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20201010 osaka univ ai open seminar delivery改訂版

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最後に資料2枚追加しましたので改訂版としてアップします。

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20201010 osaka univ ai open seminar delivery改訂版

  1. 1. 「DX -フジテック情報システム部門の変革と挑戦」 2020年10月10日 フジテック株式会社 友岡賢二 データビリティコンソーシアム×ナレッジキャピタル 超学校ONLINE ビジネスAI講座
  2. 2. 友岡賢二 @TomookaKenji #武闘派CIO フジテック株式会社 空間移動システムの専業メーカー 【概要】 売上 1,812億円 従業員 10,292名(単独3040名) 【グローバル展開】 23の国と地域に展開 海外売上比率 約6割
  3. 3. WFH 在宅勤務 フジテックがやったこと
  4. 4. 古いPC、スペック不足のPC あるもの全て貸し出します! Chromebook iPad
  5. 5. インター ネット拠点A 社内 WAN インターネットGW 拠点B 拠点C 拠点D AWS ベスト エフォート 接続 専用線 増強 ネットワーク増強 VPN① 社用ノートPC VPN② 支社/営業所等 350名 150名 (拡張) (拡張) VPN!VPN!
  6. 6. スマホのデータ量制限を外します。 通知メッセージも外します。 テザリングで自宅で仕事する際にデ ータ量気にせず利用ください。
  7. 7. 役員会議をリモートで行えるよう ヘッドセットを全員に配布。
  8. 8. 自宅のPCを使っていいですよー!
  9. 9. 会社のPCとディスプレイを 自宅に持って帰っていいですよー!
  10. 10. 「女優ライト」はIT標準品として 各部門予算で購入頂けます!
  11. 11. USBリングライトが、 ないとき(´;ω;`) あるとき(^^♪ モデル:神戸市在住 55歳 男性会社員
  12. 12. SaaSの適材適所活用!
  13. 13. 会社で浮いた出張旅費を 通信費用とクラウド費用に!
  14. 14. これまで高い!と思っていた SaaSサービスが、安いと思う ようになった。
  15. 15. VPNよ、お前は会社の敵か、味方か⁉
  16. 16. 境界防御 製造業の現状と課題 VPNの世界 インターネットの世界
  17. 17. ● インターネット帯域、VPNの拡張 ● ローカルブレイクアウト(インターネットブレイクアウト) ● 認証基盤・認可基盤のクラウド化・アクセスログ管理強化 ● WindowsOS上のファイルサーバーの撤廃 ● クラウド基盤へのAll-Inと、残ったオンプレについてはデータ のコピーをクラウド側に持ちデータ活用のクラウド化を先行 ● クライアントサーバーアプリのモダン化 ● データベース縛りからの脱却(オープンソース化) ● BCPの見直し To Do List
  18. 18. フジテック社内 個人PC 仮想デスクトップ (Amazon Workspaces) Windowsリモート デスクトップ接続 仮想CADサーバ 図面サーバ CAD環境接続 図面サーバ 自宅持ち帰り デスクトップ PC AWSと直結 AWS Client VPN 社内システムVPN 社内システム接続 ノートPC 自席PC 自宅 インターネット ブレイクアウト
  19. 19.
  20. 20. 既存BCPの限界
  21. 21. この6年間で導入した新サービス
  22. 22. 新型コロナウイルスに よってDXが加速する?
  23. 23. 『今後10年で 何が変わるのか』 出典https://www.businessinsider.jp/post-192412
  24. 24. ベゾス「何が変わるかよりも、むしろもっと重要なのは “何が変わらないか”の方です。そのことを真剣に考え ることをおすすめします。なぜなら、どこにあなたのエネ ルギーを注ぎ込むべきかを自分で判断できるからです。 Eコマースビジネスについてなら、わかります。10年後に も、消費者は安いものを求めるでしょうし、素早い配送も 求めるでしょう。品数の豊富さを求めることも変わらない はずです。これらのニーズは非常に安定的なものです。」 出典:https://www.businessinsider.jp/post-192412
  25. 25. ベゾス「時間経過に対して安定している、大きなアイデアを見 つけることが重要なんです。それらは結局、“顧客のニーズ”そ のものです。それ以外の要素は非常に激しく変動します。 競合他社が誰であるか、その活動がどのようなものであるかな ど、動的に変化するものに基づいて戦略を立てているのであれ ば、常に戦略を変更する必要があります。しかし、顧客のニー ズは時間が経過しても安定しています。」 出典:https://www.businessinsider.jp/post-192412
  26. 26. 画像出典:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1612/06/news107.html
  27. 27. M:Machine Learning (機械学習) A:Automation(自動化) R:Robotics (ロボティクス) S:Space(宇宙) 重要度が増す4つの分野 by ベゾス
  28. 28. What? How?
