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消えゆく学会

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  • 1. 消えゆく学会~学会の過去、現在、未来~~パリのカフェからFacebook、そして~
    武田英明
  • 2. 自己紹介
    武田英明
    “所属”学会:人工知能学会、電子情報通信学会、情報処理学会、インタフェース学会、ロボット学会、精密工学学会、AAAI、Design Society
  • 3. 学会の歴史
    科学者のコミュニティ
    始まり:パリのカフェ
    役割:
    学会誌の発行(ピアレビュー制度)
    情報交換
    技術者の寄合
    始まり:(ギルド)、組合
    役割:
    専門技術者認定
    教育
    情報交換
    IEEE (The Institute of Electrical and Electronics Engineers)
    ASME (American Society of Mechanical Engineers)
    JSME (The Japan Society of Mechanical Engineers)
    IEEJ (The Institute of Electrical Engineers of Japan)
    AIA (The American Institute of Architects)
  • 4. 日本の学会
    特徴:
    裾野が広い、間口が広い
    加盟者が多い(人口の割には)
    数が多い
    大きい学会、小さい学会
    オーバーラップが大きい
    いつかの原因
    二つの源泉の混濁(目的が不鮮明)
    輸入型学問スタイル(入門者教育から)
    派閥
    社会的役割の無自覚
  • 5. 学会の役割
    同好会、コミュニティ
    学会誌の発行
    利益代弁者
    社会に対する科学の代弁者
  • 6. 科学者の社会貢献
    科学者は二面性をもたないといけない
    研究者としては知的好奇心に基づき自己の研究を推進し主張すべきであるが、社会の構成員としては社会の助言者として中立的(独立的、均衡的、非党派的)に振る舞わないといけない
  • 7. 7
    中立的助言   ⇔   合意した科学者の声
    (Independent, balanced and non-partisan advise 〈unique voice〉)
    (neutral advice)
    学界における
    いくつかの
    対立する理論
    学界における
    いくつかの
    対立する理論
    社会における
    政策の対立
    社会における
    政策の対立
    合意した声
    ばらばらな声
    科学者の合意した声による中立的助言は
    社会における政策決定の対立を緩和する
    (理論的対立は学会の中で行われる)
    個々の科学者によるばらばらな助言は
    社会における対立を激化させる
    平常時においても危機においても、この関係は変わらない。
    吉川弘之「緊急に必要な科学者の助言」 2011.6 http://slidesha.re/nOXsdg
  • 8. 研究者にとっての学会の役割(CVに書くならば)
    専門性の表現(アイデンティティ)
    発表の場
    社会貢献
    学会運営
    (本当の社会貢献)
  • 9. 近年の変化(IT化、グローバル化)
    電子出版の普及
    安く、早く、簡単に
    出版社としての学会の優位性の消失
    コミュニケーションチャンネルの多様化
    Webでも、多様な情報が手に入る
    学会の情報独占の消失
    グローバル化
    世界に直接でていける
    仲介者、紹介者としての学会の地位の消失(日本)
  • 10. 世界の動向
    ジャーナル
    ブランド化
    STM出版社の寡占化。ジャーナルの囲い込み。パッケージ販売
    オープンアクセス
    情報はフリーに
    カンファレンス
    増える国際会議
    簡単に開催、人の流動性
    学会の囲い込み
    いい会議はうちへ
  • 11. 学会が考えること
    もう一度、自分の学会の役割を考え直す
  • 12. 役割における2つの方向
    社会的責任を果たす学会
    教育、助言、出版、資格(“消えていけない学会”)
    ビジネスモデル:会費制(not出版費、社会貢献)
      この間に多様な学会のあり方
    同好会学会
    アドホックに生成消滅(“消えてもいい学会”)
    ビジネスモデル:費用負担
    学者からも社会からも
    ビジネスモデルの再構築
    学会の統合の仕方
    学会の消し方
  • 13. 外との関係~社会の分裂と融合~
    学術社会
    技術、人材
    教育、知識
    産業社会
    一般社会(人々)
    資金
    人材、資金
  • 14. 外との関係~社会の分裂と融合~
    学術社会
    インターネット/Web社会
    産業社会
    一般社会(人々)