FRBR&RDA勉強会復習スライド
2014年06月12日
国立教育政策研究所
江草由佳
What is RDA
• RDA: Resource Description and Access
• RDAはAACR2に取って変わる新しい目録規則
– AACR2: Anglo‐American Cataloguing Rules, 2 ...
AACR2とここが違う!
1. FRBRとFRADという理論的なフレームワークに
基づいている
2. ディジタル環境のためにデザインされている
3. AACR2より広い範囲を対象としている
→図書館だけじゃない、英語圏だけじゃない
(ただし、A...
1. FRBRとFRADという理論的なフレーム
ワークに基づいている
• ユーザ
– 大規模な書誌データ、典拠データを使う人(+作る人)
• ユーザのタスク
– 大規模な書誌データを使うときによくあるタスク
• find, identify, ...
ER(Entity‐Relationship)モデル
• Entity: 利用者が興味のある”key object”
• Attribute:Entityについての情報
• Relationship:Entity と Entity の関係
Wo...
FRBRで定義されている 10
Work
Expression
Manifestation
Item
Person
Corporate Body
Concept
Object
Event
Place
Entity
Entity: the key...
Work
a distinct intellectual or 
artistic creation
Expression
the intellectual or artistic 
realization of a work
Manifest...
ER(Entity‐Relationship)モデル
• Entity: 利用者が興味のある”key object”
• Attribute:Entityについての情報
• Relationship:Entity と Entity の関係
Wo...
たとえば:
Entity: WorkのAttribute
• Title of the Work
– Work のタイトル
– 例:Harry Potter and the Philosopher's Stone
• Form of Work
...
ER(Entity‐Relationship)モデル
• Entity: 利用者が興味のある”key object”
• Attribute:Entityについての情報
• Relationship:Entity と Entity の関係
Wo...
例えば:
Entityの定義と対のPrimary Relationships
Work
Expression
Manifestation
Item
is realized through is a realization of
is embod...
たとえば:
続き, 映画化をあらわすRelationship
W1.1: ハリーポッターと賢者の石
W1.2: ハリーポッターと秘密の部屋
W1.3: ハリーポッターとアズカバンの囚人
W1.4: ハリーポッターと炎のゴブレット
W1.5: ハ...
ER(Entity‐Relationship)モデル(まとめ)
• Entity: 利用者が興味のある”key object”
• Attribute:Entityについての情報
• Relationship:Entity と Entity の...
FRBR&FRADとRDA
• RDAでは、FRBRとFRADのEntity,Attribute,Relationship
やユーザタスク使って、様々な説明が展開される
• RDAでは
– どんな Element があり
(ある Entity ...
Element の例:Title Proper(2)
‐‐目次より:FRBRやFRDAとの関係‐‐
• Section 1: Recording Attributes of Manifestation 
& Item
– Chapter 1: ...
Element の例:Title Proper(1)
どんなElementがあ
るか?=Title Proper
Core element 
最低限必要
どんなことを書くか
どこからとるか
Work:w1
Related work (contained in):w2
Related work (contains) :w1
Work:w2
Creator:p1
Manifestation of work:m1
Expression ...
RDA chapter 0
• 0.0 Purpose and Scope
– RDAとは何か、ユーザータスク
• 0.1 Key features
• 0.2 他の標準との関係
• 0.3 Conceptual Models underlyi...
0.7 Access Points
• RDAは、Work, expression, person, family, corporate 
bodyに対する統制アクセスポイント及び非統制アク
セスポイントのインストラクションを提供
• RDAが...
0.8 Alternatives and Options
• RDAのガイドライン、インストラクションには、
alternativeまたはoptionとラベル付けられるものが複
数ある。
– そのガイドラインは直前に書かれたインストラクションに...
