SlideShare a Scribd company logo
1 of 41
Download to read offline
XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化
           ~ZFS&COMSTARで作るIP-SAN~

          OSC 2011 Tokyo/Spring 自宅SAN友の会


                 徳山 文晟 / Tokuyama Fumiaki
                           Twitter:@tokuhy
                                  2011/03/05
アジェンダ
   自己紹介
   XenServerとZFSなわけ
   ZFSでストレージサーバ
    
        ZFSいろいろ
   COMSTAR
   OS紹介
   XenServerとZFSストレージの活用事例


                              2
自己紹介

         徳山 文晟 / Tokuyama Fumiaki
 氏名
 氏名
         Twitter:@tokuhy

         Webサイト/サービス開発会社のインフラ部員
 お仕事
 お仕事
         サーバの保守運用/社内ネットワーク保守運用
                        グループ社内のなんでも屋的に色々広く浅く・・・

         ➢Japan OpenSolaris Users Group
コミュニティ
コミュニティ   ➢自宅SAN友の会




         自作PC関連とか
 興味
 興味
         おうちのストレージも自作
                                              3
XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化


          社内の仮想化環境

ハイパーバイザ:XenServer
共有ストレージ:ZFS & iSCSIストレージ(OpenSolaris)




                                        4
XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化




   なんでXenServer?


                            5
XenServer
   サーバ仮想化にXenServerを使用
    
        KVMはまだ実績と情報が少なかった(と思う)
       無償で使える
        ●   とりあえず無償で実際に試してみたかった
       管理ツールがある(XenCenter)
       無償でライブマイグレーションができる




                                  6
XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化




  なんでZFS & iSCSI?


                            7
ZFS&iSCSI(COMSTAR)で作るIP-SAN


 SANベースのスナップショットによるバックアップ
     でもエンタープライズのストレージは
       (お試しで使ってみるには)高い




    なければ作れば作ればいいじゃない
          ( ̄ー ̄)
                              8
ZFS&iSCSI(COMSTAR)で作るIP-SAN

  iSCSIなら既存のネットワークの延長で簡単に作れる


         バックアップどうする?


 ZFSってやつのスナップショット機能がすごいらしい


   しかもファイルシステムでiSCSIの機能がある!
       (※当時のZFSの話。今はない。)

                               9
ZFS&iSCSI(COMSTAR)で作るIP-SAN
ZFSを仮想化共有ストレージとして使う場合・・・
   VMイメージまるごとバックアップ
   複数世代スナップショットで増分バックアップ(後述)
   別サーバへ増分転送(後述)




           簡単&らくちん\(^o^)/

                     動機はこんな感じです。スイマセン・・・
                     言う程簡単じゃなかったです・・・

                                           10
ZFSでストレージサーバ




        ZFS概要


                11
ZFSでストレージサーバ
   ストレージサーバとして必要な機能が豊富

                     拡張性
                             機能
          堅牢性


                性能         管理性



単体ノードで考える場合のファイルシステムとしては最強レベル
    (エンタープライズレベルでの動作実績的な意味で)
  Sun Storage 7000シリーズもZFS(OpenSolarisベース)


                                         12
ZFSでストレージサーバ




        1.拡張性


                13
ZFSでストレージサーバ vol.1 / 拡張性
   ストレージプール
       ディスクを束ねてプールを作成
        ●   ディスクサイズがいくらでも関係なく一瞬で作成可能
       プールから必要サイズのボリューム/ファイルシステム
        の切り出し
       あとからディスクの追加による拡張可
        ●   ただし制限あり
   128ビットファイルシステム
       ZFSの「Z」はZetta-bytes(10 億TB) のZの意味も
       実際はもっといける(1000兆Zetta-bytes)
                                             14
ZFSでストレージサーバ




        2.堅牢性


                15
ZFSでストレージサーバ vol.2 / 堅牢性
   ファイルシステムでRAID機能を提供
       ストライプ(RAID0)、ミラー(RAID1)
       RAID-Z(シングルパリティ→機能拡張されたRAID5)
       RAID-Z2(ダブルパリティ→機能拡張されたRAID6)
       RAID-Z3(トリプルパリティ)
        ●   write-holeの排除
       RAIDの組み合わせももちろん可能
        ●   RAID10、RAID-Z+RAID0(≒RAID50)、RAID-Z2+RAID0(≒RAID60)
   ディスク障害時のRAID再構築
       使用中の部分のみの同期
        ●   ハードウェアRAIDに比べ縮退状態の時間短縮
                ファイルシステムにRAID機能があるので使用されている部分が把握されている

                                                                  16
ZFSでストレージサーバ vol.2 / 堅牢性
   トランザクションベースの書き込み時コピー
       Copy-On-Write
       古いデータか新しいデータのどちらかが保証される
   エンド・ツー・エンドのツリー構造のチェックサム
       データのエラーを自己修復
       全データに対して任意のタイミングでエラーチェッ
        クをかけることが可能(scrub)
        ●
            I/Oが発生しているときは優先度が下げられて実行される



