第1回 ネットワーク図について語る会 2015-08-27

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第1回会合の資料です。

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第1回 ネットワーク図について語る会 2015-08-27

  1. 1. 第1回 ネットワーク図について語る会 ベライゾンジャパン 伊賀野 康生 0
  2. 2. 1. Introduction 問題定義 1
  3. 3. ネットワークエンジニアさんに質問です。 想像して下さい! 2 自分がIPネットワークを作ったり設計したりして、 他の人にそ の ネ ッ ト ワ ー ク を 説明す る 時 、 ど ん な 資 料 を 使 い ま す か ?
  4. 4. よくある例!(ボクもやった!) • 書かれている事 • 接続性(箱と線) • IPアドレス(気が利けばサブネットマスク、インタフェース情報も) • 設置場所(箱がどこにあるか) などなど 3 ネットワーク構成図に色々描いて図で説明
  5. 5. 説明相手のよくある反応 「ちょっと、説明してもらって良いですか?」 4 • なんとなく眺めてみたが、意味が分からん。 • なんとなく分かるような気がするが、 それが正しいか自信なし
  6. 6. 「ネットワーク構成図」の問題点(1) 人によって、描き方がバラバラ ほとんど「現代抽象絵画」!?(笑) 5 表現方法が人によって異なり、 製作者に聞かないと意味が分からない
  7. 7. 6 「ネットワーク構成図」でイメージ検索。 いろんな「絵」が出てくる。
  8. 8. 「ネットワーク構成図」の問題点(2) 7 IPルーティング 冗長化されている場合、この情報がないとネットワークの 動作は理解できない パケットフィルタリング ロードバランシング などなど IPネットワークの 重要な機能の情報がぬけている
  9. 9. その他の「ネットワーク構成図」の問題 •親切に描けば描くほど、 複雑怪奇で理解不能になる •更新が面倒 箱が一個増えただけでも、図のバランスを 調整したり・・・ などなど 8
  10. 10. そもそもの問題として 標準的な記述方法がない 書き手と読み手の理解がバラバラ 標準的に盛り込むべき情報が整理されていない 書きにくいモノは記載されないケースが多い (たとえ、重要な情報でも) 9 IPネットワークの標準的な表現方法が 確立できていないのでは?
  11. 11. 他の分野でのドキュメントに関する シキタリが参考になるかもしれない 【例】 • 建築/土木 • 歴史も古く、設計書などの図表は充実 • 標準化が行われており、他人の設計図をおおよそ読みこなせる • システム工学/システムズ・エンジニアリング • SysML (Systems Modeling Language) • The Open Groupでは「ArchiMate」と呼ばれるツールを用いて、 情報システム設計(EA)のための標準化された図表作成するツールがあ る • http://www.opengroup.org/subjectareas/enterprise/archimate 10
  12. 12. 2. 進め方 まずは、足元を固める 11
  13. 13. プロジェクトの目的とスコープ • 目的 事業者の通信ネットワークの運用管理の効率を向上させる ネットワーク構成図の在り方を検討する • スコープ 自組織で保有/運用している通信ネットワークの構成を ドキュメント化する際に利用できる図面 事業者が通信ネットワークを運用管理する際に利用/必要となるもの 将来の運用自動化も想定 Out of Scope 調査を目的として、ユーザがネットワークに関する情報(例 フルルート等)を 元に、構成を推定するために作成する図 • The InternetのISP接続構成の図、など 12
  14. 14. じゃ、何をしないといけないか? 1. 通信ネットワークの備える機能の整理 何をドキュメントとして記載すべきか? まずは「利用目的の整理」から検討できないか? 2. 各機能の表現方法の検討 どのように表現すれば、その機能が直感的に理解できる ようになるか? 表記方法の標準的ルール/ガイドラインの開発 複数の図表で網羅性を高めたほうが良い? 3. 作成/更新手法の簡単化 ツールの開発? 13
  15. 15. 洗い出してみよう! どんなネットワーク構成図が必要なのか? 1. 対象となる通信ネットワーク 2. 作成者と閲覧者、その関係と目的 3. 記述/表現されるべき情報 = 通信ネットワークの機能と付属情報 14
  16. 16. 洗い出し(1) 対象となる通信ネットワークの種類 • キャリア、ISPのバックボーン IPネットワーク Ethernet, 伝送ネットワーク MPLSネットワーク モバイルネットワーク • データセンター内ネットワーク • イントラネット/社内ネットワーク(LAN, WAN) • 顧客向けネットワークサービスの構成図 インターネット接続サービスの構成(特に冗長化構成とか) IP-VPN/MPLS-VPNの顧客ネットワーク 15 = 業種/サービスの洗い出し?
  17. 17. 16 引用:平成27年度 情報通信白書 P43 ICT産業の構造変化(レイヤーとプレイヤー) 法人の社内NW 仮想/Overlay NW DC NW L3 NW L2/MPLS NW ファイバNW/OTN モ バ イ ル NW
  18. 18. 洗い出し(2) 作成者と閲覧者、その関係と目的 • 自組織内 ネットワーク構築/運用を担当する組織として内部の情報共有 • ベンダー/サプライヤー向け 要求仕様を説明する資料 • 顧客向け 提案、提供中のサービスの説明、 運用保守情報としての情報開示 • パートナー? =自組織向け? 17 自組織 顧客 パート ナー ベン ダー
  19. 19. 洗い出し(3) 記述/表現されるべき情報 = 通信ネットワークの機能と付属情報 • 接続点と接続性 • その他 • レイヤ毎に異なる? • L3(IP)ネットワーク • ルーティング、パケットフィルタリング、アドレッシング、トラフィックフロー • L2(Ethernet)ネットワーク • STP、フレームフィルタリング、トポロジー、VLAN • MPLSネットワーク • LSP • OTP, ファイバネットワーク • ??? • セキュリティ 18
  20. 20. まとめる、と・・・ 自組織内 顧客向け サプライヤー向け 法人 社内NW 仮想/Overlay NW DC NW L3 NW L2(Ethernet) NW MPLS NW OTN ファイバ NW モバイル NW(MVNO) モバイル NW(MVNE) 19 ネットワークの種類 目的 機能、付属情報 = 記述されるべき 情報
  21. 21. 3. 今後の進め方 What’s next step? 20
  22. 22. 妄想 • 洗い出しを深める 皆さん、どんな図を描いてますか? 図に盛り込まれる情報、表現方法 一番ポピュラーなユースケースを想定して検討を進める • 中間/データ記述言語と可視化ツールを活用できないか? 例えば、UML 管理対象の情報をテキストベースで管理し、ツールを使って図を作成 gitを使えば、バージョン管理は簡単 編集が簡単(1つノードが増えてもコピペ+簡単な修正で完了) 記載情報の漏れがない 属性情報を併記して、レイヤ毎、関係者毎の図を容易に作成 21 構成情報 中間言語 構成図 テキストファイル 可視化ツール
  23. 23. 懸念 •図示が難しそうなもの ルーティング バックアップ経路 トラフィックフロー 22
  24. 24. Facebook Group 「ネットワーク構成図ってどう描けばよいの?」 https://www.facebook.com/groups/1450142815311698/ 23

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