0.9 Exceptions
• RDAには「Exceptions」(例外)とラベル付けさ
れたインストラクションもある。
– 特定の種類の資料、状況に適用されるよう、直前
のインストラクションに優先するインストラクション
として定義される
0.10 Examples
• 例はそのインストラクションに係るデータのみを例示
– ただし、関連エレメントのほうは注釈として書くことも
• 例においては通常、ISBD表現で必要とされる先行する
句読点、囲む句読記号法は示していない
– ただし...
0.11 Internalization
• RDAは国際的に使われることを想定。
• RDAでは、以下の4つをサポートする
– 言語と文字
– 数値
– 日付
– 測定単位
• 基本はそのまま転記、データ作成機関による
方針のものに差し替え、...
0.12 Encoding RDA Data
• RDAは図書館アプリケーションとして使われる、さまざ
まな符号化スキーマで使われるよう設計されている。
• 付録D、EにRDAからMARC21形式の書誌・典拠データ
とのマッピングがある
• R...
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2014-06-12_FRBR&RDA勉強会復習スライド

  1. 1. FRBR&RDA勉強会復習スライド 2014年06月12日 国立教育政策研究所 江草由佳
  2. 2. What is RDA • RDA: Resource Description and Access • RDAはAACR2に取って変わる新しい目録規則 – AACR2: Anglo‐American Cataloguing Rules, 2 edtion (英米目録規則第2版) • RDAの全体的な目的は:資料発見の支援のた めのデータ標準化のガイドラインおよび規則 “a  set of guidelines and instructions on formulating  data to support resource discovery”(0.0)
  3. 3. AACR2とここが違う! 1. FRBRとFRADという理論的なフレームワークに 基づいている 2. ディジタル環境のためにデザインされている 3. AACR2より広い範囲を対象としている →図書館だけじゃない、英語圏だけじゃない (ただし、AACR2と強くリンクもしている)
  4. 4. 1. FRBRとFRADという理論的なフレーム ワークに基づいている • ユーザ – 大規模な書誌データ、典拠データを使う人(+作る人) • ユーザのタスク – 大規模な書誌データを使うときによくあるタスク • find, identify, select, obtain – 大規模な典拠データを使うときによくあるタスク • find, identify, contextualize (clarify), justify(understand) • 記録される書誌or典拠データ・・・ERモデルで – Entity(Work, Expression, Manifestation, Item, Person…) – Relationship(Work expressed…) – Attribute(Title proper...)
  5. 5. ER(Entity‐Relationship)モデル • Entity: 利用者が興味のある”key object” • Attribute:Entityについての情報 • Relationship:Entity と Entity の関係 Work Preferred title of the work: ハリーポッターと賢者の石 Person Name of the person:  J.K. ローリング Is created by  Entity Entity
  6. 6. FRBRで定義されている 10 Work Expression Manifestation Item Person Corporate Body Concept Object Event Place Entity Entity: the key object of interest to users of  bibliographic data
  7. 7. Work a distinct intellectual or  artistic creation Expression the intellectual or artistic  realization of a work Manifestation the physical embodiment  of an expression of  a work Item a single exemplar of a  manifestation Group 1 content physical form 内容そのもの 表現そのもの 音声や文字な どの具体表現 まだ、メディア には のってない 何らかのメディ アに載ったもの を抽象的に表 したもの (クラス) 実際のものそ のもの (インスタンス) w1: ハリーポッターと賢者の石 e1:テキスト(文字)(英語) m1:Bloomsbury出版[本] (ISBN:9780747532699) i1:愛知県立大学所蔵の本 i2:会津大学所蔵の本 e2:読み上げ音声 m1:オーディオブック[CD] (ISBN:190754500X) m2:オーディオブック[カセット] (ISBN:1855493942) e3:日本語版テキスト m1:静山社 出版[本] (ISBN:9784915512490) i1:足立区立図書館所蔵の本1 i2:足立区立図書館所蔵の本2 Entityのうち資料や作品を表すもの
