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RFIDとブロックチェーン

2017年12月にJAISAの情報交流会にて発表した資料です。

MANICAブランドプロテクション
http://www.hayato.info/brandprotection/index.htm

ハヤト・インフォメーション
http://www.hayato.info/

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RFIDとブロックチェーン

  1. 1. RFIDとブロックチェーンを 活用し偽装のない社会を 第5回 RFID情報交流会 株式会社ハヤト・インフォメーション 佐野 誠一
  2. 2. 本日の内容 • ブロックチェーンとは →仕組みをできるだけ簡単に解説 • 真贋判定サービス「MANICAブランドプロテクション」の 仕組みについて →RFIDとブロックチェーンを組み合わせて 何ができるのか?
  3. 3. 会社概要 会社名:株式会社ハヤト・インフォメーション 設立: 1983年2月14日 資本金: 8,000万円 所在: 本社:東京都新宿区三栄町 名護開発センター:沖縄県名護市 首里ラボ:沖縄県那覇市首里 主な業務: RFIDなど自動認識技術を活用した ソリューション開発、ソフトウェア受託開発、 パッケージ開発・販売
  4. 4. RFID事業の沿革 2003年 RFID技術を利用したシステム開発を開始 2006年 在庫管理パッケージ「MANICA」を開発 ニコン様へ導入 当時は2.45GHz帯を使用 2008年 無償ツール「MANICA EXCEL TOOL」を開発 現在30メーカー(40機種)のリーダに対応 2010年 Alien Technology社製RFIDリーダの取扱開始 2011年 究極の見える化「MANICAトレイサー」を開発 ニコン 相模原製作所様にて稼動 2015年 NFCを活用したイベント管理システム「MANICAイベント」を開発 フジテレビ様 お台場夢大陸にて稼働 2016年 テレビ朝日様向けにイベント管理システムを提供 2017年 沖縄科学技術大学院大学様にて資産管理システムを稼働開始
  5. 5. 基礎技術 暗号学的ハッシュ関数 出展:IPA情報処理推進機構HPより
  6. 6. 出展:経済産業省「ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査」より
  7. 7. 前ブロックのハッシュ値 Nonce 取引データ取引データ 取引データ 取引データ ブロック 前ブロックのハッシュ値 Nonce 取引データ取引データ 取引データ 取引データ ブロック 前ブロックのハッシュ値 Nonce 取引データ取引データ 取引データ 取引データ ブロック
  8. 8. 出展:blockchain.info より参照 実際のブロックのデータ(抜粋)
  9. 9. ・取引履歴を保存するデータベースとみなせる ・従来の取引履歴のデータベース →金融機関などが管理 →信頼性は管理している金融機関などが担保する ・ブロックチェーン →管理者は不在 →データの改竄は原理的にほぼ不可能 ・イメージは新聞 →一度発行して配布した内容を書き換えることはほぼ不可能 データベースとしてのブロックチェーン
  10. 10. 信頼性を担保するものの変化 • お金 →発行している国の信頼性 • 従来の取引履歴 →データを管理している銀行など • ブロックチェーン →データの改竄がほぼ不可能であるという仕組み自体が 信頼性を担保 →どこかの団体とかではなく、ネットワーク自体が信頼を もたらす
  11. 11. デジタルデータと現物を紐付けるもの • ブロックチェーンの課題 取引されるものは仮想通貨に限らない 例(電子データ)72E265DF の所有権がAさんか らBさんに移動 この場合データの指すものと現物を紐づけるものが必要 →RFIDがこの役目を果たす! 72E265DF ってどれ?
  12. 12. サービスの前提条件 • RFIDのUID/TIDの一意性 • 改竄不可能なデータベース(ブロックチェーン) 上記2つが揃ってはじめて成り立つサービス
  13. 13. NFCのUIDの一意性 • (一部のタグを除いて)一意性は守られているという 前提 • NTAGシリーズのシグネチャ機能を活用 →READ_SIG コマンドを投げるとシグネチャを返す →UIDから生成されるシグネチャと一致しているか確認
