Asian Automation Alliance 自動化を進める・止めるにあたってのヒント

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Asian Automation Alliance 自動化を進める・止めるにあたってのヒント

  1. 1. 自動化の功罪 ~ゆりかごから墓場まで~ 「人になじむ、実に なじむぞ」 徳 隆宏 @tokutaka
  2. 2. 自己紹介  なまえ: 徳 隆宏  某電機メーカーにて組み込みソフト開発リーダーしてます  好きなもの  ジョジョ、品質、不具合、まさかり  嫌いなもの  めんどくさいもの・こと  キーワード: SPIN、Emacs、VirtualBox、Python、Ansible、Scrum、 C/C++/C#/ Java(6まで)、ruby  最近、gitbucketやVisualStudioを使うようになりました
  3. 3. Ultimate Agile Storyの宣伝  今度の夏コミで Ultimate Agile Story が出ます  そこでソフトウェア 開発の考え方につい て、他の業界の知見 を寄稿します
  4. 4. なぜ自動化したいか  単位時間あたりの生産量向上  人の手間の削減  ヒューマンエラーの削減
  5. 5. なぜ自動化したいか  単位時間あたりの生産量向上  人の手間の削減  ヒューマンエラーの削減 人類ははるか昔 に遭遇していた んだよ
  6. 6. 水車(紀元前2世紀) Cited from Wikipedia http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/10/Water_wheels_%E6%B0%B4%E8%BB%8A%28% E3%81%99%E3%81%84%E3%81%97%E3%82%83%29.jpg/1024px- Water_wheels_%E6%B0%B4%E8%BB%8A%28%E3%81%99%E3%81%84%E3%81%97%E3%82%83%29.jpg • 単位時間あたりの生産量向上 • 人の手間の削減 • ヒューマンエラーの削減 産業革命(19世紀)
  7. 7. 本日のお持ち帰り事項  どのようにとりくむか・注意すべきか、製造 業とかの自動化の考え方をご紹介  ゆりかご (導入) から  墓場 (廃止・新陳代謝)  参考文献としてのリンク集
  8. 8. 持ち帰れないこと  資料そのもの Slideshareにあげる予定なので無 理してメモらなくてよいです。  細かい話  いい感じのまとめ  @Posauneさんの発表参照
  9. 9. いまどきの 自動化の目的と考慮点  工場の品質向上  安全性の向上  製造の柔軟性向上  運用の信頼性向上  意思決定の改善  コンプライアンス  生産性改善  製造量の増大  製造コストの削減 Cites from Automation body of knowledge. Chapter 35. Automation Benefits and Project Justifications. http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f1/Hyundai_car_assembly_line.jpg/1024px-Hyundai_car_assembly_line.j
  10. 10. いまどきの 自動化の目的と考慮点  工場の品質改善  安全性の向上  製造の柔軟性向上  運用の信頼性向上  意思決定の改善  コンプライアンス  生産性改善  製造量の増大  製造コストの削減 Cites from Automation body of knowledge. Chapter 35. Automation Benefits and Project Justifications. 人間との関係 を改善する より良くモノ を作る
  11. 11. 人間との関係:作業者の負担 を減らすはずが・・・ 決められたこ としかできな い 簡単にすぐには 止められない 注意力が散漫 になり不良品 があっても気 が付かない 調子がおかし いときすぐに なおらない うまくいって るか誰かが見 る必要がある http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0300/contents/chapter_01/chap01_02.html
  12. 12. 人間との関係 = システムとしてどうするか問題  システム開発の中でシステム開発するこ とになる  同じ問題を引き起こす要因がある  自動化の注意点はシステム開発と同様  システム開発って技術よりも人で苦労する
  13. 13. システム開発といえば システム導入 システム保守 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 13
  14. 14. 自動化要求開発!!!BABOK  BABOK:  使えない  システムを  知識でなくす Cites from http://www.itmedia.co.jp/im/articles/1007/01/news130.html
  15. 15. 自動化超上流工程の日々  ビジネスニーズの定義  みうみう:自動化するぞ!  えらいひと:なんでそんなことすんの?  まわりのひと:自動化って言っても何が課題なの?  みうみう: え、課題整理とかやる必要があるんすか?  まわりのひと: やりたいといってる自分が考えてほしいな  みうみう:そうっすね。  ソリューションスコープの定義  みうみう:自動化するぞ!  えらいひと:やるならちゃんとやってね  まわりのひと:何をどこまでやるの?  みうみう:ちゃんととか、どこまでとか、ってなんすか??  まわりのひと:やりたいと言ってる自分が考えてほしいな  みうみう:そうっすね。
  16. 16. やることめっちゃある
  17. 17. Openthology  http://www.openthology.org/rd03.html 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 17
  18. 18. こたつで足つきあわせて仲良 くやるモデル  Cited from ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20080526/304053/
  19. 19. そしてROIでやるかきめる
  20. 20. できた!おれたちの自動化 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 21
  21. 21. システム開発といえば(再掲) システム導入 システム保守 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 22
  22. 22. システムといえば保守でしょ システム導入 システム保守 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 23 Cites from ABOK.
  23. 23. 計画あとのそこしれぬ敗北感
  24. 24. 限界効用逓減の法則:一定以上投 資しても価値があがりづらくなる  むしろ時代の流れで価値は下がる  流行したアプリフレームワーク、テ ストフレームワークの数  ロックイン効果コンボが入ると最悪 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 25
