小農民の闘い国際デー   日本とのつながりを考える   @from Earth Cafe "OHANA"                 印鑰 智哉
ブラジルの歴史概観1500年 ポルトガル人来航、先住民族の土地を奪うサトウキビ・モノカルチャー 奴隷労働 アフリカとの奴隷貿易1888年 奴隷制廃止1908年 日本人移民開始権威主義体制の中で小農民の権利獲得1964年 軍事独裁開始(∼85年)...
ブラジルの小農民とは誰か?先住民族キロンボ(黒人自立共同体)住民小農民・農業労働者
小農民はどのような存在?食料生産の70%を生産女性が食料生産で中心的な役割を果たすが、土地の権利を持つケースはほとんどない
ブラジルの農地改革1%の大土地所有者が46%の農地を独占。世界最悪の独占1988年憲法で義務化。しかし実行されず1600人の小農民・農業労働者が暗殺されたが、実刑宣告されたのはわずか8人。罰せられないからさらに (impunity/impuni...
日本の関わり軍事独裁政権による弾圧が厳しかった1970年代に日本のODAでセラード開発計画(ブラジル内陸部に大豆を植える大規模農業の開始、小農民排除)同じ時代に紙パルプ用のユーカリ大規模植林を日本のODAで行うどちらも地方の小農民の生活を追い詰...
逆農地改革=遺伝子組み換え大豆       モノカルチャー1998年 遺伝子組み換え大豆が非合法下、密輸され、遺伝子組み換え大豆栽培開始1998年 モンサント、バイオセキュリティ委員会で遺伝子組み換え承認獲得→差し止め、裁判へ2003年 ルラ政...
南米での農薬使用量割合                      ↓ 参考:アルゼンチン     ブラジルの農薬販売量2000年から2010年にブラジルの農薬は190%増加。世界全体では93%の増加。
南米で遺伝子組み換え大豆が大ブームなワケ狂牛病→肉骨粉飼料をやめて植物飼料へ飼料マーケットを握る穀物メジャーの独占バイオ燃料(バイオディーゼル)需要の高騰日本の商社も南米での大豆確保を強化中
モンサントによる種子企業買収
小農民を追い詰める政策森林法改悪(森林保護地域の縮小、大土地農園開発に拍車)憲法で認められている先住民族、キロンボ住民の土地の権利を国会審議の対象にキロンボ住民の土地の承認の違憲審査
食料主権と遺伝子組み換え遺伝子組み換え大豆のモノカルチャー地域=   食料がない・食料生産しない地域食料を輸入しないと飢え死にする。
遺伝子組み換えモノカルチャー農業は   何を社会にもたらすか?遺伝子組み換え大豆のモノカルチャー=工場型農業生物多様性の喪失、土壌の崩壊(砂地化)、水資源の消失、土壌汚染、地下水の汚染農業労働者と家族、住民の農薬被曝職の喪失、地域経済の衰退(都...
遺伝子組み換え食品は安全か?遺伝子組み換え大豆を食べさせたマウス、新生児死亡率55% (ロシア、Dr.Irina Ermakova他)遺伝子組み換えトウモロコシで飼育された肉を食べたカナダ人女性の血液や胎児からBt毒素が発見(女性から93%、胎...
2011は歴史の転換点原発と遺伝子組み換えは米国の戦争の世界化と日常化311で原発の安全神話が吹っ飛び、遺伝子組み換えの安全神話を否定する研究が続き、収量低下、農薬耐性スーパー雑草の出現、技術の限界。反対運動も世界化
何ができるか?消費者にできることはかなり多く、しかも有効(Euの遺伝子組み換え蜂蜜拒否参照)安全でない飼料を使った肉は買わない。遺伝子組み換え飼料を使った肉に表示を(あるいはその逆)自治体に遺伝子組み換えフリーゾーン宣言を!バイオ燃料政策を変え...
