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電子出版関連の
気になるニュースまとめ
2014年
一般社団法人 日本電子出版協会(JEPA) セミナー資料
2014年12月5日
鷹野 凌 (Ryou Takano)
表示 2.1 日本 (CC BY 2.1 JP)
※ 文章部分だけです
h...
本日のお願い
イラスト (C)樫津りんご
(CCの対象外です)
今日は、滅多に見ら
れない珍獣に会えた
と思って下さい。
ウェブ上では、本名、経歴、年齢、性別、容姿など
を一切明かさず活動しています。
まずは自己紹介
● 「鷹野凌」は2011年3月から使っているペンネーム
● フリーライターでブロガー
● ITmedia eBook USER、ダ・ヴィンチ電子ナビ、
INTERNET Watch、マガジン航などに寄稿
● 電子出版、著作権、ソ...
利用しているソーシャルメディア(一部)
Google+
http://gplus.to/ryou.takano
Twitter
https://twitter.com/ryou_takano
Facebook
https://www.faceb...
ブログについて
イラスト: Hatsune Miku
紅い鈴 / Crypton Future Media inc.
http://piapro.jp/content/hnb07bq8t8bl56g3「見て歩く者」
電子出版・ソーシャルメディア...
ブログ「見て歩く者」の
気になるニュースまとめについて
毎週月曜日に、出版業界(電子出
版界隈が中心)のニュースで、鷹
野が気になったトピックスをまと
め、一言コメントを付けて配信して
います。例えば……
これからの旅の友――JTBパブリッシン...
元旦に予想した2014年の動き
予測1: アメリカで電子図書館サービス最大手の OverDrive が日
本へ上陸し、電子図書館界隈に注目が集まる
予測2: タブレットの大型化と高解像度化が更に進む
予測3: 楽天KoboがPC向けビューワを出...
元旦に予想した2014年の動き①
予測1: アメリカで電子図書館サービス最大手の OverDrive が日
本へ上陸し、電子図書館界隈に注目が集まる
● 電子取次のメディアドゥが、11月20日に東京証券取引所マザーズ市場に上場
● メディアドゥ...
予測①に関連する2014年のニュース1
入手困難資料のデジタル版、全国の図書館で閲覧可能に 国会図書館が配信 著作
権法改正で - ITmedia ニュース ※2014年1月10日
従来は「国立国会図書館の端末で閲覧」か「ウェブで無料公開」の2...
予測①に関連する2014年のニュース2
オトバンク、公共図書館でオーディオブックをレンタル可能に - ITmedia eBook
USER ※2014年7月2日
「大日本印刷の電子図書館ソリューション」というのは、図書館流通センターの「TRC-...
予測①に関連する2014年のニュース3
出版6社の学術書を紙版・電子版セットで提供へ - ITmedia eBook USER ※2014
年9月12日
「人文社会系出版社」の電子学術書が「主に大学図書館向けに」提供される、というニュースです。...
予測①に関連する2014年のニュース4
札幌市中央図書館、電子書籍の貸出サービスをスタート - ITmedia eBook USER
※2014年10月30日
図書館流通センターの「TRC-DL」を採用。4月にリニューアルしてビューワを「Bin...
予測①に関連する2014年のニュース5
図書館総合展リポート:障害者差別解消法と公共図書館――電子図書館サービス
への期待とは - ITmedia eBook USER ※2014年11月11日
図書館総合展、興味深いテーマのフォーラムをたくさ...
元旦に予想した2014年の動き②
予測2: タブレットの大型化と高解像度化が更に進む
● Apple が既に12.9インチ解像度3840×2160ピクセルのタブレット「iPad Pro」を開発
中で、2014年中に投入という噂が流れていた
● ...
予測②に関連する2014年のニュース1
Surface Pro 3徹底検証(2):「Surface Pro 3」の画質はどこまで進化したか?――新旧
モデルで液晶テスト(iPad Air、Xperia Z2 Tabletとの比較も) (1/3)...
予測②に関連する2014年のニュース2
Android 5.0は Lollipop (ロリポップ)、GoogleがNexus 6, Nexus 9, Nexus
Player発表 - Engadget Japanese ※2014年10月16日...
元旦に予想した2014年の動き③
予測3: 楽天KoboがPC向けビューワを出すのに次いで、Kindle
for PC、Reader for PCが提供開始され、同時に電子雑誌に力を
入れるようになる
● 楽天KoboはPCビューワを第1四半期...
予測③に関連する2014年のニュース1
楽天Kobo、PCでも電子書籍を閲覧可能に、デスクトップビューアー機能追加 -
INTERNET Watch ※2014年1月24日
昨年「第1四半期に出す」と既に予告されていたこ とではありますが、意外...
予測③に関連する2014年のニュース2
Reader Store、ブラウザビューワの提供開始 - ITmedia eBook USER ※2014年
6月26日
Reader Storeが連続でアップデート。以前に比べれば、格段にサービス拡充さ...
予測③に関連する2014年のニュース3
GALAPAGOS STORE、イオン幕張新都心店で雑誌閲覧サービス提供 - ITmedia
eBook USER ※2014年1月16日
シャープは法人向けソリューションに力を入れてますね。もう1歩進め...
予測③に関連する2014年のニュース4
出版業界初! 電子版が紙よりも1カ月早く読める雑誌「近代漫画」創刊 - ねとらぼ
※2014年4月17日
「ブックパス」だけ先行配信する、ということのようです。これって「出版業界初」?
電子雑誌とタブレッ...
予測③に関連する2014年のニュース5
スタートトゥデイ、電子雑誌書店「マガストア」のヤッパを完全子会社化 - ITmedia
eBook USER ※2014年8月1日
ヤッパのプレスリリースを見たら、直近の業績は2014年6月期売上高2億1...
予測③に関連する2014年のニュース6
「ViVi」など買うと電子版を無料 講談社の4女性誌:朝日新聞デジタル ※2014年10
月29日
「空飛ぶ本棚」が好評だからか、紙の雑誌を買うと電子版が無料で付いてくる、というやり方がだんだんスタンダー...
元旦に予想した2014年の動き④
● 講談社は当時既に、モーニングとアフタヌーンの電子版を配信(しかも紙と同日)して
おり、いよいよ週刊少年マガジンの電子版同時配信が来るだろうと予測
● 集英社の漫画誌電子版は、まだテスト的な動きが多かった(週...
予測④に関連する2014年のニュース1
「週刊少年ジャンプ」をサイマル配信する新アプリ「少年ジャンプ+」公開 -
INTERNET Watch ※2014年9月22日
ついに週刊少年ジャンプ電子版が定期配信!年初の予測では、週刊少年マガジンの方...
予測④に関連する2014年のニュース2
集英社 デジタルマンガ試し読み総合サイト“Manga Broadcast Channel”スタート
※2014年1月3日
ボイジャーのブラウザビューワ「BinB」が採用されています。つまりストリーミング再...
予測④に関連する2014年のニュース3
マンガを実況する時代「Dモーニング」の新バージョンに電子書籍の未来を見た(エキサイト
レビュー) - エキサイトニュース(1/2) ※2014年4月11日
ついに公式で、任意の箇所を切り取ってSNSへ流せ...
予測④に関連する2014年のニュース4
マッグガーデンの『コミックブレイド』がWebへ移行、『月刊コミックガーデン』の創刊も -
ITmedia eBook USER ※2014年8月5日
「休刊」ではなく、Webへ移行。9月1日公開。しかし別...
予測④に関連する2014年のニュース5
時間制で全巻無料・読み放題!! ドリコムが漫画アプリ「ドロップコミック」を今秋リリース -
ねとらぼ ※2014年8月26日
ちょっと変わった読み放題モデルで、無料なのは1日30分だけ。3冊が限界かな?た...
予測④に関連する2014年のニュース6
カヤック、読み放題マンガアプリ「フルコミ」リリース――第1弾は「キャプテン」 - ITmedia
eBook USER ※2014年11月4日
基本無料の読み放題マンガアプリ、儲かると見たのか様々なところ...
元旦に予想した2014年の動き⑤
予測5: セルフパブリッシングの作家やサービスが脚光を浴びる
● 2013年予測に引き続き挙げているトピックスで、鷹野の願望に近いものがある
● 少なくとも、紙書籍で少部数初版のみという本が、デジタル・オンリー...
予測⑤に関連する2014年のニュース1
電子書籍で月100万円超売り上げる主婦も登場! 日本でも見えてきた“稼げる個人
出版”の可能性|デジライフNAVI|ダイヤモンド・オンライン ※2014年1月8日
エブリスタの話題が、経済誌系ニュースにな...
予測⑤に関連する2014年のニュース2
3年以内に一億総クリエイター時代を目指す――E★エブリスタ社長が語るスマホ出
版界の最前線 - ITmedia eBook USER ※2014年3月19日
昨年8月に有料作品の販売をスタートしてから、か...
予測⑤に関連する2014年のニュース3
クラウドソーシングで翻訳:翻訳した電子書籍を販売するプラットフォーム型サービス
「BUYMA Books」がスタート - ITmedia eBook USER ※2014年4月8日
運営会社のエニグモは2...
予測⑤に関連する2014年のニュース4
ASCII.jp:アマゾンで年間利益1000万円の衝撃――鈴木みそさんの場合 (1/3)|ま
つもとあつしの「メディア維新を行く」 ※2014年5月23日
ASCII.jp:作家は1000人の村を育てる術...
予測⑤に関連する2014年のニュース5
【新刊!】アニメ監督一家の物語・記伊孝さんの『アニウッド大通り』が、星海社COMICS
で単行本化決定! | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント ※2014年6月
20日
ニコニ...
予測⑤に関連する2014年のニュース6
YouTube Japan Blog: MANGAPOLO が YouTube 漫画雑誌「MANGAPOLO
ZERO」を創刊。新人マンガ家の発掘と作品の世界向け配信を開始 ※2014年7月18日
どのニ...
予測⑤に関連する2014年のニュース7
ASCII.jp:ベストセラー連発の投稿小説サイトE★エブリスタは4年間で書籍化300作品!
(1/4)|まつもとあつしの「メディア維新を行く」 ※2014年8月29日
まつもとあつしさんによる、エブリス...
予測⑤に関連する2014年のニュース8
『週刊少年ジャンプ』デビューも夢じゃない、「少年ジャンプルーキー」プレオープン -
ITmedia eBook USER ※2014年11月28日
こちらも予告通り、11月にオープン。『少年ジャンプ+』が...
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「2014年予測」
以外のニュース
2014年の悪いニュース1
エルパカBOOKS(電子書籍)サービス終了のお知らせ ※2013年12月26日
12月26日にお知らせが出ていたのですが、ボクを含めほとんどの人が気づいていなかったようです。Googleアラートに引っかかってこなかっ...
2014年の悪いニュース2
ソニー、電子書籍ストアを北米市場から撤退。ReaderユーザはKoboへ移行対応 -
Engadget Japanese ※2014年2月7日
こちらは引き継ぎ先がちゃんと手当されているのが従来のサービス終了との大き...
2014年の悪いニュース3
ヤマダイーブックがサイト閉鎖――購入した電子書籍は無駄に - ITmedia eBook
USER ※2014年5月29日
「買った電子書籍が無駄になる」は「記載不備」 ヤマダイーブックがサービス終了告知
についてお...
2014年の悪いニュース4
ソニー欧州法人、電子書籍端末の新モデルは今後発売しないことを明らかに -
ITmedia eBook USER ※2014年8月6日
ソニーもReaderの後継モデルについて言及、日本では…… - ITmedia e...
