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「勝手に育つ」を育てる
2018/9/1 DevLOVE
はち@PassionateHachi
蜂須賀 大貴 @PassionateHachi
2012年 株式会社IMAGICA入社
お仕事:
主にプロジェクトマネージャー、プロダクトオーナー、セ
ールスエンジニア、インフラエンジニア(AWS ソリューショ
ンアーキテクト)など
蜂須賀 大貴 @PassionateHachi
2012年 株式会社IMAGICA入社
お仕事:
主にプロジェクトマネージャー、プロダクトオーナー、セ
ールスエンジニア、インフラエンジニア(AWS ソリューショ
ンアーキテクト)など
映像業界の...
新入社員教育の
理想の状態って
なんだろう?
すぐ活躍する?
先輩を超える存在?
指示された通りに動く?
自分で考えて行動する。
自ら成長できる 方法を知っている
ことなのではないか?
※ あくまで私の見解です。
今日のテーマ
「勝手に育つ」
を育てる
新入社員教育
自分のため?彼らのため?組織のため?
現状を
把握する力
現状に疑問
を持つ力
外の世界の
情報を
収集する力
参加する
勇気を
持つ力
思いを
発信する力
新入社員
どう教育してますか?
よくある育て方
カンガルータイプ
【教える側の表の顔】
・彼らはまだまだ何も知らないから、1から教えてあげよう
・仕事を自分で見つけることは難しいから、与えてあげよう
・考えさせると間違えるかもしれないから、全て指示しよう
【教える側の裏の顔】
・優しくしてるから、嫌われなくて済む!
・知識を伝えられるから尊敬されるかも!
・自分の面倒な仕事をやらせられるから楽チン!
【懸念】
・いつまでも「指示待ち」になってしまうのでは?
・調べかたすら、わからないまま年をとるのでは?
・基礎をもとに応用する発想が生まれないのでは?
ライオンタイプ
【教える側の表の顔】
・仕事はやってみないと!とりあえずは実戦投入だ!
・やりたいことがあるならやるのが一番!
・裁量を与えるのが彼らのためだ!
【教える側の裏の顔】
・自分の仕事で手一杯だし、面倒見てられない
・教えるほど知識ないし・・・。
・上司からは「早く一人前にしろ」と言われるし
【懸念】
・基本を押さえていない状態で、実践がこなせる?
・つまずいた時に乗り越えられる?
・自分の考えのみで進んで行ってしまわない?
一括りにできるほど
“個性”、“価値観”、“強み”って
単純なものだろうか?
確かに時代背景によって
傾向は出せるかもしれない
でもうちの新人って、
マジョリティー?
マイノリティー?
人事担当
「活躍できる、個性ある方を
積極的に採用します!」
マイノリティーを採用しに行ってない?
時代背景に関係ない子を採用してない?
大多数に対する教育ではなく、
その人にあった教育
をするべきでは?
新入社員に
「どうなってほしい?」
「どう成長してほしい?」
「あなたは何者ですか?」
「あなたが何者か」は
あなたの
経験から得た価値観
から生まれてませんか?
新入社員
「まだ経験がないのに
どうしたらいいんだ!」
新入社員本人以上に
彼らを知ることが必要!
彼らを知るために
やったこと
【マシュマロチャレンジ】
● リソース(材料、時間)を考えることの大切さ
● プロトタイプ、計画の必要性
● それぞれのプロジェクトに固有の”マシュマロ”が存在する
【ユーザーストーリーマッピング】
● 自分の作りたいだけの物を作るのは学生まで
● ユーザーは時に嘘をつく
● 本当に必要なものを理解するにはユーザー体験を理解
【価値観ババ抜き】
● 自分の普段意識していない価値観を理解する
● “価値観”はみんな違って当たり前
● お互いを理解することが必要
● 自分の行動は”価値観”から来ている
【ドラッカー風エクササイズ風ヒアリング】
● 「得意なこと」「伸ばしたいこと」「求められていると
思うこと」「求めていること」
● 自分を客観的に考えてみることで、伸ばすべきことや活
躍できるところを考える
● 表に出さないとわからない。人間だ...
