eラーニングソフトウェアを独自開発。eLearning Worldに出展。 2003年、日本初のeラーニング専門大学のシステム開発プロジェクトに参加。 2006年、有限会社エデュケーションアンドテクノロジーを解散し、いろはソフトを設立。 アメリカ、フランスなど海外で活動を行う。 2010年、帰国後、iroha Note や iroha Quiz など個人向けに学習に役立つソフトウェ アを開発、提供。 2014年、産業技術大学院大学に入学 アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを中心に、20カ国以上、4年近い海外滞在経験あり
  • 6. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 6 6あ 事業内容 ◆ 学校・企業様向け教育用ソフトウェアの設計、開発 各種e ラーニングシステム、学務管理システム、電子書籍/ 教材制作ツール、ソーシャル リーディングシステム、動画コメントシステム、スマートフォン/ タブレット用アプリなど様々な ソフトウェアの開発を行っております。大手の学習塾、企業内研修向けを100を超えるソフト ウェアの開発実績があります。 ◆ 教育用ソフトウェアの技術調査、コンサルティング 新規にソフトウェアを開発する上で直面する様々な技術的な障害や課題に対する調査、実現 性の検証、調査報告書の作成、コンサルティングなどを行っております。 ◆ 教育用独自ソフトウェアの企画、設計、開発、販売 個人向け、法人向けに独自ソフトウェアの企画、設計、開発、販売を行っております。主力の iroha Note は既に50万人以上にダウンロードされ、学習やアイデア整理などに利用されてい ます。
  • 7. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 77 掲載実績 (国内の雑誌) 週刊アスキー Mac People 美的 アスキードットPC 日経PCビギナーズ Mr.PC
  • 8. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 88 掲載実績 (海外のサイト) 日本で生まれたユニークなノート作成ソフトウェアとして、アメリカ、ドイツ、チェコ、ロシア、ブラジ ル、アルジェリア、韓国など、世界中のIT系ニュースサイトで大きく紹介されました
  • 9. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 9 オープンソースの学会向け 会員管理システム 「OAMMS」
  • 10. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 10 プロジェクトの背景と目的 現状、学会や国際会議の運営業務は多岐にわたり、それらの業務を支援する システムにも様々なものがあるが、商用でプロプライエタリのものが多く、オー プンソースソフトウェアとして提供されている例が極めて少ない。 そこで2016年4月から2017年2月の間、学会や国際会議の運営に必要かつ基 本的な会員管理システムを、オープンソースソフトウェアとして開発、実証実験 を行い、さらにはオープンソースソフトウェアのビジネス上のメリット、デメリット の検証を行った。 プロジェクトのテーマ オープンソースの学会向け会員管理システムの開発、 及び有用性の検証 開発したプロダクトをモデルとした オープンソースソフトウェアのビジネスモデルの検証
  • 11. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 11 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 活動の全体の流れ 市場動向調査報告書の作成 テーマ選定 プロジェクト計画書の作成 技術動向調査報告書の作成 プロトタイプ第1版完成 日本e-Learning大賞へ応募 OAMMS 正式版の完成 実証実験先の決定 プロトタイプ第2版完成 プロトタイプ第3版完成 中間発表 成果発表 OAMMS公式サイト開設 機密保持契約を締結 インタビュー・デモ動画作成 実証実験先へのインタビュー パネル・発表資料作成 デモサイトの開設 ACIS学会の会長へインタビュー OSSのビジネスモデルの調査報告書の作成 日本e-Learning大賞授賞式 中小規模の学会への広報活動 技術動向調査 要件定義 設計・プロトタイピング OSSのビジネス モデルの調査 開発・単体テスト 実証実験の準備 実証実験 プロダクトのビジネス モデルの検証 PBL成果発表会の準備
  • 12. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 12 学会の会員管理システム
  • 13. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 13 学会における会員情報の管理 Webアプリケーション型の会員 管理システムを導入している場 合が多い。 大規模な学会 小規模な学会 会員管理システムを有していな い場合が多い。 大規模な学会運営を支援する有償のパッケージソフトウェアや、小規 模な学会向けのASPサービスなどが多く存在するが、オープンソース で提供されている会員管理システムは存在しない。
  • 14. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 14 オープンソースによるメリット フルスクラッチ 有償パッケージ ASP オープンソース 導入コスト ✕ △ ◎ ○ カスタマイズ ◎ ○ ✕ ◎ パッケージソフトウェアの場合、非常に高価な場合が多く、小規模な学会では導入できない。 また安価に利用できるASPサービスなどが多く存在するが、カスタマイズができない為、学 会の独自色が出しにくい。 オープンソースソフトウェアは一定の知識があれば、既に契約しているレンタルサーバなど に手軽に導入可能で、また独自のデザインを変更したり、機能を追加するなどのカスタマイ ズが可能である。 また個人情報を他社にあずけなくていいというメリットもある。 オープンソースの導入コストが○となっているのは、ソフト ウェアは無料でも一定の知識、作業が必要で、そういっ たコストを勘案すると必ずしも安価ではない為である。
  • 15. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 15 プロダクトの概要
