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国際経営特論2015発表資料

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国際開発特論2015の発表資料です。
「インドネシアにおけるバイオマス発電プロジェクト」をテーマといたしました。

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国際経営特論2015発表資料

  1. 1. 1 2016年1月17日 初版 2016年2月6日 更新 14745132 三浦 幸太郎 インドネシアにおける バイオマス発電プロジェクト 国際経営特論 2015
  2. 2. 2 2 背景 インドネシアは電力をはじめ、慢性的なインフラ不足に陥っており、この 状況を打開するためにPPPを最大限に活用することが政府の方針と なっている。 2010年には「PPP に関する大統領令」が発令され、以下の政府支援が 得られるようになった。 • 建設用地の提供 • タックスインセンティブ • 政府財政支援 またインドネシアエネルギー資源 省では2025年までに、再生可能エ ネルギーの比率を25%に高めると いうことを目標にしています。 2011年時点 : 5%
  3. 3. 3 プロジェクト概要 インドネシアは世界最大のパーム油の生産地であり、原料であるアブ ラヤシからパーム油を抽出する過程で、大量の廃棄物(年間6,550万ト ン)を発生させている。 本プロジェクトはこの廃棄物を燃料として利用する発電所を建設し、発 電した電力を電力公社に販売するプロジェクトである。 • 形式 : PPP 1.0 (官民資金/民間運用) • プロジェクト総額 : 1850億円 • バイアビリティーギャップ : 8% (用地提供) 国営パーム油工場の分布(スマトラ島に多い) 大量の廃棄物
  4. 4. 4 パーム油廃棄物発電の仕組み 廃棄物をパーム油工場から集め、種類ごとに分類し、繊維、 種子はそのまま、「空果房(くうかぼう) 」は、前処理を行い、 燃焼させ、タービン発電機で発電を行います。
  5. 5. 5 電力販売の流れ インドネシア政府 用地提供 FIT 20年固定買取の確約 電力公社特定目的会社(SPC) 電力供給 電力販売 パーム油製造工場 電力料金 アブラヤシ の廃棄物 代金 企業・一般家庭 バイオマス 発電所 電力料金 電力網
  6. 6. 6 調達金額の内訳 資金調達の内訳 出資(株式) 700億円 レベニュー債 1000億円 (ドル建て10年 発行利回り 4%) バイアビリティーギャップ 用地提供 (150億円 8%相当) 初期コストの内訳 資材・建設費用 1700億円 (60万kW級のバイオマス発電所 2基) ※ 60万kW級の石炭火力発電所の建設コストは国際的に 建屋、タービン合わせて1機800~1000億円程度が相場。
  7. 7. 7 年間収支計算 売上試算 発電容量 60万kW * 2基 年間発電量 40億kWh 売電価格 1kWh当たり14円 売上総額 560億円 年間コスト試算 廃棄物買取費用 340億円 (必要量:680万t, 単価:1t 5000円) 運用費用(固定費) 80億円 借入金返済(10年) 120億円 (借入金返済後は配当に充てる) 年間コスト合計 540億円 利益 20億円 (初年度から黒字)
  8. 8. 8 固定買い取り価格の根拠 平成 25 年度 国際即戦力育成インターンシップ事業 インドネシアの電力事情 報告書 http://energy-indonesia.com/07basicinfo/0140319inturn.pdf 「インドネシアのエネルギー事情」
  9. 9. 9 借入金返済のシミュレーション 1年あたりの返済額 : 120億円 (借入金返済後、120億は配当の原資とする) ドル建てのため、為替リスクが存在し、返済金額が変動するリスクがあるが、 毎年20億の利益を積み立てており、平均15%程度のボラティリティには耐えられる。 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 借入残高 1,200 1,080 960 840 720 600 480 360 240 120 0 0 0 0 0 0 利益 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 140 140 140 140 140 140 1,200 1,080 960 840 720 600 480 360 240 120 0 0 0 0 0 020 20 20 20 20 20 20 20 20 20 140 140 140 140 140 140 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 億円 経年 借入残高 利益
  10. 10. 1010 まとめ • インドネシアの現状や、インドネシア政府 の方針に沿っており、理解が得られやすい プロジェクトである。 • 資金調達にレベニュー債を発行するという 新しい形のPPPである。 • パーム油ではなく、廃棄物を利用するため 環境への負荷が小さく、環境に優しい。 (レベニュー債を販売する上で投資家から の賛同も得やすい)
  11. 11. 1111 F i n

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