20100608早坂房次

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都市再開発法制研究会 2010年6月8日 早坂房次講演『脱化石燃料社会の成長戦略』資料

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  • これは1億年前の白亜紀の地球です。 この頃、地球は非常に暖かくなりました。 地球からは氷が消え、海水準は現在より300メートルもあがりました。 海水の温度も平均で20℃まで上がり、北極も南極も暖かくなり両極地方には大森林が生まれ、生物が爆発的に増えました。その化石が石油と石炭なのです。 特に石油は、ほとんどがこの時にできています。
  • 2 億年くらい前、世界の大陸は一カ所にまとまっていました。 超大陸です。 これが分かれる過程でいまの地中海、ペルシャ湾地域に「テチス海」と呼ばれる内海が出来、長い間赤道付近に停滞しました。 二酸化炭素は今より一桁も高く、気候は温暖、活発な光合成が作った藻類など、大量の有機物がテチス海に沈殿しました。 こテチス海が内海であったため酸欠状態であり、これが石油生成に幸いしたのです。 中東の超巨大油田群は、このように地球史的な偶然によるものです。 このような場所な他にはありません。 つまり第 2 の中東は無いのです。 人類はこの億年単位の地球遺産をたった百年、しかも21世紀後半の2、30年で一気に使ったのです。 このようなことが長続きするはずはありません。 「地球は有限」なのです。
  • ご存知のように日本の食糧自給率は金額ベースでは7割を超えますが、カロリーベースでは39%しか有りません。 【クリック】 しかし、エネルギーの自給率は僅か4%です。 【クリック】
  •  
  • このグラフは各国の家庭におけるエネルギー消費です。 【クリック】 このように欧米では日本に比べ多くのエネルギーが各家庭で使われているのですが、取り分け大きな差は暖房にあります。 ここにヒートポンプを導入することで大幅なエネルギー効率の改善余地があります。 日本は世界に向かってもっと積極的にこのことを発信する必要があると考えられます。 【クリック】
  • 家庭内におけるエネルギー消費ですが、財務省の国有財産の有効活用に関する検討・フォローアップ有識者会議で引用されている建築環境・省エネルギー機構「自立循環型住宅へのへの設計ガイドライン」の資料ですが、 【クリック】 これを見ても暖房や給湯に比べ冷房は実は少ないことが分かります。これは冷房がヒートポンプだからで、家庭においては冷房の節約は効果的には実は少ないことが分かります。 以上、ヒートポンプと電気自動車の重要性をご理解いただけたかと思います。 【クリック】
  • 建物内と自家用車による一人当たりのエネルギー消費を多い順に並べたものがこのグラフです。 下位から  沖縄 埼玉 茨城 栃木 滋賀 山梨 熊本 神奈川 鹿児島【クリック】  京都 群馬【クリック】  東京と続き【クリック】  大阪は中位ですが【クリック】   個人の生活では必ずしも地方に比べ都会のエネルギー消費が多いわけではないことが分かります。 【クリック】  端的に言って自動車次第といえるかもしれません。  このことから、 都会より地方の方がエネルギー価格高騰のインパクトが大きいと言えるのかもしれません。 【クリック】
  • これに対し、自家用車による一人当たりのエネルギー消費がこのグラフです。 【クリック】 赤い線が東京ですが圧倒的に少ないのが分かります。 【クリック】 以下、京都・ 【クリック】 大阪と続くのですが、 【クリック】 都道府県間で3倍近い差があることが分かります。 【クリック】
  • 東京や京都、大阪などの電車の利用が入っていないのではないかとのご指摘を受けるかもしれませんが、これが今年度のエネルギー白書の運輸部門のエネルギー源別消費量の割合です。このように電力は2%ですので、電車によるエネルギー消費を一人当たりにしてもネグルジブルと言ってもいいかもしれません。 【クリック】
  • 【クリック】第一が『ヒートポンプの活用』で 【クリック】第二が『電気自動車の活用』です。 【クリック】
  • ヒートポンプとはエアコンや冷蔵庫で使われている身近な技術です。 【クリック】 たとえば1の電気エネルギーで 【クリック】 空気中より5の熱を得て 【クリック】 6のエネルギーを得られるというものです。 このような効率を一般にはCOP・総合効率と申しますが、今の例ではCOPが6ということになります。 このCOPは電気エネルギーの生産に要するエネルギーや機器の製造に投入されるエネルギーがカウントされていませんからERPの部分概念だという限界があります。 【クリック】
  • それではヒートポンプの省エネ効果を具体的に見て行きたいと思います。 CO2削減量で恐縮ですが、化石燃料の削減とパラレルですのでお許し下さい。 環境省が主唱しチームマイナス6%と仰っていますが 【クリック】  冷蔵庫の温度調整で35g  シャワーの節水で74g  エコ機器への買い替えで281g  エコドライブで42g  マイバックで62g  ゴミの分別で52g  待機電力で64g と一億層火の玉、欲しがりません勝つまではと言っても正直言って精神力だけでは610g程度です。 【クリック】 これが暖房をヒートポンプにすることで650g 【クリック】 給湯をヒートポンプにすることで510g 合計約1.2kgと約 2 倍削減できます。 【クリック】
  • それではもう一つの柱である電気自動車についてご説明します。 こちらは運輸、取り分け自動車のEPR分析を天野先生がなさったご研究です。 ガソリン自動車は市内走行でEPR2.34、郊外の走行で5.84であるのに対し、電気自動車はEPRが6.5、またLRTは8.4と電気自動車などの導入によるエネルギー効率の改善余地が大きいことがわかります。 【クリック】 これに対し、バイオ燃料や水素燃料自動車は EPR が1を下回っているものも多く、必ずしも効率的なエネルギー手段とはいえません。 【クリック】
  • 暖房の場合のランニングコストを比較しますとIMJ当たりのエアコンのコストは今年9月の電気料金で0.952円 これに対し石油ストーブは今年3月の灯油の価格水準で2.595円と 【クリック】 電気は36.7% 【クリック】 ガスは今年4月の料金水準でさえ2.8円と電気の3倍近くになります。 【クリック】
  •  
  • 地球はこの図のように46億年前に誕生し、その様相を変えながら大きな変動の歴史を繰り返してきたと言われます。
  • 100倍程度有効利用率が期待できるとのはなしがあります。 このような前提で有限な地球資源を考え、人類が持続的な社会を構築するために以下のことを提言しました。 【クリック】
  • 20100608早坂房次

    1. 1.   脱化石燃料化社会の成長戦略 東京電力株式会社 早坂 房次 平成22年6月8日 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。 また、本研究会の目的の範囲外の利用や他の方への複写による配布はご遠慮下さい。
    2. 2. 『低炭素社会』ではなく 『脱化石燃料社会』としたのは 本資料は中央経済社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    3. 3.
    4. 4.       出典:国連人口基金東京事務所HP http://www.unfpa.or.jp/p_graph/pgraph.html
    5. 5. 短期的に所得が増えても人口が増えることで常に相殺(マルサスの罠) 1250 年~ 1800 年のイギリスでは富裕層の出生率が貧困層の 2 倍->貧困家庭が断絶->富裕層からの下方移動「種の淘汰」->人々の嗜好が中産階級化->利子率低下・殺人件数低下・労働時間延びる・暴力志向弱まる・読み書き計算の習慣が下層階級にも広がった。 ・先進国の内部では平等化が進展、国家間の経済力の面で格差拡大 ・労働者の時間当たり賃金の国家間格差の拡大->実際には経済発展の遅れている国の労働者は実際には仕事をしていない->実際に仕事をしている時間当たり賃金格差は小さい ・近代的な生産技術を活用するためには規律正しく良心的で仕事熱心な労働者が必要 出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『 10 万年の世界経済史』 2009 年日経 BP 社 本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    6. 6. 出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『 10 万年の世界経済史』 2009 年日経 BP 社 本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 西暦 1-2000 年のヨーロッパにおける、人骨から推定した男性の身長
    7. 7. 出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『 10 万年の世界経済史』 2009 年日経 BP 社 本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 紀元前13万年から西暦1800年までの人口と技術進歩
    8. 8. 出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『 10 万年の世界経済史』 2009 年日経 BP 社 本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 小麦の量に換算した 1800 年ごろの労働者の賃金 2000 年の人口一人あたりの所得の比較 南インドより貧しかった日本 格差の拡大した現代 1800 年ころのイギリスより低い所得水準の国々 -> 日本だって将来こうならないとも限らないのでは?
    9. 9. ・油田発見は1960年代がピーク ・発見量を生産量が上回っている ・確認埋蔵量が減らないのは回収技術の進歩と石油価格の上昇による投入できるコストの増大による 石油生産量を下回る油田発見
    10. 10.
    11. 11.
