関東LibreOfficeオフラインミーティング(#8) 発表
Mac OS Xでの
LibreOfficeビルド報告
2013年09月18日
testnoda
E-mail : testnoda at gmail.com
(atを@に読み替え...
自己紹介
●
現在の職業は派遣プログラマーです。
●
技術的な関心事はシミュレーションモデルのオープンな実
行プラットフォーム開発です。そのため、オープンソース
全般に興味を持っています。
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自分の知識や技術を高める目的で、オープンソースの勉...
概要
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本発表で紹介する手順は、「Building LibreOffice on Mac OS X: Tips
and Tricks」に記載の「最小限のセットアップ」の2013年9月18日現
在の内容を基本にしたものです。
( URL: ht...
前提環境
● Mac OS X 10.6.8 (Snow Leopard)
● Xcode 3.2.6
PCに付属のCD-ROMで導入し、自動更新によっ
て3.2.6にアップデートされたものです。
ビルド環境構築
gitインストール
●
インストール方法は自由。例えば以下の方法が簡単:
– http://git-scm.com/ から、Mac用のdmgファイルをダウンロード
– dmgファイルをダブルクリックして展開
– 以下のような仮想...
ビルド環境構築
環境変数設定
●
~/.bashrcファイルを作成して、次の内容を記述:
●
~/.bash_loginファイルを作成して、次の内容を記述:
●
以下のように内容確認できます:
export PATH=/opt/lo/bin:/...
ビルド環境構築
ターミナルを終了して再度起動
●
再度起動すると、例えば以下のようにPATH
に/opt/lo/binが追加されています:
ビルド環境構築
ディレクトリ作成
●
~/lo , ~/lo/packages を作成:
●
以下のように結果確認できます:
mkdir -p ~/lo/packages
ビルド環境構築
autoconf
●
autoconfをダウンロード、ビルド、インストール:
●
以下のように結果確認できます:
cd ~/lo/packages
curl -O http://mirrors.kernel.org/gnu/au...
ビルド環境構築
automake
●
automakeをダウンロード、ビルド、インストール:
●
以下のように結果確認できます:
cd ~/lo/packages
curl -O http://mirrors.kernel.org/gnu/au...
ビルド環境構築
GNU coreutils
●
GNU coreutilsから'touch'コマンドをダウンロード、ビルド、インストール (Mac
OS X 10.6 の場合のみ)):
●
以下のように結果確認できます:
cd ~/lo/pac...
ビルド環境構築
Gitリポジトリ取得
●
'core'のGitリポジトリを取得
cd ~/lo
git clone git://gerrit.libreoffice.org/core
(取得前)
(取得後)
ソースコード準備
バージョンを指定してチェックアウ
ト●
チェックアウトしたいタグ(LibreOfficeバージョン)を確認:
●
以下実行例です:
cd ~/lo/core
git tag -l
ソースコード準備
バージョンを指定してチェックアウ
ト●
もしビルドしたいタグが見つからない場合は、Gitリポジトリを最新
のものに更新:
●
すでに最新の時は以下のような表示が出ます:
git checkout master
git pull
ソースコード準備
バージョンを指定してチェックアウ
ト●
チェックアウト実行(以下はlibreoffice-4.1.1.2-hotfix1の例):
●
以下実行例です:
git checkout libreoffice-4.1.1.2-hotf...
ビルド実行
autogen.sh
●
オプション—with-langで表示言語を指定すると、日本語UIが表示できるように
ビルドされます。
●
処理成功すると以下のような感じになります:
cd ~/lo/core
./autogen.sh --...
ビルド実行
make実行
●
make実行:
所要時間は、プロセッサ1.4GHz、メモリ2GBのマシンで一晩くらい?でした。
コンパイルやリンクのような通常のビルド処理以外にも、libreiffice.orgのサーバからファイルを取ってくるなど...
ビルド実行
インストール
make install
●
インストール:
●
処理成功すると以下のような感じになります:
ビルド確認
●
アプリケーションは /usr/local/lib/libreoffice 内にできます。
●
あとはダブルクリックで実行すると、通常のLibreOfficeと同様に起動できます。
起動確認
(とりあえず起動したところ。)
起動確認
日本語とKeyIDが
選択できます。
起動確認
(日本語表示したところ。)
起動確認
(KeyID表示したところ。)
起動確認
(提供者表示。自分のユーザー名が出るようです。)
感想
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検証時の最新バージョンだった、4.1.1.2-hotfix1は、これでビルドできました。
●
バージョン4.0系で試そうとしたところ、doxygenを追加で入れろというエラーが出て
autogen.shが通りませんでした。バージョンに...