                                      17
ZFSでストレージサーバ




        3.管理性


                18
ZFSでストレージサーバ vol.3 / 管理性
   管理コマンドは2個だけ!
    
        zpoolコマンド、zfsコマンド
        1. zpoolコマンドでディスクを束ねてプール構築
        2. zfsコマンドでプールからファイルシステムの切り出し
        3.必要があればプロパティの設定(zfs set)
       容量の設定や制限(quota)もプロパティ値で
       作成されたプールを別マシンへそのまま移動可
        
            export、import




                                        19
ZFSでストレージサーバ




         4.機能


                20
ZFSでストレージサーバ vol.4 / 機能
   NASとしての機能
       ファイルシステムレベルで実装
       NFS/CIFS
   データ保全としての機能
       複数世代のスナップショット
        ●   リモートへの増分転送
       クローン
   容量節約の機能
       疎ボリューム
       圧縮
       重複排除(dedup)

                          21
ZFSでストレージサーバ




         5.性能


                22
ZFSでストレージサーバ vol.5 / 性能
   ハイブリッドストレージ
    
        DRAM、SSDなどIOPSに優れたデバイスを利用可能
        ●   ログデバイス(ZIL)
        ●   キャシュデバイス(ARC&L2ARC)
       同数のディスク構成なら15k rpmのSASのディスク並
        べるより、5400rpmのSATAディスクとSSDの組み合
        わせの方がIOPS、容量、TBコスト全てで上回る




                                      23
ZFSでストレージサーバ vol.6 / ハードウェア
   高機能だが性能を引き出すには見合った環境が必要
    特にCPUとメモリは重要
    
        CPU:コアあたりの処理性能、コア数
       メインメモリ:あるだけ使うので多いほどよい
       同期書き込み用にNVRAMかSSDをZILに




非力なCPU、メモリ過少な環境で重いとか遅いというのはちょっと違う

                                 24
ZFSでストレージサーバ




      COMSTAR


                25
COMSTARとは vol.1
   iSCSIでIP-SANの構築
    
        ZFS自体にはiSCSIの機能はない(昔はあった)
    
        (Open)SolarisのOS/NetというON(kernel)が提供




               COMSTAR
            (COmmon Multiprotocol SCSI TARget )

                                                  26
COMSTARとは vol.2
   Kernel modeで動作する
           以前のOpenSolarisではZFSにiSCSIの機能があった
            ●
                shareiscsiプロパティでの実装はユーザーランド(廃止)


    カーネルモードで動作するので処理性能が高い


    ●COMSTARが使えるのは(Open)Solarisだけ!
    ●ソフトウェア実装なので専用ハードウェア不要


    FCoEも可能
    ●

                                                  27
ZFSでストレージサーバ




 ZFS & COMSTARなOS


                    28
ZFS&COMSTARなOS達
   OpenSolaris 2009.06
       最後のOpenSolaris(ディストリビューション的な意味で)
   OpenIndiana
       もうすぐ安定版リリースがある・・・はず
   Oracle Solaris 11 Express
       現時点で最新のZFSが使える
   Solaris 11
       リリースはまだ先
   NexentaStor
       Nexenta(Ubuntuユーザランド)をストレージアプライアンス用に特化さ
        せたOS
       GUIでストレージの設定が可能
                                                  29
XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化




         活用事例


                            30
お断り

    ここで紹介する構成については以下の点にご注意の上、
         あくまで一例としてご覧ください

●自分で責任の取れる範囲での運用が前提
●動作保証が第三者から保証されているものではない


●障害発生時にリカバリする手段がある(バックアップ)


●動くからといってそのままエンタープライズレベルの環境に


あてはめることができるものではない




                                31
ZFSストレージの活用事例 No.1
   Windowsエクセルマクロ処理専用
       OpenSolaris 2009.06
       SambaによるWindows共有サーバ兼用
       WindowsXP x4 /台 4ホスト
        ●   Core-i7のPCサーバ
       Supermicroのカスタムストレージ
        ●   最初は自作パーツでAthlon使ってました
        ●   Intel SSD X25-MをZILに使用
       バックアップ
        ●   ボリューム単位でスナップショット
        ●   zfs sendで別サーバへコピー
                                     32
ZFSストレージの活用事例 No.2
   メールサーバ
       OpenSolaris 2009.06
    
        Supermicroのカスタムストレージ
    
        1ホストで6台のメールサーバ他
        ●
            X25-VをZIL、X25-MをL2ARCに
       バックアップは事例1と同じ




                                     33
ZFSストレージの活用事例 No.3
   社内開発環境の仮想化
       NexentaStor Community Edition 3.0.3
       Opteronな自作サーバとかPowerEdge1950とか
       雑多なサーバをひとまとめ(12,3台ぐらい)
        ●   開発ソースサーバ
        ●   Wikiサーバ
        ●   テストサーバ
        ●   メールサーバ
        ●   検証用サーバ
       バックアップ
        ●   やっぱりスナップショットと増分転送
                                              34
ZFSストレージの活用事例 No.4
   Windows PCのドライブ
       NexentaStor Community Edition 3.0.4
       AthlonⅡ 605e 4core 2.3GHz(TDP 45W)
       メモリ4GB
        ●
            ACアダプタ駆動の静音&省電力サーバ
        ●   同期書き込み無効(syncプロパティ)
               更新少ないのでパフォーマンス > 安全性
               このレベルのマシンでも十分な性能
    