2014年の良いニュース1
世界最大のクラウドファンディング Kickstarter の2013年サマリー、総額で約500億
円、1日あたり1.3億円強の資金を集める | 斉藤徹 ※2014年1月31日
「Kickstarter」の2013年実...
2014年の良いニュース2
小学館コミック作品の再ダウンロード期限、GALAPAGOS STOREなどでも撤廃へ -
ITmedia eBook USER ※2014年7月17日
やっと撤廃ですか。いいニュースなんだから各社きっちりお知らせを出...
2014年の良いニュース3
ネット小説・漫画サイトのアルファポリスがマザーズ上場へ - ITmedia ニュース
※2014年9月26日
おめでとうございます!
TSUTAYA.com eBOOKsがサービス終了へ BookLive!への移行措...
2014年の興味深いニュース1
紙の本を買うと無料で電子版も付いてくるサービス、昭文社「まっぷる」で開始 -
INTERNET Watch ※2014年3月13日
やっと現実的な形の「紙を買うと電子版も付いてくる」モデルが出てきた感じがします。...
2014年の興味深いニュース2
首都圏初:楽天Kobo、書店内Koboストアを有隣堂で展開 - ITmedia eBook
USER ※2014年4月18日
「きんどうのzonさんと楽天を訪問してKoboの今後の戦略について聞いてきた」の時点で...
2014年の興味深いニュース3
KADOKAWA、Twitterと協力しタイムライン上で電子書籍を閲覧可能に - ITmedia
eBook USER ※2014年7月2日
Twitter Cardsを使って、タイムライン上でEPUBが閲覧でき...
2014年の興味深いニュース4
米Amazon、定額読み放題「Kindle Unlimited」正式サービスイン - ITmedia eBook
USER ※2014年7月19日
大手出版社がいずれもコンテンツを提供していません。マイナビに「N...
2014年の興味深いニュース5
今年は本&ゲーム&報酬の組み合わせがアツい? 注目したい2つの動き -
ITmedia eBook USER ※2014年9月24日
サイバードの『NAZO(ナゾ)』と『エンドゲーム~ザ・コーリング』について。「...
2014年の興味深いニュース6
反響呼び相乗効果 「リアル書店で電子書籍」3カ月 | 日本海新聞 Net Nihonkai
※2014年9月28日
「BooCa」の続報。鳥取の今井書店の事例です。
● 同店の電子書籍の購入層は50~80代の中高...
2014年の興味深いニュース7
小説執筆支援ソフトを活用して書かれた小説「僕は小説が書けない」が発売 -
INTERNET Watch ※2014年10月28日
これは面白い試み。いずれ、アルゴリズムで自動生成された小説が、人間の書いた作品と見...
2014年の興味深いニュース8
ポット出版、紙書籍に電子書籍を無料で提供する「プラス電書」サービスを開始、まず
最新の2作品から ※2014年11月4日
文教堂「空飛ぶ本棚」や三省堂「デジ本プラス」は書店主導なので特定の書店しか対応していません...
2014年の重要なニュース1
消費税納めない電子書籍ストアに身を削って対抗、eBookJapanは価格据え置き -
INTERNET Watch ※2014年3月20日
記事で、消費税なしで購入可能と名指しされているのが、楽天KoboとKind...
2014年の重要なニュース2
発売前の人気マンガ、海外で海賊版…ネット公開 : IT&メディア : 読売新聞
(YOMIURI ONLINE) ※2014年4月19日
以前「週刊誌発売前にAKBの記事掲載…著作権法違反容疑で44歳男逮捕」という...
ツッコミ入れておきたいニュース1
Google、見開き型電子ペーパー型電子書籍端末のデザインを特許出願中 -
ITmedia eBook USER ※2014年2月10日
それはパナソニックやソニーが通った道ッ!
電子コミック『ReComic』...
ツッコミ入れておきたいニュース2
Adobe DRMをやめて電子透かしへ、欧米出版界で電子書籍の脱DRM化の予兆 -
hon.jp ※2014年9月2日
釣られたクマー!The Digital Readerの元記事には「Update: Alas...
2015年も注視しておきたいニュース
TPP、大枠合意探る 22日から閣僚会合 :日本経済新聞 ※2014年2月22日
著作権保護、戦勝国は10年長く 「戦時加算」米に撤廃要求 TPP交渉:朝日新聞デ
ジタル ※2014年5月17日
TPPによ...
2015年はどんな年になる……?
予測記事は元旦に公開します。
http://www.wildhawkfield.com/
ブログ「見て歩く者」 を
2015年もよろしくお願いします。
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2014年電子出版関連の気になるニュースまとめ

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2014年電子出版関連の気になるニュースまとめ
jepaセミナー資料
by 鷹野凌 2014.12.05

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2014年電子出版関連の気になるニュースまとめ

  1. 1. 電子出版関連の 気になるニュースまとめ 2014年 一般社団法人 日本電子出版協会(JEPA) セミナー資料 2014年12月5日 鷹野 凌 (Ryou Takano) 表示 2.1 日本 (CC BY 2.1 JP) ※ 文章部分だけです http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/
  2. 2. 本日のお願い イラスト (C)樫津りんご (CCの対象外です) 今日は、滅多に見ら れない珍獣に会えた と思って下さい。 ウェブ上では、本名、経歴、年齢、性別、容姿など を一切明かさず活動しています。
  3. 3. まずは自己紹介 ● 「鷹野凌」は2011年3月から使っているペンネーム ● フリーライターでブロガー ● ITmedia eBook USER、ダ・ヴィンチ電子ナビ、 INTERNET Watch、マガジン航などに寄稿 ● 電子出版、著作権、ソーシャルメディアなどの最新 の動きを中心に追いかけている ● 「日本独立作家同盟」の代表
  4. 4. 利用しているソーシャルメディア(一部) Google+ http://gplus.to/ryou.takano Twitter https://twitter.com/ryou_takano Facebook https://www.facebook.com/ryou.takano
  5. 5. ブログについて イラスト: Hatsune Miku 紅い鈴 / Crypton Future Media inc. http://piapro.jp/content/hnb07bq8t8bl56g3「見て歩く者」 電子出版・ソーシャルメディア・著作権などを中心に情報発信しています。 http://www.wildhawkfield.com/ 「日本独立作家同盟」 インディーズ作家のコミュニティ。セルフパブリッシングに関する情報や、参加作家の 作品紹介、「月刊群雛」に関するお知らせなどを配信しています。 http://www.allianceindependentauthors.jp/
  6. 6. ブログ「見て歩く者」の 気になるニュースまとめについて 毎週月曜日に、出版業界(電子出 版界隈が中心)のニュースで、鷹 野が気になったトピックスをまと め、一言コメントを付けて配信して います。例えば…… これからの旅の友――JTBパブリッシングが電子書店「たびのたね」をオープン - ITmedia eBook USER ※2014年10月1日 JTBパブリッシングの英断。「専用のアプリは用意されておらず、ソーシャルDRMを採用したEPUBファイルをダウンロードして読む形」なので、ユーザーは電子書店に縛 られないのです。ソーシャルDRMなので、ファイルに購入者情報が刻印されています。つまり、どこかへ無断でアップロードしたりすると、誰がやったことかすぐに分かる ため、それが違法利用の抑止力になるという形です。
  7. 7. 元旦に予想した2014年の動き 予測1: アメリカで電子図書館サービス最大手の OverDrive が日 本へ上陸し、電子図書館界隈に注目が集まる 予測2: タブレットの大型化と高解像度化が更に進む 予測3: 楽天KoboがPC向けビューワを出すのに次いで、Kindle for PC、Reader for PCが提供開始され、同時に電子雑誌に力を 入れるようになる 予測4: 週刊少年マガジンが紙と電子の同時配信に踏み切り、週 刊少年ジャンプ、週刊少年サンデーも追随し、電子漫画誌界隈が 一気に盛り上がる 予測5: セルフパブリッシングの作家やサービスが脚光を浴びる http://www.wildhawkfield.com/2014/01/predict-2014-of-the-electronic-publishing-industry.html
  8. 8. 元旦に予想した2014年の動き① 予測1: アメリカで電子図書館サービス最大手の OverDrive が日 本へ上陸し、電子図書館界隈に注目が集まる ● 電子取次のメディアドゥが、11月20日に東京証券取引所マザーズ市場に上場 ● メディアドゥは2012年にOverDriveと業務提携しており、日本への展開準備を進め ていた ● KADOKAWA・講談社・紀伊國屋書店の日本電子図書館サービス(JDLS)が、図 書館総合展(2013年)のシンポジウムで「JDLSは2014年の春先くらいに本格稼 働」という話があった ● OverDriveも同じようなタイミングで動くのではないかと予想した ● アメリカでの OverDrive のシェアは9割以上だが、複数のサービスを導入する図書 館が多い ● 日本でもどこか1社だけが独占するようなことはないだろう ● 学術向け出版の活路は電子図書館方面にあると思われる
  9. 9. 予測①に関連する2014年のニュース1 入手困難資料のデジタル版、全国の図書館で閲覧可能に 国会図書館が配信 著作 権法改正で - ITmedia ニュース ※2014年1月10日 従来は「国立国会図書館の端末で閲覧」か「ウェブで無料公開」の2択だったのですが、「国会図書館が承認した公共図書館の端末」でも見られるようになり ます。11月の図書館総合展で国立国会図書館の方がアピールしていましたが、93館から利用申請があったのですね。電子図書館サービスよりは、前向きに 受け止められているということかな? 進まぬ「電子図書館」の“なぜ”……過疎の地方に導入も、読める本少なく (1/3) - ITmedia ニュース ※2014年3月10日 「電子図書館」周りの問題点が、分かりやすくコンパクトにまとまっています。 東京新聞:出版業界と連携広がる 減る読書人口 敵対より協力を:変わる知の拠点: 特集・連載(TOKYO Web) ※2014年4月2日 「街の本屋と図書館の連携を考える」シンポジウムや、千代田図書館が出版社の担当者を招いて実施した情報交換会のレポート。いい動き。いがみ合ってい ても摩耗するだけなので、手を携えていけばいいと思うのです。 メディアドゥ、米OverDriveと戦略的業務提携――電子書籍を「買う」「借りる」推進 - ITmedia eBook USER ※2014年5月13日 ついに。「米電子図書館サービス最大手のOverDriveがメディアドゥとの資本提携で今夏日本進出へ」にまとめてあります。相互提携だから、日本のコンテン ツも海外へ配信されるというのがポイント。
