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天一国 Weekly News VISION 2020 創刊準備2号
- 1. 創刊準備2号 2013.12.5 真のお母様のみ言葉 天一国Weekly News 世界平和統一家庭連合韓国本部週間ニュースレター創刊準備号 発行人：柳慶錫 編集人：李基誠 編集局長：趙誠一 ソウル市龍山区青坡洞161 3階 企画広報局 み言葉を中心に北東アジアの平和に進もう ISSUE : 北東アジアの葛藤と平和定着 最近、 中国が防空識別区域を宣布し、 北東アジア地域を巡って中国と日本、 米国と中 国間の葛藤が高まっている。 真の父母様はこうした状況について懸念されながら、 北東 アジア地域の平和と和合は、 韓半島の統一と平和の基礎になると強調された。 北東アジア韓中 日3ヵ国間の協力と連帯は、 天の摂理的な要請であり、 時代的流れで もある。 日が連携してブロックされた場合、 韓中 経済的に北アメリカ地域、 ヨーロッパ地域 に続いて世界第3位の経済規模を備える巨大市場として急浮上するものと予想され、 安保上でも軍事的緊張を解決し、 北朝鮮の核問題に効率的に対応することができも のと期待される。 経済を中心とした地域ブロック化は、 2000年代以降加速化している。 欧州連合(EU)・北 米自 由貿易協定(NAFTA)・アセアン(ASEAN)・メルコスール(MERCOSUR)・地中海連合 ・アフリカ共同体・湾岸協力機構・南米国家連合など統合的経済体制を構築して、 一 つの世界に進んでいる。 しかし、 北東アジアは他の地域とは違い、 未だ対決状況が続いており、 北朝鮮の核問 題が残っている。 また、 過去の侵略の歴史もきちんと整理されていないため、 地域共同 体の希望を暗くしている。 北朝鮮の核問題解決だけでも手いっぱいな北東アジアで、 中 国と日本が醸し出す領土及び安全保障の葛藤は、 北東アジアを荒波の中に追い込む 危険性を秘めている。 したがって、 このような葛藤を解消するためには、 韓国が中心となって平和の価値観を共 有し、 共同体のビジョンを具体化していかなければならない。 このために真の父母様は今 天一国元年天暦10月29日(陽12.1)、 天正宮訓読会が、 真の父母様 続いて「私たちの短い人生を真の父母様と一心・一体・一念になる人 日、 天暦11月 13日(陽暦12.15)に『韓半島の統一と北東アジア平和のための2013年天一 を迎えて、 仁川教区、 京畿南部教区の中心食口と機関長など170人 生を生きてこそ、 子孫も福を受けます。 私が責任を果たすことができな 国元年世界指導者前進大会』を開催するように言われた。 韓半島の統一と北東アジ 余りが参加する中で、 天正宮訓読室で行われた。 訓読会は、 鄭元周 ければ、 子孫が蕩減を受けるようになるのです。 子孫に蕩減の責任を 補佐官が『天聖経』第5編真の家庭の中の『第1章神様のみ旨から 与えてはいけません」と願われた。 見た真の家庭』を訓読して始まった。 また、 最近、 北東アジアを中心として起こっている状況について言及さ み言葉訓読後、 『韓半島の統一と北東アジア平和のための2013年 れ、 真のお母様は、 「今後、 世界は一つになるしかありません。その過 天一国元年世界指導者前進大会』と基元節1周年の準備事項に 程で北東アジアに陣痛があるのです。 このように落ち着かない世界を ついて、 柳慶錫韓国会長が報告を行った。 報告後には、 真の父母様 整理し、 教育することができる人は、 私たちしかいません。 武器を持って の日本巡回み言葉ビデオを視聴する時間を持った。 戦うのではなくみ言葉で教育するのです。 私は15日に行われる行事で ビデオ視聴後、 真のお母様は、 「神様の祖国、 真の父母様の祖国を このような内容を中心として、 み言葉を語ります」と語られ、 食口に祈り 探しだす孝子・忠臣になることを決心しましたか。 私たちには大きな使 の精誠を尽くさなければらないと言われた。 命を果たすには時間が短いです。 真のお父様は天上で平安に休ま 最後に、 真のお母様は「真の父母様のみ言葉が地に落ちることなく、 れなければならないのに、 今も苦労して失われた子女を一人でも多く 実を結ぶように皆さん祝福家庭とお父様が立てられたすべての摂理 探し立てようと、 お体を省みられなかったお姿が私の心の中から消え 機関が一つになって責任を果たさなければならない」とお願いされ、 訓 ません。 地上にいる私たちが責任を果たしてさし上げなければなりませ 読会を終えられた。 ア平和のために世界指導者たちが精誠を尽くすときである。 ん」と語られた。 2013. 12. 05 創刊準備2号 1
