プチコンに学ぶ！？ゲームプログラミングの基本
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ニンテンドーＤＳｉで、BASIC言語によるプログラミングを楽しむことができるソフト「プチコン」￥800 の紹介と、プチコンを使ったゲームプログラム全般についての初心者向けの説明。 ごく普通の会社の若手社員が趣味の社内サークル内で使用したスライド(実際のプレゼン時間は3時間) －－概要－－ ・プチコンの紹介 ・ゲームプログラム全般の画面表示についての説明 ・ゲームプログラムと一般のプログラムの違い ・ゲームプログラミングのテクニック(初歩てきなこと) ・２Ｄ座標計算における、三角関数の初歩的な使い方、アクションゲームにおけるジャンプの実装方法 ・ＭＭＬの基本 ・スライド投稿者のゲーム作品紹介（プレイ動画つき) 実際のプレゼンでは口頭で説明した部分が多いため、スライドのみでは伝わりにくい部分がありますがご了承ください。 スライドで使用しているプログラムのプログラムリストは、投稿者のホームページ「http://damedamepg3q.web.fc2.com/」内に置いてあります。 ゲーム作品の動画はニコニコ動画「http://www.nicovideo.jp/watch/sm21126754」にあります。
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プチコンに学ぶ！？ゲームプログラミングの基本
- 2. プチコンとは？
- 6. 音楽の打ち込みも可能
- 8. 実は、パソコンと完全連動
- 11. プチコン専用の 現代風BASIC言語 ● 行番号は存在しない ● スコープは存在しない ● ユーザ定義関数も存在しない
- 12. 画面表示の知識
- 13. 画面表示の知識 キャラクタ ● ● 画面に表示する絵や背景として表示する情報 8×8 や 16×16 などサイズが決まっている パレット ● 実際の色の情報
- 14. 画面表示の知識 スプライト ● アニメーションにおけるセル画の概念に近い ● 1px単位で自由に移動させることができる ● プログラムからは、キャラクタ番号と座標を指定する ● ハードウェアにより処理されるので、 CPUに負荷がかからない ※ VRAMとは別の方法で、ハードウエアにより 1px単位で合成する
- 20. 一般のプログラムとの違い
- 24. Windowsでのメインループ
- 25. ＣＰＵ と ＧＰＵ ゲーム全体の進行と・画面の表示は 別のタイミングで実行されている ● ゲーム全体の進行 ＝ ＣＰＵ ● 画面の表示 ＝ ＧＰＵ
- 27. ディスプレイの描画タイミング ※ HSYNC(Horizontal SYNChronizing signal)：水平同期信号 ※ VSYNC(Vartical SYNChronizing signal)：垂直同期信号
- 28. ゲームプログラムのメインループ
- 30. 画面ちらつきの原因
- 31. ダブルバッファリング
- 32. ゲームプログラミングのテクニック
- 34. 禁断のパズル的１行コーディング ● ● ● 0に何を掛けても割っても、結果は 0 1つのビット演算では、 0か、その値のいずれかのみ 論理演算は、 Trueなら1、Falseなら0 (プチコンの場合 ) ＜基本＞ X = X + (X == 4) IF X == 4 THEN X = X + 1
- 35. 禁断のパズル的１行コーディング ＜応用 自キャラの 8方向移動(シューティングなど )＞ B=BUTTON() X = X + ((B AND 4)/4) - ((B AND 8)/8) Y = Y + ((B AND 2)/2) - ((B AND 1) B=BUTTON() IF ((B AND 4)!=0) THEN X = X+1 IF ((B AND 8)!=0) THEN X = X-1 IF ((B AND 2)!=0) THEN Y = Y+1 IF ((B AND 1)!=0) THEN Y = Y-1
- 36. 禁断のパズル的１行コーディング ＜応用 自キャラの 8方向移動(シューティングなど )＞ 現代(Javascript)風では k = e.keyCode; x = x + (((k & KEY_RIGHT) !=0)? 1:0) - (((k & KEY_LEFT) !=0)? 1:0); y = y + (((k & KEY_DOWN ) !=0)? 1:0) - (((k & KEY_UP ) !=0)? 1:0); k = e.keyCode; if ( k & KEY_RIGHT !=0){ x=x+1; } if ( k & KEY_LEFT !=0){ x=x-1; } if ( k & KEY_DOWN !=0){ y=y+1; } if ( k & KEY_UP !=0){ y=y-1; }
- 37. 2D座標計算の基本
- 38. 分度器とラジアン ○ ラジアン ☓ 360° 180 = π 180 = 3.141592…
- 39. 2D座標計算の基本
- 40. 2D座標計算の基本
- 41. 2D座標計算の基本
- 42. 2D座標計算の基本
- 43. ジャンプの座標計算
- 45. MMLの基本
- 49. 擬似３Ｄ ● 完全な３Ｄではないが、奥行きという概念を用いているもの ● X座標，Y座標を計算する際に、距離を考慮する必要がある ラスタースクロール ● 古いゲーム機では、 VSYNCのみでなくHSYNCを検出可能 ● HSYNCごとに1行づつ描画していた。 ● スプライトは影響を受けない