  29. 29. What? How?
  30. 30. 需要 供給
  31. 31. モノ コト
  32. 32. モノ コト プラットフォーム
  33. 33. 戦略を取り巻く5つの俗説 俗説その5:どの企業にもデジタル戦略が必要である 出典:https://www.dhbr.net/articles/-/5929?page=2
  34. 34. 企業とは有機体であり、部分的な最適化は全体の最適化に はつながらない。デジタル、IT、財務、人事や、その他特 定の分野に特化した戦略を求めるのではなく、 ただ「事業戦略」を求めるべきだ。 したがって、事業のデジタル部分に特化した戦略を策定し、 他は放っておけばよいなどと思ってはならない。 出典:https://www.dhbr.net/articles/-/5929?page=2
  35. 35. デジタル技術と、それが生み出す個々の技術群は、 顧客価値の源泉と、それを提供するコストを根本 的に変化させる。 自社のビジネスモデルについて自分が信じているすべての基 本前提を、徹底的に考えて整理し、それらが依然として有効 かどうかを自問する ――これが、デジタルに対処する方法である。そしてそれこ そが常に、「戦略」というものなのだ。 出典:https://www.dhbr.net/articles/-/5929?page=2
  36. 36. 顧客ニーズ デジタル戦略 事業戦略
  37. 37. Digital Twin Digital Copy (Digitization) Simulation (Digitalization) Optimization (Digital Transformation)
  38. 38. Digitization Digitalization Digital Transformatoin DX議論の中心課題コロナ禍の中心課題 2つの次元の異なる課題を同時に扱わなければならない 情報のデジタル化 デジタル情報の 活用 デジタル変革での 社会的価値創造
  39. 39. コーポレート戦略 デジタル化推進
  40. 40. All on Maps ユーザインタフェースにGoogleマップを採用 既存システムをそのまま活用し、データ・情報の統合検索を実現 コンセプト
  41. 41. 1st STEP (2015年6月 ~ ) モノづくりから保守に至る情報を、 現場最適に融合して効率化 STEP 1 地図上への情報集約・可視化 All on maps
  42. 42. 営業・保守部門 営業情報 日程情報 図面情報 技術資料 現場写真 保守情報 改修来歴 工務情報 部品情報 仕様情報 地図システム 導入後 (2015年8月 ~ )
  43. 43. 2nd STEP (2017年1月 ~ ) モバイルファースト クラウドファースト 時代のニーズにあわせて高度化 STEP 2 スマホ版アプリの提供
  44. 44. スマホの活用 - 全てのWebシステムを 既存の社内システム 既存の社内Webシステム もスマホ利用可 パソコン向けの既存システムのすべてをスマホから利用できる機能も構築、全体削減効果 1248万円/年 Step-1 で構築したアプリを現場作業でより使いやすいツールとしてスマホ化
  45. 45. 3rd STEP (2019年1月 ~ ) 自然災害、IoT、AI、グローバル 経営理念を追求して 真の安全・安心を STEP 3 復旧支援システムの構築、 保守員の出向手配の自動化
  46. 46. 現在進行形の取り組み CB受電 遠隔監視 建物区分 保守員 位置 予定表 地震情報 第1候補: A さん (A 支店) 第2候補: B さん (A 支店) 第3候補: C さん (B 支店) 出向手配・連絡 台数 GPS グローバル遠隔監視との連携 グローバル展開アドバイザリ機能の次は 出向手配の高度自動化! 周知活動・災害対策訓練 フィールド研修 BCP災害対策 社外広報活動 EV EV EV Global Monitoring Center Cloud RMS RMS RMS RMS AI x
  47. 47. 【滋賀大学とフジテックとの共同研究】 エレベータ異常検知時の点検内容通知アプリ構築 エレベータの稼働ログ情報を分析し、エレベータの異常を検知した際に点検内容を保守員に 通知するスマホアプリを構築し、経験の浅い保守員でもベテラン相当の作業を実施できるよ うにする。 概要 期待効果 共同研究 実施状況 AI 機械学習 稼働ログ 過去の保守履歴から、 類似事例を通知 ! 2018年7月から2019年3月にかけて、エレベータの稼働ログと保守点検履歴データ(現場状 況、処置などが記載された文章データ)を用いたデータ分析を共同研究として実施し、稼働 ログと点検実施内容との相関に関する分析手法を取りまとめた。 保守点検 履歴データ 稼働ログ 履歴データ 対応結果を記録として残す。 (※)「異常検知を起点とし、その1時間前の稼動ログから異 常検知の発生有無を判定する」モデルを作成し、全データの7 割を用いてモデルを用いて学習させ、残りの3割でモデルの正 答率を判定した結果、85%の正答率が得られた。 共同研究にて、正答率 85%を達成(※)