- 2. フィリピンに真の父母様の真の愛を伝える ィリピン食口は心を併せて団結し、ビジョン2020に向けた 錫韓国会長を団長として韓国奉仕団は、超大型台風 力強い出発のきっかけとなった」と言った。 30号で大きな被害を受けたフィリピンを訪問し、誠金伝 次の日、奉仕団はセブ教会で行われたタクロバン市 達とボランティア活動を展開した。 柳慶錫韓国会長などフィリピン現地奉仕 去る天暦10月24日から26日まで(陽暦11.26-28)柳慶 ガンデンシオ・エル・エストセ・ジュニア(Rev.Gaudencio L.Estoce Jr.57歳)牧師の聖和式に出席した後、韓国 真の父母様の下 兄弟の愛を分かち合おう と日本、フィリピン指導者と青年で構成された100人以 去る11月14日、台風観測史上最大となる台風30号に 上の奉仕団と一緒にセブ地域北部に位置するボゴ市 よりフィリピン中部のビサヤス地方に壊滅的な被害が発生 (Bogo city)に向かった。まず、ボゴ市の市長官邸を礼訪 し、真のお母様は「真の父母様を中心して、世界中の祝 し、奉仕活動を発表し市長に真のお父様の自叙伝をプ 福家庭は一人の兄弟」だと語られ「今回のフィリピンの台 レゼントした。 風被害で、その地域に平和大使を含めて約1500人余り その後、奉仕団はタクロバンから来た被災者1000人余り の食口がいるということですが、その兄弟たちを考えて見ま に水、缶詰など生活必需品を配給するボランティア活動 したか。一緒に生きていく心で愛を分かち合いながら生き に参加した。現在フィリピンでは、韓国と日本から来た青 なければなりません」と語られた。 年宣教師とフィリピン大学生奉仕団など100人余りの奉 そこで韓国教会は11月17日を『フィリピン食口のための 仕団が結成され、被害復旧のためのボランティア活動を 日』と定め、全食口が1日朝食断食をしながら、フィリピン 継続的に展開している。龍鄭植アジア大陸会長は「父 食口のために祈祷精誠を捧げた。そして、食口1人につき の国・韓国と母の国・日本の青年らが一つになって娘の 最低1万ウォン以上の誠金を寄付し、飲料水、食料品、 国・フィリピンを支援するために努力している姿に、地元の 衣料品など救援物資を集めるなど、フィリピン支援募金 食口はもちろん、被災者たちも深い感動を受けている」 運動を全国的に展開した。 とし「真の父母様のもとに人類が一つの兄弟であることを 感じる機会になった」と話した。 娘の国フィリピンを支援 韓国食口の心を併せて天暦10月24日(陽暦11.26)、柳 今後も募金運動を持続 慶錫会長をはじめとする奉仕団は、被災地域に近いフィ いっぽう、フィリピンは家庭連合運動が活発に展開してい リピン・セブ空港に向かった。台風30号が襲ったフィリピン る国の一つとして、アジア大陸本部がある国家でもある。 中部地域は戦場跡を彷彿とさせる廃墟状態であった。 特に、今回、被害を多く受けたビサヤスのタクロバン地域 ほとんどの家屋が破損し混乱して本来の状態が解らなく は居住している食口700人余りと500人余りの平和大使 なっており台風の威力を実感することができた。 が活発に活動している地域であり、2012年には超宗教 現地に到着した奉仕団は、まずジュリウスフィリピン会長 平和祝福式に8,600組が参加するほどに宣教が活発に に韓国の食口が集めた20万ドルの寄付金を伝達し、真 展開された地域であるため、いっそう不憫な思いを増し の父母様のみ言葉と韓国食口の気持ちを伝えた。ジュ 加えた。韓国教会は、12月10日まで全国的にフィリピン リウスフィリピン会長は「父の国・韓国の食口がフィリピンを 支援募金運動を展開する予定であり、フィリピンと姉妹 支援するために誠金を集めて直接訪問され奉仕してくだ 血縁教区である釜山教区は、フィリピンを支援するため さったことに感謝」すると語り「天の父母様と天地人真の の募金活動を積極的に展開ている。 父母様の深い関心と愛の中でむしろ危機を乗り越えてフ 韓国食口の心を併せて柳慶錫会長をはじめとする奉仕団がフィリピンを直接訪問 天一国Weekly News 2013. 12. 05 創刊準備2号 2