何ができるか?実態調査 例:遺伝子組み換えパパイヤ流通開始。GMパパイヤはトロイの木馬スーパーにGMパパイヤおかないでと働きかけTPPに反対する
体を守る・免疫を強化する様々な汚染の進む世界の中で、GMと闘うだけで自分たちの体を防御しなければ、勝つ前に体が…GM食品を食べればGM産業を             からせる。だから可能な限り食べない。加工食品を避ける。デトックスの意義未完… ...
出典上映したビデオMST (Movimiento Sin Tierra) 1ra parte: Campamentos http://documentalsemillas.blogspot.jp/2011/10/mst-movimiento-s...
図表の出典P-3 IBGE ブラジル地理統計院P-10 ブラジル農薬販売量 ブラジル衛生監督局 Agência Nacional deVigilância Sanitáriaアルゼンチン Red          Universitaria  ...
小農民の闘い国際デー 日本とのつながりを考える @from Earth Cafe "OHANA"
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2012年4月18日に開かれた小農民国際デーで使ったプレゼンファイル

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    1. 1. 小農民の闘い国際デー 日本とのつながりを考える @from Earth Cafe "OHANA"  印鑰 智哉
    2. 2. ブラジルの歴史概観1500年 ポルトガル人来航、先住民族の土地を奪うサトウキビ・モノカルチャー 奴隷労働 アフリカとの奴隷貿易1888年 奴隷制廃止1908年 日本人移民開始権威主義体制の中で小農民の権利獲得1964年 軍事独裁開始(∼85年)1984年 MST(土地なし地方労働者運動)誕生(1988年)1988年 新憲法の下で農地改革が法制化。しかし…1996年4月17日 パラ州エルドラードドスカラジャスで19人(21人)の虐殺2003年 遺伝子組み換え大豆合法化問題。2005年遺伝子組み換え合法化2008年 農薬使用量世界一に
    3. 3. ブラジルの小農民とは誰か?先住民族キロンボ(黒人自立共同体)住民小農民・農業労働者
    4. 4. 小農民はどのような存在?食料生産の70%を生産女性が食料生産で中心的な役割を果たすが、土地の権利を持つケースはほとんどない
    5. 5. ブラジルの農地改革1%の大土地所有者が46%の農地を独占。世界最悪の独占1988年憲法で義務化。しかし実行されず1600人の小農民・農業労働者が暗殺されたが、実刑宣告されたのはわずか8人。罰せられないからさらに (impunity/impunidade)
    6. 6. 日本の関わり軍事独裁政権による弾圧が厳しかった1970年代に日本のODAでセラード開発計画(ブラジル内陸部に大豆を植える大規模農業の開始、小農民排除)同じ時代に紙パルプ用のユーカリ大規模植林を日本のODAで行うどちらも地方の小農民の生活を追い詰め、大規模モノカルチャーの拡大に手を貸す
    7. 7. 逆農地改革=遺伝子組み換え大豆 モノカルチャー1998年 遺伝子組み換え大豆が非合法下、密輸され、遺伝子組み換え大豆栽培開始1998年 モンサント、バイオセキュリティ委員会で遺伝子組み換え承認獲得→差し止め、裁判へ2003年 ルラ政権、非合法大豆の限定承認2005年 遺伝子組み換え合法化→急激に拡大
    8. 8. 南米での農薬使用量割合 ↓ 参考:アルゼンチン ブラジルの農薬販売量2000年から2010年にブラジルの農薬は190%増加。世界全体では93%の増加。
    9. 9. 南米で遺伝子組み換え大豆が大ブームなワケ狂牛病→肉骨粉飼料をやめて植物飼料へ飼料マーケットを握る穀物メジャーの独占バイオ燃料(バイオディーゼル)需要の高騰日本の商社も南米での大豆確保を強化中
    10. 10. モンサントによる種子企業買収
    11. 11. 小農民を追い詰める政策森林法改悪(森林保護地域の縮小、大土地農園開発に拍車)憲法で認められている先住民族、キロンボ住民の土地の権利を国会審議の対象にキロンボ住民の土地の承認の違憲審査
    12. 12. 食料主権と遺伝子組み換え遺伝子組み換え大豆のモノカルチャー地域=   食料がない・食料生産しない地域食料を輸入しないと飢え死にする。
    13. 13. 遺伝子組み換えモノカルチャー農業は 何を社会にもたらすか?遺伝子組み換え大豆のモノカルチャー=工場型農業生物多様性の喪失、土壌の崩壊(砂地化)、水資源の消失、土壌汚染、地下水の汚染農業労働者と家族、住民の農薬被曝職の喪失、地域経済の衰退(都市部への人口移動、都市部での問題拡大)