  25. 25. 企業活動でのレベル階層位置づ け:実時間とマッピングした制御 生産計画・配送計画 製造工程の管理 自動化と制御 センシングと操作 実際の物理的な工程 Cited from Automation Body Of Knowledge. 位置づけと、タイムフレーム 製造計画、原材料計画、配送、出荷、 在庫計画: 月、週、日 ワークフローやレシピを制御し、製 造プロセスを最適化: 日、シフト、 時、分、秒 製造プロセスの、モニターや監視や 自動制御:時、分、秒、ミリ秒 製造工程の状況をセンサーで監視し、 製造プロセスを制御する 実製造工程
  26. 26. それぞれのタイムフレームで徐々に状 況をよくしていく 2014/6/28 27  組み換え て、全体 としての パフォー マンス最 適化を図 る Cited from Automation Body Of Knowledge.
  27. 27. 自動化はリアルタイム全体最適が課題(な ぜならば、投資時の価値判断はどうせ仮説 でしかない)  リアルタ イムにコ スト・有 効性・ボ トルネッ クを測る 2014/6/28 28 Cited from Automation Body Of Knowledge.
  28. 28. Chicken-Egg でPDCAです
  29. 29. 自動化のメトリクス  いろいろある。  ROIだけでもない(例:トラックナ ンバー)  いろいろ考え・合意形成をはかり KPIを決めていく  Guide to automation body of knowledge.
  30. 30. 自動化のしかけに支配されるディスト ピアな世界「市民、幸福は義務です」  一度手を付けるともう手放したくない  あなたのエディタは何年同じ設定で使ってますか?  理由を忘れ、同じテストフレームワークでカバ レッジをとることが重要になってる  バージョンアップが面倒くさいから古いのを使う  Excelファイルがどんどん魔改造され、レビュー したことにされていく  承認したかどうかボタンを押してもらったり、会 議の設営をする、たんぽぽをあつめるお仕事 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 31
  31. 31. 保守的な態度との戦い ToC:6つの抵抗  ToC:6つの抵抗  対応している問題を、問題として認めない  解決策の方向性に同意できない  解決策が問題を解決するとは思わない  この解決策は、もし実行すると マイナスの影響を引き起こしてしまう  提案されている解決策の実行を妨げる障害がある  その結果起こる未知のことへの恐怖感 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 32
  32. 32. 人の書き換えは難しい こんなchefはいやだ
  33. 33. うまくいってるかテストして いきましょう
  34. 34. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 35 そのくそエディ タ、いつからつ かってんの? Emacsは24.4に なってんだけど
  35. 35. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 36 古いrubyでそれ ができないなら、 pythonいれれば いいじゃない
  36. 36. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 37 テストコードメ ンテしてほし いっていうけど 目的は?誰が いってんの?
  37. 37. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 38 レビューしきれ ないほど難しい ならモデル検査 しようやろう。
  38. 38. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 39 環境構築に Ansible使えてい いかんじやわ。 え?うらやまし い?せやろ?
  39. 39. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 40 自然言語まとも にかけない人が 上位仕様書くっ て何?妄言?
  40. 40. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 41 何作るかわから ないプロダクト バックログは全 部優先度最低に しといた。
  41. 41. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 42 回帰テストコード 修正したことなく、 OK/NGの状況を見 てない人がテスト メンテが容易とか 何いってん?
  42. 42. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 43 Friendlyをさっそく試 して、えらい人と昼飯 食う時に自慢しといた。 「なんであそこのテス トチーム使ってない の?」「そういう人た ちなんですよ」
  43. 43. 自動的に保守的な態度をテス ト 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 44 おんなじKPT書いて なにがしたいの? 絵馬?
  44. 44. まとめ  自動化は導入と保守にチャレンジがある。製 造業の知見をある程度使うのは有効そうだ (ダイナミックな全体最適の考え方とか)  自動化した状況の問題点をテストしよう。自 動化しよう。普段から。  パターンとしてどう対処していくべきかとい う説明は、@Posauneさんがなんとかしてく れる 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 45
  45. 45. 参考文献  参考文献  独立行政法人 科学技術振興機構 「人間と機械の調和」 http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0300/start.html  Automation Body Of Knowledge 2nd Edition  Guide to Automation Body of Knowledge  http://www.mavtechglobal.com/latest-thinking/white-papers/guide-to- automation-body-of-knowledge.pdf  Drothy Graham  http://www.dorothygraham.co.uk/downloads/generalPdfs/surveyResults .pdf  テスト自動化のROI  http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1406/03/news152.html  ToC  http://www.j-toc.jp/library/t_process.html 2014/6/2 8 For Asian Automation Alliance 2014 46

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