    12. 12. 季報 エネルギー総合工学 Vol28 No.1(2005. 04) 2004 年 11 月1日の日本学術会議第5部/(社)日本工学アカデミーエネルギー基本戦略部会他/(財)エネルギー総合工学研究所共催の公開シンポジウム「日本のエネルギーに未来はあるか-有限の地球に生きる-」における石井吉徳先生基調講演より ? 安い石油の時代がグローバル化を支えた (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    13. 13. 私が新入社員( 1984 年=昭和 59 年)当時先輩から教わったこと 21 世紀初めには原油価格は1㌭ 200 ㌦を超える。 化石燃料はやがて無くなる。 当時先輩から読むように言われた本 タイムが映像化したこの番組を社内テレビでも繰り返し上映 戦争の原因: ABCD 包囲網 (特にアメリカの石油対日禁輸) 戦時中:石油の一滴は血の一滴 世代交代と共にこのような意識も薄まってしまったのかもしれない… 5/27 日本学術会議での山名元京大教授「ウラン不足(石油ピーク)はもっと早く来ると思っていた」 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    14. 14. 出典: 『英和ビジュアルディクショナリー-分解博物館』同朋出版 1億年前の白亜紀の頃、地球は非常に暖かくなりました。地球からは氷が消え、海水準は現在より300メートルもあがりました。海水の温度も平均で20℃まで上がり、北極も南極も暖かくなり両極地方には大森林が生まれ、生物が爆発的に増えました。その化石が石油と石炭なのです。特に石油は、ほとんどがこの時にできています。   出典:丸山重徳『「地球温暖化」論に騙されるな!』 白亜紀の地球
    15. 15. 出典: 『英和ビジュアルディクショナリー-分解博物館』同朋出版  いまから 2 億年くらい前、世界の大陸は一カ所にまとまっていた。超大陸である。これが分かれる過程でいまの地中海、ペルシャ湾地域に「テチス海」と呼ばれる内海が出来、長い間赤道付近に停滞した。二酸化炭素は今より一桁も高く、気候は温暖、活発な光合成が作った藻類など、大量の有機物がテチス海に沈殿した。このテチス海が内海であったため酸欠状態であり、これが石油生成に幸いした。  中東の超巨大油田群は、このように地球史的な偶然によるものである。このような場所は他にはない、つまり第 2 の中東は無いのである。人類はこの億年単位の地球遺産をたった百年、しかも20世紀後半の2・30年で一気に使ったのである。このようなことが長続きするはずはない。「地球は有限」なのである。 出典:石井吉徳 「石油が危ない:瀕死のガワール油田」 http://www007.upp.so-net.ne.jp/opinions/ghawar.htm テチス海 石油資源に限りがあり、中東に集中している理由
    16. 16. 大陸分布の変遷の図 出典:川上紳一・東條文治 『図解入門「最新地球史がよく解る本」』 2006 年秀和システム 本資料は秀和システム殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    17. 17. 本資料は青木書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 世界の堆積盆地と主な油田の分布 出典:田口一雄『石油はどうしてできたか』 1993 年 青木書店
    18. 18. 出典:田口一雄『石油はどうしてできたか』 1993 年 青木書店 本資料は青木書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 無機起源説まで含めた過程を炭素循環の視点からまとめた 化石燃料生成過程
    19. 19. 地層の背斜構造での石油のたまり方 出典:田口一雄『石油はどうしてできたか』 1993 年 青木書店 本資料は青木書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    20. 20. 石油が誕生するまで
    21. 21. 本資料は青木書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 貯留岩中に石油が含まれている状態 出典:田口一雄『石油はどうしてできたか』 1993 年 青木書店
    22. 22. 【上】出典:石井吉徳『石油最終争奪戦』日刊工業新聞 【左】 「 1901 年 1 月 10 日スピンドルトップで海軍大佐アンソニー・カールスの油井が噴出。テキサス州の石油産業の劇的な始まり」~写真出典注記より~ 出典:ダニエル・ヤーギン著 日高義樹・持田直武共訳『石油の世紀』上 日本放送出版協会  本資料は日本放送出版協会殿・日本工業新聞殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 ピークを越して減退する非OPEC、非FSU諸国 自噴する油田 1の投入エネルギーで100のエネルギーが得られていた時代
    23. 23. 中東地域の石油とガス田 本資料は作品社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:ジャン = マリー・シュヴァリエ 増田達夫監訳 林昌宏翻訳『世界エネルギー市場』 2007 年 作品社 ガワール油田
    24. 24. ガワール油田の規模 出典:石井吉徳「石油ピークが来た」日刊工業新聞 本資料は日本工業新聞殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    25. 25. (資料提供:石井吉徳東京大学名誉教授) ガワール油田
    26. 26. これから石油価格が上がると予想 省エネや代替エネルギーの開発に努める 石油価格における期待の パラドックス (逆説) 石油価格は 上がらない これから石油価格が下がると予想 省エネや代替エネルギーの開発に努めない 石油価格が 上がる 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    27. 27. 資源とは <ul><li>濃縮している </li></ul><ul><li>大量にある </li></ul><ul><li>経済的な位置にある </li></ul>出典: 石井『石油最終争奪戦 世界を震撼させる「ピークオイル」の真実』 太陽定数(大気表面の単位面積に垂直に入射する太陽のエネルギー量)が 1366W/m 2 であるので地球の断面積を 127,400,000 km² をかけると地球全体が受け取っているエネルギーは 1.740×10 17 W 1Ws=1J  だから 1 年間に大気表面で受ける太陽エネルギーは   1.740×10 17 W×60s/m×60m/h×24h/d×365d/y=5.487×10 24 J 人類が全世界で 1 年間に使うエネルギーの量は原油換算で   11,099.3×10 6 t   1t=1.176kℓ 原油 1ℓ=9,126kcal 1cal=4.2J 1.10993×10 10 t×1.176kℓ/t×10 3 ℓ/kℓ×9,126kcal/ℓ×4.2J/cal×10 3 cal/kcal=5.003×10 20 J 出典: BP 統計  http://www.bp.com/sectiongenericarticle.do?categoryId=9023766&contentId=7044197 石油連盟  http://www.paj.gr.jp/statis/kansan.html 約 1 万倍 しかし広く薄くしか存在しない 過去の太陽からのエネルギーを濃縮したものとしての化石燃料に頼ることに 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 本資料は日本工業新聞殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    28. 28. 太陽のエネルギーは核融合(主に水素⇒ヘリウム) 恒星の核融合では鉄までしかできない それ以上重い元素は超新星爆発(恒星の死)できたもの 地球は超新星爆発のゴミ(廃棄物の塊) ウランもその時にできたもの 化石燃料も広い意味でのバイオマスエネルギー (石油天然ガス生成に無機起源説=非生物起源説もあるが現在はそれを唱える人はほとんどいない) 石油・石炭・天然ガスは昔の貯金を取り崩して使っているようなもの ウラン 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    29. 29. 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    30. 30. 10階建ての集合住宅を太陽光発電で賄うと考えると 35kWh/ ㎡・年 ×10÷ 24kWh/ ㎡・年 =14.58 内山先生の表の使い方 約 15 倍の面積必要 (おおざっぱに言うと) これが量子ドット太陽光発電で変換効率が向上しても( 15%->30% ) 35kWh/ ㎡・年 ×10÷ (24kWh/ ㎡・年 ×12 % /15% ) =18.23 約 18 倍の面積必要 設備利用率が 15% と高めなので 12% を使うと 35kWh/ ㎡・年 ×10÷ ( 24kWh/ ㎡・年 ×30%/15% ) =7.29 約 7 倍の面積必要 35kWh/ ㎡・年 ×10÷ (24kWh/ ㎡・年 × 30%/15%×12 % /15% ) =9.11 約9倍の面積必要 設備利用率が 15% と高めなので 12% を使うと 20階建てのオフィスビルを風力発電で賄うと考えると 400kWh/ ㎡・年 ×20÷ 21kWh/ ㎡・年 =333.33 約 333 倍の面積必要 分散型電源での自給自足とコンパクトシティを同時に主張する方々の考え方は、正直に申し上げてはなはだ疑問 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    31. 31. 出典:石油連盟 今日の石油産業2008 このような見方もあるが… 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    32. 32. EPR ( Energy Profit Ratio )とは 「究極資源量」と「確認(可採)埋蔵量」 究極資源量 確認埋蔵量 現在の技術で経済的に採取できる資源の量 (資源の価格や技術進歩で変わる) 出力エネルギーと投入エネルギーの比   1960 年代の中東の石油は EPR が 100 を超えていた といわれる。  人間は採りやすいところから採掘。今後開発が考えられている超深海や北極海などでは EPR は著しく低下が予想される。  オイルシェールやオイルサンド、オリノコタールなども低 EPR にならざるを得ない。  メタンハイドレートはそもそも資源と言えるかを確認している状態。 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    33. 33. 可採年数( R/P ) 確認可採埋蔵量 現在の確認可採埋蔵量をその年の生産量で割ったモノ 現在の確認可採埋蔵量/その年の生産量 面積 × 厚さ × 孔隙率 × (1-水分飽和率) × 回収率 回収率:自噴(約20%)、回収率向上技術(40~50%) 既に発見されて採り出しうる量 (出典)芦田譲京都大学名誉教授  2007 年 6 月 9 日  京都科学カフェ講演「日本周辺の資源エネルギーと地域調和型社会の構築」資料 スライド 26 枚目   http://education.ddo.jp/kagaku/ashida/ashida.pdf  科学カフェ京都  http://ameblo.jp/kagaku/entry-10035268328.html
    34. 34. ・太陽からのエネルギーがあるから大丈夫? ・メタンハイドレードがあるから大丈夫? ・石油もオイルシェールやオイルサンド、オリノコタールがあるから大丈夫? ・ウランも海水中には確認埋蔵量の1000倍ある 100年 × 1000=10万年分? (高速増殖炉利用で更に 100 倍 なら 1,000 万年分? ) エネルギーの質を考えていない議論 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    35. 35. 逃げていくウサギを捕まえても、捕まえるのにもっと多くのエネルギーを使ったら生きていけない…
    36. 36.
    37. 37. 低下 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    38. 38. IEA 世界石油生産見通し (既に発見されている在来型油田) (既に発見されている既知未開発油田) (天然ガスリキッド生産) (非在来型原油) (回収技術向上による生産増) これから発見される油田 (既に発見されている在来型油田) 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    39. 39. わたくしたちの生活 炊事 洗濯 掃除 冷房 暖房 給湯 移動 ・ ・ ・ あらゆるところで 奴隷や召使・家畜の代わりにエネルギーを使う事で成り立っている 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    40. 40. EPR が下がる(安い石油が無くなる)ということは… 奴隷や召使・家畜の代わりにエネルギーを使う事で成り立っている生活ができなくなる。 生活レベルを下げるか… 他の安価なエネルギーを確保しなければならない EPR = 27 EPR = 5 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    41. 41. 人間は賢明…きっと誰かが解決してくれる。 しかし、現実には… ジャレット・ダイアモンド 楡井 浩一訳 『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』 2005 年草思社 COLLAPSE   How   Societies to Fail or Succeed by Jared Diamond 2005 Viking   Penguin イースター島  緑豊かだったイースター島。人口が増大。人々は石像建築を競い、樹木を伐採。ついには食糧危機に…さらには殺し合い、そして… マヤ文明  人口増加と森林破壊。度重なる旱魃による飢餓により、支配者階級がスケープゴートに。 ノルウェー領グリーンランド   1300 年頃には 5000 人の人口。寒冷化による食糧生産の低下にあっても、上流階級は牛の飼育にこだわる。人々は比較的豊富だった魚を忌避。貧富の差が時代とともに拡大。イヌイットから生活の知恵を学ばず、急激に崩壊。 ルワンダ大虐殺(現代)  フツ族とツチ族の部族対立が原因と言われているが、人口圧力による農耕地不足も大きな要因。 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 本資料は草思社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    42. 42. 出典:国立社会保障・人口問題研究所 日本の将来推計人口(平成 18 年 12 月推計)
    43. 43.
