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Fabスターターズ ガイド 作品集

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Tokyo Art Research Lab(TARL)講座として2年目を迎えた渋谷アートファクトリー計画の全8回のゼミ形式のクリエイター向けデジタルファブリケーション講座 「Fabスターターズガイド」。
今年は7月からの半年間、15名の多彩なクリエイターと7組の講師クリエイターと共に、ゼミ形式のデジタルファブリケーション講座を開催してきました。
今回の講座を通して制作された14名のクリエイターによる作品を全て紹介します。

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Fabスターターズ ガイド 作品集

  1. 1. 第1回:空間を活かすしつらえとは? お題: FabCafeをさらに魅力的にする「しつらえ」 をFABする 講師:成瀬友梨、猪熊純 (成瀬・猪熊建築設計事務所)
  2. 2. 「4 Peace (For Peace)」 4本のツリーとそれを吊り下げたピースサインを モチーフにしたリング状のフレームで、自然破壊 からの蘇生と平和への願いをコンセプトとしまし た。時折緩やかに光を放つ積雪したツリーはレー ザー加工機でカットした繊細なペーパースカルプ チャ + LED + 超軽量の布で作成し、自然の安定 した静寂を表現。 軽く振動を与えると強い光が 激しく点滅し、またゆっくりと静寂に戻る構造に なっている。超軽量のフレームは高度な技術を必 要とするマグネシウムの溶接ができる富士宮の ㈱ マクルウ様で製作。 ツリーと共に超軽量にこだわったのは、プランの 変更動機でもありますが置かれる空間への安全性 を第一に考慮したものです。(山下) 早い段階から「大きくてインパクトのあるもの」 と「12月の講評に合わせてクリスマスツリー」と いう二点が固まっていたことで、チームでのアイ ディア展開が比較的円滑に進みました。山下さん はマグネシウム合金を中心にツリーの形を模索さ れ、伊藤は紙と木で研究しました。最終的には両 者の金属フレームと紙のツリーを合わせる形でま とまりました。(伊藤) チームA:伊藤・山下
  3. 3. 「Fabクリスマスツリー」 空間を活かすしつらえということで、FabCafeのソ ファーとガラスの間の空間を利用することに決定。 発表の時期がクリスマスということもあり、クリスマ スツリー型のランプという共通点を設定し、さらにそ れぞれ素材も変えて、チームBの3人各々ツリーを作 成。 ・遊べるクリスマスツリーランプ(上・大谷) 輪のようにカットしたアクリルを積層して造形。芯の 部分が中空なので、そこに電灯線を通すとともに、本 来は不要となる切り出された円盤状のパーツを、周囲 の飛び石的なパーツに利用した。 ランプシェードにあたる部分は、本物の木を薄くシー ト状に加工した既製品を用い、レーザーカットしたも のを丸めて立体形状にしている。 ・フェルトと紙(右・森下) 一番見て欲しい点がコンセプトである光の透け感だ。 光が、フェルトからさらに外側の目の粗い切り絵の 紙のフードを透けてやわらかく光っている部分を見て ほしい。 ・間伐材のワリバシ(左・町田) ワリバシは吉祥寺にあるコンセプトカフェ 「taihiban」から使用済みのワリバシを  いただき、ボンドで接着・レーザーカッターでカッ トし組み合わせ、やすり掛けを行い仕上げた。 チームB:大谷・町田・森下
  4. 4. 「屋根裏スリーブに住む森の動物たち」 見つけた時にちょっとした驚きが与えられるもの をコンセプトに作成。 Arduinoを取り入れて、ただ光る照明ではなく、 3つの照明を何秒差でそれぞれ光らせることに よって、照明の上にかぶせた柄が動いているよう にしようということになり、小動物がスリーブに 住んでいるというテーマにした。 通常の価値観からすれば特に意味のない梁のス リーブ孔の中に「小動物」もしくは「なにか」が 棲んでいるというストーリで制作を進めた。 複数の光源を順番に点灯させることによって動く 影絵のような効果を作り出している。 チームC:大島、右左見、藤井