  10. 10. 予測①に関連する2014年のニュース2 オトバンク、公共図書館でオーディオブックをレンタル可能に - ITmedia eBook USER ※2014年7月2日 「大日本印刷の電子図書館ソリューション」というのは、図書館流通センターの「TRC-DL」です。つい先日、広島県の府中市立図書館にも導入されました。 OverDriveもオーディオブックは扱っているので、関係者にとっては既定路線だったのかな? 国際電子出版EXPOリポート:今見ておきたい電子出版ソリューション――気になる ブースに行ってみた - ITmedia eBook USER ※2014年7月2日 メディアドゥ(電子図書館「OverDrive」、絵本ストアアプリ「Toyboo!」)、スターティアラボ(電子書籍作成ツール「Actibook」、AR制作ツール「COCOAR」)、ボ イジャー(電子出版ツール「Romancer」)について。 世界ナンバーワン電子図書館システム「OverDrive」の実力 -INTERNET Watch ※2014年7月8日 自分の記事ですがピックアップ。この後に「大手出版6社の半分が図書館による貸出に同意していない」という記事が出てきたので慌てましたが、昨年春には 大手出版6社(ランダムハウスとペンギンの合併で5社)全てとの提携が完了していたようです。ホッ。 神戸新聞NEXT|三田|電子書籍の利用好調、1カ月で800人超え 三田市立図書 館 ※2014年9月11日 三田市立図書館は、図書館流通センターの「TRC-DL」です。8月の貸出数は1555冊だったそうで。インターネット上だけで初期の手続きが完了できるという のはいいですね。
  11. 11. 予測①に関連する2014年のニュース3 出版6社の学術書を紙版・電子版セットで提供へ - ITmedia eBook USER ※2014 年9月12日 「人文社会系出版社」の電子学術書が「主に大学図書館向けに」提供される、というニュースです。人文社会系出版社が、今後の新刊は積極的に電子版も出 すという点がポイントでしょう。大学図書予算の約6割が欧米系電子ジャーナルに食われている現状があり、電子にも積極的に取り組まざるを得ない事情が あるようです。 【新文化】 - 日本電子図書館サービス、実証実験を開始 ※2014年10月14日 日本電子図書館サービス(JDLS)が久々にニュースへ登場。図書館総合展の出展概要には、来年4月の本格稼働を目指しているとあります。国内で先行し ている「TRC-DL」や「Booklooper」、そしてメディアドゥとの業務提携で日本へ上陸する「OverDrive」と、どう差別化していくのか。 カーリルが図書館・電子書籍サービスとの連携を開始しました | カーリルのブログ ※2014年10月26日 図書館蔵書検索サイト「カーリル」が、電子図書館にも対応。出版社別の比率(のべ書誌数)グラフがなかなか凄まじい。というか、楽天Koboが10万点を超 えた時のグラフとよく似た状況になっているような。伝統的出版社では、なんと平凡社が1位という。他社も、もっとやる気出してください。
  12. 12. 予測①に関連する2014年のニュース4 札幌市中央図書館、電子書籍の貸出サービスをスタート - ITmedia eBook USER ※2014年10月30日 図書館流通センターの「TRC-DL」を採用。4月にリニューアルしてビューワを「BinB」に変えてから、着実に利用館が増えています。札幌市中央図書館は ずっと実証実験をやっていて、地元の出版社も一般社団法人北海道デジタル出版推進協会を設立するなど、うまく周囲を巻き込めているところが素晴らしい (昨年8月の「電流協フォーラムリポート」を参照)。 メディアドゥ、OverDrive電子図書館システムの実証実験を慶應義塾大学メディアセ ンターと開始 - ITmedia eBook USER ※2014年11月5日 ついにOverDrive日本展開開始です。図書館総合展でデモを見てきましたが、「購入(By it now)」ボタンは当初非対応みたい。さて、国内の出版社がどれだ け参画するか。 図書館総合展リポート:OverDriveの電子図書館サービス導入第1号が示した「7つ の教訓」 - ITmedia eBook USER ※2014年11月6日 10月29日のJEPAセミナーと、11月5日の図書館総合展でのフォーラムの、合わせ技記事。とりあえず国内展開は、期間限定で初期費用無料みたいです が、どれだけの図書館が導入するか。電流協が実施した公共図書館向けアンケートでは、72%が導入する予定なしという結果ですが……。
  13. 13. 予測①に関連する2014年のニュース5 図書館総合展リポート:障害者差別解消法と公共図書館――電子図書館サービス への期待とは - ITmedia eBook USER ※2014年11月11日 図書館総合展、興味深いテーマのフォーラムをたくさんやってたけど、まったく時間がなくて1つしか聴講できなかったのが残念。こういうレポートは助かりま す。 図書館向け電子書籍貸出サービス普及への課題 « マガジン航[kɔː] ※2014年11月 13日 自分の記事ですが。ポット出版「プラス電書」と、『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2014』と、図書館総合展に出展していた電子書籍貸出サー ビス事業者などの、ブース写真。1時間ちょっとしか会場に居なかったのに、よく頑張った、自分。 北海道)図書館の電子本、オリジナルがずらり 札幌:朝日新聞デジタル ※2014年11 月15日 札幌市電子図書館が、朝日新聞でがっつり記事になっています。かなり好評のようです。 ● OverDrive が日本へ上陸 ● 電子図書館界隈に注目が集まる
  14. 14. 元旦に予想した2014年の動き② 予測2: タブレットの大型化と高解像度化が更に進む ● Apple が既に12.9インチ解像度3840×2160ピクセルのタブレット「iPad Pro」を開発 中で、2014年中に投入という噂が流れていた ● 10インチ級は文庫本を開いたサイズと同程度なので、少し大きさが足らない印象。た だし、単に画面が大きいだけではダメで、解像度も高くなければならない ● 2013年10月22日に発表された「iPad mini Retina」は、7.9インチで解像度 2048×1536(326ppi)まで進化していたので、12.9インチで解像度3840×2160ピクセ ル(339ppi)なら、充分あり得る話だと予想した ● 個人的にタブレットの大型化は必然だと思っていた。なぜなら、ノートパソコンのバリ エーションは11インチと14インチが多いから。 ● 片手で持てる7インチ級、持ち運びに便利な10インチ級、大画面で楽しめる14インチ 級というバリエーションに落ち着くと予想 ● 「14インチで4Kディスプレイ」というモデルが次々に投入されるだろう ● Google から Nexus 13、Amazonから Kindle Fire HDX13 ?
  15. 15. 予測②に関連する2014年のニュース1 Surface Pro 3徹底検証(2):「Surface Pro 3」の画質はどこまで進化したか?――新旧 モデルで液晶テスト(iPad Air、Xperia Z2 Tabletとの比較も) (1/3) - ITmedia PC USER ※2014年08月21日 未ピックアップ。12型Windowsタブレット。 米アップル、12.9型「iPad」計画か 米メディア報道 :日本経済新聞 ※2014年8月27日 大型iPadの噂が再浮上。何度も噂は出ていて、ボクも年初に「タブレットの大型化と高解像度化が更に進む」という予測をしています。13インチで解像度3840×2160ピ クセル(339ppi)なら充分あり得そうな話だと思うのですが、果たして。本田雅一さんの考察記事も参考になります。 iPhone 6 / iPhone 6 Plus / iPhone 5s 詳細スペック比較。変更点まとめ - Engadget Japanese ※2014年9月10日 夜中にAppleの公式配信映像を観てました。たくさん記事が出てますが、スペック比較をピックアップしておきます。観測範囲では5.5インチの iPhone 6 Plus の方が人 気。7インチクラスのタブレット(iPad miniも含め)市場を食っちゃうんじゃないかな?噂になっていた12.9インチのiPadは、発表なし。残念。ディスプレイが大型化したこ とで、電子書籍が読みやすくなり、また、iOS 8からは iBooks が標準アプリ化されるので、電子書店の勢力図が少し動くかもしれません。Appleさんお願いだから、もう 少しiBooks Storeに力入れて下さい。「Apple Pay」はユーザーの決済手数料がゼロらしく、アメリカではかなり影響大きそうです。PayPalやSquareが食われちゃう。も しかしたら「Apple Payによって、リアル書店で電子書籍購入」みたいな動きが出てくるかも?Amazonにはできないことですし。
  16. 16. 予測②に関連する2014年のニュース2 Android 5.0は Lollipop (ロリポップ)、GoogleがNexus 6, Nexus 9, Nexus Player発表 - Engadget Japanese ※2014年10月16日 速報:iPad Air 2 発表、世界最薄6.1mmタブレット。新型プロセッサA8X搭載、 Touch ID対応 - Engadget Japanese ※2014年10月17日 GoogleとAppleから新型端末が相次いで登場。いろいろ噂はありましたが、Android 5.0の愛称は結局「Lollipop」に。Nexus 9はアスペクト比が4:3というと ころが、従来のAndroidタブレットと異なる点。コミック読むのに良いかも。iPadは事前リーク通り、12.9型 の情報は出ませんでした……。 12.2インチの大きなiPad Air詳細情報。登場は来年4月~6月? : ギズモード・ジャ パン ※2014年11月30日 ● タブレットの大型化と高解像度化が更に進む
  17. 17. 元旦に予想した2014年の動き③ 予測3: 楽天KoboがPC向けビューワを出すのに次いで、Kindle for PC、Reader for PCが提供開始され、同時に電子雑誌に力を 入れるようになる ● 楽天KoboはPCビューワを第1四半期中に出すと宣言していた ● KindleストアやReader Storeなど他社も必ず追随するだろう ● 電子漫画誌や電子雑誌の盛り上がりと表裏一体の動きになると想像 ● 当時、Kindleストアや楽天Koboには、電子雑誌があまり配信されていなかった ● 6インチの電子ペーパー端末や7インチクラスのタブレットで雑誌を読むのはかなり辛 いし、10インチクラスでも結構辛い ● 電子雑誌を読むなら、大画面で見られるPCビューワがいい ● 予測2の「大型タブレットの投入も進む」という予測と繋がる ● 定期購読契約やプッシュ型で自動配信といった仕組みが同時に提供される? ● 雑誌の定額読み放題サービスが提供開始される?(当時は「ビューン」だけ)
  18. 18. 予測③に関連する2014年のニュース1 楽天Kobo、PCでも電子書籍を閲覧可能に、デスクトップビューアー機能追加 - INTERNET Watch ※2014年1月24日 昨年「第1四半期に出す」と既に予告されていたこ とではありますが、意外と早かった。Adobe Digital EditionsやAdobe RMSDKのバージョンアップとほぼ 同時です。これで、まだデスクトップ用ビューワを日本向に展開していないKindleやSony Readerも動くかな……? そして、年初の予想どおり、雑誌が盛り 上がるか? シャープ、ブラウザビューワを発表 - ITmedia eBook USER ※2014年1月31日 こちらはHTML5のブラウザビューワ。3月ごろにGALAPAGOS STOREやbook-in-the-box対応書店に 順次提供されるようです。外部にHTML5のブラウ ザビューワを提供している事例としては、すでにボイジャー「BinB(Yahoo!ブックストアなど)」やACCESS「PUBLUS Reader for Browser」などがあるの で、このあたりとの営業勝負になってくるのか。 セルシスの電子書籍ビューワ「BS Reader for Browser」がソフトバンクの「スマート ブックストア」に採用 - ITmedia eBook USER ※2014年4月11日 ブラウザビューワはボイジャー(BinB)、アクセス(PUBLUS)、セルシス、シャープの四つ巴戦争になっています。 コミックシーモアに新機能、専用アプリが不要な「ブラウザ読み」がスタート - ITmedia eBook USER ※2014年6月17日 ボイジャーの「BinB」を使ってますね。気がついたら、いろんなところに導入されています。2年前からYahoo!ブックストアで運用してますから、その実績が大 きくアピールできているのかな。
