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クラウド狂騒曲の前に

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クラウドに移行したところで、何が変わるのでしょうか?システム費用は多少、安くなるかも知れませんが、
  それ以外は何も変わりません。目先のコスト効果にとらわれ、クラウド狂騒曲に流され、クラウド化に走る
  だけでいいのでしょうか?企業、国、自治体にしても「あるべき電子化のデザイン」を行わず、クラウド化を
  進めていいのでしょうか?
外部のサービスが充実してくれば、情報化のデザインも変わり、企業価値からみれば、ハードウェアや
  ソフトウェアを何でも自前で揃えることに大きな意義がないことも確かです。
  クラウド狂騒曲の前に行うべき大事なことは、インソースとアウトソースの仕分けなのです。

  講師 :  大成建設株式会社 元CIO/大成ロテック株式会社 常勤監査役
                         木内 里美 氏

Published in: Technology
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クラウド狂騒曲の前に

  1. 1. FatWire セミナー クラウド狂騒曲の前にクラウド狂騒曲の前にクラウド狂騒曲の前に 「イン」と「アウト」の仕分けを! クラウド狂騒曲の前に 「イン」と「アウト」の仕分けを! 2010年12月2日 大成ロテック株式会社 木内里美 本日の話題本日の話題 1.クラウド騒ぎに思うこと 2 間違いだらけのアウトソ シング2.間違いだらけのアウトソーシング 3.クラウドのメリットクラウ リッ 4.クラウドのリスク クラウド時代だから そ 大切な と5.クラウド時代だからこそ、大切なこと
  2. 2. 年 年 1.クラウド騒ぎに思うこと1.クラウド騒ぎに思うこと 1998年 1999年 2002年 2006年 クラウド・コンピューティングAmazon Web Services Salesforce 1996年 SaaS クラウド 8 000 9,000 10,000 千万人 SaaS ASP 5,000 6,000 7,000 8,000 2,000 3,000 4,000 0 1,000 1997年末1998年末1999年末2000年末2001年末2002年末 2003年末 2004年末 2005年末 年 2004年末 2005年末 2006年末 2007年末 2008年末 2009年末 データ:情報通信白書(インターネット人口の推移) 総務省 1.クラウド騒ぎに思うこと1.クラウド騒ぎに思うこと エリック・シュミットの言ったクラウド・コンピューティング -一番身近なクラウド・・Web検索エンジン -雲の向こうから来るサービス - 2006年の検索エンジン戦略会議での提唱- 2006年の検索エンジン戦略会議での提唱 古くからあったクラウド構成の考え方 ピ グ-ユーティリティ・コンピューティング -メインフレームの仮想化 -インターネット技術と仮想化技術が概念を急拡大インタ ネット技術と仮想化技術が概念を急拡大 マーケティング用語化したクラウドの狂騒 IaaS? PaaS? パブリック? HaaS?ハイブリッド? プライベート? HaaS?ハイフ リット ?
  3. 3. 1.クラウド騒ぎに思うこと1.クラウド騒ぎに思うこと 使ってわかったクラウドの本質 -現業部門からのニーズ -現業部門の業務デザイン -実現する手段の最適化 実現はアウトソーシングで! -実現する手段の最適化 http://www.taisei.co.jp/partner/sagyosho-net/ 大成建設ホーム>協力会社の皆様へ>作業所Net (情報共有ポータル) 1.クラウド騒ぎに思うこと1.クラウド騒ぎに思うこと 自分が参画する すべての作業所 が見える プ ジ ク ポ タ を ベ ダ から供給プロジェクトポータルをSaaSベンダーから供給 社内の情報を 社内のサーバから 社内の情報を 社内のサーバから リンク社内のサ バから リンク