    44. 44. 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 日本のエネルギー自給率
    45. 45. 輸入に占めるエネルギーの割合 出典:財務省貿易統計  http://www.customs.go.jp/toukei/info/tsdl.htm 34%
    46. 46. ( 出典:通関統計)
    47. 47. 税収が公債発行額を下回る のは明治維新で近代財政制度になってから 昭和 21 年(終戦直後)以来2度目 出典:財務省『平成 22 年度予算のポイント』 http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan001.pdf
    48. 48. ・先進国の内部では平等化が進展、 国家間の経済力の面で格差拡大 ・労働者の時間当たり賃金の国家間格差の拡大->実際には経済発展の遅れている国の労働者は実際には仕事をしていない-> 実際に仕事をしている時間当たり賃金格差は小さい ・近代的な生産技術を活用するためには規律正しく良心的で仕事熱心な労働者が必要= 「勤勉革命」? 大いなる分妓(産業革命後の所得格差拡大) ・ 勤勉性 が本格的に 形成 、発揮されたのは第二次世界大戦後の 昭和二五年から三〇年以降 である ・明治、大正期においては、一部の基幹労働者を除き多くの 産業労働者の勤務状況、あるいは働くことに対する意識は極めて低調で、およそ産業労働者の資質・条件を満たしているとは言い難かった 。つまり、予めきめられた労働に対し10~20%の高い欠勤を示し、勤務状態は不安定で月間および年間の変動幅が著しく大きいことが指摘される ・また自分の勤める 会社に対する帰属意識も希薄 で高い離職率と低い定着率がそのことを表している 「産業労働における勤勉性に関する研究」 (総合研究開発機構 1985 年) 日本人の勤勉神話について述べた本 タワーズペリン調査 ( 米 2006 年 ) 世界 16 カ国で「仕事に対する意欲」日本最低 FDS 調査 ( 英 2006 年 ) 世界 23 カ国で日本人「最も労働意欲が低い」 「日本人は勤勉」=昭和高度成長期の幻想      (同じ会社に真面目に務め続けることが当時は最も合理的) 「中国・インドの勤勉革命」 =頑張れば豊かになれる事例が身の回りに
    49. 49. 私の疑問 (東電の公式見解ではありません) <ul><li>安い化石燃料の時代は終わった </li></ul><ul><li>少子高齢化で日本経済の相対的地位低下 </li></ul><ul><li>財政は危機的状況だが国内はそれほど危機感がない </li></ul><ul><li>96 %(原子力を準国産エネルギーとしても 81% )を輸入に頼る </li></ul><ul><li>将来もエネルギーを海外から今までと同じように買い続けることができるのか? </li></ul><ul><li>影響は社会的弱者ほど大きい。 </li></ul>本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    50. 50. 供給サイド、つまり社会システムのエネルギー効率(エネルギー収支比= EPR )を考えないで、財政・金融政策だけで現在や将来の経済問題は解決できない。  結 論  (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    51. 51. 出典:鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』講談社学術文庫より作成 本資料は講談社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 歴史時代の人口 現在 古代の人口 縄文早期 縄文前期 縄文中期 縄文後期 縄文晩期 弥生時代 日本列島の地域人口:縄文早期~ 2000 年 江戸時代 人口 3000 万人台で停滞
    52. 52. 出典:鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』講談社学術文庫 地域人口の変動( 1721 ~ 1846 年) 18 世紀 小氷期の影響 (太陽活動のマウンダー極小期) ヨーロッパでは 魔女狩り 本資料は講談社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    53. 53. 本資料は PHP 出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 耕地面積と人口の変遷(奈良時代~江戸時代年) 出典: 養老孟司 ・ 竹村公太郎 『本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー』 2008 年  PHP 出版 (マルサスの罠)
    54. 54. 貧しかった日本(胸まで浸かった田植えの様子) 昭和30年代の富山県 出典: 養老孟司 ・ 竹村公太郎 『本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー』 2008 年  PHP 出版 本資料は PHP 出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    55. 55. 出典:坂本雄三編著 『省エネ・温暖化対策の処方箋』 2006 年 日経 BP 社 本資料は共同通信社殿・日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 豊かさにあこがれた日本 (洗濯機・冷蔵庫・テレビが「三種の神器」と言われた)
    56. 56. 貧しい時代は女性に厳しい時代 (生殖可能期間の終了が人生の終了) 出典:竹村公太郎著 『 日本文明の謎を解く― 21 世紀を考えるヒント 』 2003 年 清流出版 本資料は清流出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 平均的な人生で女性が長い老後を送れるのは現代だけかもしれない。 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 女性<男性 女性のほうが 寿命が短い 女性≒男性 女性>男性
    57. 57. 再生可能エネルギーなど
    58. 58. 再生可能エネルギーでは大きな割合を占める 日本最大(揚水式を除く)の水力は奥只見の 56 万 kW 日本最大に発電所は柏崎刈羽原子力は 821.2 万 kW ( 14.7 倍) 世界には三峡ダム水力(中国) 1,820 万 kW (奥只見の 32.5 倍) イタイプ ( ブラジル・パラグアイ ) の 1,260 万 kW (水力 ) もある。 日本の水力開発の適地はほぼもう余地がない。
    59. 59. 駒橋 - 早稲田間の送電線 水主 火従 の時代 ( 1910 年ころ) 再生可能エネルギーの時代 本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    60. 60. 1890 年(明治 23 年) 東京市内での電車運転は、東京電車鉄道(元の東京馬車鉄道)が 1903 年 ( 明治 36 年 ) に架空線方式によって新橋-品川間の運転を開始したのが最初。 運輸部門が全て再生可能エネルギーだった時代? 鉄道馬車 電車 本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    61. 61. 水主 火従 のから 火主 水従 へ (東京電力創立=昭和 26 年頃) 水主 火従 火主 水従
    62. 62. 1951 年~ 2008 年
    63. 63. 一次エネルギー総供給に占める割合  太陽光  3% ×  6%=0.18%  風力   3% ×  7%=0.21%  バイオマス熱 3% × 16%=0.48% (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません) これから増やすことは大変だし主たるものになるとは考えにくい。
    64. 64. 「その他」には、「太陽熱発電」、「廃棄物熱利用」、「未利用エネルギー」、「黒液・廃材など」が含まれる。 出典:総合資源エネルギー調査会 需給部会 平成 20 年 5 月 『長期エネルギー需給見通し』 太陽光発電を 40 倍に増やす最大導入ケースでも、一次エネルギー国内供給に占める割合は2.47%に過ぎない。
    65. 65.
    66. 66.
    67. 67. 太陽光発電の出力変動(春季) 風力発電の出力変動(冬季) 太陽光発電は 時間と天気で 発電量が変わる 風力発電は 風の強さで 発電量が変わる 出典:電気事業連合会資料、北海道電力ほりかっぷ発電所 晴れ 曇り 雨 太陽光・風力発電の出力変動 0 6 12 18 24 1,200 1,000 800 600 400 200 (時) ( kW ) 発 電電力量 定格出力( 1,100kW ) ( kW ) 発 電電力量 2.5 2 1.5 1 0.5 0 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 容量 3.2kW 、北緯 34.4° 、東経 132.4° 、方位角 0( 真南 ) 、傾斜角 30° の場合 (時)
    68. 68.
    69. 69.
    70. 70. 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 出典:『地球を考える会』( http://enecon.netj.or.jp/index.html ) 有馬朗人元文部大臣・元東大総長講演資料 http://enecon.netj.or.jp/forums/100307tokyo/pdf/arima.pdf 有馬元東大総長・元文部大臣の太陽光発電の御試算(1/2) 日照時間が 5 時間以上はその 65 %程度
    71. 71. 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 出典:『地球を考える会』( http://enecon.netj.or.jp/index.html ) 有馬朗人元文部大臣・元東大総長講演資料 http://enecon.netj.or.jp/forums/100307tokyo/pdf/arima.pdf 有馬元東大総長・元文部大臣の太陽光発電の御試算(2/2)
    72. 72. 資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部 再生可能エネルギー全量買取意見受付担当宛 E-MAIL : [email_address] 再生可能エネルギーの全量買取制度に関するオプションについての意見募集 (経済産業省) 意見受付期間 ヒアリングを希望する場合は、平成 22 年 5 月 31 日(月) 18 : 00 必着 上記期間以降も随時意見を受け付け、参考とさせていただきます。 オプションにおけるケースの設定 配付資料にあります
    73. 73. 有馬元東大総長・元文部大臣の御試算を基に考えてみると 想定年間 発電量 ( 億 kWh) 日本の電力総発電量 (1.19 兆 kWh) に占める割合 日本の一次エネルギー省消費 (6.1 兆 kWh) に占める割合 【参考】 CO 2 削減 コスト ( 円 /t) 【参考】 年間 買取費用 ( 億円 ) ケース1 513 以上 4.3% 以上 0.84% 以上 52,297 以下 16,083 以上 ケース2 397 ~ 513 3.3% ~ 4.3% 0.65% ~ 0.84% 25,743 ~   28,854 6,131 ~   8,873 ケース3 397 ~ 481 3.3% ~ 4.0% 0.65% ~ 0.79% 19,407 ~   21,798 4,622 ~   6,292 ケース4 397 3.3% 0.65% 20,596 4,906
    74. 74. 東京電力の新エネルギーへの取り組み① 1979 年以来 30 年以上の実証研究の歴史 事業所設置: 52 ヶ所 554kW 浦和太陽光試験場  1992 年試験開始
    75. 75. 3地点で 約 3600 万 kWh 平成 22 年度の発電電力量計画 3100 億 kWh の 0.01 %強
    76. 76.
    77. 77. 出典: http://app2.infoc.nedo.go.jp/nedo/webgis 風力発電は平均風速が 6m/s 以上ないと事業化は難しいといわれる。 陸上で風況の良い地点は北海道・東北や九州の一部に集中。更に山頂等が風況が良いが設置には道路建設から行わなければいけない。また、日本は台風など瞬間的に大きな風が吹く。平均して一定の方向の風が吹く国に比べ設備的に難しいなど諸外国に比べ一般的に条件は良いとは言えない。 日本列島周辺の風の状況
    78. 78. The map shows the mean wind speed in ms -1 @ 10 m a.g.l. for the period 1976-95, according to the NCEP/NCAR reanalysis data set 出典: http://www.windatlas.dk/World/Index.htm 世界の風の状況 アルゼンチンのパタゴニア地方などは風力発電に適しているとも言われる。
    79. 79. 洋上風力も水深200m程度まで。 日本近海は急峻なため大陸棚のある場所とは違う 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 本資料は思文閣出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:安田・松岡編『日本文化と民族移動ー文明と環境Ⅱー』 1994 年 思文閣出版
    80. 80. 約2万年前の日本列島 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:太田陽子他『日本列島の地形学』 2010 年 東京大学出版会
    81. 81. 東京電力の新エネルギーへの取り組み② 風力発電は 1983 年以来 30 年近い実証研究の歴史 ( 八丈島地熱 )
    82. 82. ◆ 国内第一位、世界でもトップクラスのシェア 同社HPより ( http://www.neo-navi.com/2011/search/company_c09082409564754.html )
    83. 83.
