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CTF 2016 No.6 ローカルシビックテック実践 ~会津若松市 情報化の取り組みと防災分野へのオープンデータ活用」~ #civictechjp

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ローカルシビックテック実践
◆セミナー
ローカルにおけるシビックテック活動事例を4件ご紹介。
地域のタクシー会社の人手不足をテクノロジーを使って支援した徳島市のエンジニア、オープンな地図を利用して防災の意識を高めた会津若松市、限界集落の高齢者をテクノロジーを利用しながら見守る肝付町、まちの課題を市民からレポートしてもらっている千葉市。
テクノロジーを使ってローカルにおける課題にチャレンジしている事例を、「交通」「防災」「高齢者」「市民協働」など、様々な角度からご紹介します。
坂東勇気 Code for Tokushima エンジニア兼代表、㈱GTラボ 代表、㈱電脳交通 CTO/「エンジニアによる実践の一例 起業もできたよ」
目黒 純 会津若松市市民部危機管理課/「会津若松市 情報化の取り組みと防災分野へのオープンデータ活用」
能勢佳子 肝付町役場企画調整課参事兼福祉課保健師、肝付町地域包括支援センター保健師兼主任介護支援専門員/「少子高齢化の未来はここにある!日本の未来を知りたいなら肝付へ!〜福祉とITの幸せな未来を語る〜」
村川彰久 千葉市役所市民局市民自治推進部広報広聴課 主任技師/「ちばレポから見るシビックテックのこれから」

動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=1O-Uj6vwDOI&list=PLet9VQBYyekz2xHxwgt7q46wPD814A6U9&index=6

Published in: Technology
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CTF 2016 No.6 ローカルシビックテック実践 ~会津若松市 情報化の取り組みと防災分野へのオープンデータ活用」~ #civictechjp

  1. 1. 自己紹介 ● 目黒 純 ● 平成6年入庁 ● 会津若松市 危機管理課 ※情報管理部門に14年在籍 ● LibreOffice日本語チーム ● OSMマッパー
  2. 2. 会津若松市について 福島県西部に位置 人口約12万人 農業・観光業 会津大学・ICT 歴史
  3. 3. いまだ戦火に晒される城下町
  4. 4. 時には昔の話を。
  5. 5. 職員による開発・運用 ● システム開発 – COBOL – YPS – JCL ● オンラインシステムの運用 – 基幹システム運用、バックアップ、DB最適化 etc... 全て職員が対応 – 数々の伝説が生み出される ● 市役所内に電算処理経験者が多数存在
  6. 6. ITに強い職員を育てる土壌
  7. 7. 汎用機以後 ● 平成15~16年の市町村合併の時期にオープ ン系システムに移行 ● 市WEBサイトの各種サービスも職員が独自開 発 -新着情報RSS -イベントカレンダー -施設マップ
  8. 8. OSSオフィススイートの活用 ● OpenOffice・LibreOfficeを全庁導入 ● 公文書のオープンドキュメント形式への移行 ● 導入ノウハウを公開
  9. 9. スマートシティ会津若松
  10. 10. GIS活用 ● 住民基本台帳をGIS上のポイントとして管理 ● 毎日更新
  11. 11.  空家の状況把握 © hygeta:CC-BY
  12. 12. 例:住民ポイントと住宅地図を突合 人が住んでいない (住民ポイントが無い)建物 ↓ 居住目的外の建物 ↓ 空家 神社店舗 空家
  13. 13. 空家疑い家屋約5,000件を抽出
  14. 14. ハザードマップ
  15. 15. 平成26年6月頃 防災計画の更新と合わせて ハザードマップの更新に向けた検討を開始 ● 土砂災害情報の追加 ● 避難所の更新 オーバーフロー気味の担当から 業務を引き継ぐ事に
  16. 16. ハザードマップの目標 低コストかつ高クォリティな地図 ● 地図の状態が新しいこと ● 一軒一軒の家屋が見える 職員による作成作業が可能 ● GISによる編集 編集と再配布に制限が無いこと ● オープンライセンスなデータ
  17. 17. OpenStreetMap
  18. 18. OpenStreetMap ● 通称:地図のWikipedia ● 自由に作成・配布が可能な 地図を皆で作成 ● ソースデータを入手しGIS で扱うことが可能 創始者:Steve Coast
  19. 19. 書き込む人が少なければ 情報も少ない
  20. 20. 市内全域の建物・道路が整備済み
  21. 21. 公園のベンチや遊具まで
  22. 22. 鶴ヶ城は立木一本一本まで
  23. 23. 建物や道路は、航空写真、地理院地図な どから一軒ずつトレース
  24. 24. OSM Fukushima
  25. 25. QGIS ● オープンソースな汎用GIS – 高機能 – 豊富なプラグイン – 高品質なデザイン性能 ● H26.3福島県砂防課が 「ハザードマップ作成支援ツー ル」 と称してCD-ROMを各自治体に配 布 – QGIS本体 – 土砂災害関連shapeデータ
  26. 26. その他各種データが各方面から公開 ● 避難所・避難場所データ 会津若松市オープンデータ ● 河川浸水域データ 国土数値情報
  27. 27. 国土地理院 標高点データ ● 等高線の生成に必要な高度データ ● 測量法の制限から、配布の際には申請を行い許 可を得る必要がある – 配布の度に申請が必要 ※地理院の中の皆さんはデータ利用の垣根を下げるため  並々ならぬ努力をされています。  特にWEB地図の技術はトップクラス
  28. 28. SRTM標高データ ● Shuttle Rader Topography Mission ● スペースシャトルからのレー ザー計測による地表面の地形 データ
  29. 29. 標高データから等高線を作成
  30. 30. OSMから道路と建物のインポート
  31. 31. 土砂災害情報の追加
  32. 32. 浸水情報の追加
  33. 33. 避難場所など施設の追加
  34. 34. 1mm OSM>QGIS>PDF 拡大しても荒くならない
  35. 35. 1mm OSMソースデータ=ベクトルデータ
  36. 36. 約52,000世帯へ配布
  37. 37. WEB版:拡大表示可能
  38. 38. 今後行いたいこと
  39. 39. 今後:立体版HMの提供
  40. 40. 今後:プロジェクトそのものを配布
  41. 41. 今後:地域独自のHMを作成可能に
  42. 42. あなたのまちのハザードマップも その手で作れるはず
  43. 43. 行政の地理データと地図
  44. 44. 富田林市の事例 ● 市が所有する測量データをオープンデータとし て公開 ● OSMにインポート ● OSMを業務利用
  45. 45. 市有データの公共化 OSM測 量 情 報 OD 地 図 の 更 新 地 図 の 利 用 楽 し く地 図 づ くり 地 図 の 利 用
  46. 46. 地図は公共的であるべき ● あらゆる行政情報が位置情報に関連付けされて いく ● 地図同士には必ずズレがある ● 特定地図に対するデータの精度向上 =データがロックインされやすくなる ● OSMを自治体と市民との協業によって高精度か つ公共性の高い地図として育てていきたい
  47. 47. ありがとうございました。

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