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【エイカレ・サミット2020】実証実験 ファイナリスト ダイキン工業株式会社

  1. DAIKINVERSITY ~うるおいをあなたに、 さらなる価値を~ ダイキン工業株式会社 多田 駒井 森 定木 田中
  2. ダイキン工業では2020年6月~9月 100%出社を実施 しかし、現場社員の気持ちはさまざま “業務内容によって場所を選択することで、 主体的&効率的に働くことが出来るワークスタイル“の確立 取り組みテーマ 日本経済新聞 2020/6/16掲載 ・集中したいのに周りが気になる ・時間を有効に活用したい ・対面とWEBのベストミックス 効率的な働き方って・・・ 1 毎日出社して自席デスクで働くこと=仕事 私たちが壊したい「当たり前」
  3. 背景・実証実験概要 2 ・どこで何の業務をすれば効率的かわからない(指標がない) ・会社以外で働くと生産性が落ちるのではないかという不安 ・上司・部下の相互不安(さぼっていないか?ちゃんと評価されているか?) 「働く場所を自由に選べるワークスタイルの獲得」には、 生産性や効果を見える化する事が必要 ◉被験者 ・20~50歳男女 計32名 ・営業/企画/業務など多様な構成 ➢ 働く場所を選択できた場合、生産性の維持・向上が可能なのか? ➢ 人や業務の内容によって効率の良い場所が異なるのか? ➢ そのような働き方をした場合、従業員満足度の向上となるのか? 目的 概要 ◆実証実験 ◉実証実験期間 ・11月9日~12月4日 社内 フリースペース 自席 シェアオフィス 自宅 背景
  4. 実証実験項目 30分毎の活動を記録(ABW※を参考に作成) 環境データ測定(Beside) 空気質測定デバイス Beside(ダイキン製) ・温湿度、CO2濃度、計測・記録 ・生産性の関係性の傾向があるか検証 ・オフィス空間提案の材料に 上司面談 アンケート 上司・被験者で実施 単純計算による集中度計測 クレペリンテストを場所ごとに実施 3 個人作業 アイデア出し 共有作業 客先 ➀ ※Activity Based Workingの略で、 仕事の内容や目的に合わせて オフィスの中で作業する場所を選択でき多様な 働き方を実現できる考え方 ② ➃ ③ ⑤
  5. ②共有・報告: 会議室よりフリースペースで行った方が 前向きな気持ちで取組めた ③アイデア出し:会議室に比べ、フリースペースやシェアオフィス の方が活発な討議が出来た 実証実験結果① 業務内容毎の傾向 ①個人作業:オフィスの自席以外(フリースペース、シェアオフィス、自宅)の方が、自席よりも集中できる フリースペースの方が開放的で 自由な発言がし 易かった(30代男性) ⑶集中度テスト結果 “自席以外”の方が集中度が高い結果! ”邪魔が入らず集中できる“ 4 被験者アンケートより その他 共有・報告でのポジティブ主観 ⑵活動記録書: 個人作業で集中できた場所 ⑴集中できた場所はどこですか 回答数20%増 誤答数65%減 (自席比) 結果 業務内容毎にポジティブに働ける場所が判明 85% +32Pt 活動記録書より +30Pt 被験者アンケートより +5Pt +19Pt 自席 フリー 自宅
  6. 生産性が高くなる 自席中心で働く方が生産性が高い 以前から実施していたので生産性は変わらない 【上司アンケート】 場所を選択して働ける会社であることのメリットは何ですか 【社員アンケート】 働く場所を選択できる会社で働き続けたいですか 「働く場所を自由に選べるワークスタイル」を継続するには、コミュニケーションの補足が必須! ➡これからの、上司部下のコミュニケーション手段と頻度を決めて貰い、現在も運用中 実証実験結果②上司・部下の評価 結果 社員:生産性を上げる為、働く場所を選択できる会社で働き続けたい! 上司:生産性の向上、人材確保、社外評価の向上につながる! 追加実証 上司においても、管理職の立場で生産性が向上するかを検証 ➡結果:場所を変えることで生産性が高いと感じた 被験者全員がYESと回答 【上司アンケート】 場所を選んでみてどのように感じましたか? 今どこで何をしているかが分からないと上司・部下、 チーム間の コミュニケーションが取りにくい為、それを見える化 する必要がある(部下B) 部下が迷わないようにチームのミッションを決めておく。 予め業務の趣旨を理解させ、やり方は任せる、 としておくと追加業務も生じにくくうまくいくように思う。 (上司A) 【上司部下双方間やチーム間で改善すべきことは?】 5 社員の生産性アップ 9 社員のモチベーションアップ 5 優秀な人材の確保 2 社外からのイメージアップ 3 消費者に対し新しい働き方をPR 3 その他 1 はい 32 いいえ 0