  19. 19. 予測③に関連する2014年のニュース2 Reader Store、ブラウザビューワの提供開始 - ITmedia eBook USER ※2014年 6月26日 Reader Storeが連続でアップデート。以前に比べれば、格段にサービス拡充されています。もうちょっと早く動いていれば……と思わなくもないですが、海外 から 撤退してリソースを国内に集中させたから、今後はもっと改善が早く進むかも。 GALAPAGOS STOREもブラウザビューワを用意――試し読みから順次拡大 - ITmedia eBook USER ※2014年6月30日 「3月から順次提供」 予定だったブラウザビューワが、ようやく提供開始……と思ったら、現時点ではまだGALAPAGOS STOREの特集コーナーでしか観ら れず、本格導入開始は恐らく9月頃から(電子出版EXPOで聞きました)とのこと。 ブラウザで本が読める「Kindle Cloud Reader」が利用可能に - ITmedia eBook USER ※2014年9月19日 日本語のリフロー書籍には非対応というのが痛い(恐らく縦書き表示がうまくいかないため)ですが、他の電子書店でもブラウザビューワはマンガ・雑誌だけ 対応というところが多く、致し方ないのかな、という感じ。電子マンガ・電子雑誌に追い風なのは間違いないと思います。 ● Kindle for PC、Reader for PCが提供開始
  20. 20. 予測③に関連する2014年のニュース3 GALAPAGOS STORE、イオン幕張新都心店で雑誌閲覧サービス提供 - ITmedia eBook USER ※2014年1月16日 シャープは法人向けソリューションに力を入れてますね。もう1歩進めて、美容院とか病院とか喫茶店辺りに置いて、閲覧だけでなく購入もできるようにできな いかな? スマートフォンをかざすだけで買えるような簡便さがあるといいのだけど。 ドコモ、電子雑誌「NOTTVブックス」を発表--週刊ダイヤモンドなど8雑誌 - CNET Japan ※2014年2月13日 「電子雑誌の放送」という新しい形。ちょっと気になるのが「各雑誌は定期的に自動で端末に一時保存され」という記述。一時保存ということは……? 『Motor Magazine』がNewsstandに登場 3月から配信開始 - ITmedia eBook USER ※2014年3月12日 「Newsstand」はiOSにプリインストールされているので、ダウンロードする必要がある「iBooks」より利用率が高いと思うのですが、なにせ実態が掴めない。 利用者数、雑誌点数、売上などなど、もう少し情報を表に出して欲しいなあ……。 やめたい時にやめられる:Reader Store、「新刊自動購入」など雑誌を楽しむサービ ス提供 - ITmedia eBook USER ※2014年3月25日 新刊雑誌のプッシュ配信サービス。GALAPAGOS STOREのMAGonみたいに、有料メルマガ系と組むと面白いと思うのですが。ほぼ同時に、新刊通知 メール機能なども追加されています。
  21. 21. 予測③に関連する2014年のニュース4 出版業界初! 電子版が紙よりも1カ月早く読める雑誌「近代漫画」創刊 - ねとらぼ ※2014年4月17日 「ブックパス」だけ先行配信する、ということのようです。これって「出版業界初」? 電子雑誌とタブレットがセットになったレンタルサービス「YAMADA AirMagazine」 がスタート - ITmedia eBook USER ※2014年5月7日 これは個人向けより、美容室や食堂など、来客向けに雑誌を定期購読している商店向け需要が結構大きいかも。シャープの法人向け定期購読サービスとぶ つかるかな? ドコモ、電子雑誌の定額読み放題サービス「dマガジン」を6月スタート - ITmedia eBook USER ※2014年5月14日 電子雑誌読み放題サービスに通信大手参入。月額400円。しかもマルチプラットフォームというのが良い。ラインナップが結構充実しているので、普及しそう な予感。先行していたビューンが、対抗措置として30日間無料キャンペーンをやっています。 NTTソルマーレ、店舗・施設向けのコミック読み放題サービス「シーモア BOOKSPOT」 - ITmedia eBook USER ※2014年7月30日 事業者向け(つまりBtoBtoC)サービスということで、シャープのエブリーバ(雑誌閲覧サービスがイオンなどへ提供されている)と競合になるのかな。Wi-Fiス ポットを使った読み放題サービスは、他にも「TEZUKA SPOT」などいろいろ出ています。
  22. 22. 予測③に関連する2014年のニュース5 スタートトゥデイ、電子雑誌書店「マガストア」のヤッパを完全子会社化 - ITmedia eBook USER ※2014年8月1日 ヤッパのプレスリリースを見たら、直近の業績は2014年6月期売上高2億1000万円、営業利益700万円、経常利益400万円、当期純利益0円と、赤は出てい ないのに驚き。人数少ないんだろうなー。スタートトゥデイは、ファッション系のECサイト「ZOZOTOWN」の運営企業。今後どういう連携をするのでしょうか。 ファッション誌とのタイアップというのはありそう。 (ZOZOTOWNでファッション雑誌の販売がスタート - ITmedia ニュース ※2014年 11月26日) ピースオブケイクの「note」で『週刊女性』の購読サービスがスタート - ITmedia eBook USER ※2014年9月3日 雑誌社の取り込みは想定外でした。しかし、これで「売れる」となると次から次へ雑誌が参入して、個人アカウントが埋もれてしまう恐れもあるような……? 【新文化】 - 集英社の主要雑誌15誌、1584書店でデジタル版付録に ※2014年9月 16日 苦境の雑誌立て直し施策。雑誌を買うとデジタル版が無料で付いてくる、文教堂「空飛ぶ本棚」の利用可能店舗が一気に拡大しています。三省堂書店の「デ ジ本プラス」も、外部へ提供すればいいのに。ボクは、こういう仕組みをコンビニが提供し始めると、電子雑誌の普及が一気に進むと思っています。書店がコ ンビニと手を結べるかどうかという難題。真似されて新規でシステム構築される前に、システム提供して利用料貰った方がいいと思うのですが。
  23. 23. 予測③に関連する2014年のニュース6 「ViVi」など買うと電子版を無料 講談社の4女性誌:朝日新聞デジタル ※2014年10 月29日 「空飛ぶ本棚」が好評だからか、紙の雑誌を買うと電子版が無料で付いてくる、というやり方がだんだんスタンダードになってきてますね。なりふり構っていら れる状況ではない、ということなのでしょうけど。 「Airbook」来週スタート、TSUTAYAで紙の本を購入→自動的に電子版も無料DL 提供 -INTERNET Watch ※2014年11月27日 6月末に発表された提携が、いよいよ動き出しました。文教堂「空飛ぶ本棚」や、三省堂「デジ本プラス」と似たようなモデルですが、Yahoo! JAPAN IDと BookLive!会員の登録/連携を初回だけやっておけば、後はTカード提示だけで自動的に本棚へ反映されるという簡便さがなかなか強烈。ネット民にTカード は嫌われていますが、恐らく圧倒的大多数の一般ユーザーには歓迎されることでしょう。Tカード繋がりでいくと、次はファミマとの提携かな?リアル店舗との 提携は Amazon が足を踏み入れづらい領域ですから、対抗手段としては効果的だと思います。 ● 電子雑誌に力を入れるようになる
  24. 24. 元旦に予想した2014年の動き④ ● 講談社は当時既に、モーニングとアフタヌーンの電子版を配信(しかも紙と同日)して おり、いよいよ週刊少年マガジンの電子版同時配信が来るだろうと予測 ● 集英社の漫画誌電子版は、まだテスト的な動きが多かった(週刊少年ジャンプ45周 年記念号が単発、増刊号的なジャンプLIVEが2号目の配信を始めたばかり) ● ただ、講談社が成功しているのを見て、タイミングを見計らって追随するだろうと予想 (小学館も同様) ● ただ、この辺りの動きが本格化するのは、著作権法改正で出版権の対象を電子書籍 にも拡大する「総合出版権」ができてからかもと予想 ● マンガ誌ビッグネームが電子化しても、販売プラットフォーム側の決済機能が子ども にも使いやすい形になっていることが重要だと提言 予測4: 週刊少年マガジンが紙と電子の同時配信に踏み切り、週 刊少年ジャンプ、週刊少年サンデーも追随し、電子漫画誌界隈が 一気に盛り上がる
  25. 25. 予測④に関連する2014年のニュース1 「週刊少年ジャンプ」をサイマル配信する新アプリ「少年ジャンプ+」公開 - INTERNET Watch ※2014年9月22日 ついに週刊少年ジャンプ電子版が定期配信!年初の予測では、週刊少年マガジンの方が先だと踏んでいたのですが。それに、電子書店を使わずネイティ ブアプリだけで配信するというのは予想外でした。記念号でテストした結果、その方がいいという判断に至ったのでしょう。ちなみに「ジャンプLIVE」は「少年 ジャンプ+」に吸収されました。また、同時に漫画投稿サービスの「少年ジャンプルーキー」を開始するというのは衝撃。これ、Kindleストア日本上陸時に KDPが同時に始まったのと同じくらいインパクトあるかも。 まつもとあつしの電子書籍行ってみた聞いてみた!【第18回】「ジャンプ」がついに本 格電子化!「週刊少年ジャンプ+」の狙いとは? | ダ・ヴィンチニュース ※2014年10 月29日 これまではサイマルで毎号電子化発行する体制が整っていなかった(時々出していたのは、その実験だった)とのこと。なるほど。 ● 週刊少年マガジンが紙と電子の同 時配信に踏み切る
  26. 26. 予測④に関連する2014年のニュース2 集英社 デジタルマンガ試し読み総合サイト“Manga Broadcast Channel”スタート ※2014年1月3日 ボイジャーのブラウザビューワ「BinB」が採用されています。つまりストリーミング再生型。出版社自らがこういうチャンネルを運営するというのはいいですね。 スマホでの電子書籍利用者が2000万人超え、マンガアプリも台頭 -INTERNET Watch ※2014年2月27日 この調査によるとスマホでの利用率で15%超えてますね。ニールセンの調査が、どれだけ信用できるか……ちなみに「マンガアプリ」という分類基準もニール センが決めているのですが、LINEマンガが入ってなかったりするのでよく分からない。 KADOKAWA漫画200作品、無料読み放題「ComicWalker」スタート 名作フルカ ラー化、海外向けに多言語化 - ITmedia ニュース ※2014年3月3日 紙の漫画雑誌の落ち込みを、無料のウェブコミックで補う動き。それ自体は他社もやっていることですが、海外向けにも翻訳して提供されるというところがい いですね。公式で便利なサービスがあれば、不便な海賊版は駆逐されるというわけです。 「ヤバいぐらいの手応え」 300万DLの無料漫画アプリ「マンガボックス」樹林伸編集 長に聞く、ビジネスの展望と「夢」 (1/4) - ITmedia ニュース ※2014年3月17日 樹林伸編集長へのインタビュー。いろんな会社からWeb漫画の編集長依頼が来てたのを全部断っていたけど、DeNAからの依頼は受けたのは「資本力があ るから」という話が面白い。