  5. 5. 「キラキラモビール的な」 FabCafeの光と風に反応するなにか。 ・光に反応→照明をミラーで反射 ・風に反応→空調でゆれるものをレーンから吊す をコンセプトにレーンから紐でキラキラ光るもの をぶら下げることにした。 高橋さんは「雪の結晶」、荒木さんは「雪の結晶 みたいな数学の数列」、馬淵は「トナカイ」と丸 形の物をつなげて最後にトナカイを一番下に取り 付けるという構成で、アーチを意識した並びに飾 り付けた。 チームE:荒木、馬淵、高橋
  6. 6. 第2回:3D Fab ‒ Molding/ Scanning/ Modeling お題: 渋谷の街の中にある「何か欠けているモノ」 「何か補完できそうなモノ」を探し、3Dプリ ンティングするオブジェで補完する 講師:平本知樹 (しぶや図工室)
  7. 7. 「樹体告知」 FabCafeへ向かう道玄坂の街路樹。 スパンと切り落とされた幹にあって表皮だけが成 長して有機的な表情を出していたので、残された 端面に生命体のエネルギーを表現しようと考えた。 キューブがビットの象徴とすると「アトム→ビッ ト→アトム」と、Fabの文脈とも関連付けながら 「次世代の孵化」をテーマに作品として表現。細 かなキューブの中でインキュベートされ生まれな がらにキューブを手にしている胎児はどのように 成長してどんなモノづくりをするのか想起させる。 条件となる3Dプリンタでの出力は白色の石膏に なるので、なまめかしくシュールな表現にできる こと、残存している樹の表皮がギュッと包み込む 状態になっていることなどからこのテーマと親和 性が高いと考えた。 チーム宙組:山下、右左見、馬淵
  8. 8. 「渋谷のモアイ」 モヤイ像という誰もが知っている渋谷のアイコン には誰もが一目見てすぐわかる「物」を取り付け たいと思った。(森下) モヤイのほっぺたに蛇口がついていたらどんな水 が出るんだろう...と、考え始め、実際に 蛇口をつけてみることにした。(伊藤) チーム星組:森下、伊藤、藤井
  9. 9. 「坂道と階段をのぼる人々」 この回のテーマは、ファブカフェの近くにある風 景に合うように、粘土で型をとり、そのうえに3 Dのソフトで立体をつくった。 3Dモデリングというと、すごくデジタルな印象 が強いのですが、素材や出力の仕方によって、出 力されるものも大きく変わってくるというアナロ グな部分も知れて、今後その技術をどのように取 り込んでいけるかが楽しみ。(大島) チーム月組:大島、川鍋
  10. 10. 「壁からおっぱい、「壁から足」 町にある溝探しでは、ビルの塀(?)にある穴を選び、 作品のテーマは体の一部に決定。   普段つくれないもの、見た人が少し笑顔になっ てくれたら、、と思い私はおっぱいにした。 作るものがおっぱいだったので、中途半端にいや らしいものにならないよう仕上げに時間を使った。 出力されたものを、ヤスリや着色で加工すること で素材と向き合う時間が非常に面白かった。 チーム雪組:町田、田島
  11. 11. 「自ら束縛を逃れようとする手」 宮下公園の階段の手すりの欠けに注目し、そこに 当てはまるストリートアートを考えてできた作品 ですが、当初は、別の幾何学的な造形も色々と試 みた。 しかし、単に欠けを埋めるだけでなく、そこにそ れが存在するための何らかのストーリー性が必要 ではないかと思い当たり、かけら自身が意志を 持って自らを手すりから引き剥がそうとしている 様子を作り上げることにした。 3Dスキャンのデータには、多少足りない部分や、 欠けた部分との境界面の出っ張りで上手くはまら ない部分があったため、造形後に現地でパテを 使って補ったり、紙ヤスリなどで削ってピッタリ 収まるように調整。 さらに、ダイソーのガラス絵の具という透明感の ある発色の絵の具セットを利用して調色したもの で着彩し、リアルさを出している。 チーム花組:高橋、大谷、荒木
  12. 12. 第3回:心のスイッチを切り替える時のインテリアアイテム お題: バルカナイズドファイバーと椅子の張り地をマ テリアルとして、「スイッチをON/OFFする 場面」を3個設定して、インテリアアイテムの シリーズ3作品を制作する。 講師:土橋陽子(家具デザイナー・ファシリテーター)