  • 16. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 16 プロダクト「OAMMS」の特徴 レスポンシブデザインを採用 インストーラで簡単セットアップ 小規模な学会運営に最適 オープンソース 入会申込 お知らせ閲覧 マイページ (会員情報の編集) イベント申込 OAMMS 入会申込管理 会員管理 グループ管理 お知らせ管理 イベント管理 イベント申込管理 OAMMS : オープンソースの学会向けの会員管理システム Open Association Member Management System 会員 職員
  • 17. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 17 運用フロー : 入会 会員 職員 入会申込画面 入会申込内容の確認 承認 入会完了メール 入会申込 既存の学会の ウェブサイト 会員番号 パスワード マイページ 入金の確認 銀行口座明細 クレジット決済明細 申込完了メール 会費支払 方法の案内 会費の支払い 入会申込通知メール 会員管理画面
  • 18. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 18 運用フロー : イベント申込 会員 職員 イベント一覧画面 マイページログイン イベント申込状況確認画面 イベント内容 詳細画面 イベントの登録
  • 19. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 19 デモ動画 OAMMS の紹介 https://www.youtube.com/watch?v=YzvY20syT0Y
  • 20. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 20 プロダクトの構成図 サーバ環境 OS Linux Webサーバ Apache 2.x データベースサーバ MySQL 5.x 言語 PHP5.3以上 フレームワーク CakePHP 2.x 会員管理システム (Webアプリケーション形式) PC スマートフォン Webブラウザ Web ブラウザ クライアント環境 OS Windows, Mac, iOS, Android Webブラウザ Chrome Firefox Safari Internet Explorer 10以上 GitHub公式サイト ダウンロード 及びインストール http://oamms.irohasoft.com/
  • 21. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 21 実証実験
  • 22. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 22 実証実験先 学 会 名 日 本 水 泳 ・ 水 中 運 動 学 会 学 会 の 概 要 水 泳 ・ 水 中 運 動 に 関 わ る 科 学 的 情 報 を 収 集 し 、 広 く 国 民 に 伝 達 す る こ と を 目 的 と し た 学会 会 員 数 約 4 0 0 名 実 証 実 験 期 間 2 0 1 6 年 1 2 月 1 日 ~ 1 2 月 3 1 日
  • 23. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 23 実証実験の流れ 事前準備 実証実験 検証 • 機密保持契約を締結 • 会員情報を受領 • 実証実験環境の構築 • 実証実験 • トラブルシューティング • インタビュー
  • 24. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 24 インタビュー動画 実証実験先へのインタビュー動画 実証実験先 : 日本水泳・水中運動学会 インタビューイ : 筑波大学 人間総合科学系 体育科学専攻 高木 英樹 教授 インタビュアー : 産業技術大学院大学 松尾PBL 三浦
  • 25. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 25 オープンソース・ソフトウェアの ビジネスモデル
  • 26. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 26 オープンソース・ソフトウェアのメリット/デメリット オープンソース プロプラエタリ メリット  多くの場合、無料で利用することが できる。  自由に改変、配布ができる。  進化のスピードが早い。  企業がサポートしているという安 心感がある。  マニュアル等が充実している。 デメリット  誰も責任を持つことがないためリス クが伴う。  技術力が足りないと、かえって高く つく場合がある。  ベンダーロックインしやすい。  価格が高価な場合が多い。  カスタマイズができない。 オープンソース・ソフトウェアは多くの場合、無料で利用でき、自由にカスタマ イズができるという大きなメリットがあるが、利用には一定の技術力が必要で、 トラブル等でかえって高くつくというケースがある。
  • 27. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 27 オープンソース・ソフトウェアのビジネスモデル オープンソース・ソフトウェアのビジネスモデルにはいくつか類型があります。 a. 有償サポート提供型モデル オープンソース・ソフトウェアのサポートを有償にて行うビジネスモデル。 Red Hutなどが採用。 最初の目標 b. 仲介型モデル オープンソース・ソフトウェアの開発元は市場に対して大きな影響力を持ち、コミュニ ケーションのハブとなる。そのポジションを利用し、SIを行う開発会社の紹介や、サー バ会社を仲介を行い、広告料や手数料を徴収。 EC-Cubeなどが採用。 c. 有償製品誘導型モデル オープンソース・ソフトウェアを無償で配布し、顧客を囲い込み、自社の有償製品の 購入へと誘導。 Microsoft などが採用。 例 : Visual Studio Code
  • 28. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 28 オープンソース・ソフトウェアのビジネスモデル d. プラットフォーム型モデル オープンソース・ソフトウェア自体は利益にならなくても、オープンソースの圧倒的な伝播 力を利用し、市場に普及させ、プラットフォームの作り手としての地位を獲得する。プラッ トフォームの作り手は市場に大きな影響力を持ち、また様々な決定権があり、ビジネス を有利に進めることが可能となる。 代表例として Google の Android が挙げられる。 最終目標 Android 採用が急速に進み、事実上標準となる 各社が独自にOSを開発 Google の影響力が大きくなり、ビジネスも拡大 Android 誕生 ガラパゴス化 世界シェア : 85% (2014年時点) 広告/アプリ市場を支配 2008年