- 3. フィリピン 兄弟の愛の中で危機を乗り越えて新たな出発を誓う フィリピンは台風30号の影響により大きな被害を被り悲し を受けてタクロバン市で誠実に牧会をしていた牧会者で 高な犠牲がフィリピン教会を越えて全世界統一家の基盤 たらいいか分からない」と話し「今回の台風で、私たちは一 みに浸っていたが、真の父母様の真の愛と韓国をはじめと 遺族には夫人と11歳の息子がいる。特にカウデンシオ牧 となってくれるだろう」と聖和の意味をたたえた。 つとなり、お互いに協力して仕事をするようになった。さら する全世界の食口の励ましの中で一つになり、新たな出 師は、姉と弟が一緒に入教し3兄妹が活動しており、弟 台風で一つになったフィリピン食口 に、真の父母様と近い縁を結ぶようになったことに感謝し、 発をすることができる力を得た。特に台風30号で最も大き はフィリピン中部地域の教区長としてに実務を担当してい 龍鄭植アジア大陸会長は普段、寡黙ながらも熱心に活 大きな愛に言葉にできない恵みを受けた」と感謝の挨拶 な被害を受けたタクロバン市の牧会者が聖和して真の父 る。 動しいていたカウデンシオ牧師の生前の姿を回想し「フィル を捧げた。 母様が直接揮毫を下賜され、激励のみ言葉をくださる大 真のお母様はこのようなカウデンシオ牧師の聖和の報告を リッピンの災害に、世界中の食口が同参できるようにしてく きな恵みがあった。 受けられ「兄弟が一つになってみ旨の前に模範となる道を ださった真のお母様の大いなる祝福と愛でフィリピンが新し 遺族夫人と息子を激励 行っていたんだな」と不憫に思われ『祝天城入国忠誠子』 く挑戦して飛躍し、国を復帰できるようにしよう」と参加者 聖和式を終えた後、柳慶錫韓国会長は真の父母様の タクロバン教会の牧会者犠牲 の揮毫を下賜された。柳慶錫韓国会長と奉仕団は聖和 に呼びかけた。 お写真と子供のための激励金をカウデンシオ牧師夫人 柳慶錫韓国会長を中心とした奉仕団は11月27日、セ 式に参席し、真のお母様が下賜された揮毫を渡して「フィ 遺族挨拶の時間には、夫人と弟が生前のカウデンシオ牧 に別途伝達し、息子に父の前に自慢の息子として成長 ブ教会で開催されたカウデンシオ・エル・エストセ・ジュニア リピンとフィリピンの祝福家庭が、今回の台風の被害を乗 師を回想しながら原理とみ言葉を聞いて入教した後、真 するように激励した。以降、カウデンシオ牧師夫人と息子 (Rev.Gaudencio L.Estoce Jr.57歳)タクロバン市牧会者 り越えて立ち上がり、第2の娘の国としてビジョン2020と天 の父母様の祝福を受けて公職を行った忠誠の人生を証 は、奉仕団と一緒にボゴ市に移動し被災者のための奉 の聖和式に参席し、真の父母様の愛を伝えて遺族を慰 一国実体化の先鋒になってほしい」という真のお母様のみ した。特に夫人は「人類救援のために休むことなく苦労し 仕活動に参加した。特にカウデンシオ牧師の息子は11歳 め励ました。 言葉を伝えた。そして「生が尽きる最後の瞬間まで教会 ておられる真のお母様がフィリピンの小さな村にある私たち の幼い年齢にも関わらず、被災者に救援物資を配る活 カウデンシオ・エル・エストセ・ジュニア牧師は1,275双祝福 を守り、摂理のために献身してきたカウデンシオ牧師の崇 の家庭に関心と愛を施してくださった恵みにどのように報い 動に積極的に参加し奉仕団に深い印象を与えた。 天一国Weekly News 2013. 12. 05 創刊準備2号 3