  13. 13. 「ブレーメンのめがね置き」(森下) 「壁面植物」(右左見) 「マグカップに載せるフタ兼ティーバッグ」(川鍋) 心のスイッチということで、全員フリーランスで あまりスイッチのオンオフがないなかでも一瞬オ フになるようなほっとするスイッチになるような ものをつくろうという話になった。 眼鏡をはずして置く瞬間というのはスイッチだな と発見。眼鏡が積み重なっていくイメージからブ レーメンの音楽隊をモチーフに形状を考えてみた。 上から にわとり ねこ いぬ ろば とだんだん大き くすることによって小さいフレームのものからサ ングラスタイプのものまでさまざまな形のめがね に対応できるようにした。(森下) 作品のコンセプトは座る場所を変えた時壁が変質 し、部屋の雰囲気を変化させていくクッション。 そのクッションの中に感圧センサーを四カ所仕込 み、人のクッションへの持たれ具合の変化を検知 して壁を照らす花の色を変化。人が使用していな くても、気まぐれに灯るようになっている。(右 左見) バルカでマグカップに載せるフタ兼ティーバッグ 受け。お湯の熱でフタが曲がり、そこにティー バッグをおけるというもの。厚さをやスリットの 調整に試行錯誤した。(川鍋) チーム荒川区:右左見、川鍋、森下
  14. 14. チーム港区:大島、馬淵、田島 「夏でも冬でも片付けたい」(大島) 「壁掛けCD ラック」(馬淵) 「空中に吊り下げる植物」(田島) どこにしまえば良いか、持て余していた帽子をドアノ ブにかけておける、帽子掛けをデザイン。 帽子掛けは、バルカナイズドファイバーの特性を生か し、水に濡らすと何回でも形を自由に折り曲げること ができ、乾かすとその形を維持する設計です。帽子は、 夏冬いろいろな形があり、キャップや、ハット、毛糸 の帽子まで、形に合わせて折り曲げるところによって どんなかたちの帽子でもかけられる。(大島) 無機質な壁にCD を収納かつ飾れるラックがほ しいという想いからこのCD ラックを作成した。 枚数が増えて飾りきれなくなったらラックを水につけ て丸めて16 枚収納可能な壁掛けCD 収納ラックとな る。(馬淵) 馬淵 大島 田島
  15. 15. 「雑誌の特等席(マガジンラック)」(大谷) 「鍵の特等席(マガジンラック)」(伊藤) フリーランスなので、会社から帰って一息つくと いったようなオン/オフの切り替えはないのです が、仕事の合間に寄稿した雑誌に目を通すなどの 息抜きをしています。そこで、最新刊やお気に入 りの雑誌、あるいは写真集などの特等席となるマ ガジンラックを、バルカナイズドファイバーの特 性を活かして作ることにした。 なるべく材料を無駄なく使いたいという気持ちか ら、長方形のバルカを丸めるだけで円錐形に近い フォルムを作り上げる方法を思いつき、バルカで 1/2サイズの試作を行った。 接合部をバルカの組み合わせにするとディテール が煩雑になるため、糸で縫い合わせることにしま した。また、本体の後部のスペースがもったいな いと感じたため、そこにも新聞などを差し込める スリットを作った。(大谷) チーム渋谷区は、課題にある「スイッチ」を物を 置いたり取ったりする「場所」に置き換え、雑誌 と鍵の特等席を作ることをテーマにした。「鍵の 特等席」は、バルカナイズドファイバーらしい形 を模索しました。 鍵をかける二本のフックは本体から垂直に飛び出 し、全体を留めて抑える留め具と、本体中央に入 る手紙等を底で抑える三つの役割りを果たしてい ます。(伊藤) チーム渋谷区:伊藤、大谷
  16. 16. 「Laughing Heart」(イザベラ) 「猫の小物掛け」(藤井) 「ピアスケース」(高橋) チーム世田谷区:イザベラ、高橋、藤井 部屋がアクセサリーや細かいものでごちゃごちゃ してしてしまいがち…という悩みから、ごちゃご ちゃしたものを隠して収納するようなものに。 それで、バルカンファイバーのまげられる特徴を より考えてみて、いろいろ曲げてみると自然に ハート型となった。 うちらの世田谷チームのメインテーマが部屋のご ちゃごちゃをポップギャル風に解決するという テーマでしたが、、ライトを中に隠したら、心が わらってきたように(Laughing heart!!)詩が輝 いてくるので、楽しいです。(イザベラ) イザベラ 藤井 高橋