ありがとうございました。
参考文献、著作権表示
●
本スライドの作成に当たって、The Document Foundation
の以下ページの記述を一部流用しています:
– https://wiki.documentfoundation.org/Development/...
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Mac OS X での LibreOffice ビルド報告(2013年9月18日発表)

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Mac OS X での LibreOffice ビルド手順紹介と報告です。
2013年9月18日開催の関東LibreOfficeオフラインミーティング(#8)にて発表しました。

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  • 増補版を以下に公開しましたので、今後はこちらをご参照ください:
    http://www.slideshare.net/testnoda/lib-o-buildmacosx20140210
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  • 本スライドの方法には、リリースブランチからチェックアウトする方法が抜けてました。不十分だったと反省しています。機会があればリリースブランチからのチェックアウトを追加したものを発表したいと思っています。
       Reply 
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  • スライド14ですが、「git pull」では最新のタグが取得できないかもしれません。自分の環境では「git pull --tags」で取得できることを確認したのでお試しください。(検証が不十分だったようですみませんでした。)
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Mac OS X での LibreOffice ビルド報告(2013年9月18日発表)

  1. 1. 関東LibreOfficeオフラインミーティング(#8) 発表 Mac OS Xでの LibreOfficeビルド報告 2013年09月18日 testnoda E-mail : testnoda at gmail.com (atを@に読み替えてください)
  2. 2. 自己紹介 ● 現在の職業は派遣プログラマーです。 ● 技術的な関心事はシミュレーションモデルのオープンな実 行プラットフォーム開発です。そのため、オープンソース 全般に興味を持っています。 ● 自分の知識や技術を高める目的で、オープンソースの勉強 会に参加させて頂いています。 ● 本発表の主張・見解は、参考文献からの引用箇所を除い て、私の個人的見解に基づくものであり、いかなる組織・ 団体等の見解とも関係ありません。
  3. 3. 概要 ● 本発表で紹介する手順は、「Building LibreOffice on Mac OS X: Tips and Tricks」に記載の「最小限のセットアップ」の2013年9月18日現 在の内容を基本にしたものです。 ( URL: https://wiki.documentfoundation.org/Development/BuildingOnMac/ja ) ● ただし、以下の手順を追加しています: – バージョンを指定してビルドする手順 – 日本語UIが表示できるようにビルドする手順 「ローカライズ版 LibreOffice のビルド方法」の手順を参考にしています: ( URL: https://wiki.documentfoundation.org/Development/How_to_build/localized/ja ) ● なお、本手順でのビルドは以下のバージョンで実績があります: – libreoffice-4.1.1.2-hotfix1
  4. 4. 前提環境 ● Mac OS X 10.6.8 (Snow Leopard) ● Xcode 3.2.6 PCに付属のCD-ROMで導入し、自動更新によっ て3.2.6にアップデートされたものです。
  5. 5. ビルド環境構築 gitインストール ● インストール方法は自由。例えば以下の方法が簡単: – http://git-scm.com/ から、Mac用のdmgファイルをダウンロード – dmgファイルをダブルクリックして展開 – 以下のような仮想ディスクができるので、その中のpkgファイルをダブルクリックします。イ ンストーラが起動するので、後は指示に従ってインストールします。
  6. 6. ビルド環境構築 環境変数設定 ● ~/.bashrcファイルを作成して、次の内容を記述: ● ~/.bash_loginファイルを作成して、次の内容を記述: ● 以下のように内容確認できます: export PATH=/opt/lo/bin:/sbin:$PATH source ~/.bashrc
  7. 7. ビルド環境構築 ターミナルを終了して再度起動 ● 再度起動すると、例えば以下のようにPATH に/opt/lo/binが追加されています:
  8. 8. ビルド環境構築 ディレクトリ作成 ● ~/lo , ~/lo/packages を作成: ● 以下のように結果確認できます: mkdir -p ~/lo/packages
  9. 9. ビルド環境構築 autoconf ● autoconfをダウンロード、ビルド、インストール: ● 以下のように結果確認できます: cd ~/lo/packages curl -O http://mirrors.kernel.org/gnu/autoconf/autoconf-2.65.tar.gz tar -xf autoconf-2.65.tar.gz cd autoconf-2.65 ./configure --prefix=/opt/lo make sudo make install
