東松島式震災ごみリサイクル(東松島方式震災がれき処理)
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東松島式震災ごみリサイクル(東松島方式震災がれき処理) Presentation Transcript

  • 1. 東松島市方式による震災がれきのリサイクル 東松島市のプラチナ ◎約97%のリサイクル ◎市内でほぼ完結 ◎処理コストの縮減 ◎被災者雇用に貢献  平成25年7月   宮城県東松島市 1
  • 2. 東松島市の位置 ◆所在地 宮城県のほぼ中央、仙台 市と石巻市の間に位置。 ◆地形 沿岸部に位置することか ら標高1メートル~5メートル の海岸が広がる ◆観光 ・特産品 大高森(松島四大観 ) 奥松島(特別名勝松島の一角) 海苔、牡蠣、水稲、野菜 等 ◆人口(震災前H23.1月末日)   43,153人(15,075世帯) ◆産業等   1次産業(農業、漁業)   航空自衛隊松島基地   (ブルーインパルス所属) 2
  • 3. 水色:浸水地域 赤丸:亡くなった方の住所地 浸水地域は市街地の65%
 全国の被災市町村中最大 東松島市の被害状況 (平成25年6月現在) ●人的被害(市民)    死 者   1,105人   行方不明者  26人     計  1,131人(全住民の約3%) ●家屋被害   全壊世帯  5,499棟 大規模半壊 3,054棟  半壊世帯  2,501棟   計  11,054棟          (全世帯の約73%) ●流出・水没車両  約11,000台 ●避難者(最大)          1万5,185人 ●避難所(最大)     86箇所 3
  • 4. 約326 万トン 震災により1日で発生した震災がれき   ◎うち災害廃棄物          約109万トン   ◎通常時の東松島市の一般廃棄物 年間約1万トン 100年分以上に相当      通常時の 4
  • 5. 環境未来都市「東松島市」 東松島市復興計画 リーディングプロジェクト 東松島市 環境未来都市構想 安全で魅力ある暮らし 防災・災害対策 ①命を守る安全な生活環境 ②住みやすい住宅とコンパクト なまちづくり ①安全な地域への住宅移転 ②耐震化 ③自主防災組織 ④避難施設 復旧に留まらない あたらしい復興の まちづくり コミュニティの再興 ①震災からの地域力復興 ②市民参画による地域課題の 解決(少子高齢化・福祉等) 地域産業の持続と再生 ①産業復興のビジョン明確化 ②企業誘致 ③中間支援組織づくり ④6次産業化、観光振興 分散型再生可能(地域) エネルギーの推進 ①再生可能エネルギーの促進 ②移転跡地の活用 少子高齢化対策 ①地域コミュニティの再興 ②雇用の対策の推進 ③産業の振興 ④医療・福祉の推進 環境対策 ①再生可能エネルギーの促進 ②環境産業の誘致 ③CO2の削減 ④地域資源の活用 雇用・産業の再生 震災がれきの活用 5
  • 6. 映 像 6
  • 7. 災害時における事前協定と早期の復興指針 東松島市は平成15年の宮城県 北部連続地震の経験を踏まえ、 来るべく災害に備え、市建設業 協会と独自災害協定を結んで次 の大災害に備え、協定を締結。  災害が発生した場合は、建設 業協会に事前協定に基づき、協 力要請するといった内容で、手 続きや経費の負担など(下記)か ら成る。 平成17年7月に締結 内容の一部(協力要請) ●東松島市は、市内に災害が発生し、建設業協会の協力を必 要とするときは、建設業協会に対し次に掲げる事項を明らか にし、文書をもって要請するものとする。ただし、緊急を要すると きは、電話等をもって要請し、事後文書を提出するものとする。 ●建設業協会は、前項の協力の要請があったときは、建設業 協会の組織する作業隊を速やかに出動させるものとする。  東松島市の建設業協会に対する要請は、東松島市長が行う ものとする。 復旧復興指針 平成23年4月11日 東松島市「東日本大震災」復旧・復興指針               東 松 島 市 長  3月11日、東松島市はこのたびの東日本大震災によ り多数の尊い人命を失い、日々の暮らしを営んでいた家 ・まち、漁業・農業施設、公共施設など私たちの生活の 根幹をなす多くの部分が、巨大津波により失われた。  