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遺伝子組み換えとそれに対するブラジルの対応
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遺伝子組み換えとそれに対するブラジルの対応

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2013年9月7日、大地を守る会の学習会「子どもも大好きな鶏の唐揚げは何で作られているのか? 飼料米への挑戦 …

2013年9月7日、大地を守る会の学習会「子どもも大好きな鶏の唐揚げは何で作られているのか? 飼料米への挑戦
【一般参加可】鶏肉の飼料について学ぼう!」で報告した内容の一部です。

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  • 1. 2013/09/07 ブラジル遺伝子組み換え大豆の現状 と非遺伝子組み換え穀物の展望 オルター・トレード・ジャパン 印鑰 智哉
  • 2. 南米での遺伝子組み換えによる被害の実態 ✤ ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア一 帯が「大豆連合共和国」と揶揄される(cf.バナナ共和国)。 ✤ アルゼンチン、パラグアイでは大豆のほとんどが遺 伝子組み換えに(農地の6割近くを占めるという情報あり) ✤ ベトナム戦争を思わせるような先天性欠損症、流 産、ガン、白血病、肝臓病などが多発(アルゼンチンや パラグアイの大学病院の医師らのネットワークが告発。しかし多 くは情報は隠 されている)。 ✤ 先住民族、小農民の土地からの追い出し(パラグアイ では毎年10万人弱が土地から追い出されているという情報あり) ✤ 国連人権委員会が遺伝子組み換え作物への農薬噴霧 が人権侵害をもたらしていると勧告
  • 3. 排除される小農民たち 焼き討ちや農薬噴霧で追い出すことも
  • 4. ←アルゼンチンの遺伝子組み換え大豆畑に囲まれた地 域で生まれた子ども。先天性欠損症など深刻な病が 多数発生している。 http://www.amcmh.org/PagAMC/downloads/ads85.htm 近所での白血病やガンなどの患者の地図を作った母親たち。周り は遺伝子組み換え大豆畑に囲まれている。ガン発生率は全国レベ ルの41倍であることが発覚。モンサントの農薬ラウンドアップの 空中散布が原因(YouTube http://youtu.be/WUJqOkvcdFk )
  • 5. ブラジルでの遺伝子組み換えの歴史 ✤ 1998年、モンサントが遺伝子組み換え大豆のブラジルでの承認を 得る。 ✤ 同年、消費者運動(IDEC)が遺伝子組み換え差し止め訴訟に勝利 し、以降、遺伝子組み換え大豆はブラジルで禁止される。 ✤ 密輸品として遺伝子組み換え大豆がアルゼンチンから持ち込ま れ、既成事実化を元に強引に承認(2003年部分承認、2005年合法化)
  • 6. 遺伝子組み換えとの闘い ✤ 遺伝子組み換えは逆農地改革(土地を一方的に集積) ✤ 農薬の空中噴霧、大規模化→小農民の追い出しにも ✤ MST(土地なし地方労働者運動)による遺伝子組み換え作物の伐採な ど、反対運動 ✤ モンサントらによる種子企業の急速な買収→遺伝子組み換え以外の種子 が買えない→2008年Abrange(ブラジル非遺伝子組み換え穀物生産者組 合)設立、2011年、「自由な大豆」プログラム開始。生産者に非遺伝子 組み換え種子の提供
  • 7. 反農薬キャンペーン ✤ 遺伝子組み換え合法化以降、ブラジルで農薬使用が激増。2008年 に農薬使用量、世界一になる ✤ 小農民・農業労働者、環境運動、消費者運動などにより大規模な 反農薬キャンペーンが開始。 ✤ 農薬問題と遺伝子組み換え問題が社会運動の大きな課題に
  • 8. ↓横断幕:   農薬が自然、民衆、我々の未来を殺す
  • 9. 深刻化するGM関連被害 ✤ モンサントの農薬ラウンドアップに耐性のある雑草が急速に増 加、他の農薬を併用することに。農薬のさらなる増加 ✤ モンサントの第2世代の遺伝子組み換え大豆(RR2, Intacta)の収 穫が来年から始まる( 農薬耐性にBtの掛け合わせ 。以前より毒 性が強い可能性が高い。第1次世代のGM大豆は特許失効) ✤ Bt遺伝子組み換えトウモロコシで800億円を超す損害が発生(益 虫が死滅し、害虫が大量発生、使用認可されていない殺虫剤の使 用が検討される事態)
