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X年後、web時代の出版
日本の電子出版と出版界のこれからを展望する
JEPA30周年記念講演
2016年9月14日
(株)出版デジタル機構 代表取締役社長 新名 新
「電子書籍」とは何か?
電子書籍は紙書籍のデキの悪いコピーだと自覚しよう
串刺し検索はおろか、全文検索すら不十分
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川上量生著『鈴木さんにもわかるネットの未来』岩波新書
「電子書籍」とは何か?
電子書籍は紙書籍のデキの悪いコピーだと自覚しよう
串刺し検索はおろか、全文検索すら不十分
電子書店の垂直統合エコシステムに縛られている
そもそも電子書籍の長さはどのようにして決まっている?
なぜそうなってしまっ...
電子書籍の未来とは?
従来の「電子書籍」や紙書籍の枠組みに囚われないデジ
タル出版コンテンツとは?
電子vs.紙……出版コンテンツのインターフェイスをめぐる闘い
将来は電子書籍のラインアップのほうが充実
電子書籍の読書体験の共有 ⇒ S...
アメリカの電子出版で起きている重大変化
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投稿サイト出身作品が文芸書ランキングに
MPDの2016年5月
文芸書ランキング、
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がweb小説
MPD
(日販とCCCが出資した、
TSUTAYAなどに書籍、CD、
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「電子雑誌」の運命は?
電子雑誌は電子書籍以上にデキの悪いコピー
• 単なる紙雑誌の画像コピーに未来はない
• 読み放題(subscription)モデルの隆盛が紙の雑誌の終焉
電子だけではなく紙も含めて「雑誌」の概念が変わる!?
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EPUB3.1をめぐる議論から見えてきた未来
次のEPUBはよりweb寄りになる!?
• 日本語表記の機能、縦書き、ルビは……
IDPFがW3Cに統合される!?
• W3Cの正会員会費は売上1千億円以上で77,000$、50億円以上で68,...
出版社の未来への挑戦
主力である紙の出版を見直す
• 紙書籍の制作を改革する ⇒ 出版デジタル機構のソリューションPicassol
• 紙書籍の販促を改革する ⇒ 出版デジタル機構のソリューションNetGalley
• デジタルテクノロジー、...
最後に、我々を取り巻くこれからの時代……
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X年後、web時代の出版 出版デジタル機構 【映像あり】

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20160914 jepa30周年 新名氏
講演映像 https://www.youtube.com/watch?v=w3MurKy0vsY

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X年後、web時代の出版 出版デジタル機構 【映像あり】