【星取表】
● 今できること、これから頑張りたいこと、苦手なことを
把握
● できないことはできないと認める。
● 自分のポジションを確立するために自分を見直す
【仕事に関する考え方のヒアリング】
● 仕事について。「絶対定時」「時には残業」
● 学習について。「仕事の中で」「自分の時間で」
● 目標について。「1番を目指す」「できる範囲で」
● 定時後について「誘ってほしい」「誘わないでほしい」
【7/23 「実務では教えてくれない社会人として
うまく立ち回るための勉強会」実施】
● 「時間の使い方」「最新情報の調べ方」「気を悪くさせ
ない断り方」など
● 先輩社員の登壇 & パネルディスカッション
● 部署を超えて仲間がいることを実感...
新人教育をする側が
考えたいこと
とにかく彼らを知る。
彼ら以上に彼らを知る。
カンガルーだけでも、
ライオンだけでもダメ。
パーソナライズしたメニューを考える
23~60才まで 37年間のうち、
1〜2年間
目先の即戦力育成より、
長く戦力にするための期間に
与えるべきでは?
教える側こそ、覚悟を持つ。
彼らの37年の一歩目を担っている。
私が彼らに身につけて
もらいたいこと
現状を
把握する力
現状に疑問
を持つ力
外の世界の
情報を
収集する力
参加する
勇気を
持つ力
思いを
発信する力
今やっていることは何のため?
どのように調べたらいい?
誰に聞いたらいい?
自分は何をやればいい?
どうなりたい?
どう働きたい?
どう成長したい?
何事も、しっかり考える!先を読む
「今は考えるより動く方がいい」
ということすら考える!
「考える」を
身につけてもらうために
やったこと
【技術情報キュレーションLT】
● 前日に出題されたテーマについて調べる
ex) 「ブロックチェーン」「No SQL」など
● 調べた内容をまとめる
● 翌日3分間でLT
● 毎日実施
【研修内容をレポートにまとめる】
● 研修内容を社内ナレッジシェアへ
● 文章にまとめる
● まとめる力、伝える力、調べる力を養う
【Webの基礎、画像解析の基礎】
● 講義と演習の時間を取り、基礎を学んでもらう
● その成果や学びを自分なりにまとめてもらう
● 次の日にLTで発表
【1 on 1/ 2 on 2】
● 金曜日の夜に週一を目安に実施
● 「よかったこと」「困っていること」「やりたいこと」
など
● マネージャー&私 + 新入社員 2名
● コミュニケーションをとることで距離感を縮める
● お互いを理解する。...
【プロダクトチームにアサイン】
● 一部の実際必要な機能をユーザーストーリー、要件定義、
設計から考えてもらう。
● 自分たちで実装。先輩によるレビュー。
● 展示会のプロトタイプ向け
僕なりの教育方針まとめ
23~60才まで 37年間のうち、
1〜2年間
一生の基本となるための
たった1年間
焦らず、土台を固める。
最適解は人それぞれ
その人にあった教育
が大切
教える側にできることは
彼らを知ること。
彼ら以上に彼らを知ること。
教えすぎない。放置しない。
「考える」
を身につけるヒントを。
現状を
把握する力
現状に疑問
を持つ力
外の世界の
情報を
収集する力
参加する
勇気を
持つ力
思いを
発信する力
彼らの成長は
自分のため。彼らのため。組織のため。
そんな彼らはあなたを助ける
“相棒”になってくれる
かもしれない。
我らにはさらに相棒が必要です!
まずは、明日。
彼らを知ることから始めよう。
つづく
ありがとうございました!
次はあなたと一緒に登壇できることを願って…。
「勝手に育つ」を育てる
「勝手に育つ」を育てる
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「勝手に育つ」を育てる

2018/9/1 DevLOVE「現場の車窓から:新入社員研修トレーナー・トレーニーの現場」

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「勝手に育つ」を育てる

  1. 1. 「勝手に育つ」を育てる 2018/9/1 DevLOVE はち@PassionateHachi
  2. 2. 蜂須賀 大貴 @PassionateHachi 2012年 株式会社IMAGICA入社 お仕事: 主にプロジェクトマネージャー、プロダクトオーナー、セ ールスエンジニア、インフラエンジニア(AWS ソリューショ ンアーキテクト)など
  3. 3. 蜂須賀 大貴 @PassionateHachi 2012年 株式会社IMAGICA入社 お仕事: 主にプロジェクトマネージャー、プロダクトオーナー、セ ールスエンジニア、インフラエンジニア(AWS ソリューショ ンアーキテクト)など 映像業界の 働き方を変えたい! 個人のスキルとセンスから チームで働く業界に!