    84. 84. 電気新聞掲載記事 竹村公太郎 『エネルギーと日本文明』 江戸時代に一度オイル・ピークを迎えた日本 バイオマスに基づく循環型社会では日本国内で 3000 万人程度の人口を維持することが限界 丸山重徳『「地球温暖化」論に騙されるな!』養老・竹内『本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー』など 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 文明の歴史は森林破壊の歴史であった 石・安田・湯浅『環境と文明の世界史』 石井『石油ピークが来た 崩壊を回避する』 石井『石油最終争奪戦』 養老・竹内『本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー』 竹村『幸運な文明 日本は生き残る』 竹村『日本文明の謎を解く  21 世紀を考えるヒント』 日本国内の森林資源は現在が有史以来最大 石・安田・湯浅『環境と文明の世界史』 養老・竹内『本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー』
    85. 85. 禿げ山になった江戸時代の日本 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 江尻 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 丸子 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 府中 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 舞阪 提供:マナベ測量登記事務所 浮世絵サロン  http://www.aurora.dti.ne.jp/~k-manabe/uki.htm 竹村『エネルギーと日本文明』
    86. 86. 現代( 1965 年頃)と明治大正 (1900 年頃 ) の国土利用 明治期より緑の増えた日本 本資料は朝倉書店殿と PHP 出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典: 養老孟司 ・ 竹村公太郎 『本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー』 2008 年  PHP 出版
    87. 87. 本資料は PHP 出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典: 養老孟司 ・ 竹村公太郎 『本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー』 2008 年  PHP 出版 禿げ山になった日本
    88. 88. ・日本国内の森林資源は現在が有史以来(縄文時代をのぞく)最大とも言われる。 ・森林からのバイオマスでまかなえるのは長期的には成長の範囲内。(ストックの1%程度?) ・外国が水資源の確保の問題も考え日本の森林を購入する動きもある。 森林資源を大切に使っていく必要 (過度な期待は禁物) 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 森林が無くなるときは文明が滅びるとき
    89. 89.
    90. 90.
    91. 91. 東京電力の新エネルギーへの取り組み③ 五井火力発電所の燃料電池
    92. 92. 二次エネルギー:他のエネルギーから作られるエネルギー 水素 炭化水素(他の化石燃料) から作る 水 から作る 電気分解 熱分解 光分解 放射線分解 水蒸気改質法 部分酸化法など 水素について 水素は電気と同じ二次エネルギー 石炭 を使って作る ガス化 これでは化石燃料が必要なことは変わらない 電気を何からつくるかで結局同じ。再生可能エネルギーからの電気に期待するのは疑問。 量的にはあまり期待できない バイオマス・廃棄物利用 (炭化水素から作る方法の一つ) 微生物分解など (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    93. 93. 独立行政法人工業所有権 情報・研修館 流通部 『特許流通促進事業』 平成 17 年度 特許流通支援チャート 一般 20  水素製造技術 http://www.ryutu.inpit.go.jp/chart/H17/ippan20/frame.htm 水素の製造方法
    94. 94. 出典:『地球を考える会』 原子力の日記念講演会「みんなで考えよう !! エネルギーと地球環境問題」 http://enecon.netj.or.jp/forums/091026fukuoka/index.html  (財)電力中央研究所  原子力技術研究所 特別上席研究員 天野治氏  「石油ピーク後のエネルギー」講演資料 http://enecon.netj.or.jp/forums/091026fukuoka/091026_amano.pdf 水素をインフラ面から考える(自動車を例に全体の観点から)
    95. 95. 高温ガス炉(原子炉)による水からの水素製造
    96. 96. マイクロ水力発電事業 東京発電株式会社 東京発電で行っているマイクロ水力発電とは、大きなダムや水路を構築することなく、上下水道や農工業用水などの、水のエネルギーを利用 して 発電し、同時に環境価値を生み出す新しい水力発電です。 50 年以上にわたって蓄積してきた水力発電技術を生かし、 Aqua μ (アクアミュー)という独自のビジネスモデルを使って、環境に貢献しようとする地方自治団体などの、お客様のご要望にお応えし、発電所の建設・運転・保守から、発電管理業務の効率化、環境維持対策の提案まで、様々な形で水力発電のサポートを行っています。 現在「 Aquaμ 」を利用した発電所は 19 箇所(出力合計: 2821.6kW )で年間約 1,430 万 kWh 発電しています。これにより、年間約 6,000t の二酸化炭素削減に貢献しています。 水の種類 ビジネスモデルタイプ 所在地 発電所名 最大出力 年間発生電力 運転開始 提供先             上水道 ( 浄水 ) フル 横浜市 江ヶ崎 170kW 約 540 MWh  H 16 年 川崎市水道局 サポート 鶴見区 発電所     4月 上水道 ( 浄水 ) フル 川崎市 鷺沼発電所 90kW 約 530 MWh  H 18 年 川崎市水道局 サポート 宮前区       9 月 上水道 ( 浄水 ) フル 横浜市 港北発電所 300kW 約 1100 MWh  H 18 年 横浜市水道局 サポート 都筑区       3月 上水道 ( 原水 ) フル 群馬県 若田発電所 78kW 約 570 MWh H 19 年 高崎市水道局 サポート 高崎市       11 月 上水道 ( 浄水 ) フル 千葉県 幕張発電所 350kW 約 1370 MWh  H 20 年 千葉県水道局 サポート 千葉市       4 月 上水道 ( 浄水 ) フル 千葉県 妙典発電所 300kW 約 1050 MWh  H 20 年 5 月 千葉県水道局 サポート 市川市         厚田発電所における フル 群馬県 温川発電所 37kW 約 120 MWh  H 17 年 発電後の水 サポート 吾妻郡       1 月 東京電力㈱             河川水 フル 静岡県 落合楼 100kW 約 760 MWh H 18 年   サポート 伊豆市 発電所     8 月 上水道 ( 浄水 ) フル 山梨県 山宮発電所 180kW 約 900 MWh H 21 年 甲府市上下 サポート 甲府市       4月 水道局             下水処理水 テクニカルアドバイザー 東京都 葛西水再生 37kW 約 140 MWh H 16 年 東京都下水道局   江戸川区 センター発電所     7 月 下水処理水 テクニカルアドバイザー 東京都 森ヶ崎水再生センター小水力発電設備 ( 東 ) 177kW 約 770 MWh H 17 年 東京都下水道局   大田区       6 月 下水処理水 テクニカルアドバイザー 東京都 森ヶ崎水再生センター小水力発電設備 ( 西 ) 9.9kW 約 50 MWh H 17 年 東京都下水道局   大田区       6 月 国有林内治山堰堤に滞留する水 テクニカルアドバイザー 群馬県 利平茶屋 22kW 約 110 MWh H 16 年 群馬県桐生市   桐生市 水力発電所     4 月
    97. 97. 脱化石燃料社会構築に向けて
    98. 98. 欧米各国は暖房部分にヒートポンプ導入による大幅なエネルギー効率改善余地がある 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 日本が世界に向かって発信する必要性 家庭におけるエネルギー消費
    99. 99. 家庭におけるエネルギー消費 暖房や給湯に比べ冷房は実は少ない  ⇒ヒートポンプだから! 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 第 28 回国有財産の有効活用に関する検討・フォローアップ有識者会議 資料 http://www.mof.go.jp/singikai/zaisanfollow_up/siryou/20080415/02a.pdf
    100. 100. 都道府県別家庭の一人当たりエネルギー消費 出典:独立行政法人 経済産業研究所 都道府県別エネルギー消費統計 個人の生活では必ずしも地方に比べ都会のエネルギー消費が多いわけではない 自動車次第 都会より地方の方が エネルギー価格高騰のインパクトが大きい? 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    101. 101. 都道府県別自家用車の一人当たりエネルギー消費 出典:独立行政法人 経済産業研究所 都道府県別エネルギー消費統計 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 東京 京都 大阪 都道府県間で3倍近い差
    102. 102. 運輸部門のエネルギー源別消費量の割合 出典:平成 20 年度 エネルギー白書 電車のエネルギー消費の占める割合は低い
    103. 103. 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 <ul><li>ヒートポンプの活用 </li></ul><ul><li>電気自動車の活用 </li></ul>Post Hydro-Carbon Society 構築へ向けた2つの柱
    104. 104. COP( 成績係数 ) って? COP とは、成績係数と呼ばれるもので、エアコンが作り出す熱・冷熱量の、消費する電力量に対する割合を示しています。 COP=6.0 のエアコンとは、消費する電力量の 6 倍の温熱・冷熱量を作り出すものを意味します。従って、 COP の値が高い程、省エネのエアコンといえます。 ヒートポンプの仕組み
    105. 105. 省エネ手法の順位付けの整理手法(例)について 省エネ率 初期コスト増加率 (出典:日建設計資料)
    106. 106. LCC (ライフサイクルコスト)の概念 <ul><li>LCC (ライフサイクルコスト)とは </li></ul><ul><ul><li>事業期間全体を通じて必要となるコスト(生涯コスト) ->事業の企画・設計に始まり、運用を経て事業が終了するまでを  事業の生涯と定義して、その全期間に要する費用 </li></ul></ul><ul><ul><li>施設整備費であるイニシャルコストと、光熱水費、運営・維持管理費などのランニングコストにより構成 ->ライフサイクルコストの大部分は「ランニングコスト」 </li></ul></ul>維持管理・運営費 (光熱水費含む) 施設整備費 LCC イニシャル ランニング 維持管理・運営費 (光熱水費含む) 施設整備費 イニシャル重視 LCC 重視 都立駒込病院の参考価格(東京都提示)  ※ 1 :全面改修工事費を示す  ※2:医療機器、医薬品等調達費を除く15年間の費用 ※ 2 ※ 1 LCC 方式採用によるメリット
    107. 107. 電気の効率を考える上で陥りやすい罠(1) 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 I 5 発電設備等への投入エネルギー I 3 発電された電力(送電端) I 4 送・配電線の建設・保守・補修への投入エネルギー I 2 エアコンの消費電力 I 1 エアコン製造のための投入エネルギー W 0 エアコンの空調熱量 I 6 I 7 燃料の採掘輸送への投入エネルギー 一次エネルギー投入
