デザインのためのデザイン

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nanapi勉強会「チームで作るデザイン / チームを作るデザイン」2014.11.11

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デザインのためのデザイン

  1. 1. DESIGNING FOR DESIGN デザインのためのデザイン Masayuki Uetani / 2014.11.11 / #nanapi_study
  2. 2. INTRODUCTION 自己紹介
  3. 3. 上谷真之@utmy5 株式会社nanapi CCO / Designer 自己紹介
  4. 4. 受託系制作会社でWebデザイナーをしてみたり、 自己紹介
  5. 5. 教育系スタートアップで色々やったりしながら、 自己紹介
  6. 6. 現在は株式会社nanapiで人材育成、採用などを含む 組織デザインと、たまにサービス開発もしています。 自己紹介
  7. 7. OUR SERVICE サービスの紹介
  8. 8. サービスの紹介 ‣ 様々な生活の知恵が集まるサイト ‣ 2009年9月にリリースから、現在までに10万件 を超えるハウツーが集まっている ‣ 月間2200万UU(2014年8月)
  9. 9. サービスの紹介 ‣ スマートフォンで簡単に悩みや関心ごとについて コミュニケーションを図ることができるアプリ ‣ Android / iOSでリリース
  10. 10. サービスの紹介 ‣ 「気付きを与える」をコンセプトとした日本 文化を世界に発信するカルチャーマガジン ‣ 英語圏を中心に展開中
  11. 11. DESIGNING FOR DESIGN? デザインのためのデザインって何?
  12. 12. デザインのためのデザイン? 良いデザインを生むためのデザイン 組織のデザイン
  13. 13. デザインのためのデザイン? 本日は組織全体にフォーカスを当てた組織デザインではなく、 開発チームを主語にした組織デザインについて話します
  14. 14. デザインのためのデザイン? デザインは、デザイナーに任せるには重要すぎる ティム・ブラウン / IDEO CEO
  15. 15. デザインのためのデザイン? 個の力だけで勝つことが難しい時代。 良いプロダクトを作るには、良いチームが不可欠。
  16. 16. 全員でデザインをする組織へ デザインのためのデザイン?
  17. 17. PROBLEMS チーム開発で起こりがちな問題
  18. 18. チーム開発で起こりがちな問題 暗黙知の蔓延 暗黙知が蔓延しており、属人的な工程がめちゃくちゃある 言葉の解釈が個々でズレているにもかかわらず、放置している 例 : 情報設計やインタラクションデザインの品質担保をするのは誰?→雰囲気 で出来る人がやっている
  19. 19. チーム開発で起こりがちな問題 メンバーの熱量が低い 分業化やトップダウン型開発の影響で、熱量が低く受け身なメンバーが多い 指示待ちタイプのメンバーが多いチームは、自走力が低い
  20. 20. チーム開発で起こりがちな問題 コミュニケーションロスが多い チーム内のコミュニケーションがうまくいかず、対立などが頻繁に発生する 共通の価値観が存在しないため、方向性がバラつき議論などがまとまらない
  21. 21. 継続的に質の高いアウトプットを生み出すには そのための文化、仕組みが不可欠 チーム開発で起こりがちな問題
  22. 22. ORGANIZATION DESIGN nanapiで取り組んでいる組織デザイン
  23. 23. nanapiで取り組んでいる組織デザイン 1. 開発体制の大幅な変更 2. 暗黙知の排除 3. 職種の再整理 4. 言葉の再定義 5. 社内勉強会の開催
  24. 24. nanapiで取り組んでいる組織デザイン 開発体制の大幅な変更 ひとつのサービスを作るチームに対して、リーダーを置くことをやめた。 チームの旗振りは、兼務でファシリテーターとして配置するようにした。 ユニットのKPI責任は全員が負う。 ひとりひとりが主体性を持って開発に取り組めるチームを目指す。