  10. 10. ビルド環境構築 automake ● automakeをダウンロード、ビルド、インストール: ● 以下のように結果確認できます: cd ~/lo/packages curl -O http://mirrors.kernel.org/gnu/automake/automake-1.11.tar.gz tar -xf automake-1.11.tar.gz cd automake-1.11 ./configure --prefix=/opt/lo make sudo make install
  11. 11. ビルド環境構築 GNU coreutils ● GNU coreutilsから'touch'コマンドをダウンロード、ビルド、インストール (Mac OS X 10.6 の場合のみ)): ● 以下のように結果確認できます: cd ~/lo/packages curl -O http://ftp.gnu.org/gnu/coreutils/coreutils-8.13.tar.gz tar -xf coreutils-8.13.tar.gz cd coreutils-8.13 ./configure --prefix=/opt/lo make sudo cp ./src/touch /opt/lo/bin/
  12. 12. ビルド環境構築 Gitリポジトリ取得 ● 'core'のGitリポジトリを取得 cd ~/lo git clone git://gerrit.libreoffice.org/core (取得前) (取得後)
  13. 13. ソースコード準備 バージョンを指定してチェックアウ ト● チェックアウトしたいタグ(LibreOfficeバージョン)を確認: ● 以下実行例です: cd ~/lo/core git tag -l
  14. 14. ソースコード準備 バージョンを指定してチェックアウ ト● もしビルドしたいタグが見つからない場合は、Gitリポジトリを最新 のものに更新: ● すでに最新の時は以下のような表示が出ます: git checkout master git pull
  15. 15. ソースコード準備 バージョンを指定してチェックアウ ト● チェックアウト実行(以下はlibreoffice-4.1.1.2-hotfix1の例): ● 以下実行例です: git checkout libreoffice-4.1.1.2-hotfix1
  16. 16. ビルド実行 autogen.sh ● オプション—with-langで表示言語を指定すると、日本語UIが表示できるように ビルドされます。 ● 処理成功すると以下のような感じになります: cd ~/lo/core ./autogen.sh --with-lang="ja"
  17. 17. ビルド実行 make実行 ● make実行: 所要時間は、プロセッサ1.4GHz、メモリ2GBのマシンで一晩くらい?でした。 コンパイルやリンクのような通常のビルド処理以外にも、libreiffice.orgのサーバからファイルを取ってくるなど、 かなりいろいろな処理をやっているようです。 ● 処理成功すると以下のような感じになります: cd ~/lo/core make
  18. 18. ビルド実行 インストール make install ● インストール: ● 処理成功すると以下のような感じになります:
  19. 19. ビルド確認 ● アプリケーションは /usr/local/lib/libreoffice 内にできます。 ● あとはダブルクリックで実行すると、通常のLibreOfficeと同様に起動できます。
  20. 20. 起動確認 (とりあえず起動したところ。)
  21. 21. 起動確認 日本語とKeyIDが 選択できます。
  22. 22. 起動確認 (日本語表示したところ。)
  23. 23. 起動確認 (KeyID表示したところ。)
  24. 24. 起動確認 (提供者表示。自分のユーザー名が出るようです。)
  25. 25. 感想 ● 検証時の最新バージョンだった、4.1.1.2-hotfix1は、これでビルドできました。 ● バージョン4.0系で試そうとしたところ、doxygenを追加で入れろというエラーが出て autogen.shが通りませんでした。バージョンによってさらにツールを入れる必要がある かもしれません。 ● ビルドに必要な依存関係は、make実行中にダウンロードしてくれるみたいです。 ● 一部インストールが必要なツールがあるものの、Mac OS X は、 LibreOffice のビルドが 最もやりやすい環境のひとつなのではないかと思います。 ● Lion, Mountain Lion は試していないので、誰かやってみてください。
  26. 26. ありがとうございました。
  27. 27. 参考文献、著作権表示 ● 本スライドの作成に当たって、The Document Foundation の以下ページの記述を一部流用しています: – https://wiki.documentfoundation.org/Development/BuildingOnMac/ja – https://wiki.documentfoundation.org/Development/How_to_build/localized/ja ● 本スライドは上記ページのライセンスに基づき、 クリ エイティブ・コモンズ・ライセンス3.0の「表示+継承」 (CC BY-SA 3.0)で配布します。 ● 本スライドはSlideShareにて公開します。

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