  27. 27. 予測④に関連する2014年のニュース3 マンガを実況する時代「Dモーニング」の新バージョンに電子書籍の未来を見た(エキサイト レビュー) - エキサイトニュース(1/2) ※2014年4月11日 ついに公式で、任意の箇所を切り取ってSNSへ流せる機能が追加されました。「マンガボックス」のセミナー記事にもあるように、Webマンガやマンガアプリを「認知メ ディア」として捉えるなら、とにかく人の目に触れる機会を増やしたほうがいいのです。勝手にキャプチャされて勝手に流されるより、公式で用意したほうがコントロール できるわけで。上のウィジェットみたいに、ハッシュタグによるチェックも可能です。これはモーニングの「単行本販売」に好影響を与えると思います。 DeNA「マンガボックス」、連載作品が初単行本化 - ITmedia ニュース ※2014年5月9日 3月26日のJEPAセミナーで、マンガボックスは認知メディアであり、単行本の販売で売上をあげていくモデルだと明言されていましたが、動きが早い!さすがだなあ ……結構あちこちで、平積みされてるみたいです。 LINE マンガが700万ダウンロード突破――開始から15カ月 - ITmedia eBook USER ※2014年7月23日 「comico」が先月末に300万ダウンロード、「マンガボックス」が今月中旬に500万ダウンロードですが、LINEマンガは700万ダウンロードです。comicoやマンガボックス は無料でマンガが読めるアプリなのに対し、LINEマンガは基本的にコンテンツを買わなければ読めないアプリ。前者は紙の単行本販売で間接的にリクープしようと考え ているのに対し、後者は直接販売でリクープできるところが大きく異なります。
  28. 28. 予測④に関連する2014年のニュース4 マッグガーデンの『コミックブレイド』がWebへ移行、『月刊コミックガーデン』の創刊も - ITmedia eBook USER ※2014年8月5日 「休刊」ではなく、Webへ移行。9月1日公開。しかし別途、月刊誌を創刊するというのが、何か不思議な感じ。 NHN PlayArtの「comico」が累計400万ダウンロードを突破 - ITmedia eBook USER ※2014年8月8日 6月30日に300万ダウンロード突破したばかりですが、1ヶ月ちょっとで100万ダウンロード増えてます。凄いなあ。 『進撃の巨人』も『東京喰種』も:人気のマンガを毎日更新、「LINE マンガ連載」がスタート - ITmedia eBook USER ※2014年8月13日 「マンガボックス」や「comico」が進めてきた、『無料で連載漫画が読めるアプリ』の領域に、LINEマンガが参入です。「マンガボックス」や「comico」は無料アプリで認知 獲得し紙の単行本でリクープするモデルですが、LINEマンガは既に電子版の単巻販売モデルを持っているところが大きな違い。無料連載から単巻販売へシームレス に繋げられるところが強いだろうな、と想像します(まだ使ってない)。
  29. 29. 予測④に関連する2014年のニュース5 時間制で全巻無料・読み放題!! ドリコムが漫画アプリ「ドロップコミック」を今秋リリース - ねとらぼ ※2014年8月26日 ちょっと変わった読み放題モデルで、無料なのは1日30分だけ。3冊が限界かな?たぶん有料会員になると、時間制限が外れる形でしょう。今秋リリース予定です。 “オモシロそう”が原動力――裏サンデーが始める3つの取り組み - ITmedia eBook USER ※2014年9月8日 「コミックとコミック誌市場+電子コミック市場は?── デジタルコンテンツ白書2014を読み解く」でも触れましたが、炎上商法だと批判をされつつも、月間120万 UU・2700万PVまで到達しているとのこと。ネイティブアプリの開発もしているそうで。小学館、お金あるなあ。 LINE、マンガ海外配信 講談社・小学館と年内に :日本経済新聞 ※2014年10月8日 まずは欧米の英語圏と台湾で配信を始めるそうです。便利な正規版は海賊版を駆逐しますから、頑張って欲しいところ。 ソフトバンクが無料漫画アプリに参入 Jコミとタッグ「ハートコミックス」 “ソシャゲ風”ビジネ スモデルで (1/2) - ITmedia ニュース ※2014年10月27日 7月の『Jコミ』改め『絶版マンガ図書館』の記者会見で公表されていたSBイノベンチャーとの提携によるもの。この提携の狙いは赤松健さん曰く「絶版マンガ図書館が 不得意とする、漫画のライト読者層がターゲット!」とのことです。まず「認知」してもらうことが大切ですもんね。
  30. 30. 予測④に関連する2014年のニュース6 カヤック、読み放題マンガアプリ「フルコミ」リリース――第1弾は「キャプテン」 - ITmedia eBook USER ※2014年11月4日 基本無料の読み放題マンガアプリ、儲かると見たのか様々なところが参入していますね。だいたいどこも、1日に読める時間か、ページ数が制限されている形です。 「NARUTO-ナルト-」アプリスタート マンガ全700話、アニメ全220話を無料配信 | アニ メ!アニメ! ※2014年11月10日 無料配信……なのですが、1日1話づつ。続きが気になる人は、有料で買えばいいわけです。巧みだなあ。しかも完結に合わせてこれですから。リアル書店が立ち読 み防止でシュリンクし、ユーザーを排除しているのとは好対照。集英社、凄いわ。 竹書房の漫画4誌が月額500円で読み放題「まんがライフ GIGA」、無料作品も - ケータイ Watch ※2014年11月17日 竹書房からもマンガアプリが登場。『Dモーニング』と同様、無料作品も楽しめますが、月額500円のプレミアム会員でぜんぶ読み放題になります。コマを切り取って 共有する機能もあったり……なんか共通点が多いなあ、と思ったら。どちらもアプリ開発はエキサイト株式会社でした。 ● 電子漫画誌界隈が一気に盛り上がる
  31. 31. 元旦に予想した2014年の動き⑤ 予測5: セルフパブリッシングの作家やサービスが脚光を浴びる ● 2013年予測に引き続き挙げているトピックスで、鷹野の願望に近いものがある ● 少なくとも、紙書籍で少部数初版のみという本が、デジタル・オンリーへと移行していく のは間違いないだろうと予測 ● デジタルファーストでそこそこ反響があれば紙も出す、という方向性が2014年は加速 していくだろう ● デジタル・オンリーでそこそこ稼げる作家も複数でてくる ● そんな中で、私も一端を担えるようにしたい
  32. 32. 予測⑤に関連する2014年のニュース1 電子書籍で月100万円超売り上げる主婦も登場! 日本でも見えてきた“稼げる個人 出版”の可能性|デジライフNAVI|ダイヤモンド・オンライン ※2014年1月8日 エブリスタの話題が、経済誌系ニュースになっています。印税率が期間限定で80%だった(1月1日から49%)とはいえ、月100万円は凄い。ケータイ小説系を 基盤としているだけあって、人気のジャンルは「サバイバルホラー」「大人の恋愛系」「キャラクターミステリー」だそう。ユーザー層は20代~40代の女性が中 心? まつもとあつしの電子書籍行ってみた聞いてみた!【第11回】2014年、電子書籍はど うなる? | ダ・ヴィンチニュース ※2014年1月31日 まつもとあつしさんによるインプレス北川さん、鈴木みそさん、マンガボックス川崎渉さんへのインタビューなど。鈴木みそさんの2013年電子書籍販売による利 益は、1千万円を超えてるんですって!! イブニングで打ち切りの漫画「BLOOD ALONE」、同人&電子書籍で続きを独自展開 へ! - ねとらぼ ※2014年2月13日 連載を打ち切られても、「自己出版で続ける」という道を選ぶ漫画家が増えてきてますね。「4万部で打ち切り!?」と界隈がざわめいていました。 E★エブリスタの2月販売部数ランキング――作家別の上位10名が5000部を突破 - ITmedia eBook USER ※2014年3月14日 これがどういう数字なのかを、中の人に確認してみました。「販売部数」は全て有料販売の数字で、無料の数は含まれていないそうです。ただし、複数話のシ リーズ累計部数とのこと。最低価格40円で、最大40ページ。1万字~2万字くらいのものが多いそうです。月間で万単位売れる作品が複数出てきているという のが凄いですね。なお、印税率は49%です。
  33. 33. 予測⑤に関連する2014年のニュース2 3年以内に一億総クリエイター時代を目指す――E★エブリスタ社長が語るスマホ出 版界の最前線 - ITmedia eBook USER ※2014年3月19日 昨年8月に有料作品の販売をスタートしてから、かなり順調に推移しているようですね。「攻めている」感じがします。「ケータイ小説・コミック」がうまく「スマホ小 説・コミック」に進化している感じ。Kindleストアなど、他のプラットフォームへの配信はまだやらないのかな……? DeNA、「マンガボックス」にマンガ投稿機能--賞金付きランキングイベントも - CNET Japan ※2014年3月28日 JEPAの「マンガボックス」セミナーで明かされていた、誰でもマンガが投稿できる「インディーズ」が登場。位置づけとしては、Consumer Generated Media (CGM)が中心の「pixiv」や「TINAMI」に対し、公式連載や単行本販売と一緒にCGMも展開している「ニコニコ静画」と「マンガボックス」という感じでしょうか。ス キマ時間の奪い合いがどんどん熾烈になっていますね。 個人クリエイター向けプラットフォーム「note」 テキストや写真、任意の価格で有料販 売も - ITmedia ニュース ※2014年4月7日 観測範囲の問題かもしれませんが、「Gumroad」の登場時や、pixivの「BOOTH」などが出た時より盛り上がってる感があります。ボクはちょっと厳し目のことを 書きましたけど、まだ始まったばかりなのも事実。これからいろいろ発達していくことでしょう。加藤さんが、こんな改修予定があるというのを公表しています。
  34. 34. 予測⑤に関連する2014年のニュース3 クラウドソーシングで翻訳:翻訳した電子書籍を販売するプラットフォーム型サービス 「BUYMA Books」がスタート - ITmedia eBook USER ※2014年4月8日 運営会社のエニグモは2009年に無許可の雑誌スキャンデータ販売サービス「コルシカ」をやろうとし、出版社から抗議を受け中止している会社です。さてど うなるか。 「著作物を登録する」ときに、それが著作権者のものなのかどうかをちゃんとチェックするフローはあるのかな?もしないと、自分の本が知らないう ちに勝手に翻訳されてたなんてことがあり得るかも。 スマホ小説で独自の発展を遂げる『エブリスタ』…池上社長が語る”いま”と”次の一 手” | Social Game Info ※2014年4月11日 ちょっと意外だったのが、ユーザー層について。 “フィーチャーフォンメインだった頃の一般的なケータイ小説サイトですと、10代の女性ユーザーが大多数を占めたものですが、当社ですと10代が28%にとど まり、20代が35%、30代以上が37%と年齢構成が高めになっています。ユーザーの男女比も大きく異なり、男性46%、女性54%で、男性比率が高い点も特 徴といえます。” 年齢層はボリュームゾーンが「ケータイ小説」時代のまま齢を重ねてるという感じだと思うのですが、男女比がこれほど近いとは。びっくりしました。
  35. 35. 予測⑤に関連する2014年のニュース4 ASCII.jp:アマゾンで年間利益1000万円の衝撃――鈴木みそさんの場合 (1/3)|ま つもとあつしの「メディア維新を行く」 ※2014年5月23日 ASCII.jp:作家は1000人の村を育てる術を考えるべき――鈴木みそ氏 (1/3)|まつ もとあつしの「メディア維新を行く」 ※2014年5月24日 まつもとあつしさんによる、鈴木みそさんへのインタビュー。『既存商業メディアの力を使えない無名の新人に「1000人の村」は育てられないのだろうか?』と いう感想記事を書きました。 コミックはエンターテインメント――comicoはマンガをこう変える - ITmedia eBook USER ※2014年6月13日 NHN PlayArt代表取締役社長の稲積憲氏インタビュー。"comicoを「デジタルのトキワ荘」にしたい" という志はいいと思います。スマートフォン向けに縦スク ロールのコマ割り・表現方法で描かれている点も、まあ理解できます。コンテストで大賞なしとしたのは、紙のコマ割りを意識しすぎた作品が多かったというの も、まあいいでしょう。しかし、マネタイズをどうするかという点を尋ねられ、第一声「紙のコミックスでの出版」というのがなかなか辛い。つまり、スマートフォン 向けに縦スクロールのコマ割り・表現方法で描いた作品を、マネタイズするには紙面向けに修正しなきゃいけないわけです。うーん、どうなんだこれ。