  7. ≪本社移転準備チーム≫※2024年に本社移転予定 (客先ヒアリング・被験者アンケートより) 実証実験結果③顧客価値 働く場所を選択する事に 対する客先の反応 Q.期間中に対応等に問題 なかったか? WEBが効果的 ・セミナー ・製品紹介 営業スタイル:WEB/対面の使い分け ➢ 製造業の課題 事業部ごとに業務体系が異なるため 一本化は難しい ⇒WEB活用増加 オフィス使用率68.5%⇒オフィス縮小の可能性 社内WEB会議率23.1%⇒個別ブース拡充の必要性 問題なし 100% まずは営業部門で ワークスタイルの確立を目指し続けます 継続 6 オフィス利用時間の割合 実証実験中 WEB会議率約23% 従来の働き方 30%削減提案 ≪人事部≫ ◆実証実験結果①~④の社内への共有 実証実験結果➃労働生産性 見積件数増加 個人作業効率UP 残業時間削減 効率/生産性UP +12Pt 内勤メンバー 外勤メンバー
  8. 69% 83% ポジティブ ネガティブ 環境データとの関連性 実証実験結果⑤ 環境データ:CO2濃度と生産性の関連性 換気前 7 結果(1) CO2濃度が低い方が生産性が高くなる傾向がある 推奨: 1時間に1回5分の換気 ・在宅時に生産性維持 =CO2濃度コントロール ・空気質への関心は更に 高まっている 在宅環境での 換気ビジネスへの活用 (顧客価値) 結果(2) 在宅勤務時CO2高⇒換気後は生産性が高くなる ◆実証実験より CO2データと主観データ(ポジティブ/ ネガティブ)の相関を確認 濃度が低い方がポジティブに感じる割合が多いという結果 始業時 換気前 換気後 就業時 ・4畳半 ・電気ヒーター有 心理/主観評価を測る指標 換気後 7 VAS 採点評価 ・CO2濃度が高い事に気づかず 在宅勤務していたと知った ・室内環境を改善させている、 という行為自体も気分転換に 繋がると感じた
  9. 空気環境と効率化の検証 顧客価値:新ビジネスモデル ◇センサーと見える化で、安心・安全・働きやすい環境を提供 コロナによる オフィス不要論 センターオフィス に求められる機能 密の見える化 換気気流可視化 Co2濃度 換気風量測定 ・換気量UP ・空気清浄の風量up ・無人エリアの換気量down(省エネ) ・気流の発生 ・空調制御 ▶大手取引先様とwithコロナ時代のオフィスや働き方についてワーキングをスタート ◆高原の風を再現 心地よい風で気流を作りCo2ムラを平準化 WBGT計測 空気・環境 オフィスに求められる機能が変わりつつある今、「安心・安全・働きやすいオフィス空間」を顧客に提案 新ビジネスモデル : 空気質ビジネス A社様に CO2濃度見える化、換気量連動内定 8
  10. 顧客価値に繋がる巻き込み ◆社内研究部門(TIC) テクノロジーイノベーションセンター point0marunouchi 研究部門や自社運営シェアオフィスと、空気質と安全性・生産性の顧客展開を協業 ・Co2濃度・生産性の相関のエビデンス立証 ・安心安全な空間提案 ◆自社運営シェアオフィス(Point0) ・安心なオフィス 換気、空気清浄、調湿 ・Well認証支援 Co2濃度、温湿度見える化 9
  11. エイジョ 生産性 実証実験 生産性をテーマに社内外で協業・協創 社内シェアオフィス point 0 marunouchi 人事部 総務部 客先 自部門 研究所 (TIC) ・空気環境診断 ・Co2濃度と効率性の検証・ 換気・Co2対策提案 顧客価値:ビジネスへの展開 ・Co2と生産性の関連研究 ・顧客提案 密アラート、Well認証支援検討 ・ABWの検証 ・働き方の多様性の実現 ・Point0サテライトへの活用 巻込み:社内展開 ・効率的な場所データ提示 ・執務室レイアウトへの活用 ・高い生産性と協創の場作り 課題:事業部毎に異なる業務体系 →営業部門のモデルケース提示 他事業部での展開の可能性模索 ・人材の確保、帰属意識向上 若手/中堅/ベテラン/管理職全員が 効率的に働けるワークスタイルの確立 個々が主体性を持った業務参画 東京支社 活性化PJ 本社 移転PJ 10
  12. わかった事と、私たちの決意 自主的に動く事で会社、社会を変えていく!! 11 生産性が上がる働き方をして自分がキラキラ輝いてること で会社ブランド力へ貢献する 世にまだない価値・技術を生み出せる営業 誰もが個性を生かし、いきいきと働ける環境を作る 営業力 持続力 技術力 ブランド力 成長力 一歩先の提案、顧客に寄り添える・痒いところに手が届く唯一無二の営業 自分の生産性が上がるよう、主体的に働き、進化しつづける 実証実験でわかった事 生産性向上 ポジティブに働ける 自分たちで変えられる
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