        Windows7のドライブとしてマウント
        ●   動画データ、音楽データなどの倉庫

                                              35
参考リンク等
   ZFSの情報(ZFSについて知りたい人必読)
       オラクルエンジニア通信のセミナー資料
        http://blogs.oracle.com/oracle4engineer/material/product/sola
        ris/
   自分のブログ(ZFSとかCOMSTARとか)
       tokuhy's fraction
        http://d.hatena.ne.jp/tokuhy/
   Twitter(@tokuhy)
       http://d.hatena.ne.jp/tokuhy/
   自宅SAN友の会
       http://sites.google.com/site/jitakusan/
                                                                   36
参考リンク等
   OpenIndiana
       http://openindiana.org/
   Nexenta
       http://www.nexenta.com/corp/
   NexentaStor
       http://www.nexentastor.org/
   Oracle Solaris 11 Express
       http://www.oracle.com/technetwork/jp/server-
        storage/solaris11/overview/index.html

                                                       37
参考リンク等
   COMSTARについて
      COMSTAR Administration
        ●   http://wikis.sun.com/display/OpenSolarisInfo200906/COMSTA
            R+Administration
       OpenSolaris勉強会 2010.04 for Admin(仮) COMSTARで
        iSCSI(OpenSolaris 2009.06ベースなので一部情報古い)
        ●   http://docs.google.com/present/view?id=dpdpddx_4dnvjv7c9
       前回のOSCでの資料(@satokazさん)
        ●   https://groups.google.com/group/stomo/web/osol_comstar_2
            0100522.pdf?hl=ja&hl=ja



                                                                    38
ということで




         最後に


               39
メンバー募集中

        僕と契約して
 自宅SAN友の会のメンバーになってよ!




                   40
おわり



      ご静聴ありがとうございました




                       41

More Related Content

What's hot

物理マシンをケチる技術
物理マシンをケチる技術物理マシンをケチる技術
物理マシンをケチる技術Satoshi KOBAYASHI
 
しつこくXenとzfsで作る家庭内vdiサーバ2015年版
しつこくXenとzfsで作る家庭内vdiサーバ2015年版しつこくXenとzfsで作る家庭内vdiサーバ2015年版
しつこくXenとzfsで作る家庭内vdiサーバ2015年版zgock
 
OSC 2011 Hokkaido 自宅SAN友の会(後半)
OSC 2011 Hokkaido 自宅SAN友の会(後半)OSC 2011 Hokkaido 自宅SAN友の会(後半)
OSC 2011 Hokkaido 自宅SAN友の会(後半)Satoshi Shimazaki
 
Lxc で始めるケチケチ仮想化生活?!
Lxc で始めるケチケチ仮想化生活?!Lxc で始めるケチケチ仮想化生活?!
Lxc で始めるケチケチ仮想化生活?!Etsuji Nakai
 
UEFI時代のブートローダ
UEFI時代のブートローダUEFI時代のブートローダ
UEFI時代のブートローダTakuya ASADA
 
FreeBSDで行こう for small server
FreeBSDで行こう for small serverFreeBSDで行こう for small server
FreeBSDで行こう for small serverTatsumi Naganuma
 
LinuxをインストールしてWebサーバーを立ち上げてみよう
LinuxをインストールしてWebサーバーを立ち上げてみようLinuxをインストールしてWebサーバーを立ち上げてみよう
LinuxをインストールしてWebサーバーを立ち上げてみようMasataka Tsukamoto
 
Infinite Debian - Platform for mass-producing system every second
Infinite Debian - Platform for mass-producing system every secondInfinite Debian - Platform for mass-producing system every second
Infinite Debian - Platform for mass-producing system every secondTaisuke Yamada
 
Cloud founryインストール手順
Cloud founryインストール手順Cloud founryインストール手順
Cloud founryインストール手順Kotaro Noyama
 
CloudFoundry 2 on Apache CloudStack 4.2.1
CloudFoundry 2 on Apache CloudStack 4.2.1CloudFoundry 2 on Apache CloudStack 4.2.1
CloudFoundry 2 on Apache CloudStack 4.2.1Kotaro Noyama
 
OSvの概要と実装
OSvの概要と実装OSvの概要と実装
OSvの概要と実装Takuya ASADA
 
Havana版 RDO-QuickStart-3 (140421-Havana-RDO-QuickStart-3.pdf)
Havana版 RDO-QuickStart-3 (140421-Havana-RDO-QuickStart-3.pdf) Havana版 RDO-QuickStart-3 (140421-Havana-RDO-QuickStart-3.pdf)
Havana版 RDO-QuickStart-3 (140421-Havana-RDO-QuickStart-3.pdf) VirtualTech Japan Inc.
 
Ubuntuとコンテナ技術 What is LXD? and Why? 2015-12-08
Ubuntuとコンテナ技術 What is LXD? and Why? 2015-12-08Ubuntuとコンテナ技術 What is LXD? and Why? 2015-12-08
Ubuntuとコンテナ技術 What is LXD? and Why? 2015-12-08Nobuto Murata
 
Platespin Forge による災害対策システムの構築
Platespin Forge による災害対策システムの構築Platespin Forge による災害対策システムの構築
Platespin Forge による災害対策システムの構築Masaru Hiroki
 
Pgcon2012 ori-20120224
Pgcon2012 ori-20120224Pgcon2012 ori-20120224
Pgcon2012 ori-20120224Manabu Ori
 
GPU仮想化最前線 - KVMGTとvirtio-gpu -
GPU仮想化最前線 - KVMGTとvirtio-gpu -GPU仮想化最前線 - KVMGTとvirtio-gpu -
GPU仮想化最前線 - KVMGTとvirtio-gpu -zgock
 

What's hot (20)