  36. 36. 予測⑤に関連する2014年のニュース5 【新刊!】アニメ監督一家の物語・記伊孝さんの『アニウッド大通り』が、星海社COMICS で単行本化決定! | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント ※2014年6月 20日 ニコニコ静画(マンガ)で連載、電子版単行本をKindleダイレクト・パブリッシングで自ら出版していた記伊孝さんの『アニウッド大通り』が、ついに商業化!おめでとう ござざいます!!もともとプロで活躍されている方ですが、『アニウッド大通り』は全てご自分でやられていたのですよね。鈴木みそさんに続く、セルフパブリッシング からの新たな成功事例(ちょっとパターンは違いますが)として、あちこちのメディアが取り上げてくれるんじゃないかな?きっと忙しくなりますよ。 ボイジャーの電子出版サービス「Romancer」正式リリース、作家の電子書籍制作をサ ポート - ITmedia eBook USER ※2014年7月1日 「Romancer」正式版リリース。WordからEPUBを簡単に作れるサービスとしては魅力的。サーバー側で自動的にEpubCheckもやっているそうです。ボクも記者会見 に行ったんですが、8割くらい池澤夏樹さんが喋ってました。これまで電子化を拒んできた理由は、電子版の印税率が出版社通すと15%くらいという現状がどう考えて も納得できなかったためとのこと。なるほど。「友情ではなくビジネスとして魅力的に感じた」という言葉が印象的でした。 KDP対抗サービスの“KWL”、楽天Koboが年内開始に向け、作家らの要望を募集中 - INTERNET Watch ※2014年7月4日 やっと開始……と思ったら「これから始めます」というティザーサイトのみ。まだ印税率なんかも決まっていないそうなので、ガシガシ要望を送ってみてはどうでしょう か。 ※12月18日(木)10時からベータ版スタートという案内がありました。
  37. 37. 予測⑤に関連する2014年のニュース6 YouTube Japan Blog: MANGAPOLO が YouTube 漫画雑誌「MANGAPOLO ZERO」を創刊。新人マンガ家の発掘と作品の世界向け配信を開始 ※2014年7月18日 どのニュースメディアも全く無反応なのはなぜだろう?電通がやってるのに、メディア対策が弱いのかな。「新人マンガ家の発掘と世界向けの配信を目的」という志は 悪くないと思うのですが。 comicoとpixivが連携、pixivからマンガの投稿が可能に - ITmedia eBook USER ※2014年7月29日 興味深い連携。恐らくDeNAの「マンガボックスインディーズ」に対抗した動きだと思いますが、自社でゼロから作るのではなく、既に基盤のあるpixivと連携するというの がうまい。 連載中止を乗り越え――『あいこのまーちゃん』出版プロジェクトが始動 - ITmedia eBook USER ※2014年8月15日 連載開始2日前に掲載中止が決定した作品が、クラウドファンディングで出版を目指すことになりました。しかしこれ、電子版のみなんですね。謝礼のグッズ等を除くと、 基本は原稿料相当額+電子化費用相当額をクラウド(群衆)から集める、ということになります。目標金額100万円。
  38. 38. 予測⑤に関連する2014年のニュース7 ASCII.jp:ベストセラー連発の投稿小説サイトE★エブリスタは4年間で書籍化300作品! (1/4)|まつもとあつしの「メディア維新を行く」 ※2014年8月29日 まつもとあつしさんによる、エブリスタ社長の池上真之氏へのインタビュー。スタッフが5名とか、「ネットと向き合うのは、これからの作家に求められるスキルの一種」と か、「“n対n”で切磋琢磨できる場を作っている」とか、売れるまで作家を経済的に支える「スマホ作家特区」とか、「エブリスタは著者の代理人として出版社さんに権利を 許諾する立場になる」など、いろんな意味で興味深いです。 Twitterで電子書籍が読める――言い値書店がツールを公開 - ITmedia eBook USER ※2014年9月4日 「BiB/i + Dropbox で EPUB を Twitter のタイムラインに埋め込む」ことは可能で、ボクも『月刊群雛』の宣伝に使っているのですが、慣れてない人には結構ハードルが 高い。そこで、言い値書店店長ふじいまさなりさんが、「EPUBファイルを投げれば公開用のURLが返ってくるツール」を「ササっと作ってズバっと公開」しました。 あっと いう間に海外でも話題になってるようです。凄い! セルフパブリッシャーのためのTumblrテーマ 「でんでんランディングページ」をリリースしま した - 電書ちゃんねる ※2014年9月27日 「でんでんコンバーター」は「どうやって作るか?」を解決する手段ですが、こちらは「どうやって宣伝するか?」を解決する手段。本を出す前に、本を紹介するランディン グページを用意しましょう、という提案です。
  39. 39. 予測⑤に関連する2014年のニュース8 『週刊少年ジャンプ』デビューも夢じゃない、「少年ジャンプルーキー」プレオープン - ITmedia eBook USER ※2014年11月28日 こちらも予告通り、11月にオープン。『少年ジャンプ+』が好評なので、非常にいい流れで次のステップに進めています。それにしても、ジャンプでマンガを CGM (Consumer Generated Media) というのは、なかなか強烈ですね。読者投稿ならその昔「ジャンプ放送局」というのがありましたが。「新人賞」や「持ち 込み」ではなく、CGMによって読者の反響を確認した上で判断できるわけですから。面白い時代だ。 2大マンガアプリ「comico」「マンガボックス」独占対談--ゲームに続く成長市場を作 れるか - CNET Japan ※2014年11月28日 「comico」と「マンガボックス」の統括責任者対談。この2者の成功を見て後続がどんどん現れているので、ケータイマンガ市場のように急に盛り上がるかもし れませんね。 ● セルフパブリッシングの作家や サービスが脚光を浴びる
  40. 40. . 「2014年予測」 以外のニュース
  41. 41. 2014年の悪いニュース1 エルパカBOOKS(電子書籍)サービス終了のお知らせ ※2013年12月26日 12月26日にお知らせが出ていたのですが、ボクを含めほとんどの人が気づいていなかったようです。Googleアラートに引っかかってこなかったということは、 Google bot がエルパカBOOKSをクロールしていなかった?しかしこれは、他の電子書店に与える負の影響大ですね。イメージで「大手で簡単に事業をたたみ そうもないところ」が選ばれることになりそうです。 「BookLive!」の電子書籍リーダーでWindowsがフリーズ DRM技術に問題 - ITmedia ニュース ※2014年1月17日 サイファー・テック製のDRMがWindowsの動作に悪影響を及ぼすというのは、技術系に詳しい人には以前から知られていたことだったようです。しかし、こういう のをきっかけに、正規ユーザーを盗人扱いして不便を強いるようなDRMが廃れていくといいのですけど……。 Twitter発の書籍「アホ男子かるた」発売無期延期 投稿者に無断で企画、出版社が謝 罪 - ITmedia ニュース ※2014年1月30日 Twitter投稿の無断利用出版企画が、発売寸前で無期延期になりました。言い訳が意味わからない。要するに、確信犯的に突っ走って、想像以上に反発が大き かったから慌ててやめた、ということなんでしょうけど。 スマホ向け電子書籍ストア「地球書店」終了 購入代金を「コミックシーモア」ポイントで返 金 - ITmedia ニュース ※2014年2月4日 ローソン「エルパカBOOKS」との大きな違いは、サービス終了後も購入済み作品の閲覧は可能なところと、同じ会社が運営している「コミックシーモア」への移行 ができるという点。同じ会社なんだから、購入履歴からデータを引き継いでくれよと思わなくもないですが、そこに労力をかけるよりポイントで還元する方法を選ん だということでしょう。というか、同じ会社で同じようなサービスを、別チャンネルで運営していたのがおかしな話だったような気もするのですが。
  42. 42. 2014年の悪いニュース2 ソニー、電子書籍ストアを北米市場から撤退。ReaderユーザはKoboへ移行対応 - Engadget Japanese ※2014年2月7日 こちらは引き継ぎ先がちゃんと手当されているのが従来のサービス終了との大きな違い。新型端末PRS-T3は北米だけ発売されなかったので、既定路線ではあっ たのでしょう。KoboはBorders Groupが倒産した時にユーザーを引き継いでいる実績がありますし、同じDRM(Adobe RMSDK)を使っているから引き継ぎやす いというのもあるでしょう。これが日本国内だとDRMがバラバラなので、そう簡単にはいかないという……。 「電子書籍はそもそも所有できない」 相次ぐ電子書店の閉店―専門家はこう見る | ダ・ ヴィンチニュース ※2014年3月19日 弁護士・福井健策へのインタビュー記事。あくまで「一般的な電子書店は」所有権ではなく利用権を提供しているだけ、という捉え方をすべきでしょう。DRMは「あ り」か「なし」かの2択ではなく、緩やかなものもあれば厳しいものもあります。 時事ドットコム:不健全図書、新基準で指定=KADOKAWAの漫画本-東京都 ※2014年5月12日 この第一報からその後の経緯を「青少年健全育成条例で『妹ぱらだいす!2』が漫画・アニメの新基準による初めての不健全図書指定」にまとめてあります。とり あえず版元による「自主回収」で、電子書店からも姿を消しています。
  43. 43. 2014年の悪いニュース3 ヤマダイーブックがサイト閉鎖――購入した電子書籍は無駄に - ITmedia eBook USER ※2014年5月29日 「買った電子書籍が無駄になる」は「記載不備」 ヤマダイーブックがサービス終了告知 についておわび - ITmedia eBook USER ※2014年5月29日 既に当ブログでも記事化しています。ツッコミし忘れてた(というか見落とした)のですが、「記載不備」で「誤解を生じさせ」という表現は燃料を追加するような真似 なので、他社の広報担当者はこれまた他山の石とするといいでしょう。 電子書籍、ルール周知が課題 サービス停止でトラブル相次ぐ 買うのは「読む権利」、利 用者と意識に溝 :日本経済新聞 ※2014年7月14日 「購入」したはずの本がサービス事業者の都合で勝手に消えてしまうというのは、やはり受け入れがたいものがあります。「再ダウンロード期限」などという縛りを設 けていた頃に比べたら、遥かにマシにはなっていますが。DRM(デジタル著作権管理)が単に囲い込み(ベンダロックイン)の手段になっている現状。しかし、オン ラインゲームの休止って結構頻繁に発生しているのですが、電子書店の閉鎖ほど問題視されていないのはなぜでしょうね?本に比べたら結構金額が高い場合も 多いのに。歴史の違いなのか、永続性が低い娯楽だと諦められているのか。 スク・エニに家宅捜索 人気漫画「ハイスコアガール」がゲームキャラ無断使用・著作権 侵害の疑い (1/2) - ITmedia ニュース ※2014年8月6日 カプコンなど他社には事前にちゃんと確認して許諾を得ているのに、なぜSNKプレイモアだけ無断使用になってしまったのか? など。