  4. 4. 2.間違いだらけのアウトソーシング2.間違いだらけのアウトソーシング クラウドはアウトソーシングの一つの形態 -クラウドを特別視する必要はない -サービス型のアウトソーシング -インソースかアウトソースかの選択-インソースかアウトソースかの選択 -持たざる経営の第一歩 アウトソ シングの価値アウトソーシングの価値 -規模の経済効果によるコスト削減 -専業化による品質担保と合理性 planning 専業化による品質担保と合理性 -固定費を変動費化する柔軟性 -サービスを活用するスピード コンサルティング アウトソーシング 単純請負型外注 業務代行 operation 2.間違いだらけのアウトソーシング2.間違いだらけのアウトソーシング 思想の無いアウトソーシング -アウトソーシングは単なる‘外注’ではない -まずインソースとアウトソースの仕分けから -付加価値の低いものはアウトソーシングへ-付加価値の低いものはアウトソーシングへ -付加価値の高いものはインソースを強化する インソ ス強化の無いアウトソ シングインソース強化の無いアウトソーシング -インソースが弱いとアウトソーシングが丸投げになる -インソースが強くないと適切なアウトソーシングができないインソ スが強くないと適切なアウトソ シングができない 「戦略的アウトソーシング」とその後 戦略的だったのはどちらだったか?-戦略的だったのはどちらだったか? -救われた会社、救われなかった会社 -悲惨なのは「魂を売ってしまったアウトソーシング」悲惨な は 魂を売 しま たアウ ソ シング」
  5. 5. 3.クラウドのメリット3.クラウドのメリット 早い・安い・旨い -何よりスピード -容量も柔軟 -基本は従量制-基本は従量制 作る・持つから使うへ 時-いよいよ利活用の時代に入る・・・ IT ⇒ ICT ⇒ ICU -投資力の弱い中小企業に福音か -情報システム資産を持たない企業も可能情報システム資産を持たない企業も可能 コストと品質のオプチマイゼーション 競争 は がる-競争でコストは下がる -技術で可用性は向上する -技術でパフォーマンスも上がる技術でパフォ マンスも上がる 4.クラウドのリスク4.クラウドのリスク 継続性のリスク -サービスレベルが維持できなくなったらどうする? -提供側がやめたらどうなる? -代替環境はどうする?-代替環境はどうする? ベンダーロックイン 軟性を 害す 警 す-柔軟性を阻害する警戒すべきリスク -どっぷり嵌まる「上得意」も戦略の一つ -契約前の吟味と見極めが重要契約前の吟味と見極めが重要 マスターデータ管理 ブ クボ ク ク ウド 危険-ブラックボックスのクラウドの危険 -予測されるアプリケーションの疎結合 -必須となるデータ・マネジメント必須となるデ タ マネジメント
  6. 6. 4.クラウドのリスク4.クラウドのリスク 契約リスク -損害賠償責任の上限 -秘密保持、捜査機関への開示 -知的財産侵害-知的財産侵害 -データの返却処理 -再委託先問題 セキュリティリスク -可用性の問題可用性の問題 -サイバーアタックや漏洩の問題 -秘密保持条項におけるプライバシーデータ -グローバル対応における国別規制問題 -海外へのデータ移転問題(EUデータ保護指令の個人データなど) (愛国者法 対策法) ダ 事例-PATRIOT Act(愛国者法、テロ対策法)のダラス事例 5.クラウド時代だからこそ、大切なこと5.クラウド時代だからこそ、大切なこと データ・マネジメント -組織にとって最も重要な情報資産は「データ」 -企業内システムのマスターデータ管理もお粗末な状態 -クラウドを活用すれば さらにデータ・マネジメントは困難-クラウドを活用すれば、さらにデータ・マネジメントは困難 -データ・マネジメント・コンソーシアムも設立の動き 構造データ データモデル、あるいはER図を作っていますか? 構造デ データの標準化は進めていますか? マスターデータ管理は出来ていますか? 非構造データ メール、企業内SNS、イメージデータ、ファイルは? CMS PIM ECMなどを活用あるいは考えていますか?CMS、PIM、ECMなどを活用あるいは考えていますか?
  7. 7. 5.クラウド時代だからこそ、大切なこと5.クラウド時代だからこそ、大切なこと ITガバナンス コスト マネジメ ント 全体 最適化 -ITガバナンスの三要素 ・全体最適化 ・コストマネジメント リスク マネジメ ント ント ・コストマネジメント ・リスクマネジメント 全体デザインの中から決まるクラウドの導入 ITガバナンス -全体デザインの中から決まるクラウドの導入 -部門が勝手にクラウドサービスを選択したらどうなるか? ビ ベ ダ と パ プサービスベンダーとのパートナーシップ -クラウドは提供と活用の単純な関係ではない 改善は運用に中から生まれる-改善は運用に中から生まれる -クラウドは失われたパートナーシップ回復のチャンス -契約:役割分担の明確化契約 役割分担 明確化 -ベンダーには説明責任 クラウド狂騒曲の前に 「 「 仕 を クラウド狂騒曲の前に 「 「 仕 を「イン」と「アウト」の仕分けを!「イン」と「アウト」の仕分けを!

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