  17. 17. 「KUMIKO クミコ」(山下) 「VaikanFlower」(町田) 「7Fプラネタリウム前」(荒木) バルカナイズドファイバーと、FABツール(レー ザー加工機やミシン)という条件の中で、可変性、 実現性、新規性、などの観点で、実験ベースでい ろいろ試したいと考え、手間のかかる欄間組子の 様式美をまずは単純にデジタルデータに置き換え てみました。伝統的なパターンを使いながら、い くつか条件を変えて試作した結果、パラメータで 無限の可能性がある事を体感できました。また、 バルカナイズドファイバーの素材特性が予想以上 に奥深く、(たっぷり水を含むと扱いやすく、乾 くと怪我をするほど固くなる、とか。)今後のプ ロダクトで積極的に使ってみたい素材に出会うこ とができました。(山下) グループワークでは、「入れ物」というざっくり としたテーマに決まりましたが、制作段階で各々 の方向性に 分岐したため、山下さんの制作過程 を参考に「抜き」をコンセプトに作成。バルカは 薄くて丈夫、それなのに水に濡らすと曲がる特性 を持つ不思議な素材なので、薄いバルカ一面に和 柄の菊模様をモチーフにした柄を一面に配置、 カット。霧吹きで水をかけると丸まる特性を利用 し、トイレットペーパーを入れると花にみえるカ バーを作成した。(町田) チーム杉並区:山下、町田、荒木
  18. 18. 第4回:ちょっと未来のパーティーグッズ お題: PARTYでコミュニケーションを円滑にするも の 「ちょっと未来のパーティーグッズ」をFAB ツールを使って制作する 講師:岩沢仁、岩沢卓(有限会社バッタ☆ネイション)
  19. 19. 「Party シール&ケース」 「フォトプレスタ (フォトプレート兼フォトスタンド)」 日本人の多くの方が非常にシャイで、パーティーで知って いる人と固まる傾向あるので、作戦を練ってみた。 先ずは来場者が入り口でチェキ撮影、それを色分けされ たフォルダに挟んで、フォルダーを首にかける。パー ティー部屋をまわって人とであって、シール交換して、 チェキに入るように伝える。 そのフォルダーで名刺もいれて、いちいちバッグからださ なくても、便利に名刺交換できたらいいなあと思い、人 の顔が忘れにくする為にも、相手から二つのシーロをも らって、チェキにも、相手の名刺にも、貼れば覚えやすく なるのかなあとも思った。(イザベラ) パーティでのコミュニケーションを促進するために、ポー トレート写真を使って話すきっかけを与える仕掛けを考え るうちに、パーティ会場内ではネームプレート代わりの フォトプレートとなり、パーティ後はフォトスタンドとし ても楽しめるものを作ることに決定。 フォトプレートとして使うときには平面的ですが、一部を 折り取って組み立てることで立体的なフォトスタンドにな る。さらに、写真に貼る変装ステッカー的なアイテムのア イデアが生まれ、これを交換し合って自分の写真に貼るこ とで、ポートレートを華やかに演出できるという楽しさを 加えることになった。規定のステッカーを集めると、星形 のバッジがもらえ、ストラップホールに嵌めて勲章のよう に飾ることができる。 簡単にFab量産できることを考えて、組み立て工程無しに 機能するような設計とし、試作段階では、写真がはまる 部分を厚み方向への削り込みで造作しました。また、素 材にパターンが立体的に浮かび上がる特殊なアクリル板を 使うことで、近未来感を演出してみた。(大谷) お父さんチーム:大谷、馬淵、イザベラ
  20. 20. 「パーティーステッカーボード」 大勢の人が集まるパーティーで、自分の飲み物(コップや 瓶)に目印をつける為のパーティー用ステッカーボード。 使い方のルールは至ってシンプルで「自分のコップだとわ かるようなデザイン」にすることのみ。 ステッカーの形は四角や円のような図形やピクトグラム、 蓄光シートや季節感のある形(今回は雪の結晶)を用意し、 パーティー感と貼る人の個性が出せるようなものにした。 ステッカーは、見た目の華やかさと、大人数の人が同時 に手を伸ばせるような利便性を考えアクリルボードに貼り ディスプレイした。 使い方が単純明快で伝わり易かったことと、形の異なる たくさんのシールを平面に敷き詰めた事でパーティーらし い見栄えのするプレゼンができたのがよかったと思いま す。実際に講評後の懇親会では、参加者が各自のビールや 顔などに張ってコミニュケーションツールの役割りを果た していました。(伊藤) 案決定までに時間がかかりましたが、案決定後のチームの スピード感には驚かされました。スケジュールの都合上実 制作には参加できなかったのが残念でしたが、Facebook 上でアクリルボードに貼られたボードを見た時にシンプル に楽しんで貰えそうな案が出来たなと感じてテンションが 上がりました。 シンプルな分色々なシーンで使えそうなのでパーティーに かぎらず他でも使ってみたいと考えています。(右左見) アイディア出しでかなり苦戦しましたが、チームで FabCafeに集まりブレストをしたことで、自分1人では出 ないアウトプットが出来ました。何よりも、この案に決定 したときの3人のテンションが一気に上がった事、懇親会 では皆さんに顔や服にまで貼っていただいて遊んでいただ き嬉しかったです。(町田) お母さんチーム:伊藤、右左見、町田