  4. 4. 新入社員教育の 理想の状態って なんだろう?
  5. 5. すぐ活躍する? 先輩を超える存在? 指示された通りに動く?
  6. 6. 自分で考えて行動する。 自ら成長できる 方法を知っている ことなのではないか? ※ あくまで私の見解です。
  7. 7. 今日のテーマ
  8. 8. 「勝手に育つ」 を育てる
  9. 9. 新入社員教育 自分のため?彼らのため?組織のため?
  10. 10. 現状を 把握する力 現状に疑問 を持つ力 外の世界の 情報を 収集する力 参加する 勇気を 持つ力 思いを 発信する力
  11. 11. 新入社員 どう教育してますか?
  12. 12. よくある育て方
  13. 13. カンガルータイプ
  14. 14. 【教える側の表の顔】 ・彼らはまだまだ何も知らないから、1から教えてあげよう ・仕事を自分で見つけることは難しいから、与えてあげよう ・考えさせると間違えるかもしれないから、全て指示しよう
  15. 15. 【教える側の裏の顔】 ・優しくしてるから、嫌われなくて済む! ・知識を伝えられるから尊敬されるかも! ・自分の面倒な仕事をやらせられるから楽チン!
  16. 16. 【懸念】 ・いつまでも「指示待ち」になってしまうのでは? ・調べかたすら、わからないまま年をとるのでは? ・基礎をもとに応用する発想が生まれないのでは?
  17. 17. ライオンタイプ
  18. 18. 【教える側の表の顔】 ・仕事はやってみないと!とりあえずは実戦投入だ! ・やりたいことがあるならやるのが一番! ・裁量を与えるのが彼らのためだ!
  19. 19. 【教える側の裏の顔】 ・自分の仕事で手一杯だし、面倒見てられない ・教えるほど知識ないし・・・。 ・上司からは「早く一人前にしろ」と言われるし
  20. 20. 【懸念】 ・基本を押さえていない状態で、実践がこなせる? ・つまずいた時に乗り越えられる? ・自分の考えのみで進んで行ってしまわない?
  21. 21. 一括りにできるほど “個性”、“価値観”、“強み”って 単純なものだろうか?
  22. 22. 確かに時代背景によって 傾向は出せるかもしれない でもうちの新人って、 マジョリティー? マイノリティー?
  23. 23. 人事担当 「活躍できる、個性ある方を 積極的に採用します!」
  24. 24. マイノリティーを採用しに行ってない? 時代背景に関係ない子を採用してない?
  25. 25. 大多数に対する教育ではなく、 その人にあった教育 をするべきでは?
  26. 26. 新入社員に 「どうなってほしい?」 「どう成長してほしい?」
  27. 27. 「あなたは何者ですか?」
  28. 28. 「あなたが何者か」は あなたの 経験から得た価値観 から生まれてませんか?
  29. 29. 新入社員 「まだ経験がないのに どうしたらいいんだ!」
  30. 30. 新入社員本人以上に 彼らを知ることが必要!