- 7. 天一国青年宣教師ニュース フランス 韓国文化を媒介に宣教 ドイツ 食口らと一緒に宣教開始 コスタリカ、ハングルを教える活動 オーストラリア 近隣大学で伝道 11月11日にドイツに到着したイ・ヒャンジョン、ジョ・テギョ フランスでは、イ・ヒャンシン、イ・ソヒョン青年宣教師が11 コスタリカに到着した後、教会で青年献身者たちと一緒 朝5時に起床し、6時訓読会で一日が始まる。訓読会 ン、ナム・グォンムクなどの青年宣教師3人は毎日天聖 月13日から宣教活動を始めた。11月13日には、フラン に生活しながら活動している。活動を終えて、夜には青 は、一段落ごと持ち回りで訓読をした後、お互いに感じ 経を30ページずつ訓読して精誠を捧げながら、ドイツ宣 スの食口が行う宣教プログラムに参加した。フランスのパ 年献身者たちにハングルを教える活動をしている。11月 たことについて発表する形式で行う。その後、韓国の国 教の準備をしている。 リでは、毎週水曜日に地下鉄6号線ナシオナル駅の近く 18日から24日まで毎日1時間、歌を通して簡単にハン 民体操のビデオを見ながら一緒に体操をして任された地 そして、最初に迎えた聖日の11月17日、欧州で初めて のジャンヌダルク街にある伝道センターでParole Doneer グルに触れることができるようにし、毎日リスニングの反復 域の掃除をする。午前中は英語の勉強をし、午後には 食口らの献金だけで教会を奉献したミュンヘン教会を訪 プログラムを開催している。11月13日には新しい訪問者 練習をしている。特に真の父母様は宣教地に行って耳 伝道活動をしている。教会周辺にある大学に行って、 問し礼拝をささげた。韓国とは違う言語と慣れない礼拝 7名が参加し『一緒に行う楽しさ』というテーマで、4グルー が聞こえない三年間と口が利けない三年間を過ごして 学生らに教会で準備しているイベントを紹介し、参加し 環境だったが、心情的な姿で食口らが心を併せて礼拝 プに分かれて討論をし、夕方には原理講義をしながらみ 黙々と生活すれば地元の人たちが関心を持つようにな た学生にみ言葉を伝える活動である。 をささげる姿を見ながら恵みを分かち合うことができた。 言葉を学んだ。 るので、行動に気をつけなさいと言われたというみ言葉を 一度会った学生は、持続的に会って教会に導くために 青年宣教師らは、ミュンヘン教会の食口を見て、これか 11月14日午前には、日本の宣教師と一人ずつチームを 聞いて行動で模範を見せようと努力している。 努力している。午後8時30分には、一日を整理する祈 らもっと謙虚な姿勢で精誠を捧げなければならないと心 組んで大学図書館で伝道活動をし、午後にはパリ教会 11月24日からはコスタリカのフラミンゴで知事に立候補し 祷会をしてみ言葉を訓読し、一日の活動内容をお互い を併せてドイツの食口と一緒に自叙伝を配りながら路傍 の牧会者と一緒に伝道した。宣教活動をしている間、 た平和大使の選挙を支援する活動をしている。複数の に分かち合いながら共有する時間を持つ。 伝道を行った。特にミュンヘン教会副教会長が1週間に 韓国語を専攻していたり韓国に住んだ経験がある人々 場所で東奔西走されるソ・ソンジョン天一国特使と協会 み言葉を中心とした生活をして出会う学生に原理のみ 2回、5〜6時間ドイツ語を教えてくれることになり大きな と会うことができた。 長を見たとき、個人的な生活がほとんどないのが指導者 言葉を伝え、教会につなげるために努力し少しずつ成 支援を受けている。- ナム・グォンムク宣教師 16日には『アトリエジャポネラ』という文化体験プログラム の生活だということを感じる。それでも、いつも楽しく誰よ 長していくのを感じている。- パク・ジョンソン宣教師 を行った。11月には日本の宣教師たちが日本文化を紹 りも積極的に生活される様子を見て、もっと熱心にしな 介して寿司を直接作る体験行事をしたが、12月には韓 ければと決心させられる。- イ・ミョンホ宣教師 国文化体験行事を行うことにしている。- イ・ヒャンジン 宣教師 フランスで文化体験を通じて宣教をする青年宣教師 天一国Weekly News ドイツの3人の青年宣教師は、STFとヨーロッパ路程を一緒に出発した コスタリカ教会で一緒に礼拝をささげる青年宣教師 2013. 12. 05 創刊準備2号 7