  44. 44. 2014年の悪いニュース4 ソニー欧州法人、電子書籍端末の新モデルは今後発売しないことを明らかに - ITmedia eBook USER ※2014年8月6日 ソニーもReaderの後継モデルについて言及、日本では…… - ITmedia eBook USER ※2014年8月6日 ついにソニーの新端末が出なくなるそうです。「日本では、PRS-T3の在庫がほかの地域に比べて厚めに確保されており、すぐに入手できなくなるようなこと はなさそう」とのことですが……。 東芝も電子書籍端末から撤退…スマホに押され : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) ※2014年10月6日 東芝、「電子書籍端末から撤退」報道に「そのような事実はない」 - ITmedia ニュース ※2014年10月6日 読売新聞の「撤退」報道を、即座に取り消す広報コメントが出ています。なんなんだという感じ。ちなみに、dynabook.com にはなぜか旧モデルの 「BookPlace DB50」が載っていますが、昨年4月に出た「BookPlace MONO」は dynabook.com はもちろん、東芝公式サイトの「製品・サービス一覧」に も、どこにもありません。
  45. 45. 2014年の良いニュース1 世界最大のクラウドファンディング Kickstarter の2013年サマリー、総額で約500億 円、1日あたり1.3億円強の資金を集める | 斉藤徹 ※2014年1月31日 「Kickstarter」の2013年実績。出版系だけ昨年の実績を比較してみると、出版:1500万ドル → 3800万ドル、コミック:900万ドル → 2200万ドルといったと ころ。他のジャンルもだいたい資金調達額合計は倍以上になっています。 電子書籍ストアが閉鎖しても購入済み書籍を補償、出版社側が無料DLサービス - INTERNET Watch ※2014年5月30日 ヤマダイーブック終了という業界全体に対するネガティブな情報に対し、素早い対処で株を上げたディスカヴァー・トゥエンティワン。なにしろ即日対処ですか ら、恐らく以前から「どこかが閉鎖したら発表しよう」と決めていたのではないでしょうか。今後も閉鎖される電子書店は相次ぐと思うので、事前に対処は決め ておいた方がいいと思います。 電子書籍ビジネス調査報告書2014:2013年の電子書籍市場は936億円――ケータ イ向け市場は大きく縮小 - ITmedia eBook USER ※2014年6月24日 昨年の予測で2013年度は930億円だったので、予測より少し上だったということになります。ちなみに「PC向け」というのは、PC向けだけに配信しているサー ビスなので、減少要因はマルチプラットフォーム化ということになるでしょう。しかしケータイ向け市場の減少速度、恐ろしいな……。
  46. 46. 2014年の良いニュース2 小学館コミック作品の再ダウンロード期限、GALAPAGOS STOREなどでも撤廃へ - ITmedia eBook USER ※2014年7月17日 やっと撤廃ですか。いいニュースなんだから各社きっちりお知らせを出せばいいのに、気がついたら制限がなくなっていた、みたいなのが多いのはなぜ?ち なみにボクはこの「再ダウンロード期限」が、これまで電子書籍の普及を妨げてきた大きな要因の一つだと思っています。ユーザーに不愉快な思いをさせて おいて、広がるはずないでしょ。 明治図書出版、DRMフリーの電子書籍を発売 - ITmedia eBook USER ※2014年 7月31日 勇気ある行動。拍手。Q&Aから、本気っぷりが伝わってきます。 明治図書出版はなぜDRMフリーの電子書籍販売に踏み切れたのか――担当者に 聞いてみた - ITmedia eBook USER ※2014年9月26日 ここ、重要。 “(雑誌を)10年間DRMフリーで販売してきて、何か問題が起こったかというと、結局起こっていない。そうした事情で、(書籍も)DRMフリーに舵を切りやすい 土台はあったと思います。” 正確には「DRMフリー」というより、その発展型である、購入者情報を埋め込む「ソーシャルDRM」です。「この程度の緩いDRMで充分だ」という認識が、もっ と広がっていくといいのですが。利用者をベンダロックインするガチガチのDRMは使い勝手が悪いし、ストア閉鎖時に巻き添えを食らうなど、いろいろ弊害が あるので。
  47. 47. 2014年の良いニュース3 ネット小説・漫画サイトのアルファポリスがマザーズ上場へ - ITmedia ニュース ※2014年9月26日 おめでとうございます! TSUTAYA.com eBOOKsがサービス終了へ BookLive!への移行措置/Tポイント 返還を予定 - ITmedia eBook USER ※2014年10月23日 日本における電子書店のサービス終了で、ここまで綺麗に他社へ移行するのは初めてではないでしょうか。ちなみに、「今回の移行はこのパートナーシップ の中であらかじめ予定されていたものではなさそうだ」とありますが、BookLive広報の方から直接「6月の時点では、ほんとに予定してなかったんです」という 説明を受けました。
  48. 48. 2014年の興味深いニュース1 紙の本を買うと無料で電子版も付いてくるサービス、昭文社「まっぷる」で開始 - INTERNET Watch ※2014年3月13日 やっと現実的な形の「紙を買うと電子版も付いてくる」モデルが出てきた感じがします。将来的なことを考えるとアプリ形式というのは不安がありますが、まあ 紙の本に付いてくる無料サービスであれば許容できるかな、と。 紙の書籍を買うと電子書籍がもらえる、三省堂が「デジ本プラス」開始 -INTERNET Watch ※2014年3月20日 個人的には、近所に三省堂がないのが痛いところ。非常にいい試みなのに、反響見たらBookLive!(というかCypherGuard)が嫌われ過ぎていて泣いた。問 題なのはWindowsアプリだけだし、ブラウザビューワやAndroid・iOSアプリ使ってる限り無問題だと思うのですが。 楽天とBookLive!が参加――リアル書店で電子書籍が買える「BooCa」 4書店で提 供開始 - ITmedia eBook USER ※2014年6月16日 昨年末に朝日新聞が「ジャパゾン」と書いて、ネットユーザーからの猛烈な批判を浴びた(ボクは違った角度から批判しました)「電子書籍販売推進コンソーシ アム」の成果。まあ、サービスのメインターゲットがネットユーザー以外なので、ネットユーザーから批判されるのは折り込み済みみたいですが、JPOがやって いるという1点で別の方向から批判されちゃってるのがもったいないなあ、と。 hon.jp DayWatch - BookLive、ネットカフェ大手「自遊空間」とサービス連携、まず クーポンアプリにコミック立ち読みコーナーを設置 ※2014年4月10日 実店舗との提携がどんどん進んでいますね。実際に使ってみるとイメージが変わる人も多いと思うので、いまはとにかく接触頻度を上げることだと思います。
  49. 49. 2014年の興味深いニュース2 首都圏初:楽天Kobo、書店内Koboストアを有隣堂で展開 - ITmedia eBook USER ※2014年4月18日 「きんどうのzonさんと楽天を訪問してKoboの今後の戦略について聞いてきた」の時点では提携先書店は124店舗でしたが、そこに16店舗追加です。有隣堂 といえば、Kindle PaperwhiteやBookLive!Reader Lideoも販売していましたが、この提携でどうなるのかな? BookLive!、48時間限定の配信サービス「2daysサービス」を開始 - ITmedia eBook USER ※2014年6月18日 電子書籍のレンタルは、パピレスの「電子貸本Renta!」や、NTTソルマーレの「シーモアレンタル」 の方が先行していますが、閲覧期間内(48時間)しかアップ グレードできません。BookLive!の2daysは、閲覧期間終了後7日間はアップグレードできるのが強み。ただし、通常版との差額ではなく追加料金なので、は じめから通常版を買った方が若干安いようです。むむむ。 BookLive!とTSUTAYAがサービス連携 Tポイント付与や店舗連携など - ITmedia eBook USER ※2014年6月30日 大型提携。紙版買ったら電子版が無料で付いてくる「AirBook」や、紙版予約して届くまで電子版が読める「FastRead」など、実店舗であることを活かした サービスが中心。BookLive!が三省堂書店と組んでやってきた実績があるからこそだな、という感じがします。「デジ本プラス」や「空飛ぶ本棚(こっちは文教 堂)」という先行事例があるので、とくに雑誌系では賛同する出版社が多いはず。しかし、TSUTAYAと組むのはトップカルチャーやWonderGOOと提携して いる楽天Koboだというのが既定路線だと思っていたのですが、FC店と本部の意向にでっかいズレが発生してしまったようです。直営店が少ないので、FC店 の意向は無視できないはずなのですが、大丈夫かな?あとは、TSUTAYA.com eBOOKsをどうするんだろう?というのが心配だったのですが、とりあえず サービス継続みたい。
  50. 50. 2014年の興味深いニュース3 KADOKAWA、Twitterと協力しタイムライン上で電子書籍を閲覧可能に - ITmedia eBook USER ※2014年7月2日 Twitter Cardsを使って、タイムライン上でEPUBが閲覧できる仕組み。おお、面白いじゃん、と思ったのですが、これを真似てその日のうちにDropboxとBiB/iを使って 同様の機能を実現している方が現れたのには驚きました。角川アスキー総研の立場が……。配信する側としては、あとは購入への導線を最終ページ辺りに用意して おけばいい、ということになります。 オタク心わしづかみ、電子書店の聖地 支えるO2O :日本経済新聞 ※2014年7月7日 アニメイトの電子書店について。店頭だと本にビニールカバー(シュリンク)がかけられているので、電子書籍で立ち読みできるようにしたというのが面白い。バーコード 撮影すると本が検索できる仕組みはhontoやKinoppyなど他社でもありますが、それを実店舗できっちりウリにしてアピールしているのが良いですね。 「漫画版YouTubeを」――読者が漫画ファイルをアップ、作者の許可得て無料公開 Jコミ 「絶版マンガ図書館」で海賊版を撃滅へ (1/2) - ITmedia ニュース ※2014年7月10日 赤松健さんの『Jコミ』がバージョンアップ&改名して『絶版マンガ図書館』に。ボクも現地から記事更新しましたが、ピックアップはかっちりまとまっていて反響も大きい岡 田有花さんの記事で。
  51. 51. 2014年の興味深いニュース4 米Amazon、定額読み放題「Kindle Unlimited」正式サービスイン - ITmedia eBook USER ※2014年7月19日 大手出版社がいずれもコンテンツを提供していません。マイナビに「New York Timesによると、HarperCollins、Hachette、Simon & Schusterは不参加を決めており、 Penguin Random HouseとMacmillanは未定。」とありました。恐らく読み放題60万点のほとんどは、セルフパブリッシングではないかと。 【新文化】 アマゾンジャパン、電子コミックスの販売数が紙版を上回る ※2014年7月31日 紙の在庫は有限ですが、電子は在庫切れをしないので、いつ逆転してもおかしくないとは思っていました。ただ、有料・無料の内訳が非公開なので、そのまま単純に受け止 めることはできません。 月間売り上げ10億円を突破――アムタスの電子書籍配信サービス - ITmedia eBook USER ※2014年8月6日 「めちゃコミック」はノーマークだったので、ちょっと驚きました。『eBookJapan』の今期売上予測が50億円(PDF)ですから、売上規模的に倍以上ということになります。決算 資料(PDF・22P)によると、2011年11月からスマートフォン向け事業を開始し、それまでフィーチャーフォン依存だった売上を見事にシフトしています。 発売中の週刊ファミ通10/2・9合併号を買うと週アス電子版がもらえるって知ってる? - 週ア スPLUS ※2014年9月19日 面白いコラボ。KADOKAWA合併効果なのかな?