  21. 21. 「未来型ドレスコード」 未来のパーティーのスタンダード!参加者がそれ ぞれ自分の周りに料理や飲み物を配置できる歩行 型の机を装着することで、料理に飲み物に自然に 人が集まりコミュニケーションが生まれるという 画期的なアイテム。 さらに、ドリンクに名刺を巻いてしまいドリンク を配ると同時に名刺交換まで済ませることができ る。 やはり、パーティーでの問題点として話すきっか けづくりが難しいなということになりなんとか向 こうからそれも知っている知らない、年齢に関係 なくよってきてもらうにはというはなしのなかか ら生まれたアイディアです。酔っぱらっても歩行 器なので倒れずいくらでも飲めるメリットも。 お兄さんチーム:森下、田島、荒木
  22. 22. 「サムネイルコースター」 パーティーできっかけがつかめるようにコミュニ ケーションをサポートするツールを作りたいと考 えた。当初は誰と誰が同じ属性とわかるステッ カーを考案。 結果的には、仕組みはシンプルな方がいい、との 考えから、「SNS(サムネール)ではよく知る 15名友人たちとの初めてのオフ会」、「手元の コースターでその人が誰かを知ることができるサ ムネールコースター」で着地した(山下) ちょっと未来のパーティーグッズというテーマで パーティーを盛り上げるためのパーティーグッズ を制作するということで、パーティーが苦手な日 本人のために、知らないひとと会話になるような パーティーグッズをつくることに。最初は、それ ぞれの出身のシールを胸に貼ったり、血液型の シールを貼ったりと、カテゴリー別にどんどん シールを貼っていくことで会話の発端になること を考えていたのですが、参加者のインタラクショ ンがないことを考えると、シールを貼るのは果た してどのくらいインタラクションがあるか、とい うことを考え、Facebookのサムネールをコース ターに焼いて、それぞれ自分のものを見つけて、 持ち帰ってもらうということにした。(大島) お姉さんチーム:高橋、大島、山下
  23. 23. 「光合うLEDバッジ」 向き合うと赤色でまたたきするLEDバッジ。 パーティー会場で話のきっかけに。 上に紙を乗せるだけでオリジナルなものにカスタ マイズできます。 赤ちゃんチーム:荒木、川鍋、藤井
  24. 24. 第5回:灯りと私とインタラクション お題: Aruduinoとセンサーを利用したFAB作品を作 成する 講師:MATHRAX 久世祥三,坂本茉里子
  25. 25. 「4 Peace」(山下) 「Fab万華鏡」(大谷) 振動センサーを触りながら色々なことを試す中で、振 動センサーには方向性があることに気がつきました。 このセンサーの特徴と、Mathlaxさんに教えていただ いた光の表現方法を組み合わせて出来ることを模索し ました。ゼミのタイトルにもある、「灯りとわたし」 の一番ダイレクトなインタラクションを可能すべく身 につけられるものを考えました。(伊藤) 第一回目と同じ(山下) 分で動かして楽しめることや、周囲に対してのライ ティング効果などを考えて、作品の基本を万華鏡とし た。 ただし、一般的な万華鏡では照明に当たる部分に自然 光を用いることが多いのに対し、同じような位置づ けでLEDを利用すると光源がむき出しになってしまう ため、これを球体で覆うことにし、パターンを作り出 す基になる要素にビー玉を採用することを思いつきま した。そこからビー玉を保持するための球体の二重構 造が生まれた。 工夫したポイントは、ビー玉を完全に充填してしまう と回してもパターンの動きがほぼなくなってしまうた め、量を調節して回したときに球の内部でバラツキが 生じるようにしたこと。次に、球体部分を回転させ てもLEDは内部で動かないようにしたところ。そして、 回転の軸にゴム製の不規則な歯車のようなものを付け て、それが振動センサーを揺らすようにした点。  万華鏡本体を支えるステー部分は3Dプリンタで出 力している。(大谷) 振動センサーチーム:伊藤、大谷、山下