    14. 14. 遺伝子組み換え食品は安全か?遺伝子組み換え大豆を食べさせたマウス、新生児死亡率55% (ロシア、Dr.Irina Ermakova他)遺伝子組み換えトウモロコシで飼育された肉を食べたカナダ人女性の血液や胎児からBt毒素が発見(女性から93%、胎児から80%)ガン、白血病、免疫系、神経系に障害が発生するとする研究は多数発表されている
    15. 15. 2011は歴史の転換点原発と遺伝子組み換えは米国の戦争の世界化と日常化311で原発の安全神話が吹っ飛び、遺伝子組み換えの安全神話を否定する研究が続き、収量低下、農薬耐性スーパー雑草の出現、技術の限界。反対運動も世界化
    16. 16. 何ができるか?消費者にできることはかなり多く、しかも有効(Euの遺伝子組み換え蜂蜜拒否参照)安全でない飼料を使った肉は買わない。遺伝子組み換え飼料を使った肉に表示を(あるいはその逆)自治体に遺伝子組み換えフリーゾーン宣言を!バイオ燃料政策を変えさせる。産業植林への投資を止めさせるCSA(コミュニティサポート農業)をやろう!      自然・有機農業のリスクを分担して、農作業も共有化
    17. 17. 何ができるか?実態調査 例:遺伝子組み換えパパイヤ流通開始。GMパパイヤはトロイの木馬スーパーにGMパパイヤおかないでと働きかけTPPに反対する
    18. 18. 体を守る・免疫を強化する様々な汚染の進む世界の中で、GMと闘うだけで自分たちの体を防御しなければ、勝つ前に体が…GM食品を食べればGM産業を からせる。だから可能な限り食べない。加工食品を避ける。デトックスの意義未完… 続きは http://twitter.com/tomo_nada/
    19. 19. 出典上映したビデオMST (Movimiento Sin Tierra) 1ra parte: Campamentos http://documentalsemillas.blogspot.jp/2011/10/mst-movimiento-sin-tierra-1ra-parte.htmlMarcha Interrompida - MST Eldorado dos Carajas http://www.youtube.com/watch?v=eyt3NOpJFqQChico César. Pensar em Você http://www.youtube.com/watch?v=UlcdPBgOxm4Pecuária ilegal em terra Xavante http://www.youtube.com/watch?v=MmERB7fGuME‘One must have courage’ http://www.survivalinternational.org/films/havecourage大豆栽培が引き起こす悲劇 http://www.japangreen.tv/ch06food/fod_other/368.htmlhttp://www.japangreen.tv/ch06food/fod_other/369.html2012 Goldman Prize Winner for South and Central America: Sofia Gatica http://www.youtube.com/watch?v=eHHS45AJsoI
    20. 20. 図表の出典P-3 IBGE ブラジル地理統計院P-10 ブラジル農薬販売量 ブラジル衛生監督局 Agência Nacional deVigilância Sanitáriaアルゼンチン Red Universitaria de Ambiente y Salud – Medicos depueblos fumigados http://www.reduas.fcm.unc.edu.ar/situacion-de-los-pueblos-fumigados-en-argentina-2012/#more-803南米での農薬使用量割合 "O mercado de agroquímicos" Giovani TheisenEmbrapap-11∼12 大豆産業−ブラジル、アルゼンチンを中心に 小池洋一 星野妙子編『ラテンアメリカの一次産品輸出産業―資料集―』調査研究報告書 アジア経済研究所 2006 http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Report/pdf/2005_04_11_02.pdfp-15 "O mercado de agroquímicos" Giovani Theisen Embrapa

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