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法学入門

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法学という学問に入門してみよう(*> ᴗ •*)ゞ

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法学入門

  1. 1. 法学入門法学入門
  2. 2. カマイルカ /laʒenɔʁɛ̃k/カマイルカ /laʒenɔʁɛ̃k/ lagénorhynquelagénorhynque (defprofile lagénorhynque :name "Kent OHASHI" :languages [Clojure Common-Lisp Scheme Haskell English français] :interests [programming language-learning law mathematics] :contributing [github.com/japan-clojurians/clojure-site-ja])
  3. 3. 1. 法学とは 2. 法学を学ぶ目的 3. 法の分類 4. 法の解釈
  4. 4. 法学とは法学とは
  5. 5. 法学法学 法または法律に関わる学問 社会科学(social science)の一領域 実定法学と基礎法学
  6. 6. 実定法学: 実定法についての研究(主に法解釈学) 憲法: 日本国憲法 民事法: 民法, 商法, 民事訴訟法, etc. 刑事法: 刑法, 刑事訴訟法, etc. 行政法: 国家行政組織法, 地方自治法, etc. 労働法: 労働基準法, 労働契約法, etc. 経済法: 独占禁止法, etc. 知的財産法: 特許法, 著作権法, etc. 社会保障法: 健康保険法, 厚生年金保険法, etc. 国際私法: 法適用通則法, etc. 国際法(国際公法): 国連憲章, 国際人権規約, etc. etc.
  7. 7. 基礎法学: 法についての基礎研究 法哲学 法制史 外国法/比較法 大陸法: フランス法, ドイツ法, etc. 英米法: イギリス法, アメリカ法, etc. 社会主義法: ソビエト法, 中国法, etc. イスラーム法 法社会学 法と経済学 etc.
  8. 8. [IMO] 法学を学ぶ目的[IMO] 法学を学ぶ目的
  9. 9. a. 法律を扱う専門職になるためa. 法律を扱う専門職になるため 法曹(弁護士、検察官、裁判官) 国家/地方公務員 etc.
  10. 10. b. 法律に関する知識を身につけるためb. 法律に関する知識を身につけるため 社会人として民事法や刑事法、労働法、租税法、社 会保障法などの基礎知識は有用 プログラマ/ソフトウェア開発者として知的財産法 など情報法の知識は重要
  11. 11. c. 現代社会の諸問題を法的に分析するためc. 現代社会の諸問題を法的に分析するため 現在の社会/政治はどうなっているか(as-is) これからの社会/政治はどうあるべきか(to-be)
  12. 12. d. 法的思考法を身につけるためd. 法的思考法を身につけるため 正義、自由、平等などの価値 利益衡量、目的論的解釈 論理的で説得的な議論/紛争解決の進め方 制度設計のしかた
  13. 13. 法の分類法の分類
  14. 14. 様々な分類様々な分類 成文法/制定法↔ 不文法/慣習法cf. 判例法 国内法↔ 国際法 民事法↔ 刑事法cf. 行政法 実体法↔ 手続法 一般法↔ 特別法 任意法規↔ 強行法規 公法↔ 私法 市民法↔ 社会法 自然法↔ 実定法
  15. 15. 「六法」「六法」 日本における主要な6つの法典(もしくは法分野) cf. 『六法全書』
  16. 16. 憲法( ) 国家の基本法にして他の法令に優越する最高法規 基本構成 人権 統治機構 日本国憲法
  17. 17. 民事実体法の一般法 私人間の関係について規律する 基本構成 総則(総論) 財産法 物権 債権: 契約, 事務管理, 不当利得, 不法行為 家族法 親族 相続 民法
  18. 18. 刑事実体法の一般法 犯罪と刑罰について規定する 基本構成 総則(総論) 罪(各論) 刑法
  19. 19. 商人についての民法の特別法 民事訴訟に関する手続法 刑事訴訟に関する手続法 商法 民事訴訟法 刑事訴訟法
  20. 20. 法の解釈法の解釈
  21. 21. 法解釈の技法法解釈の技法 文理解釈(文言解釈) 論理解釈(体系解釈) 縮小解釈(制限解釈) 拡張解釈(拡大解釈) 反対解釈 類推解釈 勿論解釈
  22. 22. 目的論的解釈 立法者意思解釈(歴史的解釈) 法律意思解釈(合目的的解釈) 利益衡量・価値判断による解釈
  23. 23. 例: 憲法9条例: 憲法9条
  24. 24. 第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動 たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、 永久にこれを放棄する。 ○2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の 交戦権は、これを認めない。
  25. 25. 9条1項(戦争放棄)の解釈 a. あらゆる戦争を放棄している b. 「国際紛争を解決する手段としては」より、 放棄しているのは侵略戦争であり自衛戦争は放棄 していない 9条2項(戦力の不保持・交戦権の否認)の解釈 1) あらゆる戦力を保持できない 2) 上記a説を前提に「前項の目的を達するため」 より、自衛戦争のための戦力は保持できる cf. 政府解釈、裁判所の判断
  26. 26. 例: 民法709条例: 民法709条
  27. 27.   (不法行為による損害賠償) 第七百九条  故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した 者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
  28. 28. 要件 1) 「故意又は過失によって」(故意・過失) 特別法: e.g. 2) 「他人の権利又は法律上保護される利益を侵 害した」(権利/利益の侵害) 3) 「者は」(責任能力) 4) 「これによって」(因果関係) 5) 「生じた損害」(損害の発生) 効果 損害賠償責任 失火責任法
  29. 29. 例: 刑法199条例: 刑法199条
  30. 30.   (殺人) 第百九十九条  人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。
  31. 31. 要件(構成要件): 「人を殺した者は」 「人」とは? 自然人? 自己は? 生まれる/死ぬタイミングは? 「殺す」とは? cf. 傷害致死罪(結果的加重犯)、過失致死罪(過 失犯) 特別法: e.g. 効果(量刑): 「死刑又は無期若しくは五年以上の懲 役に処する」 刑の加重・減軽 自動車運転死傷処罰法
  32. 32. 犯罪の成立要件: 構成要件該当性・違法性・責任 構成要件を満たしても違法性阻却事由、責任阻却 事由があれば犯罪とならない 違法性阻却事由 正当行為 正当防衛 etc. 責任阻却事由 刑事未成年 心神喪失 etc.
  33. 33. 参考文献参考文献 法学入門法学入門 法哲学法哲学 早川吉尚『法学入門』有斐閣, 2016年 金井高志『民法でみる法律学習法』日本評論社, 2011年 平野仁彦, 亀本洋, 服部高宏『法哲学』有斐閣, 2002年
  34. 34. 憲法憲法 民法民法 刑法刑法 樋口陽一『五訂 憲法入門』勁草書房, 2013年 道垣内弘人『リーガルベイシス民法入門 第2版』 日本経済新聞出版社, 2017年 井田良『入門刑法学・総論』有斐閣, 2013年 井田良『入門刑法学・各論』有斐閣, 2013年

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