  26. 26. 「壁面植物」(右左見・第3回と合わせて) クッションの中に感圧センサーを四カ所仕込み、 人のクッションへの持たれ具合の変化を検知して 壁を照らす花の色を変化させた。 人が使用していなくても、気まぐれに灯るように なっている。(右左見) タンバリンをたたくと光りが止まるように。(荒 木・藤井) 圧力センサーチーム:右左見、荒木、藤井
  27. 27. 「自己主張型テールライト」(馬淵) 「雨のち晴れ」(イザベラ) 夜道を自転車で安全に走行するのにテールライト は欲しいもの。しかし、時には自転車テールライ トは対向車の強力なライトによりかき消されてし まうことがある。そんな時のために、対向車の光 に反応して赤青緑と点滅し、自転車の存在を示す ことができるテールライトを作成した。 Arduino とLED ライトを収納できるボックスを 3D プリンターで出力し、それらを自転車のサド ル下に取り付ける。光センサーは対向車の光が当 たりやすい位置のフレームに取り付けた。また、 ボックスは自転車に馴染むよう黒塗装で仕上げた。 自転車への取り付けは全てマジックテープ。ライ ト等の盗難が多いため、乗車以外は取り外しを容 易にできるようにマジックテープを選んだ。 (馬淵) 一見雨のようなイメージですが、雲の右側を押す と、ふんわりした光が雲の向こうに輝き、下のプ リスムが 輝きはじめる。雨なのに、ちょっと太陽もでてき た、といった何ともいえない不思議にハッピーな 春雨の良い気分を表現。(イザベラ) 光センサーチーム:馬淵、イザベラ
  28. 28. 「太陽と月と読書灯」 書灯が欲しいというところからスタートして、フォトイン タラプタの特徴をどう結び付けるかを考えたがセンサーの 特徴よりも見た目のデザインのほうが自分には発送しやす かったためイメージのラフを書いていった。 最初のほうから何か家のようなものが光ると面白いなと いうイメージがあったので、家のモチーフを書いていると 太陽と月がでてきた。そこで、朝、昼、夕方、夜という4 色の明かりが選べるものにすることにした。あくまで読 書灯なので、極端な色だと読みにくいため白をベースにそ れぞれの色を足していった。 制作する過程で、朝から夜、夜から朝へゆっくりと移り変 わっていく読書灯が完成した。また、センサーの反射の部 分に2種類の黒を使用したことによって1か所だけ早く色 が変化する場所をつくることができた。色の変化を眺める ことができる間接照明モードも選ぶことができる、太陽 と月と読書灯の完成だ。 (森下) フォトリフレクタチーム:川鍋、森下
  29. 29. 「Arduinoと色の標本」(町田) ボリュームチーム:町田、田島、高橋 初めて見たArduinoのかわいらしさと、光の色が 繊細に変えることができることに感動し、 「今まで見た思い出の色」をプログラミングで設 定すると思い出の色が標本にできるというコンセ プトで瓶詰め型のライトを作成。Arduinoは、光 の色で表情が変わるよう白色にラッカースプレー で塗装、 ふたを開けると現れる「ボリューム」 型のつまみで光の強さ調整している。(町田) 高橋 町田
  30. 30. 第6回:時間を超えて届くメディア・マテリアル お題: 今回は紙と言うマテリアルをベースに未来の古 書店に残っていたら面白い本を考えサンプルを つくる 講師:野口尚子
  31. 31. 「うなぎ 大川町」 籍のテーマはとあるうなぎ屋の秘伝のタレのレシ ピ。本型の箱の中に複数の巻物(今回制作は時間 の関係で1つですたが)を格納することでレシピの 紛失を防ぎ、うなぎ屋の命であるタレの味を守っ ている。しかし、大切に受け継がれてきたものの、 時の流れで一族の手を離れ、うなぎのいなくなっ た1000年後の世界で変わったもの集めが好きな 古書店の手に渡る。うなぎ屋の名前「大川町」は チームメンバーの名字の頭文字を取り店名に。 (町田) チーム コウゾ:大谷、川鍋、町田
  32. 32. 「AS THE SAYING GOES…」 教科書の落書きや、自分にしかわからないメモは 後で見返した時に本人にとっては微笑ましいもの ですが、第三者から見たら何の事かわからないと 同時に読解する面白さも持ち合わせている。時間 を超えた落書きは第三者にも魅力に繋がること、 また1000年後の未来の常識は変わっているであ ろう事をイメージして、いろいろメモして残すコ トワザジテン「AS THE SAYING GOES…」を考 えた。メンバーでなかなか集まれない環境だった ので「序盤」・「中盤」・「仕上げ」で明確に手 分けした作業分担、Facebookを有効活用できて、 グループワークプロセスでの同時性や感動を共有 した。(山下) チーム ミツマタ:藤井、山下、馬淵