  14. 14. UHFタグのTIDの一意性 • 一意性は守られているという前提 • 将来的にはGen2 V2.0 のタグ認証機能が利用でき るか?
  15. 15. 基礎技術 デジタル署名 出展:IPA情報処理推進機構HPより
  16. 16. ドキュメントの存在証明サービス 「Proof of Existence」 • ブロックチェーンの取引データ内にはスクリプトが含まれ ている。 • スクリプトの先頭に OP_RETUEN を入れると40バイ トの任意のデータをスクリプト内に保存できる。 • ドキュメントのハッシュ値をここに入れて登録する。 • ブロックチェーンの取引データ(スクリプト含む)は誰で も参照可能。 • ブロックチェーンに登録された時間に、そのハッシュ値を 生成するドキュメントが確かに存在していたという証明 になる。
  17. 17. ・公開鍵と秘密鍵を生成 →秘密鍵は漏れないように保存しておく →公開鍵はHPなどで公開しておく 登録までの手順 その1 鍵の生成 公開鍵 秘密鍵 公開 メーカー
  18. 18. 登録までの手順 その2 検証用ドキュメント作成 ・検証用ドキュメント →日時、タグIDのリスト、任意のコメント にデジタル署名したもの 日時 A001020304 A001020305 A001020306 ○○工場で製造 ただのテキスト 日時 A001020304 A001020305 A001020306 ○○工場で製造 F19E75D3A0BB2136.... 7E3021... ハッシュ値 メーカーの秘密鍵で デジタル署名作成 検証用 ドキュメント
  19. 19. 登録までの手順 その3 ブロックチェーンに登録 日時 A001020304 A001020305 A001020306 ○○工場で製造 F19E75D3A0BB2136.... 25FE03... ハッシュ値 検証用ドキュメントのハッシュ値をビットコインネットワークに登録 ドキュメントの存在証明サービス「Proof of Existence」と同じ
  20. 20. 実際に登録されているデータ(抜粋) 出展:blockchain.info より参照
  21. 21. 検証手順 その1 タグのIDを読む NFCの場合 UHFの場合 Google Playからアプリをダウンロードして 利用可能(Android のみ) TIDを読むためのリーダが接続された 専用端末など
  22. 22. 検証手順 その2 検証ドキュメントを入手して検証 日時 A001020304 A001020305 A001020306 ○○工場で製造 F19E75D3A0BB2136.... 25FE03... ハッシュ値 タグIDをキーにしてMANICAブランドプロテクションのサーバから 検証用ドキュメントを入手 比較 ドキュメントの入手先や経路がどうであれ、ハッシュ値が正しければ 正しい検証用ドキュメントであることが証明される
  23. 23. 検証手順 その3 デジタル署名を検証 日時 A001020304 A001020305 A001020306 ○○工場で製造 日時 A001020304 A001020305 A001020306 ○○工場で製造 F19E75D3A0BB2136.... 7E3021... ハッシュ値 メーカーの公開鍵で デジタル署名を検証 署名が正しければ、日時、タグIDのリスト、コメントの部分は 確かにメーカーが作成したことが証明される
  24. 24. blockchain.info tools.bitcoin.com ビットコインネットワークの データ参照 デジタル署名の検証 アプリではビットコインネットワークの参照やデジタル署名の検証など は外部サイトを利用
  25. 25. 各工程で検証用ドキュメントを生成すれば流通過程のトレース などが可能 →正規ルートを経たことを証明 →販売履歴を残せば転売の確認も
  26. 26. 偽装のない社会を • 今や偽装社会 耐震偽装 産地偽装 燃費偽装 データ偽装 • 偽装できないインフラの構築 • 正しい物が正しく流通する社会 • 正直者が損をしない社会を目指す RFID業界が牽引しよう!

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