    108. 108. 電気の効率を考える上で陥りやすい罠(2) 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 エアコンの空調熱量 各電源のエネルギー収支比 I 3 /(I 5 +I 7 ) 電気の非効率を主張する人々 I 2 /I 6 エアコンのCOP W 0 /I 2 エアコンの一般的な LCA 分析 W 0 / ( I 1 +I 2 ) エアコン・地域冷暖房のEPR W 0 / ( I 1 +I 4 +I 5 +I 7 ) 地域冷暖房の総合エネルギー効率 W 0 / ( I 1 ’ +I 6 )  : ※ I 1 ’は I 1 の一部の意味 I 5 I 3 発電された電力(送電端) I 4 送・配電線の建設・保守・補修への投入エネルギー I 2 エアコンの消費電力 I 1 エアコン製造のための投入エネルギー W 0 I 6 I 7 燃料の採掘輸送への投入エネルギー 一次エネルギー投入
    109. 109. 電気の効率を考える上で陥りやすい罠(3) 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 I 5 発電設備等への投入エネルギー I 3 発電された電力(送電端) I 4 送・配電線の建設・保守・補修への投入エネルギー I 2 エアコンの消費電力 I 1 エアコン製造のための投入エネルギー W 0 I 6 I 7 燃料の採掘輸送への投入エネルギー よく見かける間違い例で言うと 一次エネルギー投入 仕事の量 × W 0 /I 6 ○ W 0 /( I 1 +I 4 +I 5 + I 7 ) 採掘によるエネルギー効率の低下が考慮されていない。 石油の EPR100 でも 10 でも同じ。
    110. 110. システム間でこんない違う地域冷暖房の総合エネルギー効率
    111. 111. エネルギー収支比( EPR )でみるともっと大きな差
    112. 112. 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 ヒートポンプによる削減イメージ
    113. 113. ヒートポンプによるCO2削減ポテンシャル(詳細) 平成 20 年5月 15 日 参考資料 日本全体で1.3億トン (民生1億トン+産業3千万トン) 参考:5月15日国有財産の有効活用に関する検討・フォローアップ有識者会議東京電力説明資料 3.5kW の太陽光発電を国内全世帯に設置した削減量の2倍に相当
    114. 114. 経済産業省平成 22 年度経営計画の概要より 赤字 :非化石燃料比率 51.4 40.7 47.3 38.4 火力発電の比率: 61.6 %(平成 21 年度)-> 48.6 %(平成 31 年度) [▲21 % ] 火力平均でみると将来を見誤る
    115. 115. 東京電力平成 22 年度経営計画の概要より 赤字 :非化石燃料比率 33 35 56
    116. 116. バイオ燃料や水素燃料自動車は EPR が1を下回っているものも多く、必ずしも効率的なエネルギー手段とはいえない。 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 エネルギー効率が非常に高い電気自動車 Well to Wheel でのエネルギー効率 出典:財団法人日本自動車研究所     「 JHFC 総合効率検討結果報告書」 自動車関係の EPR 出典:電力中央研究所 天野治『「自動車燃料をどうするか」     -輸送関係のエネルギー収支分析-』     月刊「エネルギー」 2008 年2月号
    117. 117. 電気自動車 CO 2 7割削減 燃費 9 割削減
    118. 118. 電気自動車の普及への障害について 我が家の場合( 100V ) 下から見ると 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 屋外コンセントを自宅の駐車場に! その1 走行距離が限られている 乗用車の 1 日の走行距離の 80 %以上は 100km 未満 普段の生活は電気自動車・長距離は鉄道を使おう! その2 充電インフラが限られている 自宅で充電することが基本= 自宅がスタンド 急に充電しなければいけないのは例外 その3 イニシャルコストが高い 補助金・リース制度・カーシェアリングなど
    119. 119. 2008 年度都道府県別エネルギー消費より 1164079TJ=1164079×10 ^ 12J 石油連盟資料ガソリン: 8,266kcal/ リットル= 34601889J/ リットルより すべてガソリンと仮定すると 3.36421×10^10 リットル 軽ガソリン燃費  19.2km/ リットル EV燃費 10km/kWh とするとすべて電気自動車とした場合の電力消費量は 6.4593×10^10kWh これは 2008 年度年間電力消費(自家発電等を除く) 8889 億 kWh の 7.2% ガソリン燃費  10km/ リットル EV燃費 10km/kWh とするとすべて電気自動車とした場合の電力消費量は 3.36421×10^10kWh これは 2008 年度年間電力消費(自家発電等を除く) 8889 億 kWh の 3.8% 乗用車 80,000kL/ 日ガソリンを消費の場合 8×10^7 リットル ×365 日= 2.920×10^10 リットル 軽ガソリン燃費  19.2km/ リットル EV燃費 10km/kWh とするとすべて電気自動車とした場合の電力消費量は 5.606×10^10kWh これは 2008 年度年間電力消費(自家発電等を除く) 8889 億 kWh の 6.3% ガソリン燃費  10km/ リットル EV燃費 10km/kWh とするとすべて電気自動車とした場合の電力消費量は 2.920×10^10kWh これは 2008 年度年間電力消費(自家発電等を除く) 8889 億 kWh の 3.2% 乗用車が全て電気自動車になった場合の電力供給 おそらくこの程度なら夜間に充電していただければ十分対応可能と思われる。 <参考>柏崎刈羽原子力発電所の6 or 7号機の年間発電量 138600kW × 24 × 365 × 0.85 = 1.0320 × 10 ^ 10kWh
    120. 120. 乗用車が全て電気自動車になった場合の電力需要イメージ 電気自動車導入拡大は電力の供給力より電気自動車の供給力の問題 エコキュートと同じようにマイコンで充電時間を制御 (検討中) 電気自動車が拡大すると電力供給側も化石燃料依存度が下げられる 電気自動車の電力消費量を 7.2 %増 で計算。 ただし、その他の電力消費量は季節変動があるため、このグラフの様な最大需要時には 3.0 %になることに注意。 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    121. 121. ガスストーブの 34 % 石油ストーブの 36.7 % 石油ストーブの 26.5 % ガスストーブの 35 % 暖房こそエアコンを!
    122. 122. http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/furusato/index.html 練馬区 石神井公園ふるさと文化館展示より 昔にもどればいい?(確かに懐かしい思い出)
    123. 123. 住宅のエネルギー消費を考える上での留意点 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 夫婦2人子供2人の標準的なライフスタイルを考えてみると ・間取り   LDK  16畳  寝室 10畳  子供部屋 A  8畳  子供部屋 B  8畳 ・新築  (24時間換気設置は義務) 六畳一間に一家四人が家族団欒  ・夏は扇風機のみ  ・冬はコタツに 4 人( 500W ・ 1 日 6 時間)で、石油ストーブ  ・寝室は別にあるがすぐ布団に入って暖房は使わない。(湯たんぽ程度)  ・風呂(ガス)は保温・追い炊きなどせず家族が続けて入る。  ・シャワーは使わない。 ライフスタイルを見直す? ライフスタイルを見直す前 扇風機:40 W ・ 1 日8時間使用 コタツ:500 W ・一日6時間使用を仮定
    124. 124. 住宅のエネルギー消費を考える 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 ・間取り   LDK  16畳  寝室 10畳  子供部屋 A  8畳  子供部屋 B  8畳 ・新築  (24時間換気設置は義務) ライフスタイルを見直す? ライフスタイルを見直す前 六畳一間に一家四人が家族団欒  ・夏は扇風機のみ  ・冬はコタツに 4 人で、石油ストーブ  ・寝室は別にあるがすぐ布団に入って暖房は使わない。(湯たんぽ程度)  ・風呂は保温・追い炊きなどせず家族が続けて入る。  ・シャワーは使わない。 【冷房負荷】         3.4 GJ/ 年 【暖房負荷】       10.2 GJ/ 年 【給湯負荷】       22.5 GJ/ 年 【調理負荷】         2.0 GJ/ 年 【乾燥・ミスト負荷】     1.3 GJ/ 年 【電灯・コンセント負荷】 11.2 GJ/ 年 【 24H 換気負荷】       0.3 GJ/ 年     合計         50.9 GJ/ 年 RC 造の集合住宅でも オール電化住宅でも 【冷房負荷】          0 GJ/ 年 【暖房負荷】        2.8 GJ/ 年 【給湯負荷】       15.6 GJ/ 年 【調理負荷】         2.0 GJ/ 年 【乾燥・ミスト負荷】       0 GJ/ 年 【電灯・コンセント負荷】  5.5 GJ/ 年 【 24H 換気負荷】         0 GJ/ 年     合計         26.2 GJ/ 年(51.5%) 一次エネルギー投入は47,375 MJ/ 年 注:扇風機・コタツはコンセント負荷計上 (電気は TEPCO 実績値) 一次エネルギー投入は40,341 MJ/ 年(85.2%)
    125. 125. 住宅のエネルギー消費を考える上での問題提起 昭和30年代の生活に戻す? ↓ 現在でもこのような生活をしている人はいるし、昭和30年代でもライフスタイルを見直す前の生活を送っていた人は多くいたのでは? ↓ *結局は所得水準の問題? *エネルギーの相対価格が上がれば( Sein: 「存在」として)低エネルギーの生活にならざるを得ない。 *ライフスタイルの見直しの方向が「一億総火の玉、欲しがりません、勝つまでは」という精神論に陥る危険性があるのでは? *これは本当にあるべき姿( Sollen :当為)か? 高気密高断熱住宅でヒートポンプを使ったオール電化住宅ならエネルギー消費はあまり変わらない。 化石燃料への依存度は下がる。 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    126. 126. 結論 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 γ = αε の力 電気(特に原子力)の力 ヒートポンプの力 = E = mc 2 電気自動車は内燃機関(レシプロエンジン)に対するモーターの力(効率性) 特殊相対性理論の世界 VS ニュートン力学的世界・化学反応の世界 供給サイド 需要サイド
    127. 127. まとめ <ul><li>現在の人類は化石燃料消費の上に異常繁殖した状態。 </li></ul><ul><li>資源には限りがある。 </li></ul><ul><li>その資源を日本は海外に依存している。 </li></ul><ul><li>高齢化で国際競争力が危惧され財政状況も悪化する日本はこのままエネルギーを買い続けられるか解らない。 </li></ul><ul><li>現在の不況の根底にはエネルギー効率(エネルギー収支比)の低下がある。 </li></ul><ul><li>そのような状況では金融・財政政策では限界がある。 </li></ul><ul><li>社会システム全体としてエネルギー効率を考えた議論でないと現在の人口は維持できない。 </li></ul><ul><li>再生可能エネルギーにもエネルギー効率(エネルギー収支比)の視点が必要不可欠 </li></ul><ul><li>生活レベルの低下は悲惨な結果を招きかねない。 </li></ul><ul><li>精神論では克服できない。 </li></ul>本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 雰囲気(空気)の議論は人類・日本・家族の将来を危うくする
    128. 128. 世界はインフラの時代へ 日経ビジネス  2010.5.31 号 「バフェット氏、鉄道王への野望」
    129. 129.