  52. 52. 2014年の興味深いニュース5 今年は本&ゲーム&報酬の組み合わせがアツい? 注目したい2つの動き - ITmedia eBook USER ※2014年9月24日 サイバードの『NAZO(ナゾ)』と『エンドゲーム~ザ・コーリング』について。「ゲーム要素をブレンド」というか、「ビジュアルノベルゲーム」そのものではないだ ろうか、と思った動き。条件分岐せず一本道の「ひぐらしのなく頃に」をゲームと呼ぶのはちょっと無理があるのと同じように、ここまでくると「本」と呼ぶのは難 しいような。「本」なのか「ゲーム」なのか、という定義論に意味はないかもしれませんが。 ドワンゴ、電子書籍ビューワー「i文庫」取得 開発者は電子書籍チームに - ITmedia ニュース ※2014年9月25日 業界関係者に「まじかよ!!」と衝撃が走りました(その1)。「i文庫」は非常に使い勝手がいいので、これによって「ニコニコ静画(電子書籍)」アプリのUXが改 善されるのは喜ばしいことです。がしかし、ドワンゴと合併するKADOKAWAには「BOOK☆WALKER」があり、それぞれ別のビューワ(ドワンゴは独自開 発、BOOK☆WALKERはACCESS)を使っています。ストア特性や客層が異なるため、10月1日の合併以後もそれぞれ継続する予定なのですが、客観的に 見てリソースが重複しているのも事実。さてどうなるか。 ドワンゴ、読書メーターのトリスタを17億円で取得 - ITmedia eBook USER ※2014 年9月26日 業界関係者に「まじかよ!!」と衝撃が走りました(その2)。ボクは以前、「日本の電子書籍、普及の課題は『ディスカバラビリティ』」をINTERNET Watchへ 寄稿しましたでこんなことを書きました。 “「ブクログ」や「読書メーター」を電子書店が買収したり提携したり、というのは超・アリだと思います。” 「電子書店」と一般論で語ってますが、きっとアマゾンやアップルに先を越されるんだろうな、と思っていました。まさか日本企業が先にこういう動きに出ると は。そして、ブクログはどうなる!?
  53. 53. 2014年の興味深いニュース6 反響呼び相乗効果 「リアル書店で電子書籍」3カ月 | 日本海新聞 Net Nihonkai ※2014年9月28日 「BooCa」の続報。鳥取の今井書店の事例です。 ● 同店の電子書籍の購入層は50~80代の中高年が多い ● 地元出版7タイトルも独自に電子化している ● 「もう少しコンテンツが増えれば」という声も おおむね好評のようです。ただ、「BooCa」は「実証実験」ではなく「実証事業」(by JPO 永井祥一専務理事)なら、そろそろコンソーシアムが11月21日以後ど うなるかについて情報発信して欲しいところ。 ※実証事業の最終日とされていた11月21日に、来年2月末日まで延長のお知らせが出ました。 スキャン代行訴訟、地裁判決に続き知財高裁も作家支持で控訴棄却の判決 - ITmedia eBook USER ※2014年10月23日 代行業者の敗訴は予想通り。ただ、蔵書電子化事業連絡協議会(Myブック変換協議会)と一般社団法人日本蔵書電子化事業者協会(JABDA)が基本合意 してから、一切動きを見せなくなったのは想定外だった……。 まあ冷静に考えれば、著作権者が許諾していない作品はスキャンしないと回答したスキャン代 行業者は訴えられずに済んでいるわけですから、今回の判決で白黒はっきりしたという意味では良かったのかな、と思います。
  54. 54. 2014年の興味深いニュース7 小説執筆支援ソフトを活用して書かれた小説「僕は小説が書けない」が発売 - INTERNET Watch ※2014年10月28日 これは面白い試み。いずれ、アルゴリズムで自動生成された小説が、人間の書いた作品と見分けがつかなくなる時代が来るのでしょうね。 Amazon、国立国会図書館が所蔵するパブリックドメイン古書のKindle版を配信開 始 - ITmedia eBook USER ※2014年10月29日 これは恐らく、「国立国会図書館デジタルコレクション」の画像データを「復刻・翻刻等を目的とした利用に限って」提供開始したことを受けての事業化だと思わ れます。このニュースを受けて、「文化庁eBooksプロジェクト」の主査をしていた福井健策さんがこんなつぶやきを。 “文化庁eBooksの試みを確実にビジネスに結びつけたのはやはりAmazonか。もう少し手を加えれば格段に付加価値が上がるが、まあそれは彼らの仕事で はあるまい。” BOOK☆WALKERが海外向けサイト立ち上げ、『らき☆すた』などの英語版配信 - ITmedia eBook USER ※2014年10月29日 版元が直接海外に向けて販売をする、というところがポイント。どうやって認知させるかが大きな課題になるとは思いますが(※講談社・小学館がLINE・メディ アドゥと組んでやる世界展開「LINEマンガ」グローバル版は、既に海外に普及しているLINEがインフラになるので、認知させるのに大きな労力が要らない)、 頑張ってほしい。
  55. 55. 2014年の興味深いニュース8 ポット出版、紙書籍に電子書籍を無料で提供する「プラス電書」サービスを開始、まず 最新の2作品から ※2014年11月4日 文教堂「空飛ぶ本棚」や三省堂「デジ本プラス」は書店主導なので特定の書店しか対応していませんし、昭文社の「まっぷる」は専用アプリでしか見られませ ん。それに対しこのプラス電書は、通信販売含めどこの書店で紙版を購入しても、提携している複数の電子書店で電子版が貰えるというサービスなのが特 徴。 TSUTAYA店頭で紙を購入すれば電子版も無料でゲット 「Airbook」が12月スタート - ITmedia eBook USER ※2014年11月27日 6月末に発表された提携が、いよいよ動き出しました。文教堂「空飛ぶ本棚」や、三省堂「デジ本プラス」と似たようなモデルですが、Yahoo! JAPAN IDと BookLive!会員の登録/連携を初回だけやっておけば、後はTカード提示だけで自動的に本棚へ反映されるという簡便さがなかなか強烈。ネット民にTカー ドは嫌われていますが、恐らく圧倒的大多数の一般ユーザーには歓迎されることでしょう。Tカード繋がりでいくと、次はファミマとの提携かな?リアル店舗と の提携は Amazon が足を踏み入れづらい領域ですから、対抗手段としては効果的だと思います。
  56. 56. 2014年の重要なニュース1 消費税納めない電子書籍ストアに身を削って対抗、eBookJapanは価格据え置き - INTERNET Watch ※2014年3月20日 記事で、消費税なしで購入可能と名指しされているのが、楽天KoboとKindle ストア。Kindleストアのヘルプには、以下のように明記されています。 “Amazon.co.jpが販売するKindle本(電子書籍)、MP3ダウンロード商品、アプリストア商品および一部のPCソフト&ゲームダウンロード商品には、消費税は課税さ れません。第三者が販売または提供するこれらのコンテンツには、消費税が課税されます。” 「第三者が販売または提供するこれらのコンテンツ」がポイントで、いわゆる「エージェンシーモデル」で契約している講談社・集英社・小学館などの作品には消費税 がかかっているということです。 音楽、電子書籍 海外からの配信に消費税、来年度にも 政府税調 (1/2) - ITmedia ニュース ※2014年4月7日 政府税調が腰を上げました。これに関連して、4月10日に電流協主催の緊急集会が行われました。ウェブ広告の方が額として大きいので、賛同する団体は出版・ 音楽以外にも広がっています。果たしてうまくいくのかどうか……。 海外からのネット配信に消費税を 出版業界など緊急集会:朝日新聞デジタル ※2014年 4月10日 この集会、ボクも行ってきて、記者会見まで出ています。 “紀伊国屋書店の高井昌史社長は(中略)来年10月に予定される10%への増税時に税制改正がなければ、自社の電子書籍事業を打ち切る可能性を示唆した” 実際そう言ってましたねぇ……。
  57. 57. 2014年の重要なニュース2 発売前の人気マンガ、海外で海賊版…ネット公開 : IT&メディア : 読売新聞 (YOMIURI ONLINE) ※2014年4月19日 以前「週刊誌発売前にAKBの記事掲載…著作権法違反容疑で44歳男逮捕」というニュースがありましたが、あれは雑誌の梱包や仕分けをしている人が犯人で した。しかし発売前に翻訳までされて流出しているということは、そういうルートががっつり確立されてる感じがありますね。ううむ。 電子書籍の出版権認める改正著作権法が成立、来年1月施行 ※2014年4月27日 ついに成立。この法改正が重要なのは、恐らく「法律で守られていないから海賊版対策ができない」という心理的障壁(出版社ではなく、電子化を拒絶する著者側 にある)を取り除くところにあるのかな、という気がします。 ● 【要注意】電子出版権創設前後に出版社が著者と結ぶ契約に盛り込もうとする「逆オプション契約」とは?――JEPAセミナーレポート ↑こういう点に注意しておく必要はありますが。
  58. 58. ツッコミ入れておきたいニュース1 Google、見開き型電子ペーパー型電子書籍端末のデザインを特許出願中 - ITmedia eBook USER ※2014年2月10日 それはパナソニックやソニーが通った道ッ! 電子コミック『ReComic』がなかったことに!? 『コミックシアター』名称変更で『ブラック ジャックによろしく』使用PR動画公開中 – ガジェット通信 ※2014年2月12日 “ユーザーからは「アニメーション的なのが中途半端」「動かなくていいから普通に読みたい」といった不評が続出。挙句には「作品がもったいない」 「『ReComic』は失敗」とまで書かれてしまい、ショックで斉藤は号泣します。” なんという自虐ネタ。 小説やゲームをリノベーション――電子貸本Renta!の「絵ノベル」とは? - ITmedia eBook USER ※2014年2月18日 これって選択肢のない「ビジュアルノベルゲーム」なのでは。 C&R、宮部みゆきの『模倣犯』英訳版電子書籍を世界配信 - ITmedia eBook USER ※2014年3月17日 前提として、宮部みゆき氏の作品はごく一部を除きほとんど電子版が出ていないのですが、先に世界配信ですか?
  59. 59. ツッコミ入れておきたいニュース2 Adobe DRMをやめて電子透かしへ、欧米出版界で電子書籍の脱DRM化の予兆 - hon.jp ※2014年9月2日 釣られたクマー!The Digital Readerの元記事には「Update: Alas, it has been confirmed as a technical error.」とあり、DRMをやめたわけではなく単 に技術的エラーでDRMが外れていただけだったようです。とほほ。 加Rakuten Kobo、タブレット新モデル開発をやめ、今後は電子ペーパー端末3モデ ルに集中 - hon.jp ※2014年10月14日 元記事には "we are not at this point planning any new tablets." とあるので、「現時点で新モデルの計画はない」と訳す方がいいような。
  60. 60. 2015年も注視しておきたいニュース TPP、大枠合意探る 22日から閣僚会合 :日本経済新聞 ※2014年2月22日 著作権保護、戦勝国は10年長く 「戦時加算」米に撤廃要求 TPP交渉:朝日新聞デ ジタル ※2014年5月17日 TPPによる著作権保護期間の延長に反対する国際共同声明の和訳公開と声明への 参加の呼び掛け | TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム ※2014年 7月9日 「譲歩しない日本とカナダをTPPから外せ」米議員140名が大統領に陳情 | ニュース フィア ※2014年7月31日 米がTPPで「重要な進展あった」と声明 交渉官会合を終え - 産経ニュース ※2014 年9月11日 TPPの資料がまた流出、アメリカが著作権に関する戦慄の提案を推し進めていること が明らかに - GIGAZINE ※2014年10月17日
  61. 61. 2015年はどんな年になる……? 予測記事は元旦に公開します。 http://www.wildhawkfield.com/ ブログ「見て歩く者」 を 2015年もよろしくお願いします。

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