  33. 33. 「日本人の食べ物」 ∼ 昔の日本という国の人々は何を食べていた?∼ 今から約1000年前、日本で言えば平安時代の人々が 何を食べて生活していたのか。  例えばそれを紐解こうとした時、私たちが根拠とで きるものは「和名類聚抄」という平安時代に編纂さ れた辞書であったりする。しかしそれに書かれている 事実は正しいのか?また解釈は間違っていないのか? 実はそれは誰にも分からない。1000年前の光景を実 際に知る者はこの世に誰ひとりとしていないのだ。 それは遥か遠い未来の人たちが、過去の資料を元に 現代の我々の食生活を知ろうとするシチュエーション があるとすれば同じことが言えるのではないか?そん なところからこの本の制作を考えてみた。 現代から約500年後の研究者が見つけて、食の研究資 料としたのはきっと「Hanako」や「東京ウォー カー」などといったトレンド系情報誌??!ほんの いっときの流行りものだったのに、それを通常我々 がベーシックに食べていたものだと誤解・食事シーン も間違って解釈されてしまう?? そんなシチュエーションを想定し制作した。(高橋) 千年後を想像するというのは頭のいつも使う部分と は違う場所を使っている感じで新鮮だった。 言葉や建築技術でも少し前の時代の技術が消えてし まったり、変わって伝わっていたりするので千年後に どんな状態になっているのか見てみたい気がした。 (右左見) チーム ケナフ:高橋、右左見
  34. 34. 「銀の鼻 」(森下) 「The Prince Canary」(イザベラ) チーム パルプ:イザベラ、森下 イタロカルヴィーノというイタリアの民話を集めて出版した本 を1000年後に届けることになった。カルヴィーノは口頭での み伝えられてきた物語をまとめたわけだが、本来は親から子へ 子から孫へ昔語りで伝えられていった物語だ。それは1000年 後にも残したいということでこの本が選ばれた。 1000年後も同じ言語が伝わるかわからないため、なるべく ヴィジュアル中心で絵本のような形がよいということになった。 私は「銀の鼻」という銀の鼻を持った悪魔と貧乏な家の3人の 娘の話を選んだ。 もともとが親から子へ語り継がれていたものなので、仕掛け絵 本のような感じで楽しく一緒に見ていけるものにしようと思っ た。 そこで、蛇腹のようにつぎつぎとつながっていく切り絵の絵本 を制作した。古い感じを出すため、レーザーカッターで焦げる ような設定をしてもらい、表紙の彫刻と中のベースとなる紙を 切っていった。 切り絵のイラストはレーザーカットの固い感じを和らげるため 手で切って制作した。 また、銀色の鼻の形のしおりも制作。このしおりが吸湿紙とい う紙でつくってあり、1000年後まで湿気を吸って絵本を長持 ちさせるという物語をつけた。(森下) 私選んだストーリーが「カナリア王子」で、古い黄色い本に よって主人公の王子がカナリアに変身して、好きな姫野部 屋まで飛んでゆくという話です。 本の最後にカナリアのオブジェをかくし、読んでいる側を驚か せて、喜ばせる為だけではなく、天然乾燥剤でできてい ることを想定しましたので、本の長持ちをさせてくれます。 (イザベラ) 森下 イザベラ
  35. 35. 2000年目の日記 突如起こった変動で全てのメディアが崩壊してし まったが、石英ガラスのメディアは寿命が3億年 とながく、高温にも強いという特性から変動を乗 り越え発掘された1000年前の書物という設定。 チーム バガス:荒木、伊藤、田島
  36. 36. 第7回:オリガミ・ファブリケーション お題: オリガミ・ファブリケーション 講師:舘知宏