  48. 48. 現場仕事は、毎日データのお掃除 (AIに食わせるデータ)
  49. 49. RPA
  50. 50. BPR
  51. 51. RPA PoC 結果 検証1:○○○○入力 10倍 30倍 5倍 所要時間:(年 約XXX件) 40 分 → 4 分/ 1 件 所要時間:(年 約XX件) 60 分 → 2 分/ 1 件 所要時間:(年 XX件) 15 分 → 3 分/ 1 件 Aシステム 検索+データ取得 Excel データ貼付+加工 Bシステム 検索+データ登録 検証2:〇〇〇の集計 検証3:〇〇〇枚数の集計 Cシステム 検索+データ出力 仕分用Excel データ貼付+加工 集計用Access 検索+データ貼付 発行実績CSV データコピー 集計用Excel 貼付+グラフ作成 Googleドライブ グラフを掲載 RPA試用版の試験導入による動作検証結果 ※ AutomationAnywhere 使用 当社環境において、 事務作業に必要な一連の処理が 自動化可能なことを確認できた
  52. 52. フジテックが ①ユーザー主体で開発できる ②情シスで集中管理ができる ③将来性安全性に期待できる RPAが必要だったから。 RPA製品決定(2019/10) に決めたのは
  53. 53. 業務プロセス調査(2019/05) RPAで解決すべきテーマが あることを実感 現場に入り、行動を観察 ・業務の流れや目的を確認 ・ムダ,ムリ,ムラを洗出し システムに頼らず課題解決 ・やめる、担当を変える、 既存機能を活用するなど
  54. 54. 作業代行ロボットを導入、PC上の定型業務を記録し自動化 Q 単純ミス削減(担当も作業ストレスから解放) C ルーチンワークのロボット代行による効率改善 D 24 時間 365 日の稼働が可能 単純作業・定型作業から社員を解放 より高度でやりがいのある仕事にシフト 概要 期待効果 ルーチンワークを 覚えさせます 入力 検索 編集 送信 印刷 ユーザー部門で 開発可能! 作業 時間 創造 時間 自分 時間自分 時間 創造 時間 作業 時間 Before After RPA取組目的(社内説明) 働き方改革 促進
  55. 55. 申請 審査 設計 開発 テスト 運用 RPA環境構成 KPI 研修 対話 設計書 予約 ガイド ライン 共有ワーク フロー
  56. 56. ・R&DがITサービス運用に足を突っ込む ・R&D(製品)とサービスをブリッジする人材不在 ・プロセス(横軸)での組織横断的視点の必要性 ・従来型のコスト部門として情報システム部の限界 DX実践における組織課題
  57. 57. デジタルイノベーション本部 ・テクノロジー研究部 : R&D機能 ・システム管理部 : 内製DevOps ・プロセス管理部 : 現場の改善
  58. 58. 【デジタルサイネージ】 製品開発プロセスに情シス が初参加。 Google クラウド活用。
  59. 59. 観察からインサイトを得る 会議室で聞くな、現場を観よ プロダクトファースト 現場は目に見えるものしか信じない 製造業のプロセスイノベーションに必要なこと
  60. 60. 昭和の現場 令和の現場 現場、現物、現実 デザイン思考 やってみなはれ グロースハック 製造業に重要なこと今昔
  61. 61. 共感 – ティム・ブラウン 観察対象の人々と根本的なレベルでつながり合う 必要がある。これを共感と呼んでいる。 デザイン思考の役割とは、観察から洞察を、そし て洞察から生活に役立つ製品やサービスを生み出 すことなのだ。 70 デザイン思考
  62. 62. プロトタイプ – ティム・ブラウン 初期のプロトタイプの目的は、アイデアに実用的 な価値があるかどうかを把握することだ。 71 デザイン思考
  63. 63. 会社をグロースハックせよ! 出展:https://dentsu-ho.com/articles/2453
  64. 64. P D C A 従来型の進め方
  65. 65. 要望事項をまとめて各ベンダーに提案を求める 提案内容を比較検討してQCDで判断し決定 パイロット導入 全面展開
  66. 66. D1 D2 D3 C A P 新しい進め方