物理マシンをケチる技術
物理マシンをケチる技術物理マシンをケチる技術
物理マシンをケチる技術
 
しつこくXenとzfsで作る家庭内vdiサーバ2015年版
しつこくXenとzfsで作る家庭内vdiサーバ2015年版しつこくXenとzfsで作る家庭内vdiサーバ2015年版
しつこくXenとzfsで作る家庭内vdiサーバ2015年版
 
Free bsd jail入門
Free bsd jail入門Free bsd jail入門
Free bsd jail入門
 
OSC 2011 Hokkaido 自宅SAN友の会(後半)
OSC 2011 Hokkaido 自宅SAN友の会(後半)OSC 2011 Hokkaido 自宅SAN友の会(後半)
OSC 2011 Hokkaido 自宅SAN友の会(後半)
 
Lxc で始めるケチケチ仮想化生活?!
Lxc で始めるケチケチ仮想化生活?!Lxc で始めるケチケチ仮想化生活?!
Lxc で始めるケチケチ仮想化生活?!
 
UEFI時代のブートローダ
UEFI時代のブートローダUEFI時代のブートローダ
UEFI時代のブートローダ
 
FreeBSDで行こう for small server
FreeBSDで行こう for small serverFreeBSDで行こう for small server
FreeBSDで行こう for small server
 
LinuxをインストールしてWebサーバーを立ち上げてみよう
LinuxをインストールしてWebサーバーを立ち上げてみようLinuxをインストールしてWebサーバーを立ち上げてみよう
LinuxをインストールしてWebサーバーを立ち上げてみよう
 
今さら聞けない人のための仮想化技術超入門
今さら聞けない人のための仮想化技術超入門今さら聞けない人のための仮想化技術超入門
今さら聞けない人のための仮想化技術超入門
 
Infinite Debian - Platform for mass-producing system every second
Infinite Debian - Platform for mass-producing system every secondInfinite Debian - Platform for mass-producing system every second
Infinite Debian - Platform for mass-producing system every second
 
Cloud founryインストール手順
Cloud founryインストール手順Cloud founryインストール手順
Cloud founryインストール手順
 
CloudFoundry 2 on Apache CloudStack 4.2.1
CloudFoundry 2 on Apache CloudStack 4.2.1CloudFoundry 2 on Apache CloudStack 4.2.1
CloudFoundry 2 on Apache CloudStack 4.2.1
 
Raspberry Piで始める自宅サーバー超入門
Raspberry Piで始める自宅サーバー超入門Raspberry Piで始める自宅サーバー超入門
Raspberry Piで始める自宅サーバー超入門
 
OSvの概要と実装
OSvの概要と実装OSvの概要と実装
OSvの概要と実装
 
Havana版 RDO-QuickStart-3 (140421-Havana-RDO-QuickStart-3.pdf)
Havana版 RDO-QuickStart-3 (140421-Havana-RDO-QuickStart-3.pdf) Havana版 RDO-QuickStart-3 (140421-Havana-RDO-QuickStart-3.pdf)
Havana版 RDO-QuickStart-3 (140421-Havana-RDO-QuickStart-3.pdf)
 
Ubuntuとコンテナ技術 What is LXD? and Why? 2015-12-08
Ubuntuとコンテナ技術 What is LXD? and Why? 2015-12-08Ubuntuとコンテナ技術 What is LXD? and Why? 2015-12-08
Ubuntuとコンテナ技術 What is LXD? and Why? 2015-12-08
 
Platespin Forge による災害対策システムの構築
Platespin Forge による災害対策システムの構築Platespin Forge による災害対策システムの構築
Platespin Forge による災害対策システムの構築
 
OpenvswitchでVPS
OpenvswitchでVPSOpenvswitchでVPS
OpenvswitchでVPS
 
Pgcon2012 ori-20120224
Pgcon2012 ori-20120224Pgcon2012 ori-20120224
Pgcon2012 ori-20120224
 
GPU仮想化最前線 - KVMGTとvirtio-gpu -
GPU仮想化最前線 - KVMGTとvirtio-gpu -GPU仮想化最前線 - KVMGTとvirtio-gpu -
GPU仮想化最前線 - KVMGTとvirtio-gpu -
 

Similar to XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化 - OSC2011 Tokyo/Spring 自宅SAN友の会(後半)

Solaris 11 に見る、次世代ファイルシステムZFS
Solaris 11 に見る、次世代ファイルシステムZFSSolaris 11 に見る、次世代ファイルシステムZFS
Solaris 11 に見る、次世代ファイルシステムZFSSolarisJP
 
Solaris11 osc tokyo2011_fall
Solaris11 osc tokyo2011_fallSolaris11 osc tokyo2011_fall
Solaris11 osc tokyo2011_fall悟 宮崎
 
ZFS on Linux @ZFS Day 2011.10
ZFS on Linux @ZFS Day 2011.10ZFS on Linux @ZFS Day 2011.10
ZFS on Linux @ZFS Day 2011.10Kazuhisa Hara
 
Oracle Solaris 11 における システム、ネットワーク、ストレージの仮想化機能
Oracle Solaris 11 における システム、ネットワーク、ストレージの仮想化機能Oracle Solaris 11 における システム、ネットワーク、ストレージの仮想化機能
Oracle Solaris 11 における システム、ネットワーク、ストレージの仮想化機能Kazuyuki Sato
 
Sesanboot ja
Sesanboot jaSesanboot ja
Sesanboot japcwhaha
 
osoljp201105_ZFSjiman_nslope
osoljp201105_ZFSjiman_nslopeosoljp201105_ZFSjiman_nslope
osoljp201105_ZFSjiman_nslopeNoriyasu Sakaue
 