- 8. 二世家庭祝福ストーリー - チェ・ソンウンとミリアム家庭 韓国人男性・ドイツ人女性、仲良く生活しています 2007年2月22日、一生で最も緊張したあの とも、行ったこともないドイツについて考え、ドイツ ビングルームに座って宿題をした。 日。今でもその時を思い出すと新鮮であり、天 語を勉強し始めました。 この光景を見守っていた私は、どうするべきか困 の前にあまりにも感謝している。祝福前に「日本 り果てた。その夜、私はミリアムに一般的な韓国 語を簡単に学んだことを考えると、日本人と祝 不慣れだった韓国語と韓国文化 の嫁なら「お母さん、私が何かお手伝いしましょ 福を受ける運命かと思う、真の父母様が結んで 彼女は善良で明るい人だった。外貌は西洋人 うか」と言わなければならないと言った。そして「お くださる人であれば、誰でも感謝して受けよう」と であったが、性格は東洋的な非常に魅力ある 母さん、何からすればいいですか」と言うと、母は 考えた。 女性であった。ミリアムに会ったその日から、私の 喜ぶだろうと教えてやった。 人生は180度変わった。英語とドイツ語を勉強 翌日、ミリアムは朝早く起きてお米を洗っている ドイツから来たミリアム し始め、ヨーロッパに、世界に持って行きたいもう 母に近づいて「お母さん、何をされてますか」とい ついに祝福マッチングの日、真のお父様が私を 一つの夢ができた。そして何よりも、祝福を受け うので、門の隙間から見守っていた私は笑うしか 先に指された。私は前に飛び出るとドキドキと た後から自分のことだけ考えていた生活から、常 なかった。 する心を隠して立った。真のお父様は続いて一 にミリアムのことを考えて人生計画を立てるように 人の女性を指されたが、後を振り返る勇気はな なった。 毎日新しく面白い生活 かった。誰かが近づいてきて私の隣に立った瞬 私たちはお互いに似るためにたくさん努力した。 最近、ミリアムが母と韓国語で話をしているのを 間！天が黄ばみ、前が見えないのを感じた。ウ しかし、文化的な違い、男女の違いで葛藤も多 見ていると不思議である。しかし、たまにミスも エスタン、ウェスタン...私の横には私が想像もでき かった。そうした過程でお互いがお互いを知り、 する。「ミリアム、それで今日は勉強一生懸命し なかった西洋の女性が立っていた。 人生を学び、また真の父母様の深いみこころを たか。」「はい！」「そう、友人ともたくさん交流し 初めて私がした質問は“ Where are you 知り始めた。 たか」「はい！」「授業は面白いか」「ああ！」結 from？” 今ではミリアムが韓国語でよく答え、私も英語 局、母も私も笑いを噴き出してしまった。 彼女の答えは“I'm from Germany.”ドイツから が増えて、お互いの会話も自然になり文化も理 泣いて笑うエピソードの中で、私たちはお互いを 来たミリアムだった。私はその時から何を言うべき 解できるようになったが、最初はお互いに慣れな 知りながら、楽しく生活している。今、私達は、 か解らなかった。あたふたしたからではなく、言い いことだらけだった。特にドイツ人のミリアムは、両 韓国で一緒に生活し、未来を計画しているが、 たいことがない訳でもなかった。英語ができなかっ 親と一緒に生活して韓国文化に馴染みがなく、 まだいくつか不安もある。これからどこに住むべき たからである。ところが、ミリアムは日本語を話す 面白いことが多かった。 か、韓国？ドイツ？子供はどこで育てるべきか。 ことができるといった。その言葉を聞いて慎重に ある日、母が食事の準備をしながら「ミリアム、 しかし、このすべてが幸せな悩みであるようだ。私 日本語で話をしてみた。そして、びっくりした。ド 今からご飯をつくるか。ミリアム、大丈夫でしょう」 は韓国ではないより大きな世界を見るようにな イツ人の父と日本人の母の間に育ち、日本語を と言って質問した、するとミリアムは「あ、はい！と り、毎日見ても、新しい仲間ができた。 母国語のように話すとのことであった。私は、天 ころで、私には今日、宿題があります」と返事を まだ祝福を受けていない二世に言いたい。毎日 の前に感謝した。少なくともミリアムとコミュニケー した。母が「あ、そうなの。そうなんだ。それなら宿 新しく、他の人よりスペシャルな人生を生きたい ションすることができる環境を作ってくださったから 題をするか」と言うと、ミリアムは堂々と 「あ、は なら西洋圏の配偶者を推薦したい。交差・交替 である。 い！宿題をします！」と答えた。その後、母が台 祝福が、私の人生を幸せにしてくれたからだ。 その日以来、私の一生において興味を持ったこ 所で食事の準備をする間、ミリアムはすぐ隣のリ 天一国Weekly News 2013. 12. 05 創刊準備2号 8