    130. 130.
    131. 131.
    132. 132.
    133. 133.
    134. 134.
    135. 135. 大増設に走る世界の原子力発電所の建設計画 中国 ロシア インド アメリカ 建設中 23 9 4 計画中 34 15 20 28 (建設許可取得) 検討中 150 30 35 8
    136. 136. 排出権取引について
    137. 137. 京都議定書の基準年の違いによる影響 <ul><li>現行の削減義務量及びその基準年( 1990 年)は、政治的決着の産物であり、各国のこれまでの省エネ努力が反映されていない </li></ul>【排出増加率:基準年の違いがもたらす影響】 ○ 日本は、世界最高水準  の省エネ大国であるが  省エネの太宗は 1990  年以前に達成。 ○ 他方、 EU は、発電分野  の燃料転換(石炭->天  然ガス)、省エネ余地  の大きい東ドイツの統  合等により、 1990 年  以降に排出量が大幅に  減少することが見込ま  れていた。 【出典】 UNFCCC 及び EEA データ等を基に経産省まとめ (注) 2004 年時点において EU は 25 ヶ国 ( 2004 年) 1990年比 1995年比 【不衡平な目標】
    138. 138. 欧州における先行事例 EUETS <ul><li>事業者に強制的な排出枠(発電所にも総量枠)を設定し、CO2を売買するこ      とで CO2 に金銭価値を生み出し、削減対策に拍車をかけることが狙いとされる。 </li></ul><ul><li>欧州域内排出量取引指令( 2003 年 7 月)に基づく、大規模施設を対象とする   Cap & Trade 制度。 </li></ul><ul><li>EU の京都議定書目標(▲ 8% )達成に向けた中心的施策。温暖化問題にリー  ダーシップを発揮したい EU の象徴とされる。 </li></ul><ul><li>現在、新規加盟国を含めた EU27 カ国で実施中。 </li></ul><欧州域内排出量取引制度( EUETS : EU E missions Trading Scheme )> 対象施設 <ul><li>20MW 以上の燃焼設備(発電所等) </li></ul><ul><li>一定規模以上の主要産業(鉄鋼、セメント、石油等)の生産設備 </li></ul>カバー率 <ul><li>EU の CO2 排出総量の 45% (そのうち発電事業者のシェアは 6 割) </li></ul>対象期間 <ul><li>第一フェーズ: 2005 ~ 2007 年 </li></ul><ul><li>第二フェーズ: 2008 ~ 2012 年(京都議定書の第一約束期間と一致) </li></ul>不遵守時の罰則 <ul><li>排出枠を超過した排出量 1t-CO2 あたり </li></ul><ul><li>  ・第一フェーズ: 40 ユーロ  ・第二フェーズ: 100 ユーロ </li></ul><ul><li>罰金を払っても削減義務は繰り越され、逃れられない </li></ul>
    139. 139. キャップ&トレード型排出量取引制度の仕組み <ul><li>企業などに排出枠(キャップ)を設定 </li></ul><ul><li>温室効果ガス排出量が排出枠を下回る場合 -> 余剰の排出枠売却 </li></ul><ul><li>温室効果ガス排出量が排出枠を上回る場合 -> 不足分の排出枠購入 </li></ul><ul><li>キャップ&トレード型排出量取引の例: EUETS (欧州域内排出量取引制度) </li></ul>排出枠 実排出量 実排出量 排出枠 余剰排出枠 排出枠取引費用 事業所 A 事業所 B キャップ キャップ キャップ&トレード排出量取引では、各事業者への初期排出枠の割当を行うことが必要。 割当方法論は3つに大別される。
    140. 140. (参考)ベースライン&クレジット型排出量取引の仕組み ○ ベースライン排出量とプロジェクト実施後の排出量の差が排出削減量(クレジット量)となる ○ プロジェクトには追加性が求められる(通常の経済活動として行われるプロジェクトは認められず) ○ 測定方法の厳密性と取引の活性化は二律背反の関係 ->厳密に排出削減効果を測ろうとすると、認証手続きに多くの時間と労力を要する ○ ベースライン&クレジット型排出量取引の例 -> 京都メカニズムクレジット(CDM等) プロジェクトが無かった場合に合理的に表されるシナリオに則った排出量 当該プロジェクトを実施することによる実排出量 プロジェクトの実施 クレジットとして売却可能 排出削減量 ベースライン排出量 プロジェクト排出量 期間 CO2 排出量
    141. 141. <ul><li>  政府が「公平な排出枠」を設定できるか疑問。 </li></ul><ul><li>排出枠(エネルギー利用量割当)の設定は、経済活動の自由を損ない、経済統制色の強い政策である。 </li></ul><ul><li> 「伸びる」を抑え、「落ちる」を助けることにより、活力の失われた硬直的な社会になる恐れがある。 </li></ul><ul><li>生産段階でのエネルギー制約は、企業の競争力・サービス  低下に繋がる。また海外に生産拠点が移転すれば、地球規模での温室効果ガス増加が懸念される。 </li></ul><ul><li>企業や業種毎に排出枠を設定すると、複数の部門、業界、企業が総体としてCO 2 を抑制する取組みに水を差してし  まう。 </li></ul>排出量取引制度に対する産業界等の考え方
    142. 142. EUETSに関する調査結果 <調査結果(関係者の主なコメント)> 【日程】2007年4月23日~28日 【構成】環境省、経済産業省及び日本経済団体連合会 【目的】EU域内排出量取引制度(EUETS)の実情把握 【概要】ベルギー・ブリュッセル及びイギリス・ロンドンを訪れ、欧州委員会、英国政府、産業界、環境N   GO、市場関係者及び研究機関等に対するインタビューを実施 <調査概要> 出典;「 EU 域内排出量取引制度に関する調査結果報告書( 2007 年 6 月 15 日 環境省・経産省・経団連)」より抜粋   総論  導入経緯 ・環境税導入の政治的困難性(加盟国全ての同意が必要)等から導入。 意義・効果 ・第1期では排出実績並みの緩い割当であったため、 実質的な削減効果はなかった 。 ・ 市場価格の大幅な変動は企業経営上のリスク 。 ・排出量のモニタリング・検証と遵守確認は排出量取引制度の根幹。 2 ~ 3 ヶ月で 400 施 設近くの認証を一定の精度をもって実施するのは容易ではない。 排出枠の割当の公平性 ・新規参入者や廃止設備の取扱いなど 国内の排出枠割当ルールについて、加盟国間の整合 がとれておらず 、 EU 域内の競争条件に歪みが生じている。 ・排出枠の割当にあたって、裁量的な決定がなされたり、欧州委員会や各国政府が 政治的 圧力を受けることもある 。 ・ 割当の公平性等を巡り訴訟が多発 (企業が各国政府を提訴した事例が EU全体で 800  件程度 。また、英・独政府が欧州委員会を提訴)。 国際競争力への影響 ・フルに価格転嫁できた電力に比べ、アルミ・セメント等、 国際取引される製品を生産す る業種は価格転嫁できず、国際競争で不利な立場 にある。 投資・技術開発との関係 ・排出枠価格の大幅な変動により投資判断ができず、現在の市場では 十分な投資や技術開 発に対してインセンティブを付与していない 。 ・割当期間が短く、将来の割当方法不明のため、 投資に関する長期の経営判断ができない 。 取引市場 ・対象施設は1万事業所あるが、活発に取引しているのは50社程度(排出削減義務のあ る事業者による 実需取引は希で、参加者の大部分は利益目的の金融やブローカー 等)
    143. 143. 街づくりについてはこちらもご覧ください
    144. 144. ご 静 聴ありがとうございました。
    145. 145. 地球温暖化問題について <参 考>
    146. 146. 地球システムの概念図 出典:川上紳一・東條文治『図解入門「最新地球史がよく解る本」』 2006 年秀和システム 本資料は秀和システム殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    147. 147. 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 太陽系の形成過程の概念変遷 出典:東京大学地球惑星システム科学講座編『進化する地球惑星システム』 2004 年 東京大学出版会 太陽系の惑星
    148. 148. 本資料は岩波書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 地球誕生から現在までの変遷 出典:熊澤峰夫・丸山茂徳編『プルームテクトニクスと全地球史解説』 2002 年 岩波書店
    149. 149. 地球の形成 出典: 『英和ビジュアルディクショナリー-分解博物館』同朋出版
    150. 150. 地球の内部構造と組成 出典: 『英和ビジュアルディクショナリー-分解博物館』同朋出版 現在の多くの太陽電池はシリコンを使うがその主な成分は珪素( Si )。 地球の全組成の 13% 、地球の一番外側にある地殻の 25% を珪素 (Si) が占める。 太陽電池で数年前に日本のメーカーがシリコン不足からシェアを落としたと騒がれたが、これは原料のシリコンを作る珪素 (Si) が不足したわけではない。 シリコンのインゴッド(金属を精製して一塊りとしたもの : 鋳塊【ちゅうかい】 ) を作るエネルギー価格の高騰による。シリコン製造には多くのエネルギーが投入されている。
    151. 151. 出典:川上紳一・東條文治『図解入門「最新地球史がよく解る本」』 2006 年秀和システム 本資料は秀和システム殿・岩波書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:熊澤峰夫・丸山茂徳編『プルームテクトニクスと全地球史解説』 2002 年 岩波書店 現在は第四紀 第四紀の扱いについては争いがあります
    152. 152. 出典:川上紳一・東條文治『図解入門「最新地球史がよく解る本」』 2006 年秀和システム 地球史7大事件 出典:熊澤峰夫・丸山茂徳編『プルームテクトニクスと全地球史解説』 2002 年 岩波書店 本資料は秀和システム殿・岩波書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 地球表層環境の歴史とプレート運動の盛衰、上部マントルの温度変化および海水の総量の沈み込み帯の温度の歴史
    153. 153. 地球のエネルギーバランス 地球の内部には境界層があるために対流運動が妨げられたり加速されたりする。そのために地球表層でカタストロフィックな大変動が起きる。 出典:熊澤峰夫・丸山茂徳編『プルームテクトニクスと全地球史解説』 2002 年 岩波書店 本資料は岩波書店殿と化学同人殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 地球の多層構造と不連続的な内部熱放出がおきる原因 出典:田近英一『地球環境 46 億年の大変動史』 2009 年 化学同人
    154. 154. 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 地球の熱収支 発熱量の大きな部分は地殻中の放射性物質の崩壊熱 地球も一種の原子炉 出典:東京大学地球惑星システム科学講座編『進化する地球惑星システム』 2004 年 東京大学出版会 差 10TW
    155. 155. 地球の磁気圏  地球の外核は液体で核は鉄を中心とした成分からなる固体と考えられている。 地磁気の源は, 鉄を主成分とする金属コア(半径 3480 km で,地球半径の半分強を占める)に流れる電流である。地球ダイナモを駆動する源は,地球の冷却熱である。コアやマントルの深部は 1 億年で 10 度くらいの割合で冷えている。コアの表層部は冷却されると熱収縮により密度が高まり,コアの底に沈もうとする。いっぽう中からは熱く軽い液体が湧き上がり,熱をマントルに逃がす。これを熱対流とよぶ。冷却熱が液体鉄の力学的エネルギーを生み,さらにそれが磁気エネルギーに変換されるのである。コアを構成している鉄は,地球深部の高温下では大部分が融解しており,水と同程度の粘性率をもつ。実際コアは,内部の熱をマントルに運ぶべく対流しており,その流速は 10 - 4 m/s のオーダーと推定されている。 コアが冷えて固まってしまえば宇宙からの宇宙線や太陽風を遮るものがなくなり地上の生物は生きていけないと考えられる。(月や火星には磁気圏はない) 地殻中の放射性物質の崩壊熱もこの一助となっていると考えられる。   出典: 『英和ビジュアルディクショナリー-分解博物館』同朋出版