インフラエンジニアなら知っておきたいストレージのはなし2012/Spring ストレージの基礎おさらい編
インフラエンジニアなら知っておきたいストレージのはなし2012/Spring ストレージの基礎おさらい編インフラエンジニアなら知っておきたいストレージのはなし2012/Spring ストレージの基礎おさらい編
インフラエンジニアなら知っておきたいストレージのはなし2012/Spring ストレージの基礎おさらい編Satoshi Shimazaki
 
IBMビジネスパートナー合同フェア2019 『Veeamで簡単にクラウドへのバックアップ、リス トアことはじめ』
IBMビジネスパートナー合同フェア2019 『Veeamで簡単にクラウドへのバックアップ、リス トアことはじめ』IBMビジネスパートナー合同フェア2019 『Veeamで簡単にクラウドへのバックアップ、リス トアことはじめ』
IBMビジネスパートナー合同フェア2019 『Veeamで簡単にクラウドへのバックアップ、リス トアことはじめ』株式会社クライム
 
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)softlayerjp
 
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)chenree3
 
Solaris 11 ディープダイブセミナー Distribution Constructor編
Solaris 11 ディープダイブセミナー Distribution Constructor編Solaris 11 ディープダイブセミナー Distribution Constructor編
Solaris 11 ディープダイブセミナー Distribution Constructor編SolarisJP
 
[Oracle DBA & Developer Day 2012] 高可用性システムに適した管理性と性能を向上させるASM と RMAN の魅力
[Oracle DBA & Developer Day 2012] 高可用性システムに適した管理性と性能を向上させるASM と RMAN の魅力[Oracle DBA & Developer Day 2012] 高可用性システムに適した管理性と性能を向上させるASM と RMAN の魅力
[Oracle DBA & Developer Day 2012] 高可用性システムに適した管理性と性能を向上させるASM と RMAN の魅力オラクルエンジニア通信
 
OSC 2011 Tokyo/Fall 自宅SAN友の会 (Infinibandお試し編)
OSC 2011 Tokyo/Fall 自宅SAN友の会 (Infinibandお試し編)OSC 2011 Tokyo/Fall 自宅SAN友の会 (Infinibandお試し編)
OSC 2011 Tokyo/Fall 自宅SAN友の会 (Infinibandお試し編)Satoshi Shimazaki
 
Windows Server 2012 のストレージ強化とエンタープライズへの活用
Windows Server 2012 のストレージ強化とエンタープライズへの活用Windows Server 2012 のストレージ強化とエンタープライズへの活用
Windows Server 2012 のストレージ強化とエンタープライズへの活用Daichi Ogawa
 
【第五回 ゼロからはじめる Oracle Solaris 11】 01 システム間での迅速な移行を実現する ZOSS (Zones on Shared ...
【第五回 ゼロからはじめる Oracle Solaris 11】 01  システム間での迅速な移行を実現する ZOSS (Zones on Shared ...【第五回 ゼロからはじめる Oracle Solaris 11】 01  システム間での迅速な移行を実現する ZOSS (Zones on Shared ...
【第五回 ゼロからはじめる Oracle Solaris 11】 01 システム間での迅速な移行を実現する ZOSS (Zones on Shared ...SolarisJP
 
Linux/DB Tuning (DevSumi2010, Japanese)
Linux/DB Tuning (DevSumi2010, Japanese)Linux/DB Tuning (DevSumi2010, Japanese)
Linux/DB Tuning (DevSumi2010, Japanese)Yoshinori Matsunobu
 
Windows File Service 総復習-Windows Server 2012 R2編 第1版
Windows File Service 総復習-Windows Server 2012 R2編 第1版Windows File Service 総復習-Windows Server 2012 R2編 第1版
Windows File Service 総復習-Windows Server 2012 R2編 第1版junichi anno
 
#02-01 ZFS によるストレージ仮想化 (2012-04-20)
#02-01 ZFS によるストレージ仮想化 (2012-04-20)#02-01 ZFS によるストレージ仮想化 (2012-04-20)
#02-01 ZFS によるストレージ仮想化 (2012-04-20)SolarisJPNight
 

Similar to XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化 - OSC2011 Tokyo/Spring 自宅SAN友の会(後半) (20)

Solaris 11 に見る、次世代ファイルシステムZFS
Solaris 11 に見る、次世代ファイルシステムZFSSolaris 11 に見る、次世代ファイルシステムZFS
Solaris 11 に見る、次世代ファイルシステムZFS
 
Solaris11 osc tokyo2011_fall
Solaris11 osc tokyo2011_fallSolaris11 osc tokyo2011_fall
Solaris11 osc tokyo2011_fall
 
ZFS on Linux @ZFS Day 2011.10
ZFS on Linux @ZFS Day 2011.10ZFS on Linux @ZFS Day 2011.10
ZFS on Linux @ZFS Day 2011.10
 
Oracle Solaris 11 における システム、ネットワーク、ストレージの仮想化機能
Oracle Solaris 11 における システム、ネットワーク、ストレージの仮想化機能Oracle Solaris 11 における システム、ネットワーク、ストレージの仮想化機能
Oracle Solaris 11 における システム、ネットワーク、ストレージの仮想化機能
 