  • 29. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 29 OAMMS をモデルとした ビジネスモデル
  • 30. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 30 OAMMS のターゲット ITリテラシー 低 高 A フルスクラッチでシステ ムの開発ができるレベ ルの人々。 B WordpressやEC-Cube などオープンソースソフ トウェアの扱える人々 C Amazonや楽天などネッ トサービスを日常的に利 用している人々。 D インターネットやパソコ ンをあまり使ったことが ない人々。 効率面からフルスクラッチで開発するよ りもオープンソースを活用して開発する という選択が考えられる。 オープンソースソフトウェアへの理解が あり、Wordpress 感覚で試してもらえ る可能性が高い。 サポート無しでの導入が難しいハード ルが高く。ASPサービスが有力候補。 サポート無しでの導入が難しい。システ ムベンダーへの丸投げが有力候補。 OAMMS の導入にはサーバやオープンソースソフトウェアについての最小限の 知識や理解が求められる。そのため以下の層をプロダクトのターゲットとした。
  • 31. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 31 OAMMS のポジショニング ITリテラシー 高 低 小規模 (予算少ない) 大規模 (潤沢) 手作業 フルスクラッチ/ 商用パッケージ カスタマイズ ASP OAMMSをベースとした SI/新規開発OAMMS
  • 32. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 32 OAMMS の有償サービス レンタルサーバ会社と提携し 、サーバとアプリケーションの ホスティングを行います。 初期セットアップサービス カスタマイズサービス 保守・サポートサービス 有償機能の提供 ホスティングサービス 会費管理、メルマガ送信機能、アナ リティクス機能、学会誌管理機能な どオプション機能を有償にて販売し ます。 OAMMS を構築、運営するに あたって様々なアドバイスや 、サポート、トラブルシューテ ィングを行います。 OAMMSへの機能・デザインの追加 や変更、他のシステムとの連携など のカスタマイズを行います。 OAMMSのインストールや初期設定 、利用方法の説明、初期サポートな どをパッケージにしたサービスです。 スポット 月額制
  • 33. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 33 オープンソース化によって得られるもの 社内の技術力の向上 ブランド力の向上 優秀な人材の獲得 市場への影響力の拡大
  • 34. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 34 オープンソースのeラーニングシステム 「iroha Board」
  • 35. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3535 35 iroha Boardとは? iroha Board とはオープンソースのeラーニングシステム(LMS)です。 シンプルでフラットな構造が特徴で、小規模なeラーニングシステムの 構築に向いており、商用/非商用問わず自由にカスタマイズして利用 頂けます。
  • 36. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3636 開発の背景 現在、高価な商用のLMSは数多く存在するが、オープンソース のLMSはほとんど存在しない。数少ないオープンソースのLMS の中で、最も有名なものとしては Moodle があげられるが、非常 に複雑でハードルが高く、小規模なeラーニングに向いていない。 eラーニングの導入コストが高く、 自由度が少ない 小規模なeラーニングに適した オープンソースのLMSが存在しない eラーニング市場が拡大しない そこで小規模なeラーニングに適したオープンソースのLMS の開発を行った。
  • 37. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3737 37 iroha Board の位置づけ 商用パッケージ/ASP オープンソース 大規模 Moodle B社 パッケージ A社 ASP iroha Board ASPの場合、カスタマイズできない。 また毎月費用が発生する。 C社 ASP B社 ASP A社 パッケージ C社 パッケージ Blackboar d 価格は数十万~数千万円が主流。カスタマイズ する場合、数億円以上になることも。 非常に機能が多いが、設定や画面仕様が複雑 でハードルが高い。 シンプルでフラット。手軽にeラーニングサービス が立ち上げられる。自由にカスタマイズも可能。 小規模 ※空白地帯
  • 38. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3838 システムのイメージ iroha Board の利用者には、学習者と、管理者(先生)の2種類があり、学 習者はコースの受講、学習履歴の確認などを行い、管理者の方では利用 者管理、受講登録、学習コンテンツ/テストの作成、コース管理、学習履 歴の管理などを行う。 学習者 iroha Board 管理者(先生) 利用者管理 グループ管理 お知らせ管理 コース管理 学習コンテンツ作成 テスト作成 学習履歴の管理 コースの受講 学習履歴の閲覧 お知らせの閲覧
  • 39. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 3939 学習フロー 学習画面 コース選択画面 目次/学習履歴画面 ログイン画面 学習者 テスト実施画面 配布資料 テスト結果画 面 学習したいコースを選択 学習コンテンツを選択