このような、有史以来、未曾有の大被害となった状況 から、(中略)本市の今後の復旧・復興対策を効率的・効 果的に実施するため、担当部局と実施時期を明記した具 体的な行動計画を示し、早期に市民が安心して生活でき る環境にするよう推進体制を加速していく。 1.市民生活復旧・復興の方針  被災者及び市民が一刻でも早く安心して暮らすことがで きる環境への復旧を急ぐため、当面、次の事項に総力をあ げて取り組むものとする。(中略) (5)瓦礫の撤去、震災ごみ関係、流出物   ① 瓦礫の早期撤去による環境整備の推進  ② 震災ごみの円滑な受け入れと分別の徹底  ③ 流出車両・流出船舶の撤去、引き渡し、処分  ④ 遺体の安置、埋火葬 7
  • 8. 2011.3.11 東日本大震災 東松島市のがれき状況 8
  • 9. 震災がれきの分別によるリサイクル(東松島方式) 全体量の約97%をリサイクルする 分別を行いながら解体し、材質ごとに14品目に分け、搬出する 最終的には手作業により19品目に分別 可搬型の建設機械等を活用し一次処理作業 ①土砂,②ヘドロ,③解体系木材, ④自然木,⑤コンクリート殻,⑥アスファルト殻,⑦石膏ボード, ⑧プラスチック類, ⑨繊維類,⑩畳,⑪粗大系(ベッドマットレス棟),⑫金属類, ⑬家電,⑭ガラス類,⑮小型家電,⑯消火器,⑰油類,⑱肥料, ⑲複合素材類 9
  • 10. 主な分別方式とリサイクルの流れ ①受付確認後 品目ごとに仮置き 木材、プラスチック、タ イヤ、紙、布、タタミ、 石・コンクリ類、家電、 家電4品目、有害ゴミ、 鉄類、処理困難物、土砂 の14品目に分別 タイヤ 木材など14品目 ②14品目に 整理し仮置き 有害ごみ 鉄類・アルミ等 石・コンクリート 選定した土砂 遠心分離機による再分別 がれき混合土砂 ④がれき混合土砂 から再生土を生産 し復興資材に活用 約1.8%セメントを混合 ③鉄類・アルミ等 は入札して売却 資源化物売却額 約3億6,000万円 分別し再商品化できる状態でな いと売却はできない 10
  • 11. リサイクルの状況と経費の見込み 震災がれき発生量 リサイクル(計画)量       107万0,000トン 木材・木くず   37万1,000トン      混合ごみ  7万9,000トン 発生量-リサイクル量 コンクリート殻  40万4,000トン アスファルト殻   3万4,000トン =2万8,000トン(焼却量) 金属類       2万5,000トン 不燃物混合類   18万5,000トン リサイクル率 約97.2%   合計    109万8,000トン 23~25年度の処理コスト 東松島市の処理費用3年間で 約437億円    当初の想定標準処理費 約645億円               約208億円の縮減効果 11
  • 12. 東松島市型「がれき処理」による効果・成果 ①リサイクル   全搬入量の約97%以上をリサイクル   ⇔東北大学等の研究機関の知見 ②処理コストの縮減   3年間で想定費用(復興予算)から    208億円を縮減   ⇔市建設業協会所有の機械活用、鉄アルミ等の売却など ③被災者雇用に貢献   処理全体で1,500人、リサイクル関連で約800人の被災者雇用を実現 ④市内でほぼ完結   他地域(遠距離)搬出の必要がなく、市内で処理し再利用    12
  • 13. 東松島方式のプラチナ 「リサイクル・コスト節減・雇用確保」  東松島方式のリサイクルは、南海トラフなど今後も発生が想定 されている大地震への備えだけでなく、発展途上国などインフラ が不足している地域での実施が無理なく可能 ①被災地・発展途上国など、廃棄物処理専用のインフラがないエリアで 、がれき・ごみ処理に加えて、「リサイクル」と「コストの節減」、「 雇用の確保」がともに可能 ②事業者・専門家・行政・市民の協働方式  ⇔産・学・官・民が役割を分担し、  新たな仕組みづくりにより対応 ③地球規模でリサイクル  ⇔混ぜればごみ、分ければ資源 13