Sesanboot ja
Sesanboot jaSesanboot ja
Sesanboot ja
 
osoljp201105_ZFSjiman_nslope
osoljp201105_ZFSjiman_nslopeosoljp201105_ZFSjiman_nslope
osoljp201105_ZFSjiman_nslope
 
141030ceph
141030ceph141030ceph
141030ceph
 
インフラエンジニアなら知っておきたいストレージのはなし2012/Spring ストレージの基礎おさらい編
インフラエンジニアなら知っておきたいストレージのはなし2012/Spring ストレージの基礎おさらい編インフラエンジニアなら知っておきたいストレージのはなし2012/Spring ストレージの基礎おさらい編
インフラエンジニアなら知っておきたいストレージのはなし2012/Spring ストレージの基礎おさらい編
 
IBMビジネスパートナー合同フェア2019 『Veeamで簡単にクラウドへのバックアップ、リス トアことはじめ』
IBMビジネスパートナー合同フェア2019 『Veeamで簡単にクラウドへのバックアップ、リス トアことはじめ』IBMビジネスパートナー合同フェア2019 『Veeamで簡単にクラウドへのバックアップ、リス トアことはじめ』
IBMビジネスパートナー合同フェア2019 『Veeamで簡単にクラウドへのバックアップ、リス トアことはじめ』
 
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
 
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
B 8スポンサー講演資料 osnexus steven umbehocker (アファーム・ビジネスパートナーズ株)
 
Solaris 11 ディープダイブセミナー Distribution Constructor編
Solaris 11 ディープダイブセミナー Distribution Constructor編Solaris 11 ディープダイブセミナー Distribution Constructor編
Solaris 11 ディープダイブセミナー Distribution Constructor編
 
[Oracle DBA & Developer Day 2012] 高可用性システムに適した管理性と性能を向上させるASM と RMAN の魅力
[Oracle DBA & Developer Day 2012] 高可用性システムに適した管理性と性能を向上させるASM と RMAN の魅力[Oracle DBA & Developer Day 2012] 高可用性システムに適した管理性と性能を向上させるASM と RMAN の魅力
[Oracle DBA & Developer Day 2012] 高可用性システムに適した管理性と性能を向上させるASM と RMAN の魅力
 
OSC 2011 Tokyo/Fall 自宅SAN友の会 (Infinibandお試し編)
OSC 2011 Tokyo/Fall 自宅SAN友の会 (Infinibandお試し編)OSC 2011 Tokyo/Fall 自宅SAN友の会 (Infinibandお試し編)
OSC 2011 Tokyo/Fall 自宅SAN友の会 (Infinibandお試し編)
 
第9回「Fusion-io ioDriveがもたらした新世界とテクノロジーの肝」(2011/10/06 on しすなま!) ②IBM資料
第9回「Fusion-io ioDriveがもたらした新世界とテクノロジーの肝」(2011/10/06 on しすなま!) ②IBM資料第9回「Fusion-io ioDriveがもたらした新世界とテクノロジーの肝」(2011/10/06 on しすなま!) ②IBM資料
第9回「Fusion-io ioDriveがもたらした新世界とテクノロジーの肝」(2011/10/06 on しすなま!) ②IBM資料
 
Windows Server 2012 のストレージ強化とエンタープライズへの活用
Windows Server 2012 のストレージ強化とエンタープライズへの活用Windows Server 2012 のストレージ強化とエンタープライズへの活用
Windows Server 2012 のストレージ強化とエンタープライズへの活用
 
【第五回 ゼロからはじめる Oracle Solaris 11】 01 システム間での迅速な移行を実現する ZOSS (Zones on Shared ...
【第五回 ゼロからはじめる Oracle Solaris 11】 01  システム間での迅速な移行を実現する ZOSS (Zones on Shared ...【第五回 ゼロからはじめる Oracle Solaris 11】 01  システム間での迅速な移行を実現する ZOSS (Zones on Shared ...
【第五回 ゼロからはじめる Oracle Solaris 11】 01 システム間での迅速な移行を実現する ZOSS (Zones on Shared ...
 
Linux/DB Tuning (DevSumi2010, Japanese)
Linux/DB Tuning (DevSumi2010, Japanese)Linux/DB Tuning (DevSumi2010, Japanese)
Linux/DB Tuning (DevSumi2010, Japanese)
 
Windows File Service 総復習-Windows Server 2012 R2編 第1版
Windows File Service 総復習-Windows Server 2012 R2編 第1版Windows File Service 総復習-Windows Server 2012 R2編 第1版
Windows File Service 総復習-Windows Server 2012 R2編 第1版
 
#02-01 ZFS によるストレージ仮想化 (2012-04-20)
#02-01 ZFS によるストレージ仮想化 (2012-04-20)#02-01 ZFS によるストレージ仮想化 (2012-04-20)
#02-01 ZFS によるストレージ仮想化 (2012-04-20)
 

Recently uploaded

スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムsugiuralab
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略Ryo Sasaki
 
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By DanielPostman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Danieldanielhu54
 
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNetToru Tamaki
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)Hiroki Ichikura
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものですiPride Co., Ltd.
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Yuma Ohgami
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdftaisei2219
 
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...Toru Tamaki
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A surveyToru Tamaki
 

Recently uploaded (10)

スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
 
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By DanielPostman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
 
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
 
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
 

XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化 - OSC2011 Tokyo/Spring 自宅SAN友の会(後半)

