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2014.07.02 EDUPUB技術の日本への適用

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2014.07.02 デジタル教科書の国際標準「EDUPUB」(第3回)
村田 真 氏
日本電子出版協会

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2014.07.02 EDUPUB技術の日本への適用

  1. 1. EDUPUB解剖 JEPA 村田 真 2014/7/2 1EDUPUB報告会3
  2. 2. EDUPUBを構成する領域 • Widget • Annotation(注釈) • Distributable Objects • メタデータ • 固定レイアウト • リフロー • アセスメント 2014/7/2 2EDUPUB報告会3
  3. 3. Widget • HTML5とJavascriptからなる対話部品 – チャート – グラフ • EPUB3では、Javascriptの使用を推奨はしてい なかった。 • EDUPUBでは、教育用コンテンツでは、 Javascriptを使うしかないので、積極的に標準 化している。 2014/7/2 3EDUPUB報告会3
  4. 4. 特徴的な狙い • Widgetを組み込んで、容易に対話的教科書 を作れるようにする • 複数のWidgetをかんたん組み合わせられる ようにする • Widgetの管理のためのメタデータの充実 2014/7/2 4EDUPUB報告会3
  5. 5. 仕様書および検討中の案 • Widgets – 全体像 – http://goo.gl/7RKq2I • EPUB Widget Packaging and Integration – ほとんど完成している – http://goo.gl/GI17rG • EPUB Widget Communication – まだこれから – http://goo.gl/aPlPzJ 2014/7/2 5EDUPUB報告会3
  6. 6. パッケージ化と組み込み • Widgetコンテナ – Widget一つを管理・配布するためだけのEPUB出版物 – エンドユーザに利用されることはない。 • 組み込み先EPUB出版物 – コンテナから抜き出されたWidgetを組み込んだEPUB 出版物 – エンドユーザに利用される。 • Widgetベース文書 – WidgetのルートであるXHTML5文書。一つのコンテナ にただ一つ。 2014/7/2 6EDUPUB報告会3
  7. 7. Widgetコンテナのファイル構造 • /Gallery ディレクトリ: コア資源 • /sharedディレクトリ: 共有部品 • 仕様書のA.1にある例 http://goo.gl/rV4q6v 2014/7/2 7EDUPUB報告会3
  8. 8. Widgetコンテナのメタデータ • パッケージ文書にWidgetの性質を表すメタ データを置く • 仕様書のA.2にある例 http://goo.gl/utYDNE 2014/7/2 8EDUPUB報告会3
  9. 9. 組み込み先EPUB出版物のファイル構 造 • Widgetコンテナから取り込まれたリソースは、 すべて/components/WidgetIncディレクトリに おかれる(WidgetIncは単なる例)。 • 仕様書のA.3にある例 http://goo.gl/BhsSwS 2014/7/2 9EDUPUB報告会3
  10. 10. 組み込み先EPUB出版物のパッケージ 文書 • パッケージ文書中のcollection要素を用いて、 Widgetコンテナから取り込まれたリソースを 明示する。 • 仕様書のA.4にある例 http://goo.gl/GE7a7C 2014/7/2 10EDUPUB報告会3
  11. 11. 通信 • 通信機構 • 状態管理 • イベント処理 • 組み立て • Domain local storage • ドメインごとのローカル記憶 • アクセシビリティ • 表示とレイアウト制御 2014/7/2 11EDUPUB報告会3
  12. 12. 通信機構 • HTML5 Web MessagingのpostMessageを使う • IDPF ePub Widget Framework(オープンソース 実装) https://github.com/IDPF/widgets/tree/master /CommunicationAPI 2014/7/2 12EDUPUB報告会3
  13. 13. Annotations(注釈) • 教科書に生徒・先生が注釈をつける • 虎の巻を、教科書への注釈として出版する • 手書き注釈も可能 • よく聞く話、以前からある話ではある – 日本の固定レイアウトデジタル教科書でも実装さ れている – ソーシャルリーディングはいまの電子書籍リーダ でも実装されている。 2014/7/2 13EDUPUB報告会3
  14. 14. メリットとデメリット ↑特定の電子書籍リーダに依存しない ↑標準化された形式で注釈が保存されるので、 安心して使える ↓W3Cにおける標準化はまだCommunity Specificationであり、正式WGは今年発足する ものと思われる。 2014/7/2 14EDUPUB報告会3
  15. 15. 仕様書 • 仕様書 Open Annotation in EPUB http://www.idpf.org/epub/oa/ • 要求仕様 EPUB annotations - use cases http://goo.gl/dEvSLg • W3CのOpen Annotation Data Model(Community Draft) http://www.openannotation.org/spec/core/2 0130208/ 2014/7/2 15EDUPUB報告会3
  16. 16. 独立した注釈と埋め込まれた注釈 • 独立した注釈 – 本文となるEPUB出版物は別にある • 埋め込まれた注釈 – 本文と同じEPUB出版物に含まれる 2014/7/2 16EDUPUB報告会3
  17. 17. JSON LDによる表現 { "@context": "http://www.idpf.org/epub/oa/1.0/context.json", "@id": "http://example.org/epub/annotations.json", "@type": "epub:AnnotationCollection", "annotations": [ { "@id": "urn:uuid:B81AF8C4-B04A-4D3D-B1D3-23F7C02E56BB", "@type": "oa:Annotation", "motivatedBy": "oa:replying", "hasTarget": "urn:uuid:E7E3799F-3CD5-4F69-87C6-5478B22873D6", "hasBody": { "@type": "dctypes:Text", "format": "application/xhtml+xml", "chars": "<span xmlns='http://www.w3.org/1999/xhtml'>I agree!</span>" } } ] } 2014/7/2 17EDUPUB報告会3