  • 40. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4040 先生側の運用フロー 先生 学習者 受講者の追加 及び受講登録 コースの作成 配布資料の登録 テストの作成 学習履歴の確認 ログイン画面 学習 コース目次の作成 学習コンテンツの作成 リッチテキストエディタを内蔵ドラッグアンドドロップで 並べ替えが可能
  • 41. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4141 41 レスポンシブデザイン iroha Board はレスポンシブデザインを採用しています。 その為、タブレット、スマートフォンでも画面表示が最適化され、違和感 なく学習できます。
  • 42. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 42 42 42 iroha Board の動作環境 サーバ環境 OS Linux, Windows Webサーバ Apache 2.x データベースサーバ MySQL 5.x 言語 PHP5.3以上 フレームワーク CakePHP 2.7 クライアント環境 OS Windows, Mac, iOS, Android Webブラウザ Chrome Firefox Safari Internet Explorer 10以上
  • 43. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4343 43 iroha Board ソースの入手方法 Iroha Board のソースは全てGitHub上で公開されており、誰でも自由 にダウンロードして、カスタマイズすることができます。 https://github.com/irohasoft/irohaboard
  • 44. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4444 44 インストール方法 iroha Board にはインストーラが付属しております。 ソースファイルをアップロード後、ブラウザで http://(your-domain- name)/install を開くことでインストール可能です。 ※事前に空のデータベースを作成する必要があります。 *********
  • 45. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 45 iroha Board のビジネスモデル レンタルサーバ会社と提携し 、サーバとアプリケーションの ホスティングを行います。 初期セットアップサービス カスタマイズサービス 保守・サポートサービス ホスティングサービス OAMMS を構築、運営するに あたって様々なアドバイスや 、サポート、トラブルシューテ ィングを行います。 OAMMSへの機能・デザインの追加 や変更、他のシステムとの連携など のカスタマイズを行います。 OAMMSのインストールや初期設定 、利用方法の説明、初期サポートな どをパッケージにしたサービスです。 スポット 月額制 商用ライセンスの販売 GPLライセンスに準拠したくない場合 に購入して頂きます。
  • 46. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 46 オープンソースの目指すもの オープンソースソフトウェア A社 〇〇システム XXシステム △△システム B社 〇〇システム XXシステム △△システム C社 〇〇システム XXシステム △△システム A社 〇〇システム XXシステム △△システム A社 〇〇システム XXシステム △△システム A社 〇〇システム XXシステム △△システム
  • 47. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 47 まとめ • オープンソースソフトエアは様々な周辺ビジネスの展開 が可能である。 • オープンソースソフトウェアを提供することは、直接的な 売上以外にも、社内の技術力の向上やブランド力向上、 優秀な人材獲得、市場への影響路よく拡大など様々な メリットがある。 • このオープンソースソフトウェアのビジネスモデルは 様々な分野、業界で応用が可能。 • オープンソースソフトウェアが普及すれば、リソースの 最適化が進み、産業競争力の強化にもつながっていく 可能性がある。
  • 48. Copyright 2016-2017 all right reserved Matsuo PBL 4848 48 F i n

Editor's Notes

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  8. ここからが本題となります。テーマはオープンソースの学会向け会員管理システム、OAMMSについてです。 今回、このOAMMSの開発を含む一覧の活動をプロジェクト形式で行いました。
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  11. 2:00 プロダクトを開発するにあたって、学会がどのような会員管理システムを利用し、どのような課題を抱えているかなどの実態調査を行いました。
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  14. ここからはプロダクトの概要になります。
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  20. 10:00-11:30 次は実証実験についてです。
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  24. 14:30-16:30 ここからは本PBLのもう一つのテーマのオープンソースソフトウェアのビジネスモデルです。
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  28. 16:30-19:00 次はOAMMSをモデルとしたビジネスモデルです。
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  33. 16:30-19:00 ここからは、同じオープンソースソフトウェアとして、開発したeラーニングシステム、iroha Board についてです。 OAMMS は開発、実証実験とビジネスモデルの立案までとなっているのに対して、この iroha Board は実際にビジネスを展開しております。
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