    156. 156. 出典:川上紳一・東條文治『図解入門「最新地球史がよく解る本」』 2006 年秀和システム 気候システムの概念図 本資料は秀和システム殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    157. 157. 地球のエネルギー収支 太陽から地球大気の上端に入射するエネルギーを 100 としたときの相対値 (Ohmura and Raschke,2004 を改変 ) 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:東京大学地球惑星システム科学講座編『進化する地球惑星システム』 2004 年 東京大学出版会
    158. 158. 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:東京大学地球惑星システム科学講座編『進化する地球惑星システム』 2004 年 東京大学出版会 地球内部に境界層がないときの地球の冷却曲線(太線)と内部に境界層があるときの地球の冷却曲線(細線) 一方、太陽は地球ができたころは今の 70% 程度ほどの明るさがなかったと言われている。 太陽はだんだん輝きを増している->20億年頃には現在の地球の軌道周辺まで膨張するが、核融合の進展による太陽質量の減少により、地球は飲み込まれないが、金星や水星並みの高温になるとも言われている。
    159. 159. 出典:田近英一『地球環境 46 億年の大変動史』 2009 年 化学同人 地質学的時間スケールの炭素循環 本資料は化学同人殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    160. 160. 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:東京大学地球惑星システム科学講座編『進化する地球惑星システム』 2004 年 東京大学出版会 二酸化炭素分圧(気圧)の時系列的変化
    161. 161. 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:東京大学地球惑星システム科学講座編『進化する地球惑星システム』 2004 年 東京大学出版会 酸素分圧(気圧)の時系列的変化
    162. 162. 氷期(右:約2万年前)と間氷期(左:現在)の地球の姿 本資料は新潮社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:田近英一『凍った地球 ―スノーボールアースと生命進化の物語― 』 2009 年 新潮社
    163. 163. 本資料は新潮社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:田近英一『凍った地球 ―スノーボールアースと生命進化の物語― 』 2009 年 新潮社 過去、3回の氷河時代においては地球全体が凍結したのではないかとも考えられている
    164. 164. 本資料は新潮社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:田近英一『凍った地球 ―スノーボールアースと生命進化の物語― 』 2009 年 新潮社 現在の地球が全球凍結したらどうなるか(想像図)
    165. 165. 生命の歴史 出典: 『英和ビジュアルディクショナリー-分解博物館』同朋出版 地球にとっての環境問題ではなく人類にとっての環境問題 雰囲気(空気)の議論は人類の将来を危うくする 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    166. 166. 生命の歴史 最初の生物は硫化水素をエネルギー源にしていたのではないかと言われている。 ⇒ これらの生命にとっては酸素は猛毒 ⇒ 光合成生物の誕生により酸素が生成 ⇒ 酸素を使う生物発生(硫化水素は猛毒) ⇒ 多細胞生物へ 丸山・磯﨑『生命と地球の歴史』 リチャード・フォーティ『生命 40 億年全史』 黒岩『ミトコンドリアはどこからきたか』 福岡『生物と無生物のあいだ』 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    167. 167. 地球 生命 地球と生命は 共進化 の歴史 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    168. 168. さまざまな時間スケールでみられる気候変動 出典:川上紳一・東條文治『図解入門「最新地球史がよく解る本」』 2006 年秀和システム 本資料は秀和システム殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    169. 169. 出典:川上紳一・東條文治『図解入門「最新地球史がよく解る本」』 2006 年秀和システム 気候変動と大気中の温室効果ガスの変遷 本資料は秀和システム殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    170. 170. 過去40万年の気温の変化 本資料は講談社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:丸山重徳『「地球温暖化」論に騙されるな!』 2008 年 講談社 ? ? 環境原理主義的な人は地球温暖化懐疑論者(近年地球が温暖化したことはほとんどの人が同意しているが、将来も温暖化するか、更には二酸化炭素がその原因か疑問に思っている人達)は論外だと議論の余地がないかのように言う人がいるが、温暖化懐疑論は根強くあり、このような環境原理主義的な人は観念的・イデオロギー的な教条主義のドグマに陥っているようにも思える。 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    171. 171. 地球温暖化論を巡る最近の動き IPCC の第五次報告書では今まで無視 ( 正確に言うとよくわからないから触れていなかった ) 雲の働きについて検討することに⇒「宇宙線の影響参照」 日本学術会議 公開シンポジウムが4月30日に「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」を開催 ( IPCC (気候変動に関する政府間パネル)をめぐる問題(所謂 , Climate-gate,IPCC-gates )について、科学的観点から事実関係を明らかにし、その情報と認識を共有すること、そして、今後このような問題が生じないための IPCC の科学的作業の在り方、社会と政策への情報提供の倫理性、科学者の行動規範などについて討議することが目的) 太陽の科学―磁場から宇宙の謎に迫る (NHK ブックス ) 柴田 一成 「『温暖化太陽起源説』の可能性を人前で議論するのは政治や世論と衝突するので相当勇気のいることでいた」 (p138) と仰っています。しかし、「 2008 年に『地球惑星科学連合』という地球化学の大きな学会が開かれ…『地球温暖化の原因は二酸化炭素』ということは政治的に決まっているが、はたして本当か」と議論されているのを見て科学者は黙っていていいのかと思われたよう です。 (pp138-139) 黒点周期と気候変動 ( 地球温暖化 ) については論争中で賛否両論がありますが気象学者の多くは猛反対し、天文学者・物理学者は賛成する人が少なくないと学会のコミュニティで対立があるようだと指摘。 (p14 1) 5/4 読売新聞社説でも学術会議シンポジウムが自説を述べるだけで終わってしまっており、温暖化論について科学的な解決を求める必要性を指摘 温暖化基本法 5/18 衆議院通過 (5/14 環境委員会民主・社民で強行採決 ) 管直人新内閣発足で今国会成立はどうなるか?
    172. 172. 周期的な気候変動を生み出す原因?(ミランコヴィッチ・サイクル) 本資料は東京大学出版会殿・講談社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典: (左) 東京大学地球惑星システム科学講座編『進化する地球惑星システム』 2004 年 東京大学出版会 (上) 丸山重徳『「地球温暖化」論に騙されるな!』 2008 年 講談社
    173. 173. 出典:川上紳一・東條文治『図解入門「最新地球史がよく解る本」』 2006 年秀和システム 過去250万年間における気候変動の復元図 本資料は秀和システム殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 現在は 第四紀 ( 258.8 万年前~現在、但し、争いがある)  ・ 人類 の進化と繁栄の時代。  ・更新世末に、大規模な絶滅が起こった。  ・高緯度の地域に、大陸並の規模の 氷河 が分布している。  ・ 氷期 と 間氷期 を繰り返している。 現在は 氷河期 の中の 間氷期 なぜ第四紀( 258.8 万年前)から寒くなったかはまだよく解らない
    174. 174. 最近注目されている宇宙線の気候変動への影響 本資料は恒星社恒星閣殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
    175. 175. 本資料は恒星社恒星閣殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 星の多いところ(渦状腕)を通ると宇宙線が増え、雲が増えることで地球は寒冷化する?
    176. 176. 本資料は恒星社恒星閣殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 天の川銀河の円盤を通ると宇宙線が増え、雲が増えることで地球は寒冷化する?
    177. 177. 寒冷化した場合の日本列島への影響について 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:太田陽子他『日本列島の地形学』 2010 年 東京大学出版会
    178. 178. 文明の画期と環境変動 本資料は朝倉書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 出典:小泉格・安田喜憲編『 講座・文明と環境1 地球環境と文明の周期』 1995 年 朝倉書店 環境変動が文明の興亡にも少なからぬ影響を与えてきたのも事実 森林が保持できなくなって来た時が文明の滅びる時という見方も
    179. 179. 本資料は洋泉社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 (ご参考)
    180. 180. 東京大学生産技術研究所 エネルギー工学連携研究センター副センター長 金子祥三特任教授ご提供資料
    181. 181. 未定 CO 2 25%削減対策 このコメントは東京大学生産技術研究所エネルギー工学連携研究センター副センター長金子祥三特任教授との意見交換を参考にした早坂の個人的見解であり東京電力の公式見解ではありません。 ・25%削減は大変厳しい。 ・原子力9基増設と稼働率 81% に大きく依存 ・これがぶれると大きく影響を受ける ・太陽光・次世代自動車に余り多くの期待できない。               ↓ ・達成できない場合、排出権取引で海外  へお金が流出・国内産業の海外移転?    ->国の富や雇用を失う。
    182. 182. 高速増殖炉について <参 考>
    183. 183. ウランの核分裂とプルトニウムの生成・核分裂 ● 軽水炉の核分裂とプルトニウムの生成 ● 高速増殖炉の核分裂とプルトニウムの生成(増殖) ウラン 235 プルトニウム 239 プルトニウム 239 熱エネルギー 熱エネルギー 熱エネルギー 中性子 中性子 中性子 中性子 中性子 ウラン 238 ウラン 238 プルトニウム 239 中性子 熱エネルギー 減速された中性子 プルトニウム 239 減速された中性子 ウラン 235 ウラン 238
    184. 184.
