センスやテイストだけで決めないデザインの会話のためにすること

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デザインプロセスに参加するひとりひとりの意見は大事にしたいですが、なにを重んじて話し合い、進めればよいのか分からないことがあると思います。デザインの議論が脱線すると、プロジェクト全体にも影響します。

本講座では、本来しなければならないデザインの会話をするためのヒントを紹介します。

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センスやテイストだけで決めないデザインの会話のためにすること

  1. 1. 2014年5月15日 長谷川恭久 「と、コラボ関西」 Vol.2
  2. 2. ウェブデザインに関わる仕事人 企画・制作・コンサルティング ライター・スピーカー ハ セ ガ ワ ヤ ス ヒ サ
  3. 3. 誰もが何にでも口を出す時代
  4. 4. 青ではなく、赤のほうがいいですね。 インパクトが足りない。 すごく使い難い。 こういうのデザインはイラっとする。
  5. 5. いろいろな要素が無造作に積み上がった『墓場』 この情報要素、もっと上で目立つところに 置いてほしいんだけど …。
  6. 6. アーティスティック 職人芸 センス
  7. 7. コラボレーション 提案 葛藤
  8. 8. ステークホルダー専門家 制作チーム
  9. 9. ディレクター デザイナー プログラマー
  10. 10. 立場が違えば優先順位は異なる 当たり前は何もない
  11. 11. カワイイ?
  12. 12. シンプル?
  13. 13. チームとしてデザインを考える・進める 前提を整理・共有する デザインが話せるように工夫する
  14. 14. 企業 / 配信者 顧客 / 利用者
  15. 15. 企業イメージ キーワード 利用者像 利用シーン
  16. 16. 参加メンバーの言葉を出し合う photo by medically_irrelevant
  17. 17. キーワードを書き出す キーワードについて話し合う 選別・グループ分け 共感できる言葉をみつける
  18. 18. 短くて明確なキーワード タグラインではなく、ビジョン ニュアンスを共有する 言葉
  19. 19. photo by Terry Johnson イメージ デザイン言葉
  20. 20. 企業 / 配信者 顧客 / 利用者
  21. 21. インタビュー 社内調査 アクセス 解析 市場調査
  22. 22. ペルソナ • ビジネスコンサルタントとして半年前に独立 • 社員なしで、経理など信頼している事務所に任せている • 複数のクライアントを既に抱えており、オフィスにいる時間はあまりない。打 ち合わせの間にあるわずかな時間をつかって、クライアントとのやりとや、資 料作成を行っている。 • パソコン、スマートフォンの使用経験も長く、自社ツールとして Google Apps を活用している。出先が多いことから、オンラインで手軽にやりとり出 来るツールに興味をもっている。 杉浦さん 30代半ば シナリオ ビジネスコンサルタントとして独立したばかりの杉浦さんですが、既に複数のク ライアントを抱える忙しい毎日を過ごしています。日中はクライアントやコンサ ルタントとの打合せでスケジュールが一杯になるため、オフィスでゆっくりでき るのは、早朝と帰宅前の夜のみ。資料作成は、オフィスより打ち合わせの合間に 立ち寄るカフェということも少なくありません。 なんとかうまくいっているものの、お客様とのコミュニケーションが手薄になっ ているのが気になるところ。特に会議後のフォローアップや、問題点の共有がう まくいっていないイメージがあります。メールのやりとりでは、読んでいるのか え分からないですし、様々な資料を五月雨式に共有すると、混乱を招くことがあ ります。プロジェクト管理ツールの導入を試みましたが、お客様が使いこなせ ず、結局メールに戻るということがしばしば。 お客様にも使えて、コミュニケーションの漏れを防ぐのが今の課題。自分はオン ラインサービスを使うことに抵抗はないが、お客様でも使えるものを選ぶのが最 大の難関です。そこで、知り合いが以前熱く語っていた ChatWork を試してみ ることにしました。 • 他のペルソナに比べて、ITリテラシーが比較的高めな場合、どうなるか を検証。Web/IT 業界以外にいる「スマートビジネスマン」を対象。 • こうした属性が落とし難い理由は、彼等は自分たちで積極的にツールを 使ったり情報収集しているので、自分たちはちゃんと使っていると思い 込んでいる場合があります。リテラシーの高さがかえって、 ChatWork を使うことを躊躇していることもありえる。 このペルソナの意図 自分の仕事につかえるかどうか。ニーズに応えてくれそうかどうか。 お客様でも手軽に使えるかどうか。 知り合いが熱く語っている理由はなにか。どこが良いところなのか。 プロフィール 利用シーン 解説 チェックポイント
  23. 23. ブランドと合う人間像 ちょうど良い情報量 機能ではなく、ニーズを基に
  24. 24. 企業 / 配信者 顧客 / 利用者
  25. 25. 同意できる価値が見つけやすくなる 基準に沿ったデザイン話ができる 好き嫌いの話を避けることができる
  26. 26. チームとしてデザインを考える・進める 前提を整理・共有する デザインが話せるように工夫する
  27. 27. 批評は、批判ではない に変えてください のほうが良いです にしてください
  28. 28. 静止 探索 意訳
  29. 29. 静止 すぐに結論に結びつけない まず黙って聞いてみる 話し手の意図や背景を知る
  30. 30. 静止
  31. 31. 意図をより明確にする 聞いたことを深堀りする 話題をフォーカスする 探索
  32. 32. 探索
  33. 33. 複雑かつ誤解を生みそうな話題 聞いたことを自分なりに解釈 次の話題へ移る前に 意訳
  34. 34. 意訳
  35. 35. photo by Ksayer1
  36. 36. 共有した 価値観・人間像 有意義な意見交換
  37. 37. 有意義な意見交換 ブレが少ないデザイン 逆戻りや足踏みを回避 見失わないためのプロセス
  38. 38. チームとしてデザインを考える・進める 前提を整理・共有する デザインが話せるように工夫する
  39. 39. 作る前の準備があるから、良い成果物になる
  40. 40. 長谷川恭久 mail@yasuhisa.com @yhassy http://www.yasuhisa.com

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