  • 1. XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化 ~ZFS&COMSTARで作るIP-SAN~ OSC 2011 Tokyo/Spring 自宅SAN友の会 徳山 文晟 / Tokuyama Fumiaki Twitter:@tokuhy 2011/03/05
  • 2. アジェンダ  自己紹介  XenServerとZFSなわけ  ZFSでストレージサーバ  ZFSいろいろ  COMSTAR  OS紹介  XenServerとZFSストレージの活用事例 2
  • 3. 自己紹介 徳山 文晟 / Tokuyama Fumiaki 氏名 氏名 Twitter:@tokuhy Webサイト/サービス開発会社のインフラ部員 お仕事 お仕事 サーバの保守運用/社内ネットワーク保守運用 グループ社内のなんでも屋的に色々広く浅く・・・ ➢Japan OpenSolaris Users Group コミュニティ コミュニティ ➢自宅SAN友の会 自作PC関連とか 興味 興味 おうちのストレージも自作 3
  • 4. XenServerとZFSストレージでサーバ仮想化 社内の仮想化環境 ハイパーバイザ:XenServer 共有ストレージ:ZFS & iSCSIストレージ(OpenSolaris) 4
  • 6. XenServer  サーバ仮想化にXenServerを使用  KVMはまだ実績と情報が少なかった(と思う)  無償で使える ● とりあえず無償で実際に試してみたかった  管理ツールがある(XenCenter)  無償でライブマイグレーションができる 6
  • 8. ZFS&iSCSI(COMSTAR)で作るIP-SAN SANベースのスナップショットによるバックアップ でもエンタープライズのストレージは (お試しで使ってみるには)高い なければ作れば作ればいいじゃない ( ̄ー ̄) 8
  • 9. ZFS&iSCSI(COMSTAR)で作るIP-SAN iSCSIなら既存のネットワークの延長で簡単に作れる バックアップどうする? ZFSってやつのスナップショット機能がすごいらしい しかもファイルシステムでiSCSIの機能がある! (※当時のZFSの話。今はない。) 9
  • 10. ZFS&iSCSI(COMSTAR)で作るIP-SAN ZFSを仮想化共有ストレージとして使う場合・・・  VMイメージまるごとバックアップ  複数世代スナップショットで増分バックアップ(後述)  別サーバへ増分転送(後述) 簡単&らくちん\(^o^)/ 動機はこんな感じです。スイマセン・・・ 言う程簡単じゃなかったです・・・ 10
  • 12. ZFSでストレージサーバ  ストレージサーバとして必要な機能が豊富 拡張性 機能 堅牢性 性能 管理性 単体ノードで考える場合のファイルシステムとしては最強レベル (エンタープライズレベルでの動作実績的な意味で) Sun Storage 7000シリーズもZFS(OpenSolarisベース) 12
  • 14. ZFSでストレージサーバ vol.1 / 拡張性  ストレージプール  ディスクを束ねてプールを作成 ● ディスクサイズがいくらでも関係なく一瞬で作成可能  プールから必要サイズのボリューム/ファイルシステム の切り出し  あとからディスクの追加による拡張可 ● ただし制限あり  128ビットファイルシステム  ZFSの「Z」はZetta-bytes(10 億TB) のZの意味も  実際はもっといける(1000兆Zetta-bytes) 14
  • 16. ZFSでストレージサーバ vol.2 / 堅牢性  ファイルシステムでRAID機能を提供  ストライプ(RAID0)、ミラー(RAID1)  RAID-Z(シングルパリティ→機能拡張されたRAID5)  RAID-Z2(ダブルパリティ→機能拡張されたRAID6)  RAID-Z3(トリプルパリティ) ● write-holeの排除  RAIDの組み合わせももちろん可能 ● RAID10、RAID-Z+RAID0(≒RAID50)、RAID-Z2+RAID0(≒RAID60)  ディスク障害時のRAID再構築  使用中の部分のみの同期 ● ハードウェアRAIDに比べ縮退状態の時間短縮  ファイルシステムにRAID機能があるので使用されている部分が把握されている 16
  • 17. ZFSでストレージサーバ vol.2 / 堅牢性  トランザクションベースの書き込み時コピー  Copy-On-Write  古いデータか新しいデータのどちらかが保証される  エンド・ツー・エンドのツリー構造のチェックサム  データのエラーを自己修復  全データに対して任意のタイミングでエラーチェッ クをかけることが可能(scrub) ● I/Oが発生しているときは優先度が下げられて実行される 17
  • 19. ZFSでストレージサーバ vol.3 / 管理性  管理コマンドは2個だけ!  zpoolコマンド、zfsコマンド 1. zpoolコマンドでディスクを束ねてプール構築 2. zfsコマンドでプールからファイルシステムの切り出し 3.必要があればプロパティの設定(zfs set)  容量の設定や制限(quota)もプロパティ値で  作成されたプールを別マシンへそのまま移動可  export、import 19
  • 21. ZFSでストレージサーバ vol.4 / 機能  NASとしての機能  ファイルシステムレベルで実装  NFS/CIFS  データ保全としての機能  複数世代のスナップショット ● リモートへの増分転送  クローン  容量節約の機能  疎ボリューム  圧縮  重複排除(dedup) 21
  • 23. ZFSでストレージサーバ vol.5 / 性能  ハイブリッドストレージ  DRAM、SSDなどIOPSに優れたデバイスを利用可能 ● ログデバイス(ZIL) ● キャシュデバイス(ARC&L2ARC)  同数のディスク構成なら15k rpmのSASのディスク並 べるより、5400rpmのSATAディスクとSSDの組み合 わせの方がIOPS、容量、TBコスト全てで上回る 23