  1. 1. X年後、web時代の出版 日本の電子出版と出版界のこれからを展望する JEPA30周年記念講演 2016年9月14日 (株)出版デジタル機構 代表取締役社長 新名 新
  2. 2. 「電子書籍」とは何か? 電子書籍は紙書籍のデキの悪いコピーだと自覚しよう 串刺し検索はおろか、全文検索すら不十分 2
  3. 3. 3 儲 儲 儲 儲 儲 儲 川上量生著『鈴木さんにもわかるネットの未来』岩波新書
  4. 4. 「電子書籍」とは何か? 電子書籍は紙書籍のデキの悪いコピーだと自覚しよう 串刺し検索はおろか、全文検索すら不十分 電子書店の垂直統合エコシステムに縛られている そもそも電子書籍の長さはどのようにして決まっている? なぜそうなってしまったのか amazonがあまりにも素晴らしい流通革命を成し遂げたから 出版社が電子書籍を単なる紙書籍の補完と考えているから • 出版社は新刊より既刊の電子化に積極的 • 出版社は電子書籍によって紙書籍が売れなくなることを恐れている • 出版社は電子書籍と紙書籍をまったく別の出版物として扱っている 4
  5. 5. 電子書籍の未来とは? 従来の「電子書籍」や紙書籍の枠組みに囚われないデジ タル出版コンテンツとは? 電子vs.紙……出版コンテンツのインターフェイスをめぐる闘い 将来は電子書籍のラインアップのほうが充実 電子書籍の読書体験の共有 ⇒ SNS化、ハイパーリンク 電子書店が求めるデジタル出版コンテンツとは 電子書店発のオリジナルコンテンツが拡大 投稿サイト系出版コンテンツが紙出版に浸出 5
  6. 6. アメリカの電子出版で起きている重大変化 6 2 0 1 4 / 2 2 0 1 4 / 10 2 0 1 4 / 5 2 0 1 4 / 7 2 0 1 5 / 1 2 0 1 5 / 5 2 0 1 5 / 9 2 0 1 6 / 1 2 0 1 6 / 5 2 0 1 4 / 2 2 0 1 4 / 10 2 0 1 4 / 5 2 0 1 4 / 7 2 0 1 5 / 1 2 0 1 5 / 5 2 0 1 5 / 9 2 0 1 6 / 1 2 0 1 6 / 5 独立系作家 中小出版社 Amazon出版 Big5出版社 1人作家出版社 独立系作家 中小出版社 Amazon出版 Big5出版社 1人作家出版社 アメリカ電子書籍部数シェア(2014/2~2016/5) アメリカ電子書籍売上シェア(2014/2~2016/5) May 2016 Author Earnings Report
  7. 7. 投稿サイト出身作品が文芸書ランキングに MPDの2016年5月 文芸書ランキング、 ベスト15のうち5点 がweb小説 MPD (日販とCCCが出資した、 TSUTAYAなどに書籍、CD、 DVD、ゲームなどを物流させ る会社) 7
  8. 8. 「電子雑誌」の運命は? 電子雑誌は電子書籍以上にデキの悪いコピー • 単なる紙雑誌の画像コピーに未来はない • 読み放題(subscription)モデルの隆盛が紙の雑誌の終焉 電子だけではなく紙も含めて「雑誌」の概念が変わる!? • 有料メルマガの延長にあるデジタル「雑誌」の可能性 月額800円で会員数1万5千人の有料メルマガ • 電子・紙を含んでweb上で統合メディアへと進化する「雑誌」 8
  9. 9. EPUB3.1をめぐる議論から見えてきた未来 次のEPUBはよりweb寄りになる!? • 日本語表記の機能、縦書き、ルビは…… IDPFがW3Cに統合される!? • W3Cの正会員会費は売上1千億円以上で77,000$、50億円以上で68,500$ 海外出版社の思惑 • CMS(Content Management System)の構築によって新しいビジネスへ ⇒ 雑誌も発行するデジタル企業 ハースト社の自社開発CMS=MediaOS • EDRLab(European Digital Reading Laboratory) ⇒ ReadiumとLCP (Licensed Content Protection) ⇒ Browserでの読書……Amzon、Appleなどの垂直統合モデルに対抗? 9
  10. 10. 出版社の未来への挑戦 主力である紙の出版を見直す • 紙書籍の制作を改革する ⇒ 出版デジタル機構のソリューションPicassol • 紙書籍の販促を改革する ⇒ 出版デジタル機構のソリューションNetGalley • デジタルテクノロジー、webを最大限に活用する webの時代に適応できる出版社のノウハウを活かした事業を構築する • 雑誌出版社、そして専門書・教育系出版社にとっては最重要案件 世界標準の規格を受け入れる • EPUB規格などへの積極的関与 • 海外の動向(出版、市場)などの情報収集 これまでとは異なる資本政策の必要性!? 10
  11. 11. 最後に、我々を取り巻くこれからの時代…… 11 ではなくて、 すでに2年も前の状況をお見せしましょう!
  12. 12. web社会の現在 インターネットの普及度合い 12 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 利用者数 人口普及率 82.8% 1 億 18 万 人 万人 % インターネット利用者数および人口普及率の推移 出版科学研究所『出版指標 年報 2016年版(2016年4月25日発行)』より
  13. 13. 最も利用するメディア 13 0 20 40 60 80 100 テレビ ラジオ 新聞・雑誌 web 総務省「ICT基盤・サービスの高度化に伴う利用者意識の変化等に関する調査研究」(平成24年) %
  14. 14. ご清聴、ありがとうございました 14

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