  8. 8. ER(Entity‐Relationship)モデル • Entity: 利用者が興味のある”key object” • Attribute:Entityについての情報 • Relationship:Entity と Entity の関係 Work Preferred title of the work: ハリーポッターと賢者の石 Person Name of the person:  J.K. ローリング Is created by  Attribute Attribute
  9. 9. たとえば: Entity: WorkのAttribute • Title of the Work – Work のタイトル – 例:Harry Potter and the Philosopher's Stone • Form of Work – Workが属するクラス – 例:novel, play, poem,… • Date of the Work – Workが作られた日 Work Preferred title of the work: ハリーポッターと賢者の石 Attribute
  10. 10. ER(Entity‐Relationship)モデル • Entity: 利用者が興味のある”key object” • Attribute:Entityについての情報 • Relationship:Entity と Entity の関係 Work Preferred title of the work: ハリーポッターと賢者の石 Person Name of the person:  J.K. ローリング Is created by  Relationship
  11. 11. 例えば: Entityの定義と対のPrimary Relationships Work Expression Manifestation Item is realized through is a realization of is embodied in is an embodiment of is a single exemplar ofis exemplified by 図の見方:矢印の手前から矢印の方向に読みます。 (注:冠詞は適宜付与必要) realize: 具現する 『新英和大辞典』 embody: 具体化する、体現する 『新英和大辞典』 exemplify: 例示する 『新英和大辞典』
  12. 12. たとえば: 続き, 映画化をあらわすRelationship W1.1: ハリーポッターと賢者の石 W1.2: ハリーポッターと秘密の部屋 W1.3: ハリーポッターとアズカバンの囚人 W1.4: ハリーポッターと炎のゴブレット W1.5: ハリーポッターと不死鳥の騎士団 W1.6: ハリーポッターと謎のプリンス W1.7: ハリーポッターと死の秘宝 W1.1.1: ハリーポッターと賢者の石(映画) W1.2.1: ハリーポッターと秘密の部屋(映画) W1.3.1: ハリーポッターとアズカバンの囚人(映画) W1.4.1: ハリーポッターと炎のゴブレット(映画) W1.5.1: ハリーポッターと不死鳥の騎士団(映画) W1.6.1: ハリーポッターと謎のプリンス(映画) W1.7.1: ハリーポッターと死の秘宝(映画)
  13. 13. ER(Entity‐Relationship)モデル(まとめ) • Entity: 利用者が興味のある”key object” • Attribute:Entityについての情報 • Relationship:Entity と Entity の関係 • →この3つが – (FRBR)書誌データ – (FRAD)典拠データ を表すために定義されている Work Preferred title of the work: ハリーポッターと賢者の石 Person Name of the person:  J.K. ローリング Is created by  Entity Entity Relationship Attribute Attribute
  14. 14. FRBR&FRADとRDA • RDAでは、FRBRとFRADのEntity,Attribute,Relationship やユーザタスク使って、様々な説明が展開される • RDAでは – どんな Element があり (ある Entity の Attribute か、 どの Entity 間の Relationship かなど) – その Element に何を記述するか (どこからとるか、どのように記述するか) – その Element は何のためにあり (どのユーザータスクのために必要か?) • についての説明がある
  15. 15. Element の例:Title Proper(2) ‐‐目次より:FRBRやFRDAとの関係‐‐ • Section 1: Recording Attributes of Manifestation  & Item – Chapter 1: General Guidelines on Recording  Attributes of Manifestations and Items – Chapter 2 :Identifying Manifestation and Items • 2.0 Purpose and Scope This chapter provides general guidelines and instructions  on recording the attributes of manifestations and items  that are most often used to identify a resource. ・・・ • ・・・・ • 2.3 Title – 2.3.1 Basic Instructions on Recording Titles – 2.3.2 Title Proper Attribute EntityEntity Entity Entity User Task Element