  67. 67. 良さそうなサービスを最低数購入(or無償利用) パイロットプロジェクトで実装して比較検討 ベンダー営業と折衝 全面展開 パイロットの改善、標準化
  68. 68. 現場課題 ITツール
  69. 69. 現場課題 標準機能+ 独自追加開発 IT化のスコープ
  70. 70. ソリューション 現場課題 ITツール 問題と する 問題 残課題 残課題 残課題残課題
  71. 71. ソリューション 現場課題 ITツール 問題と する 問題 残課題 残課題 残課題残課題 機能拡張 機能拡張
  72. 72. IT業界の課題 問題と する 問題 残課題 残課題 残課題残課題 ITツール 請負 請負 請負 請負
  73. 73. キャズム を越えよ。
  74. 74. キャズム(16%の溝)を越えよ! 出典:http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0706/01/news142.html ココが溝
  75. 75. BYOD(スマホ)の利用率 BYOD:Bring Your Own Deviceの略。個人スマホの業務利用の意味。 キャズム
  76. 76. 情シスは、イノベーターであれ! 出典:http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0706/01/news142.html
  77. 77. 情シスは、 アーリーアダプターにレコメンドを続けて 共感者(感染者)を増やせ! 出典:http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0706/01/news142.html
  78. 78. キャズムを越えたら、 自然に広まる。
  79. 79. 虎の尾を踏むな
  80. 80. アリの一穴作戦
  81. 81. どこまでもPoC作戦
  82. 82. 愛嬌で乗り切る!
  83. 83. 外のモノサシを持つためにコミュニティに参加しよう!
  84. 84. “Software is Eating the World.” - Marc Andreessen (2011年)
  85. 85. オープンソースにおける憲法的原理 (1997年デビアン社会契約) ●自由(FREE) ●差別しない (人や集団、企業や国) ●全てを公開 (議論や反対意見含めて)
  86. 86. 動機は 「何か面白いことをやる 集団への帰属感だ」 リーナス・トーバルズ(LINUXの父) に学ぶコミュニティ運営の極意 画像出典:https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4703850 参考文献:「オープンソースの成功」 S・ウェーバー著(毎日コミュニケーションズ)
  87. 87. ● 決定を下す際には徹底的に説明と文書化。 ● 間違いを素直に認めた。 ● 議論を公開。 リーナス・トーバルズ(LINUXの父) に学ぶコミュニティ運営の極意 画像出典:https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4703850 参考文献:「オープンソースの成功」 S・ウェーバー著(毎日コミュニケーションズ)
  88. 88. TED デレク・シヴァーズ 「社会運動の起こし方」
  89. 89. 「フォロワーを対等に扱う大切さを覚え ておいてください。」 「肝心なのは自分ではなく運動だという ことです。」 出典:TED「社会運動の起こし方」 リーダーの心得
  90. 90. テクノロジーは民主化のための 力であり、情報を通して人々を 力づけるためのものだ。 Technology is a democratizing force, empowering people through information. Sunder Pichai, Google CEO “ ”
  91. 91. 100 (ここから先はおまけ) 個人的に私(CIO)が働く会社を選ぶ基準 • 売り上げ規模2000億円以下 • 事業が一つ • 情シスが子会社化されていない • CIOポジションがあり、Report to 社長 • 創業経営者が社長、もしくは、創業者のファミリービジネス
  92. 92. 101 (ここだけの話) 日本の製造業のDXが進まない理由 • CTOがソフトウェアを理解していない • 機械(メカ)>電気(エレキ)>………(中略) ……>ソフト • 小さなメモリーの中に閉じこもったソフトエンジニア • 動かない縦軸(事業部門) • 出島でウェイウェイやってるデジタルラボの孤立

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