  • 10. ブラジル非遺伝子組み換え穀物生産者 組合(Abrange)の取り組み ✤ 非遺伝子組み換え穀物生産を守ることを目的に中堅穀物商などが        2008年に結成 ✤ EU中心に非遺伝子組み換え大豆を提供している。 ✤ 非遺伝子組み換え大豆の種子が得られない農家に対して、 証明書付きの非遺伝子組み換え大豆種子を提供するプログラム「自由な大豆」プロ グラムをブラジル政府の農牧業研究機関Embrapaと提携しながら開始(2011年∼) ✤ Abrangeの取り組みもあり、ブラジルでは今なお、非遺伝          子 組み換え大豆世界最大の生産国 ✤ 非遺伝子組み換えトウモロコシにも現在挑戦開始 ヒカウド・ソウザ氏
  • 11. 情報戦に入る穀物貿易 ✤ 英国を代表する食料小売業者Tescoがそれまでの遺伝子 組み換え飼料を使わないというポリシーを放棄宣言 「非遺伝子組み換え飼料はもう確保することは難しい」 ✤ Abrangeがブラジルには十分な非遺伝子組み換え飼料供 給余力があるとTescoの宣言に反論。遺伝子組み換え企 業による情報操作の可能性 ✤ ヨーロッパの大豆に関わる流通関連業者がブリュッセル 大豆宣言を発表「ヨーロッパが遺伝子組み換えでない飼 料を確保できるかはブラジルにかかっており、ヨーロッ パの業者はブラジルに投資する」という内容 ブリュッセル大豆宣言署名事業体
  • 12. 英国で相次ぐ non-GMポリシー放棄 ✤ Tescoの後、英国のスーパー、生協などが次々に非遺伝子組み換 え飼料を使うというポリシーを放棄。「非遺伝子組み換え飼料 はもう確保できないから」 ✤ Tesco、Asda、Morrisons、Waitrose、そしてSainsbury’sや生協 のThe Co-operative Groupは遺伝子組み換えへ(有機ブランド だけは非遺伝子組み換え飼料)。
  • 13. 遺伝子組み換え作物による 健康被害 ✤ 遺伝子組み換え穀物を 食べさせたラットや豚 に異常が発生するとい う研究は少なくない。 ✤ 安全神話 ✤ 90日以内に問題が出 なければ承認OK(メー カー自身の自己申告のみ)
  • 14. これから有毒性をさらに増す 遺伝子組み換え ✤ 米国環境庁(EPA)はモンサントの農薬ラウンドアップの残留許 容量を大幅に引き上げ ✤ 耐性雑草との闘いでさまざまな農薬のカクテル(混ぜて使う)、 量も増える ✤ Btと農薬耐性掛け合わせのモンサント第2世代GM大豆(南米か ら)と枯れ葉剤耐性、ジカンバ耐性遺伝子組み換えの登場間近?
  • 15. 質的に変化するGMの被害 ✤ 背景にあるのは農薬耐性遺伝子組み換えとBt遺伝子組み換えという2大技術の有 効性喪失 ✤ 米国ではラウンドアップに耐性のあるスーパー雑草が過半数の農園で発見 ✤ Bt遺伝子組み換えで死なないスーパー害虫の大量発生 ✤ ベトナム戦争で使われた2,4-Dやジカンバ、米国環境庁も発ガン性を指摘するイ ソキサフルトールを大量に使う遺伝子組み換えが登場間近。以前の「遺伝子組み 換え」とは次元が違う危険度に ✤ 植物が自然に持つ病虫害に対応する能力を否定し、生物多様性を絶滅させる農法
  • 16. 消費者の声が届かない生産者 ✤ ブラジル農家「買い手がいないので、非遺伝子組み換えをわざ わざ作ることは難しい」「非遺伝子組み換え種子がない」 ✤ 実際には非遺伝子組み換え大豆はプレミアム価格でも、作って も需要に追いつけない ✤ 消費者と生産者が離されることで遺伝子組み換え企業の思うま まに ✤ 消費者の声を生産者に届けることで非遺伝子組み換え穀物生産 は強化できる。
  • 17. アフリカ・モザンビークへの進出 ProSAVANA計画 ✤ ブラジルのアグリビジネスと日本政府・商社が手を組んで、モザン ビークに日本のODAを使って大規模大豆栽培を実現しようとしてい る。 ✤ 大規模なランドグラブ(土地強奪)が起きる危険 ✤ 飢餓、自然破壊のより一層の危機 ✤ ProSAVANAは日本の消費者が望む方向なのか? ✤ 商社や政府まかせではなく、消費者と生産者があるべき方向を
  • 18. 大きな潮流となるアグロエコロジー ✤ 先住民族や伝統的住民が行ってきた農法、また古代農法に先進的な要 素を見つけた学者とアグリビジネスへのオルタナティブを求める小農 民、社会運動が合流して、生物多様性を守るアグロエコロジーが大き な民衆運動として南米に生まれた。 ✤ 単なる農法に留まらず、社会のあり方を問い直す射程を持った運動に なりつつある。 ✤ ブラジル政府はアグロエコロジーを政策として採用し、小農民団体な どと実行計画を発表するに至っている。
  • 19. アグリビジネス型農業に対するオルタナ ティブとしてのアグロエコロジー ✤ 食料主権を取り戻す ✤ 企業による食料生産支配から農業を取り戻す ✤ 気候変動に対処する(モノカルチャーとファクトリーファームは気候 変動の最大要因) ✤ 化石燃料依存の農業に対するオルタナティブ
  • 20. 大豆生産とオルタナティブ