  18. 18. 仕様書にある15の例 • Commentary Annotation on Publication with URI • Commentary Annotation on Publication without Identifying URI • Collection Metadata • Annotation Provenance • Annotation with Ancillary Resources in the Zip • Reading Location Bookmarking • Text Selection Highlighting • Commentary on Text Selection • Specifying a Rendition • Annotating Multiple Targets • Styling of Selection • Styling of Comment • Tagging • Specifying Intended Audience(s) • Replying to an Annotation 2014/7/2 18EDUPUB報告会3
  19. 19. 参考資料(日本語) • 日本よっ!これがOpen Annotationだっ! ! http://code.kzakza.com/2013/08/open- annotation_data_model/ 2014/7/2 19EDUPUB報告会3
  20. 20. EPUB Distributable Objects • 教材の一部を再利用するため – 例: 教科書の図を、問題集にも入れる – 例: 本Aの一章と本Bの二章だけを、あるコースの 教科書とする。 2014/7/2 20EDUPUB報告会3
  21. 21. 仕様書 • 要求仕様 Discrete Entities in Educational Content http://goo.gl/g78hkb • 仕様書 EPUB Distributable Objects http://goo.gl/Z3A3gs 2014/7/2 21EDUPUB報告会3
  22. 22. 技術内容 • 元のEPUB出版物中でのdistributable object の表現 • 組み込み先出版物中でのdistributable object の表現 • メタデータ – Dublin Core – アクセシビリティ 2014/7/2 22EDUPUB報告会3
  23. 23. MathML数式とイメージとからなる distributable object <collection role="distributable-object"> <metadata> <dc:title>Learning Object 1</dc:title> <dc:identifier>urn:uuid:5856b480-e1be-11e3-8b68-0800200c9a66</dc:identifier> <dc:creator>Object Author</dc:creator> <dc:language>en</dc:language> <meta property="schema:typicalAgeRange">9-11</meta> <meta property="schema:accessibilityFeature">mathml</meta> … </metadata> <collection role="manifest"> <link href="images/mathml01.gif" media-type="image/gif"/> <link href="css/epub.css" media-type="text/stylesheet"/> <link href="css/mathml.css" media-type="text/stylesheet"/> </collection> <link href="xhtml/chapter01.xhtml#learningobject01"/> </collection> 2014/7/2 23EDUPUB報告会3
  24. 24. メタデータ • 見つけやすくすることが目的 – 生徒用?先生用? – 学習に要する時間? – 対象年齢? 2014/7/2 24EDUPUB報告会3
  25. 25. Schema.orgの利用 • Schema.orgとは – Google、Yahoo!、Microsoft3社が共同で始めた、 検索結果に詳細情報を反映するためのメタデー タ標準化イニシアティブ • EPUB publication documentでSchema.orgのメ タデータを指定する – 教育用メタデータ – アクセシビリティメタデータ 2014/7/2 25EDUPUB報告会3
  26. 26. 仕様書 • EPUB 3 EDUPUB Profileの9章 http://www.idpf.org/epub/profiles/edu/spec/ #h.nsjfhxwfp3rp • Schema.org Metadata Integration Guide for EPUB 3 http://goo.gl/XP56G8 2014/7/2 26EDUPUB報告会3
  27. 27. 固定レイアウト • 日本から出した提案 Proposal: Fixed Layout in EDUPUB (ACCESS, ATDO, Benesse, EAST, and JEPA) http://goo.gl/5YXyxF • IDPF仕様 – XHTMLベースのアクセシブルな固定レイアウト – アクセシブルでない固定レイアウトにするなら、ア クセシブルなリフローも一緒に格納する(Multiple Renditions) 2014/7/2 27EDUPUB報告会3
  28. 28. リフロー: 構造と意味 • 要するにepub:type属性の値を、教育用に増や している。 • 何の役に立つの? 1. EDUPUB用のCSSスタイルシートを共有するため 2. 編集側の部品化のため 3. EDUPUB用の閲覧システムで、epub:type属性 の値をみて振る舞いを変えるため 2014/7/2 28EDUPUB報告会3
  29. 29. アセスメント(テスト) • 対話的テスト、自動採点、集計、分析など • 基本的なプロトコルさえあればよく、あとはプログラム で書けばいいという考え方 – プログラミングは大変 • プログラムではなくすべてマークアップ言語で書くとい う考え方 – 複雑怪奇な巨大マークアップ言語 • Wilbert Kraanのセミナーで説明します。乞うご期待! 2014/7/2 29EDUPUB報告会3

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