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Drupalを利用した学術ポータル機能について 2013年8月 Code4Lib Japan
 

Drupalを利用した学術ポータル機能について 2013年8月 Code4Lib Japan

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    Drupalを利用した学術ポータル機能について 2013年8月 Code4Lib Japan Drupalを利用した学術ポータル機能について 2013年8月 Code4Lib Japan Presentation Transcript

    • Drupal を利用した 学術情報ポータル機能につい て 2013 年 8 月  Code4Lib   Japan 井村邦博
    • CMS の Drupal について 弊社では、 2013 年 3 月、 九州大学様の図書館ホームページ を Drupal でリニューアルしました 。 今回の九州大学様の導入を通して、   図書館向けの1つのソリューションとして Drupal を利用した学術情報ポータルの 構築サービスを行っています。
    • Drupal の前に、 Content Management System について 日本では、 NII 様で採用されている NetCommons などの CMS があ ります。 世界的には以下の統計があります。 *引用元:  http://w3techs.com/technologies/overview/content_management/all (統計は 2013 年 8 月の値)
    • Drupal を採用した理由 フリーウェアを採用するということ 1.ニーズにあった製品である 2.将来性がある - 継続的な開発が続けられている 3.情報量が多い 4.利用事例が多い 5.企業が利益を生むシステムがある
    • 1.ニーズにあった製品である 弊社はパッケージ的な位置づけの製品を目指しました Drupal では、 ●Core という本体モジュールとカスタマイズモジュールが 完全に分離されている ● サイト毎の情報は1つにまとめられている Core のバージョンアップが容易です。アップデート通知もされます。 ● モジュールの独立性が高くカスタマイズが容易 障害の切り分けや保守対応が容易になります。 ● デザインとコンテンツが分離されている 同じ機能を提供してもデザインは容易に変更可能です。
    • Drupal のディレクトリ構造 /var/www/html/site/ 以下にインストールした場合 .htaccess includes/ includes/ profiles/ sites/       all/ misc/ misc/ scripts/ modules/ modules/ themes/ /modules /themes core な部分 /translations サイト個別の部分 default/ /files
    • 2.将来性がある - 継続的な開発が続けられている - Drupal は現在、バージョン 7 。 ●2013 年にバージョン 8 がリリース予定 バージョン 6 はメンテナンス対象で保守が続けられています。 ● 数千の追加モジュールが公開されている 用途にあったモジュールが必ずあります。 自分が困ったことは人も困っていて、すでに解決されている 可能性も高いです。 ● コミュニティがしっかりしている サイトが充実しています。 やり取りも活発に行われています。
    • 3.情報量が多い ● コミニティサイトや英語の情報がかなり充 実 ・ API のリファレンス情報 ・ Drupal6 から 7 への API マイグレーション方法 ・サイトの移設方法 など … 日本語資料に限って言えば、 Drupal の情報は極端に少ない です。 Amazon で検索してもヒットする本は1、2冊程度です。
    • 4 . 利用事例が多い ● 北米の「 Drupal4lib 」というコミニティには   図書館に特化した形で情報交換のコミニティがあります。 ●ALA のカンファレンスでは、 Drupal のセッションが毎回実施されています。 ●Drupal では追加のモジュールという形で図書館向けの様々な機能が実現 で きるモジュールがフリーで公開されています。 例  ○ Shibboleth モジュール     ○ SummonAPI 利用ツール     ○ MARC モジュール     ○ Solr モジュール     ○ eXtensibleCatalog などの本格的なディスカバリツール ● 日本では、 NDL 様のカレントアウェアネス・ポータルや  アカデミック・リソース・ガイド様のサイトが Drupal が利用されています 。 *引用元 http://current.ndl.go.jp/node/20540
    • 5. 企業が利益を生む システムがある ● ページ単位に PHP コーディングが可能なため、   必要に応じてカスタマイズが可能 ●Drupal をアプリケーションのフレームワーク的 に考 えると開発効率は高い 例えば、図書の購入依頼の仕組み( 3 画面遷移)であれば、 3日で開発できます。
    • Drupal の困ったところ ● 日本語の情報がとても乏しい  基本的には、英語サイトからの情報です。   逆に、英語サイトの情報は技術的な解決やベストプラクティスなど情報の   量、質ともに充実しています。 ● 困ったことは他の人も困っている。  その解決策が見つけられるかどうかが一番重要。 ● できないことが「ない」ですが、できる方法は複数ある。  経験を積んでベストな選択が必要。 ● 開発したモジュールの命名規則が必要。  世界中の開発者とユニークになる名前を付与する必要がある。
    • Drupal を構築していく上で ● デザインファーストか、ファンクションファース CMS を使ったベストなプラクティスは、ファンクションファーストが多いよう トか? です。日本では、ファンクションファーストで実施できるデザイナー会社や人 はなかなかいないようです。 デザイン会社では、 ■ まずはディレクターが全体の設計(要求分析 , 画面遷移など)        ↓ ■ その後にワイヤーフレームを作成してデザインを適用していく 以上の流れが一般的です。 (ソフトウェア開発のウォーターフォール型をそのまま適用した形です。)
    • 九州大学附属図書館様の方針 ● レスポンシブルデザインを採用 Zen テーマを採用。 グリッドに対応して、自由度が高い ● 画面はシンプル ● 日英対応は必須 ページを日英対応させるのではなくて、 日本ページと英語ページが共存させる。 ● 開発するものを少なくする 利用者を迷わせるシチエ-ションをなくす。 カレンダーと検索パネルについて、 逆に探させる。 自作モジュールを作成 ● ディスカバリーを中心にする   Summon と eXtensibleCatalog を中心にし たインタフェースとする ● カスタマイズはしない 日本語化という壁があり、 一部モジュールについてカスタマイズ。 あるいはバグ対応を実施。
    • Drupal の速度 ●Apache JMeter を利用してパフォーマンスチェックを実施しました。 ●PHP は速くないですが、 Drupal のキャッシュ機能は優秀に思われます。 ●MySQL のチューニングが一番効果が高かったです。
    • 学術ポータルの方向 ● 大学・研究所図書館のホームページは、 学生や研究者が学術情報へアクセスするた めのツールになると考えています。 ● 昨今の電子リソースのやインターネット上の データベースの増加を考えると、学術情報の アクセスの入り口を図書館ホームページ上で 提供するのが自然であると考えています。
    • 最後に ● 北米にある Drupal コミニティの カンファレンス「 DrupalCon 」のようなものを、 日本でも開催したいです。 ● あるいは、 Code4Lib Japan での Drupal セッションが 独立して持てるぐらいに図書館業界で Drupal が 利用されることを願っています。 皆さん、ご協力ください!        
    • ご静聴ありがとうございまし た。