    185. 185. 出典:文部科学省「高速増殖炉もんじゅ研究開発の意義と必要性」 高速増殖炉( FBR )のしくみ 原子炉容器 制御棒 原子炉 格納容器 蒸発器 タービン 発電機 タンク 2 次系ナトリウム 中間熱交換器 蒸気 1 次主循環 ポンプ 2 次系ナトリウム 給水 ポンプ 2 次主循環 ポンプ 循環水 ポンプ 復水器 放水路へ 冷却水 (海水) 空気 冷却器 1 次系ナトリウム 燃料 冷却材には熱のよく伝わる 液体金属(ナトリウム)を使う 蒸気でタービンを回し発電する 燃料にはプルトニウムとウランを混ぜたもの( MOX 燃料)を使う 原子炉で発生した熱はナトリウムから水に伝えられ、水は蒸気となる 水 過熱器
    186. 186. 原子燃料サイクル 海外に依存しない! 経済産業省資源エネルギー庁資料
    187. 187. <ul><li>ユニオンカーバイド社事故 :インド・ボパールの化学工場から有毒ガスが流れ出た事故。その夜のうちに 2000 人以上が死亡し、 15–30 万人が被害を受けた。数ヶ月以内に新たに 1500 人以上が死亡し、最終的に、様々な要因で 1 万 5000 人~ 2 万 5000 人が死亡 したとされる。 ( 1984 年 12 月3日) </li></ul><ul><li>ブラジル沖エールフランス航空エアバス A330-200 型機事故、乗客・乗員 228 名の生存は絶望的( 2009 年 6 月 1 日) </li></ul><ul><li>JR西日本福知山線事故 死者 107 名( 2005 年4月 25 日) </li></ul>原子力発電所の安全性について 原子力発電所・ジェット旅客機・自動車でどれが一番危ないとお聞きすると  (一般の方の答え) 原子力発電所>ジェット旅客機>自動車   (実際には)    自動車>ジェット旅客機>原子力発電所 交通事故による死者 (早坂推計) (昭和 30 年~平成 20 年の累計)   24 時間以内 約 557,000 人   3日以内  約 644,000 人   1年以内  1,000,000 人超 ジェット旅客機  第四世代旅客機で今世紀に入って先進国の死亡事故はブラジル沖のエールフランス機墜落のみ 原子力発電所   1966 年の東海発電所運転開始以来原子炉の事故での 死亡者は国内ゼロ (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません) チェルノブイリ事故( 1986 年4月 26 日) ・事故そのものの死者は 31 名(爆発による死者など3名を含む) ・小児甲状腺ガンの増加があるが 99% は存命と言われる JCO事故( 1999 年9月30日) ・死者2名、燃料加工工場での事故 美浜3号機事故( 2004 年8月 9 日) ・死者4名、二次冷却系の復水配管から蒸気漏れ スリーマイルアイランド事故( 1979 年 3 月 28 日) ・放射性物質による住民や環境への影響はほとんど無かった。 <参 考>
    188. 188. 出典: http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/6820.html
    189. 189. もんじゅ運転再開に時間がかかった背景 ソ連の崩壊の影響 安全の問題よりは コスト= EPR 核不拡散 の問題 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    190. 190. 出典:原子力政策大綱  http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/taikou/kettei/siryo1-3.pdf
    191. 191. スマートグリッドについて (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません) サブプライム・ローンの証券化のようなもの 質の悪いものをIT技術と統計学の知識で質が良くなるかのような話し <参 考>
    192. 192. メイン・フレーム(集中処理) クライアント・サーバ(分散処理) クラウド・コンピューティング(集中処理) コンピュータの潮流の変化 端末の処理速度の単価 > 回線の伝送速度の単価 分散処理 端末の処理速度の単価 < 回線の伝送速度の単価 集中処理 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません) コンピュータ・ネットワークと電力系統の類似性 電力系統も送電ロスと発電効率でネットワークが決まる 電気業の黎明期(明治時代)はマイクログリッド 小規模発電 ↓ 送電技術(電圧)の向上に伴いネットワーク拡大
    193. 193. 日・米・欧の電力系統の比較 ヨーロッパの国は日本でいえば都道府県の様なもの
    194. 194. http://aspo-usa.com/2009presentations/Scott_Pugh_Oct_11_2009.pdf
    195. 195. http://aspo-usa.com/2009presentations/Scott_Pugh_Oct_11_2009.pdf
    196. 196. 光の波としての性格 数が多くなると統計的な性格が見えてくる スリット実験(量子)の結果 スリット実験(量子=粒としての性格) 電力系統も同じ 出典:竹内宏『図解入門「よくわかる最新量子論 基本と仕組み」』 2006 年秀和システム 本資料は秀和システム殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません) スリット実験(量子)の結果
    197. 197. スマートグリッド ネットワーク化 需要 需要 需要 需要 供給 供給 供給 供給 このすべてを IT 技術で制御しようというもの 供給側の出力制御で調整 同期機理論 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    198. 198. 需要 供給 供給側の出力制御で調整 同期機理論 需要 供給 太陽光・風力・燃料電池・蓄電池などインバーターを介する電源は「パルス幅変調( PWM)( 制御 ) 方式」で「電力系統側の系統周波数」を利用している この人たち(火力・水力・原子力)だけで調整することに (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
    199. 199. 送電ロスについて ①  送電線の距離に比例する ②  電圧に反比例する W = EI I = W/E 電力ロス∝ I W :電力量( VA = W ) I :電流( A ) E :電圧( V ) 社会インフラの質を考える 欧米の議論を日本に安直に適用しているのでは? 日本は既にコンパクトシティ!  離れたところの大規模集中型発電所から電気を送るのは無駄が多い?  マイクログリッドが地球を救う。・・・本当にそうか? (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません) (やや厳密性に欠ける議論です)
    200. 200. 電気の届くまで 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 275,000V ~ 500,000V 154,000V 66,000V 6,600V 100V/200V 100% 1.5% 0.15% 0.065% 0.036%  ~  0.02% 100 V を基準とした場合 同じ電流(I)が同じ電線を流れた場合の電力ロスの比 (やや厳密性に欠ける議論です)
    201. 201. 送電網を考える上での日米比較 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
    202. 202. ロス・アンゼルス市と関東平野の大きさ 新潟や福島から電気を送るのは アメリカで比較するとロス・アンゼルス郊外の発電所から電気を送るようなもの 需要密度の高さ(コンパクトシティ)は低エネルギー社会のメリット! © 2009 Google 地図データ  © 2009ZENRIN © 2009 Google 地図データ  © 2009 Tele Atlas (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません) 日本は既にコンパクト・シティ化が(かなり)進んでいる 日本型スマートグリッドは整備済み?
    203. 203. 高レベル放射性廃棄物について <参 考>
    204. 204. 高レベル放射性廃棄物 ( ガラス固化体 ) ができるまで 高レベル 放射性廃液 ガラス原料 排気 ガラス溶融炉 溶融ガラス 耐火レンガ (セラミック) 溶融ガラス 固化ガラス キャニスター (ステンレス鋼製容器 ) 電極 容器肉厚 約 5mm Φ 約 430mm 固化ガラス ステンレス鋼製容器 約 1,340mm      ガラス固化体の性状 体積:固化ガラス約 150ℓ 重量:約 490kg( 空容器の重量は約 90kg) 再処理工場で発生した高レベル放射性廃棄物(廃液)は、ガラス原料とともに高温で融かし合わせ、ステンレス鋼製容器(キャニスター)の中で固化し、ガラス固化体という安定した状態で貯蔵される。
    205. 205. 高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の貯蔵概念図 冷却空気出口 冷却空気入口 貯蔵ピット ステンレス鋼製容器(キャニスター) ステンレス鋼製容器 (キャニスター) 固化ガラス 収納管 通風管 ガラス固化体 約 1.9m 収納管ふた 冷却空気 冷却空気出口 シャフトへ 低い 気圧 プラグ 貯蔵ピット拡大図 高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)貯蔵庫には収納管があり、収納管 1 本あたり 9 本のガラス固化体をたて積みで収納する。冷却は間接自然空冷方式で行われ、冷却用空気はガラス固化体に直接接触しないよう収納管の外側を通る構造となっている。
    206. 206. 高レベル放射性廃棄物は、将来のいかなる時点においても人間環境に影響を及ぼさないように、適切な条件をもつ地層に多重バリアシステムを構築して埋設される。
    207. 207. 高レベル放射性廃棄物の地層処分の概念図 斜坑 斜坑 地上施設 地下施設 (地層処分低レベル 放射性廃棄物) 地下施設 (高レベル放射性廃棄物) 処分パネル (処分坑道の集合した区画) 立坑 連絡坑道 立坑 立坑 地層処分施設のレイアウト例 高レベル放射性廃棄物と地層処分低レベル放射性廃棄物の地層処分施設を併置した例 仕様の一例(結晶質岩、深度 1,000m の場合) 高レベル放射性廃棄物は、300メートル以深の地下に埋設(地層処分)され、最終的には処分トンネルそのものを埋め戻して完全に密閉する。 地上施設 敷地面積 1 ~ 2 ㎢ 高レベル 放射性廃棄物の 地下施設 大きさ(平面) 約 3 ㎞ × 約 2 ㎞ 地層処分低レベル 放射性廃棄物の 地下施設 大きさ(平面) 約 0.5 ㎞ × 約 0.3 ㎞
    208. 208. 放射能は時間とともに減衰していく性質があるが、高レベル放射性廃棄物については、放射能がウラン鉱石と同程度の強さに減衰するまでに数万年を要する。
    209. 209. 高レベル放射性廃棄物は、諸外国においても地層処分が検討されており、深い地層中の地下水の動きや岩盤等についての研究が行われている。 フィンランド・スウェーデンは処分地決定
    210. 210. 学界も前向きに取り組み

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