  31. 31. 彼らを知るために やったこと
  32. 32. 【マシュマロチャレンジ】 ● リソース(材料、時間)を考えることの大切さ ● プロトタイプ、計画の必要性 ● それぞれのプロジェクトに固有の”マシュマロ”が存在する
  33. 33. 【ユーザーストーリーマッピング】 ● 自分の作りたいだけの物を作るのは学生まで ● ユーザーは時に嘘をつく ● 本当に必要なものを理解するにはユーザー体験を理解
  34. 34. 【価値観ババ抜き】 ● 自分の普段意識していない価値観を理解する ● “価値観”はみんな違って当たり前 ● お互いを理解することが必要 ● 自分の行動は”価値観”から来ている
  35. 35. 【ドラッカー風エクササイズ風ヒアリング】 ● 「得意なこと」「伸ばしたいこと」「求められていると 思うこと」「求めていること」 ● 自分を客観的に考えてみることで、伸ばすべきことや活 躍できるところを考える ● 表に出さないとわからない。人間だもの。
  36. 36. 【星取表】 ● 今できること、これから頑張りたいこと、苦手なことを 把握 ● できないことはできないと認める。 ● 自分のポジションを確立するために自分を見直す
  37. 37. 【仕事に関する考え方のヒアリング】 ● 仕事について。「絶対定時」「時には残業」 ● 学習について。「仕事の中で」「自分の時間で」 ● 目標について。「1番を目指す」「できる範囲で」 ● 定時後について「誘ってほしい」「誘わないでほしい」
  38. 38. 【7/23 「実務では教えてくれない社会人として うまく立ち回るための勉強会」実施】 ● 「時間の使い方」「最新情報の調べ方」「気を悪くさせ ない断り方」など ● 先輩社員の登壇 & パネルディスカッション ● 部署を超えて仲間がいることを実感してもらう ● 先輩の経験談から自分を見直す。 ● 明日への勇気を与える
  39. 39. 新人教育をする側が 考えたいこと
  40. 40. とにかく彼らを知る。 彼ら以上に彼らを知る。
  41. 41. カンガルーだけでも、 ライオンだけでもダメ。 パーソナライズしたメニューを考える
  42. 42. 23~60才まで 37年間のうち、 1〜2年間
  43. 43. 目先の即戦力育成より、 長く戦力にするための期間に 与えるべきでは?
  44. 44. 教える側こそ、覚悟を持つ。 彼らの37年の一歩目を担っている。
  45. 45. 私が彼らに身につけて もらいたいこと
  46. 46. 現状を 把握する力 現状に疑問 を持つ力 外の世界の 情報を 収集する力 参加する 勇気を 持つ力 思いを 発信する力
  47. 47. 今やっていることは何のため?
  48. 48. どのように調べたらいい? 誰に聞いたらいい? 自分は何をやればいい?
  49. 49. どうなりたい? どう働きたい? どう成長したい?
  50. 50. 何事も、しっかり考える!先を読む 「今は考えるより動く方がいい」 ということすら考える!
  51. 51. 「考える」を 身につけてもらうために やったこと
  52. 52. 【技術情報キュレーションLT】 ● 前日に出題されたテーマについて調べる ex) 「ブロックチェーン」「No SQL」など ● 調べた内容をまとめる ● 翌日3分間でLT ● 毎日実施
  53. 53. 【研修内容をレポートにまとめる】 ● 研修内容を社内ナレッジシェアへ ● 文章にまとめる ● まとめる力、伝える力、調べる力を養う
  54. 54. 【Webの基礎、画像解析の基礎】 ● 講義と演習の時間を取り、基礎を学んでもらう ● その成果や学びを自分なりにまとめてもらう ● 次の日にLTで発表
  55. 55. 【1 on 1/ 2 on 2】 ● 金曜日の夜に週一を目安に実施 ● 「よかったこと」「困っていること」「やりたいこと」 など ● マネージャー&私 + 新入社員 2名 ● コミュニケーションをとることで距離感を縮める ● お互いを理解する。気にかけてもらう安心感を提供
  56. 56. 【プロダクトチームにアサイン】 ● 一部の実際必要な機能をユーザーストーリー、要件定義、 設計から考えてもらう。 ● 自分たちで実装。先輩によるレビュー。 ● 展示会のプロトタイプ向け
  57. 57. 僕なりの教育方針まとめ
  58. 58. 23~60才まで 37年間のうち、 1〜2年間
  59. 59. 一生の基本となるための たった1年間 焦らず、土台を固める。
  60. 60. 最適解は人それぞれ その人にあった教育 が大切
  61. 61. 教える側にできることは 彼らを知ること。 彼ら以上に彼らを知ること。
  62. 62. 教えすぎない。放置しない。 「考える」 を身につけるヒントを。
  63. 63. 現状を 把握する力 現状に疑問 を持つ力 外の世界の 情報を 収集する力 参加する 勇気を 持つ力 思いを 発信する力
  64. 64. 彼らの成長は 自分のため。彼らのため。組織のため。
  65. 65. そんな彼らはあなたを助ける “相棒”になってくれる かもしれない。
  66. 66. 我らにはさらに相棒が必要です!
  67. 67. まずは、明日。 彼らを知ることから始めよう。
  68. 68. つづく ありがとうございました! 次はあなたと一緒に登壇できることを願って…。

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