  • 24. ZFSでストレージサーバ vol.6 / ハードウェア  高機能だが性能を引き出すには見合った環境が必要 特にCPUとメモリは重要  CPU:コアあたりの処理性能、コア数  メインメモリ:あるだけ使うので多いほどよい  同期書き込み用にNVRAMかSSDをZILに 非力なCPU、メモリ過少な環境で重いとか遅いというのはちょっと違う 24
  • 26. COMSTARとは vol.1  iSCSIでIP-SANの構築  ZFS自体にはiSCSIの機能はない(昔はあった)  (Open)SolarisのOS/NetというON(kernel)が提供 COMSTAR (COmmon Multiprotocol SCSI TARget ) 26
  • 27. COMSTARとは vol.2  Kernel modeで動作する  以前のOpenSolarisではZFSにiSCSIの機能があった ● shareiscsiプロパティでの実装はユーザーランド(廃止) カーネルモードで動作するので処理性能が高い ●COMSTARが使えるのは(Open)Solarisだけ! ●ソフトウェア実装なので専用ハードウェア不要 FCoEも可能 ● 27
  • 29. ZFS&COMSTARなOS達  OpenSolaris 2009.06  最後のOpenSolaris(ディストリビューション的な意味で)  OpenIndiana  もうすぐ安定版リリースがある・・・はず  Oracle Solaris 11 Express  現時点で最新のZFSが使える  Solaris 11  リリースはまだ先  NexentaStor  Nexenta(Ubuntuユーザランド)をストレージアプライアンス用に特化さ せたOS  GUIでストレージの設定が可能 29
  • 31. お断り ここで紹介する構成については以下の点にご注意の上、 あくまで一例としてご覧ください ●自分で責任の取れる範囲での運用が前提 ●動作保証が第三者から保証されているものではない ●障害発生時にリカバリする手段がある(バックアップ) ●動くからといってそのままエンタープライズレベルの環境に あてはめることができるものではない 31
  • 32. ZFSストレージの活用事例 No.1  Windowsエクセルマクロ処理専用  OpenSolaris 2009.06  SambaによるWindows共有サーバ兼用  WindowsXP x4 /台 4ホスト ● Core-i7のPCサーバ  Supermicroのカスタムストレージ ● 最初は自作パーツでAthlon使ってました ● Intel SSD X25-MをZILに使用  バックアップ ● ボリューム単位でスナップショット ● zfs sendで別サーバへコピー 32
  • 33. ZFSストレージの活用事例 No.2  メールサーバ  OpenSolaris 2009.06  Supermicroのカスタムストレージ  1ホストで6台のメールサーバ他 ● X25-VをZIL、X25-MをL2ARCに  バックアップは事例1と同じ 33
  • 34. ZFSストレージの活用事例 No.3  社内開発環境の仮想化  NexentaStor Community Edition 3.0.3  Opteronな自作サーバとかPowerEdge1950とか  雑多なサーバをひとまとめ(12,3台ぐらい) ● 開発ソースサーバ ● Wikiサーバ ● テストサーバ ● メールサーバ ● 検証用サーバ  バックアップ ● やっぱりスナップショットと増分転送 34
  • 35. ZFSストレージの活用事例 No.4  Windows PCのドライブ  NexentaStor Community Edition 3.0.4  AthlonⅡ 605e 4core 2.3GHz(TDP 45W)  メモリ4GB ● ACアダプタ駆動の静音&省電力サーバ ● 同期書き込み無効(syncプロパティ)  更新少ないのでパフォーマンス > 安全性  このレベルのマシンでも十分な性能  Windows7のドライブとしてマウント ● 動画データ、音楽データなどの倉庫 35
  • 36. 参考リンク等  ZFSの情報(ZFSについて知りたい人必読)  オラクルエンジニア通信のセミナー資料 http://blogs.oracle.com/oracle4engineer/material/product/sola ris/  自分のブログ(ZFSとかCOMSTARとか)  tokuhy's fraction http://d.hatena.ne.jp/tokuhy/  Twitter(@tokuhy)  http://d.hatena.ne.jp/tokuhy/  自宅SAN友の会  http://sites.google.com/site/jitakusan/ 36
  • 37. 参考リンク等  OpenIndiana  http://openindiana.org/  Nexenta  http://www.nexenta.com/corp/  NexentaStor  http://www.nexentastor.org/  Oracle Solaris 11 Express  http://www.oracle.com/technetwork/jp/server- storage/solaris11/overview/index.html 37
  • 38. 参考リンク等  COMSTARについて  COMSTAR Administration ● http://wikis.sun.com/display/OpenSolarisInfo200906/COMSTA R+Administration  OpenSolaris勉強会 2010.04 for Admin(仮) COMSTARで iSCSI(OpenSolaris 2009.06ベースなので一部情報古い) ● http://docs.google.com/present/view?id=dpdpddx_4dnvjv7c9  前回のOSCでの資料(@satokazさん) ● https://groups.google.com/group/stomo/web/osol_comstar_2 0100522.pdf?hl=ja&hl=ja 38
  • 39. ということで 最後に 39
  • 40. メンバー募集中 僕と契約して 自宅SAN友の会のメンバーになってよ! 40
  • 41. おわり ご静聴ありがとうございました 41