  25. 25. nanapiで取り組んでいる組織デザイン 暗黙知の排除 暗黙知は学びにつながらず、放置するほど改修コストが高くなる。 すべての行動を明確にすることから逃げずに、徹底的に説明する風土を作る。 全員が主体性を持ち、自然に間違いを正せる文化を目指す。
  26. 26. nanapiで取り組んでいる組織デザイン 職種の再整理 デザイナーやエンジニア等、持つべきスキルとマインドを再整理した。 暗黙的に「この仕事はこの職種がやるものだよね」となっていた部分を無くす。 誰が何をでき、どこで活きる人材なのかをシッカリと把握する。
  27. 27. nanapiで取り組んでいる組織デザイン 言葉の再定義 デザインに限らず、ヒキが強いワードは定期的な見直しが必要。 認識のズレはディスコミュニケーションを生み、アウトプット品質の低下につながる。 組織の価値観は変化していくもの。定期的な健康診断をおこない共通言語を作る。
  28. 28. nanapiで取り組んでいる組織デザイン 「デザイナーとはどのような職業だと思いますか?」についての社内ヒアリング結果(一部抜粋) 周りや自分の中にあるものをアウトプット(表現)することを 通して、課題の発掘、課題解決の設計、その設計を最適に表現、 造形すること。(デザイナー) バナーやアイコン、サイトレイアウトを作ることなとがあるの かなと。(アルバイトスタッフ) エンジニアであったり、イラストレーターなどからもらった素 材など全てを整理し、配置する人。また、自分がその素材を配 置するにあたって足りないものや欲しいものを依頼する人。 (エンジニア)
  29. 29. nanapiで取り組んでいる組織デザイン 社内勉強会の開催 デザインリサーチ手法のワークショップや、座学を中心にした内容で実施。 本質的なゴールは、社内で共通認識を形成しメンバーの視座を高めること。 UXやデザイン思考など、ヒキの強いワードを極力使わない。
  30. 30. 暗黙知を徹底的に排除して形式知を生み 組織を健全な雰囲気へ nanapiで取り組んでいる組織デザイン
  31. 31. ANTI PATTERNS 組織デザインのアンチパターン
  32. 32. 組織デザインのアンチパターン 独裁政権をつくる トップダウンで考え方を押し付けない。 あくまでサポートに徹し、気づきを与える存在に。
  33. 33. 組織デザインのアンチパターン 個を伸ばす デザインするべきはチームであり、個人ではない。
  34. 34. 組織デザインのアンチパターン 最後までやりきらない 組織や文化を変えるのはとても大変。 時には周りを巻き込んで、粘り強く進めよう。
  35. 35. GOOD DESIGNER チームにおける良いデザイナー
  36. 36. チームにおける良いデザイナー チームをリードし、良い影響を与えられるデザイナーは スキルに加えマインドセットが豊かである
  37. 37. 本質を捉え考えぬく事ができる 徹底的にWhyを繰り返し、本質に近づこうとする姿勢がある サービスの設計、リサーチ、自身のアウトプット…etc、様々な事象を俯瞰できる チームにおける良いデザイナー
  38. 38. マクロ視点/ミクロ視点 マクロとミクロ両方の領域でプロフェッショナルである 状況に合わせて柔軟に視点を変えることができる 物事を俯瞰して咀嚼し、質の高いコミュニケーションに変えることができる チームにおける良いデザイナー
  39. 39. ゴールの設定力が高い 目指すべきゴールが明確にすることができる、つまり「ゴールを設定する能力」が高い どこまでブレークダウンして、具体化できる力があるか チームにおける良いデザイナー
  40. 40. チームにおける良いデザイナー 主体性が高く、本質を追求できるデザイナーは 強烈にチームをエンパワーメントする。
  41. 41. まとめ
  42. 42. 最良のデザイナーが最良のチームを生み、 最良のチームが最良のサービスを生む このサイクルを作り出すのが組織デザインの役目
  43. 43. THANK YOU ご清聴ありがとうございました

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