  37. 37. 「4Facesサイドテーブル」(大谷) 「ちゃぶ台折り紙」(町田) チーム蓬莱:大谷、川鍋、町田 当初は、折り紙的な構造を持つ傘などのアイデアを見 当していました。  ところが、以前に折った作品(構造自体は以前か らあるもので、回転させると4つの異なる面が順番に 表に出てくるドーナツ状のチューブ)をいじっている うちに、天板を載せることで回転しない剛体になるこ とに気がつき、これを段ボール製のサイドテーブルに 発展させました。  同じグループの町田さん、川鍋さんの作品も、同一 の基本ユニットを利用しながら、4つの面をそれぞ れの好みや個性の違いを反映したデザインでまとめて います。  大谷の作品は、4面のそれぞれに質感や色の異な る素材(壁紙、コルクなど)を貼り付け、ガラス色の アクリル天板を載せています。天板を通してユニット の上面が見えるので、目的や気分、インテリアの模様 替えなどに応じて、異なる印象を作り出すことが可能 です。(大谷)    くるくる回すと面がかわる剛体折り紙の存在をチー ムの大谷さんから共有いただき、各々作品を作るこ とに決定。  上に板を載せると崩れなくなるという特性とのこと なので、自宅で使える「ちゃぶ台」を作成。  60 60のパイン材(かなり思い)をニスで塗ったもの を、天板として利用。各面(4面)を違う色で着色し、  足の色が気軽に変えることのできるちゃぶ台にしま した。(町田) 大谷、町田 川鍋
  38. 38. 「オリガミのワッフルmakers」 「ミウラ折りのパターンでワッフルができたら美 味しそう!」 また、ソフトウェア「Free Form Origami」を使って「ミウラ折りベースのお椀状 のワッフルメーカーができればアイスクリームや フルーツを載せられる!」「Fab caféだからこそ のfabキッチンツールができるんじゃない?」と シンプルな発想で出足は好調でした。 勢い本気で作ろうと「金属の曲げ加工」を得意と する大田区の町工場さん★に打診。快諾いただけ た所まではよかったのですが、年末の多忙とコ ミュニケーションのすれ違いもあり泣く泣く断念。 最終的にはペーパーモデルで1次モックアップを 作成しました。リアルなワッフルメーカーのス ケールに落とし込むためにデータ作成を何度も繰 り返し、素材や厚みによって折り曲げ部分の隙間 や切込み形状に工夫が必要なことがわかったり、 トライアンドエラーを繰り返しながらいろいろな 学びがありました。 チーム 百鶴:藤井、山下、馬淵
  39. 39. 「パスタで折紙」 山折りと谷折りを自動的にできないか? この課題はそんな状態から始まりました。 製作途中のパイが膨らんでいく様は面白く、もし かしたらと感じたのですが、結果は舘さんに指摘 されたとおり惨敗でした。 伸ばす作用と縮まる作用を同時に発動するという のは中々難しそうですが、実査に生地などを扱っ ての試作は面白く、 この実験だけで終わらせないで、何かしらの成果 が出せたらと考えています。 チーム巣篭:高橋、右左見
  40. 40. 「しわしわTシャツ展開図 」(森下) 「origami textile」(イザベラ) 布を共通のテーマで折り紙をやってみようというとこ ろから、Tシャツに折りを施したものを作ってみると ワークショップの際発表した。先生の講評で、布を折 ることはなかなか難しいので、しわをもとにやってみ てはというアドバイスを聞いてこれだ!とひらめいた。 Tシャツのしわを研究したら面白いとアイディアが浮 かんだ。 Tシャツをなるべく着ているような筒状の形で手を話 自然にしわができるようにしたものをアイロンでプレ スし、しわを定着。わかりやすいように山折り、谷 折りをペンでなぞっていった。 それを展開してスキャンし、イラストレーターでな ぞって展開図の完成だ。 しわをなぞっている段階で複雑さにまいってしまった ため、実際には折ってはいないがこの展開図を折ると しわしわのTシャツができるはずだ。 (森下) チーム 迦陵頻:イザベラ、森下、大島 森下 私たち生地でおりがみ作るといっていたが、私の縫う スキールが... セーロなので、いろいろと大変でした。 折り紙tessellation のパターンが木製の突き板で再現 し切って、ブランケットの片面にはりたかったが、 生地にうまくつかず困難なでした。 時間できたら、またきれいに作り直したいです!!! (イザベラ) イザベラ
  41. 41. 「折り畳み家具」(伊藤) 基本の折り方を教えて頂き試す中で、収縮する種 類の折り方に「家具への応用」の可能性を感じ、 1/2ス ケールのプロトタイプを制作しました。試作の芯 材となる合板をレーザーカッターで切り抜いた際 にそ の外枠をテンプレートとして使用し、間隔を保っ た状態でテープ止めしました。 チーム妹背山:荒木、伊藤、田島

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