  16. 16. Element の例:Title Proper(1) どんなElementがあ るか?=Title Proper Core element  最低限必要 どんなことを書くか どこからとるか
  17. 17. Work:w1 Related work (contained in):w2 Related work (contains) :w1 Work:w2 Creator:p1 Manifestation of work:m1 Expression of work:e1 Work expressed:w2 Expression:e1 Manifestation of expression:m1 Expression manifested:e1 Work manifested:w2 Manifestation:m1 Exemplar of manifestation:i1 Manifestation exemplified:m1 Item:i1 Preferred title of the work: 新・図書館学シリーズ Preferred title of the work: 情報検索演習 Title Proper: 情報検索演習 Language of Expression: 日本語 Person:p1 赤字: Attribute的 青字: Relationship的 なぜか片道
  18. 18. RDA chapter 0 • 0.0 Purpose and Scope – RDAとは何か、ユーザータスク • 0.1 Key features • 0.2 他の標準との関係 • 0.3 Conceptual Models underlying RDA – FRBRとFRADを元にしている • 0.4 Objective and Principles Governing RDA • 0.5 Structure – RDAの全体構造の説明(目次) • 0.6 Core Element – 最低限必要な element 
  19. 19. 0.7 Access Points • RDAは、Work, expression, person, family, corporate  bodyに対する統制アクセスポイント及び非統制アク セスポイントのインストラクションを提供 • RDAが提供する統制アクセスポイント: – Manifestation  work, expression の間の書誌階層関係 – 資料  person, family, corporate body の間の関係 – Work同士、Expression同士、Manifestation同士、Item同 士の間の関係(映画化など?) – person同士、family同士、corporate body同士の関係 • RDAは、アクセスポイントとして、タイトル(title  proper, parallel title etc.)を利用する際のガイドを提 供(その他は指定しない)
  20. 20. 0.8 Alternatives and Options • RDAのガイドライン、インストラクションには、 alternativeまたはoptionとラベル付けられるものが複 数ある。 – そのガイドラインは直前に書かれたインストラクションに対 するものとして提供される • オプションインストラクションには以下のいずれかのた めのものとなる: – A) オプションで追加されるデータ: – B) オプションで省略できるデータ: • データ作成に責任を持つ機関は、以下のいずれかを 選択する: – A) 別法・オプションの適用に関するポリシーを作成する – B) 目録作成者の判断に任せる
  21. 21. 0.9 Exceptions • RDAには「Exceptions」(例外)とラベル付けさ れたインストラクションもある。 – 特定の種類の資料、状況に適用されるよう、直前 のインストラクションに優先するインストラクション として定義される
  22. 22. 0.10 Examples • 例はそのインストラクションに係るデータのみを例示 – ただし、関連エレメントのほうは注釈として書くことも • 例においては通常、ISBD表現で必要とされる先行する 句読点、囲む句読記号法は示していない – ただし、ISBD区切り記号は、関連する資料の構造化され た記述を例示する例として用いる。 • 統制アクセスポイント及び非統制アクセスポイントの 構築を例示するにあたっては、AACR2における区切り 法を用いる • すべての例はエレメントが英語を第一言語とする機関 が記述するものとして例示 • … etc
  23. 23. 0.11 Internalization • RDAは国際的に使われることを想定。 • RDAでは、以下の4つをサポートする – 言語と文字 – 数値 – 日付 – 測定単位 • 基本はそのまま転記、データ作成機関による 方針のものに差し替え、もしくは追加でもよい
  24. 24. 0.12 Encoding RDA Data • RDAは図書館アプリケーションとして使われる、さまざ まな符号化スキーマで使われるよう設計されている。 • 付録D、EにRDAからMARC21形式の書誌・典拠データ とのマッピングがある • RDA外部の語彙符号化スキーマを参照していることも – 例:文字、または言語内容を表現する文字を表現する場 合には、ISO15924を参照する • 特定のエレメントにあっては、RDAの記録指示がRDA 内の語彙符号化スキーマを含む場合がある • RDAで使われるように定義された用語の統制リスト – これらのエレメントにおいて、別の語彙符号化スキーマが 出てきた場合、それにおきかえられる場合もある。
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