SSA-SOINN
- 3. 2
従来の準教師付き(能動)学習
Generative Model [Nigam et al., 2000]
Co-Training [Blum and Mitchell, 1998], [Muslea et al., 2002]
TSVM [Bennett and Demiriz, 1999]
GRF [Zhu et al., 2003]
・バッチ学習 →膨大なメモリが必要
・クラス数は事前に与える →新しいクラスの追加が困難
実環境には…
膨大な数のデータ
新しい概念(クラス)の発生
オンラインで追加学習可能なシステム
が重要
- 4. 3
自己増殖型ニューラルネットワーク
(SOINN) [Shen, 2006]
教師なし学習の手法
分布を
近似
入力データ SOINN
長所
ネットワーク構造(ノードや辺の数)を自律的に獲得
オンライン学習である
追加学習が可能
- 8. 7
クラスタリング
ノード の密度
: ノード の
重みベクトル
: ノード の
隣接ノード集合
: の要素数
サブクラスタ1 サブクラスタ2
- 9. 8
サブクラスタのグループ化
ノードの密度分布
密度の頂点と谷間の差 < 閾値
サブクラスタをグループ化
サブクラスタ1 2 3 4 5 6 7
細かく分かれすぎる
グループ1 グループ2 階層構造
クラスタ1
[小倉ら, 2007] と同様の考えかた
違い:密度の定義,クラスタの階層構造
- 10. 9
ラベルの質問 (能動学習への拡張)
同一サブクラスタのノードは同一クラス の可能性大
1つのサブクラスタには1つのラベル をもらえばよい
サブクラスタの代表ノード=密度が最も大きいノード
システムが質問
- 14. 13
4 2
1
1
3
ノードをクラス毎に異なる色で表示
クラスラベルが入力されたノードは
×で表示
少数のラベル付きデータで
分布全体を表現できている
- 18. 17
識別率(%)の比較
Pima WDBC Iris Optdigits
同程度の
全数記憶 68.0 91.6 96.0 98.0
識別率
提案手法 69.4 92.1 96.7 96.5
入力したラベル付きデータ数の比較
Pima WDBC Iris Optdigits ラベル数が
全数記憶 767 568 149 3823 非常に少なく
抑えられている
提案手法 78.9 34.2 14.2 147.3
- 20. 100
19
95
90
85
Accuracy
80 Active Learning
75
Random Queries
70
65
60
55
50
10 30 50 70 90 110
Labeled Set Size
能動学習しているほうが全体的に識別率が高い
ラベル付きデータの数が少ないうちから高い識別率
- 22. 21
50
45
奇数から偶数(未知クラス)に
Labeled Set Size
40
35 入力データが変わると
30
25 ラベル付きデータ数
20
15 (質問数)
10
10000 30000 50000 70000 90000 110000 130000 150000 が急上昇
Steps
100
95
90 ラベルが必要か
Accuracy
85
80
システム自身が
75
70
判断できている
10000 30000 50000 70000 90000 110000 130000 150000
Steps
※入力50000回までの識別率は奇数のテストデータに対して
- 23. 22
計算機実験
実験2.4 顔画像識別実験
入力データ
10人分の顔画像 20×26ピクセル グレースケール256階調
ビデオカメラで撮影した連続的な画像 顔の方向は少しずつ変わる
訓練データ:1人当たり3000フレーム,計30000の画像
テストデータ:1人当たり700フレーム,計7000の画像
ラベル入力
入力2000回毎に
グループ当たり1つのラベルを質問
- 24. 23
計算機実験
100
80
Labeled Set Size
60
新たなクラスが入力される毎に
40
識別率が落ちるが
20
学習が進むことで
0
再び識別率が上がる
2000 7000 12000 17000 22000 27000
Steps
使用データ30000に対して
100
入力ラベル付きデータ数93個
95
90
ノード数353
Accuracy
85
80
75
70
ラベル付与のコスト
2000 7000 12000 17000
Steps
22000 27000
識別のための計算コスト
使用メモリ量を削減
- 25. 24
成果
SOINNを拡張して
オンラインで追加学習が可能な
準教師付き能動学習手法を提案
今後の課題
識別率のさらなる向上