  • 21. 日本と大豆 ✤ 富国強兵政策の中で大豆生産は急激に下落。米騒動 ✤ 第二次世界大戦前段階ですでに国内自給率2割程度 ✤ 中国東北部と朝鮮半島への過度の依存(満鉄=大豆鉄道)。食料主権の放棄と侵略 の正当化(満鉄から大豆が米国へ) ✤ 植民地体制の崩壊と米国農業への過度の依存。大豆の戦略物資化 ✤ 田中角栄のセラード開発→南米での大豆開発、社会正義欠く ✤ アフリカでの大豆生産→土地強奪(Land Grab)の危険 ✤ 大豆生産・消費のあるべき未来図を描く必要性(バイオ燃料利用、過度の肉食を減 らしていくことで大豆本来の利用を取り戻し、サステイナブルな生産を可能にする)
  • 22. 日本人と大豆 ✤ 日本の食文化の中で大豆はきわめて重要な地位を占めている。しかし 日本人は大豆がどう生産されていくのか、あるいは食料主権について まったく無頓着であった。戦前は8割の大豆を大陸から輸入(強 奪?)してきていたこともさほど知られていない。 ✤ 南米の人びとと自然を傷付けながら行われている大豆生産(そして今 後はアフリカ)を少しでも傷の少ないものとするために何をすべき か、考える必要がある。
  • 23. 提言 ✤ 遺伝子組み換え大豆の輸入を禁止する。遺伝子組み換えに代わ り、非遺伝子組み換えに転換する。 ✤ 世界のエネルギー政策を見直し、南のモノカルチャーで作られ るバイオ燃料を国外に輸出することに制限をかける。 ✤ 食の見直しにより、過度の肉食を減らす。 ✤ 国内生産の可能性を追求する。 ✤ 南米などのアグロエコロジー運動と連帯する。
  • 24. 参考資料 ✤ ブラジル非遺伝子組み換え穀物生産者組合(Abrange)http://www.abrange.org/ ✤ ブリュッセル大豆宣言 http://blog.rederio.jp/archives/2280 ✤ モンサント、ブラジルの遺伝子組み換え大豆「開国」の手口 http://www.nikkanberita.com/read.cgi? id=201101102002381 ✤ ドキュメンタリー映画『モンサントの不自然な食べもの』マリー=モニク・ロバン監督 ✤ 日本、ブラジル、モザンビーク三国開発プロジェクトProSAVANAの問題 http://afriqclass.exblog.jp/ ✤ 印鑰のまとめた遺伝子組み換え関連記事 Blog: http://bit.ly/17H09yu Twitter: http://bit.ly/15nWWOk ✤ フォローアップ Twitter/Facebook、ブログでフォローアップします。    Twitter: https://twitter.com/tomo_nada Facebook: http://www.facebook.com/InyakuTomoya Blog: http://blog.rederio.jp/
  • 25. 参考文献 アンデ・リーズ著、白井 和宏訳・解説『遺伝子組み換え食品の真実』白水社 “GMO MYTHS AND TRUTHS An evidence-based examination of the claims made for the safety and efficacy of genetically modified crops” Michael Antoniou Claire Robinson John Fagan, EarthOpensource June 2012 “A Agricultura Familiar da Soja na região sul e o monocultivo no Maranhão - Duas faces do cultivo da soja no Brasil” (2008) “Dois casos sérios em Mato Grosso - A Soja em Lucas do Rio Verde e a Cana-de-Açucar em Barra dos Bugres” (June 2013) Sergio Schlesinger, FASE, (日本のODAなどブラジルでの大豆開発を検証) “Brazilian cooperation and investment in Africa -- The case of ProSavana in Mozambique” August 2013 (ブラジルのNGOがProSAVANAをモザンビークのNGOとともに検証する) “Agroecologia: bases científicas para uma agricultura sustentável” Miguel Altieri 1989

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